本書は、ベテラン通訳者で、ソルボンヌ大学の通訳翻訳高等学院(ESIT)の学長も務めた著者が1968年に発表したもので、通訳関係の本の中でも古典として広く知られている。それまで、とかく通訳は言葉を訳すものと考えられていたのに対して、本書は「通訳は言葉ではなく話し手の伝えようとする意味を捉え、それを通訳者自身の言葉で表現するもの」という基本的理念を提示し、通訳研究の中で「意味の理論」として知られる大きな流れを打ち立てた。欧米では会議通訳を志す人の必読書となっており、日本でも英訳版が通訳教育の教材として使用されてきた。本書はそのフランス語原典からの翻訳である。
言語にとって愛とは何か?30年におよぶ教師生活の最後の半年、著者が「これだけは伝えたい」と教壇で語られた「クリエイティブ・ライティング」14講。全国民に捧げる、「届く言葉」の届け方。
カリスマ家庭教師、そして教育環境設定コンサルタントとして40年以上にわたって、問題を抱えた子どもたちを志望校に合格させてきた著者が、満を持して贈る、子どもの国語力を飛躍的に向上させる究極のメソッドが「カタカムナ音読法」です。
この国で「勉強ができる」ということは「日本語の了解能力に優れている」ことに他ならないと著者は語ります。学問や学習は文字で書かれたものを読んで正確に理解できなければ成立しません。さらに「仕事ができる」「良き人間関係を形成する」ことにも日本語了解能力は必須です。
そして、その能力の重要な土台を子どもの頃から作っておくために重要なのが、日本語の源流とも言われるカタカムナの音読なのです。著者が20年以上前から実践してきたカタカムナ音読法を学んで育った子どもたちは、今や希望する高校や大学に入りそれぞれの道を自信をもって歩んでおり、その「読む」「理解する」「書く」「話す」という日本語能力がすべからく高いことで、その効果は実証されています。
さらにその効果は、子どものみならず大人にも認められます。つまり、何歳から始めても遅すぎるということはないのです。
発行:ワニ・プラス
発売:ワニブックス
第1章 「カタカムナ音読法」の発見ーーすべての学習の基は日本語の了解能力です
第2章 「カタカムナ音読法」の実践で、難関校に合格した生徒たち
第3章 HOW TO 「カタカムナ音読法」--トライしてみよう!
キリン「午後の紅茶」、資生堂「アネッサ」で大人気。マリ子の赤ん坊時代から都立高校生のいままで、心とカラダ、そして言葉のプロセスを80枚のプライベート写真と共にたどる。
社会生活を送るうえで必要にせまられる場面を想定し、さまざまな表現集を活用することにより、どのような場面にも対応できるスピーチ例集。現代人がスピーチをするうえで必要となるポイントについても紹介する。
仕事や、結婚式でのお祝い、その他イベント等での定番スピーチ・あいさつのコツや実例をまとめたオールインワンの一冊。
豊富な場面を網羅しているので、スピーチする状況に合わせて応用できます。
使える言葉、気を付けたい言葉もやさしくフォロー。
これで信頼に確実に応えられるスピーチができます!
身につけた品位が、話し方に品格を感じさせるのであって、カクアルベシという型にはまった「お上品」をするのは、むしろ逆の結果になる。いいたいことは「口八分」で止める。「ハイという返事にこそ人柄が出る」…。気品ある話し方の真髄を、やさしい言葉で伝える話し方マニュアル。心の美しさを演出するための「言葉の立ち居振舞い」集。
1999年創刊の「日本語用論学会」の学会誌。語用論の研究は意味論、統語論、社会言語学、心理言語学、認知言語学、それに日本語学をはじめとするさまざまな語学教育などの活動が交差する領域を占める。これらの分野の論考等を掲載。年1回、3月刊行。
フェニキア人は商才にたけた海洋民族で、地中海沿に住む人々との取引が盛んだった。そういった交易とともに彼らの文字は海を渡り、この地域に広く伝えられていったのである。
ブルシャスキー語、ドマーキ語、コワール語、カラーシャ語、カティ語、ドマー語、シナー語……。
文字のない小さな言語を追って、パキスタン・インドの山奥へーー。
著者は国立民族学博物館に勤務するフィールド言語学者。パキスタンとインドの山奥で、ブルシャスキー語をはじめ、話者人口の少ない七つの言語を調査している。調査は現地で協力者を探すことに始まり、谷ごとに異なる言語を聞き取り、単語や諺を集め、物語を記録するなど、その過程は地道なものである。現地の過酷な生活環境に心折れそうになりつつも、独り調査を積み重ねてきた著者が、独自のユーモアを交えつつ淡々と綴る、思索に満ちた研究の記録。
※制作中のため、変更になることがあります。
もくじ
地図・言語分布図
調査地へのアクセス
0
遥かなる言葉の旅、遥かなる感覚の隔たり
表記と文字のこと
1
フィールド言語学は何をするか
インフォーマント探し
ブルシャスキー語
系統不明の凡庸なことば
PCOからスマホへ
物語が紐解くは
異教徒は静かに暮らしたい
ブルシャスキー語の父(笑)
ドマーキ語
諺も消えた
インドへ行って、引き籠もりを余儀なくされる
2
好まれる「研究」と、じれったい研究
バックパッカーと研究者
コワール語
名詞は簡単で動詞は複雑?
文字のないことば
カラーシャ語
アバヨー! 舌の疲れることば
フンザ人からパキスタン人へ
言語系統と言語領域
カティ語
挨拶あれこれ
3
なくなりそうなことば
ドマー語、最後の話者
動物と暮らす
シナー語
街での調査は難しい
出禁村
ジプシー民話
カシミーリー語
変り種の大言語
500ルピーばあさん
ウルドゥー語
インフォーマントの死
「はじめに」
あとがきに代えて
参考文献
多文化教育先進国カナダでは、移民が持ち込んだ言語や文化を教育の中にどのように取り入れようとしてきたか。バイリンガル研究の第一人者カミンズとダネシによる1990年の名著に、著者と訳者による過去30年の状況についての補論を追加した待望の新装版。
謝辞
第1章 イントロダクションーー言語戦争
第2章 多文化のベールを取ると……--カナダ人のアイデンティティの形成
第3章 アンビバレンスの容認ーー多文化主義から多言語主義へ
第4章 人的資源としての言語ーー継承語強化の根拠と研究
第5章 声の否定ーーカナダの学校教育におけるろう児の言語の抑圧
第6章 21世紀の多文化主義と多言語主義ーー道を切り拓くか、遠くの星を眺めるだけか
付録資料 継承語プログラムの教育的効果
参考文献
カナダの継承語教育その後ーー本書の解説にかえて(中島和子)
補章 1990年代以降のカナダの継承語教育ーー過去30年の進展
カナダ・オンタリオ州の「継承日本語教育」その後(中島和子)
カナダ継承語教育年表
索引
ルソーが言語の起源と本質を論じた著作。言語の本質とは情念の表現にあり、もとは言語と音楽の起源は同一であったという。言語の起源と変遷、諸言語の地理的差異、音楽の起源、旋律、和声の原理と歴史が分析され、南方と北方の言語の抑揚の相違、言語の現状が言語の変遷といかに関係しているかなどが論じられる。
75刷30万部突破の超ロングセラー改訂版! あなたは自分を話しベタと思っていませんか?この本を読めば言いたいことを相手にしっかり伝えるコツが短時間で身につきます。話すセンスは磨けば光る!
ミステリーよりスリリングな 知の考古学。言語をめぐる対話。
山口昌男にして「傑出した知の編集者」 松岡正剛にして「学者10人分」と
いわしめた高橋秀元が東西を繋いで言語を解説。 こんな言語論みたことない !
「言語の東西をつなぎ、チョムスキーに挑む 」
嗅覚のよい編集者でもあった空海も「完全言語」という意味のサンスクリットを捨てオリジナルの文字制作に取りかかったのはなぜか ?
在住外国人200万人時代のFAQ集。
本書はSperber and Wilson (1995 第2版) による関連性理論を用いて、翻訳も推論を用いた一般の言葉によるコミュニケーションの1つと考え、翻訳の諸現象を説明したものである。『サザエさん』などマンガの翻訳、英語ジョークの翻訳、日英語ことわざの翻訳、ことば遊びの翻訳、外行語の翻訳、仏教用語の翻訳などを扱ったものである。従来の〈翻訳〉を扱ったものには一般的な説明原理がかけていることが問題である。
誰かが何かを意味するとはどういうことなのか? グライス以来の「話し手の意味とは何か」という哲学的問いに新たな解答を提示する。
従来の議論では「話し手の意味」が話し手の意図を通して理解されてきたのに対し、本書ではそれを話し手と聞き手の共同体において生じる公共的な現象として捉える。話し手の心理と深く結びつきつつ、自らの意味したことをおおやけに引き受けなければならないという意味で公共的でもあるという両側面を説明しうる新しい理論を構築する。
はしがき
序章 話し手の意味の心理性と公共性
1 私たちはコミュニケーションをする
2 話し手の意味の心理性
3 話し手の意味の公共性
4 心理的であり公共的である話し手の意味
1 意図基盤意味論
第一章 意図基盤意味論という枠組みーーグライスの「意味」論文から
はじめにーー出発点としての「意味」論文
1 グライスの哲学的方法論
2 「意味」論文における分析
3 意図基盤意味論とは何なのか
4 意図基盤意味論の利点
本章のまとめ
第二章 意図基盤意味論と意図の無限後退
はじめにーー躓きの石としての意図の無限後退問題
1 意図の無限後退
2 「意味」論文以後の意図基盤意味論
補論 心的態度そのものとその記述とを峻別する柏端の見解
本章のまとめ
2 意味と意図を切り離す
第三章 意図の無限後退はなぜ起きるのか?
はじめにーー立ち往生する意図基盤意味論
1 話し手の意味の分析における前提
2 無限後退の原因
本章のまとめ
第四章 意味と意図の関係
はじめにーー意図基盤意味論は直観的にもっともらしいのか?
1 意図基盤意味論と話し手の意味に関する直観
2 意味と意図の乖離
本章のまとめ
3 公共性を基礎に据える
第五章 共同性基盤意味論
はじめにーー話し手の意味への新たなアプローチに向けて
1 テイラーによる意図基盤意味論批判
2 集合的信念としての「我らのこと」
3 共同性基盤意味論
4 共同性基盤意味論と語用論
本章のまとめ
第六章 話し手の意味の心理性を説明する
はじめにーー共同性基盤意味論と話し手の意味の心理性
1 意図基盤意味論からの説明
2 話し手の意味の心理性とはいかなる現象なのか?
3 共同性基盤意味論からの説明
本章のまとめ
結論 共同性に根差したコミュニケーション
注
あとがき
要約(英文)
文献一覧
事項索引
人名索引