本書は「乱流のクロージャ問題」を解析するために必要な手法をわかりやすく紹介することによって、初心者が乱流を学ぶときに最初に直面する「クロージャ問題」を解決することを目指している。
2005年、KaneとMeleにより理論的に提唱されたトポロジカル絶縁体は、理論と実験の両面から広く注目され、爆発的な発展を遂げている。本書の目的はトポロジカル絶縁体およびトポロジカル超伝導体の理論について解説し、読者を物性物理学の最先端へ連れていくことである。量子力学とトポロジーに関する初等的な説明からはじまり、トポロジカル絶縁体・超伝導体を導入し、その理論の基礎を固める。そして、Weyl半金属や、トポロジカル電磁応答、トポロジカル超伝導体のMajoranaモードなどの第一線の物性物理学の研究を丁寧に解説する。
機械工学の基礎知識を体系的にわかりやすく解説した入門書の決定版です。
本書は、機械工学を学ぶうえで、ぜひ知っておかなければならない基本的な事項を簡潔にまとめたものです。理論や計算式はもとより、機械を構成する材料、機構の組合せ、工作法など、実際に即して解説。
第3版では、2016年2月時点での最新JIS規格にもとづいて本書の全体を点検し、12年ぶりの改訂版として内容のアップデートを図り、紙面レイアウトも一新しました。
工業高校、専門学校、高専、大学の機械系の学生の方々の「知識の整理」と「学習の手引き」のために、また広く工業系技術者の参考書として最適です。
1章 序論
(機械工学とは 機械部分の運動 国際単位系SIについて 他)
2章 機械材料
(金属の組成 炭素鋼 特殊鋼 鋳鉄 鋳鋼および鍛鋼 他)
3章 材料力学
(応力とひずみ はり 軸のねじれ 内圧を受ける薄肉円筒 他)
4章 機械の要素
(機械製図 ねじ キー、コッタおよびピン 軸と軸受 他)
5章 機械工作法
(鋳造 鍛造 プレス 溶接 工作機械 NC工作機械 他)
6章 測定と検査
(長さの測定 角度の測定 はめあい方式 表面粗さの測定 他)
7章 水力および流体機械
(概要 水車 ポンプ)
8章 熱および熱機関
(概要 ボイラ 蒸気原動機 内燃機関 ジェットエンジン 他)
2?3セメスター向けの入門テキスト.量子化学,熱・統計力学,反応速度論の順に学んでいく構成になっている.豊富な例題と章末問題を解くことにより,本文で学んだ数式が数値化・具体化され,理解が深められる.化学に必要な知識や考え方の現代的なエッセンスを体系的に学ぶことが大学の物理化学の目標である,という理念の元に執筆された.
第1章 物質,光,エネルギー
第2章 粒子と波動
第3章 原子の構造
第4章 分子の構造
第5章 分子の運動
第6章 分子の集団的性質
第7章 物質の熱的性質
第8章 物質の熱的安定性
第9章 物質変化の釣り合い
第10章 分子運動と熱現象
第11章 物質変化の速さ
第12章 物質変化の仕組み
本書は,もの造りの基本・根本である機械加工学(切削,研削,放電加工,CAD/CAM)の基礎を勉強しようとする人,特に大学,専門学校,高等訓練校などの機械系の学生,そして民間企業の機械系関連の営業の人のための入門書である。
本書では機械加工法における種々の加工方法や生産・製造関する技術を系統的に学習する。そして,読者自身が機械加工法の全容を把握し,合理的な加工法を企画し,実施する能力を養う。
本書の最大の特徴は,図および表の数が250以上と非常に多いことである。これは,読者の内容の理解に大いに役立ち,さらに,図のあちらこちらに「正太郎君」というキャラクターが登場し,各章および各節における学習のポイントをわかりやすく解説したところにある。
公開模試,学校平均点全国No.1を取らせた実力派教師の講義をYouTubeで完全公開。わかりやすい講義を再現した内容で,物理基礎の「わからない」を解消する参考書。高校生のみならず,教育関係者も必携の一冊!
航空宇宙技術の進歩に即した新しい時代のテキスト。高速流れ現象の基礎を物理的・数学的背景から丁寧に説明。その上で、より高度な二次元流れや超音速流れなどの圧縮性流体力学をわかりやすく解説、演習問題には詳細解答をつけた。
水は地球上にもっとも多量にある化合物であり、すべての生体系の主要成分であるが、その構造と物性は十分に解明されていない。今日の物理化学の立場からの水、氷、水溶液の研究は、“水素結合”の考えが次第に定着しつつあった時点でバナールとファウラーが1933年に発表した論文が原動力となったと言えるであろう。以来、水、氷、水溶液の研究、或いは無機界、生物界において水が果たす重要な役割についての研究が続々行われ、基礎的研究の見地からだけでなく、応用の立場からも最近では環境問題と結びついて、ますます関心が高まり、広義の水に関する種々の国際会議が毎年のように開かれている。
本書は、水に関するおびただしい文献の中から、もっとも重要で信頼のおけるデータを要約し、またこれらのデータを関連づけるような有効な理論を示し、水の物性をその構造と関連づけることを目標としている。さらに最近、さまぎまの分野の科学者や技術者の水に対する関心が激増していることを考慮して、主題の論点を理解する上で必要な物理化学的知識を本文に含ませて、初等的な物理化学のコースをおえた人なら誰でも本文が理解できるように配慮されている。したがって、本書は極めてバランスのとれた入門的な標準教科書であるとともに、専門家の知識の整理にも大いに役立つであろう。
地球上の生命は、40億年の歴史において五度の大量絶滅危機に見舞われた。大陸移動、隕石衝突に全球凍結、90%もの種が死に絶えた環境の激変をものともせず、太古の昔から姿も変えずいまなお生き残っている生物がいる!いったい彼らはいかにして生き延びたのか。絶滅する者と生き残った者、何がその運命を分けたのか。彼らが伝える古代の地球の姿とはー。「生きた化石」と呼ばれる彼らの驚異の進化・生存戦略から生命40億年の歴史をいきいきと蘇らせる。
原書は3つのパートに分かれており,パート1は電源マネージメント,パート2はシグナル・チェーン,そしてパート3は回路集です.本書はパート2の完全日本語版で,データ変換,信号処理,および高周波設計に関する多くのアプリケーションを解説しています.
目 次
☆第1部 データ・コンバージョン
●第11章 電池1本で動作する回路
◎時間精度を追求する技術
●第12章 部品性能と測定技術の向上が16ビットDACのセトリング・タイムを確定する
◎純正さの証明
●第13章 A→Dコンバータの忠実度の試験
☆第2部 シグナル・コンディショニング
●第14章 新しい電力バッファICのアプリケーション
●第15章 計測および制御回路における熱テクニック
●第16章 オペアンプのセトリング時間の測定法
●第17章 高速コンパレータのテクニック
●第18章 高性能な電圧ー周波数コンバータの設計
●第19章 ユニークなICバッファがオペアンプ設計を強化し,高速アンプを手懐ける
●第20章 モノリシック・アンプのための電力増幅ステージ
●第21章 複合アンプ
●第22章 2次フィルタのカスケード接続による高次全極型バンドパス・フィルタのシンプルな設計法
●第23章 FilterCADユーザーズ・マニュアル,バージョン1.10
◎迅速な確実性の定量化
●第24章 高精度広帯域アンプの30ナノセカンドのセトリング時間の測定
●第25章 2GHz差動増幅器/ADCドライバの応用と最適化
◎静止状態への急速な移行を定量化する
●第26章 広帯域アンプのための2ns,0.1%分解能でのセトリング時間測定
◎空気の詰まったオリーブ瓶が教えるシグナル・コンディショニング
●第27章 音響温度測定入門
☆第3部 高周波/RFデザイン
◎バラクタ制御(バリキャップ制御)の性能低下を防ぐ
●第28章 スイッチング・レギュレータを使った低ノイズなバラクタ(バリキャップ)・バイアシング
●第29章 安価な結合方法でRFパワー検出器が方向性結合器を置き換える
●第30章 RMSパワー検出器の出力精度の温度特性を向上させる
総合プロデュース 西川貴教 × 企画・原作 志倉千代丸が送る
BIGアイドルプロジェクトのTVアニメ第3期!
★総合プロデュース 西川貴教×企画・原作 志倉千代丸が手掛けるBIGアイドルプロジェクト「B-PROJECT」のTVアニメ第3期がいよいよ放送!
総合プロデュースを西川貴教、企画・原作を志倉千代丸、キャラクターデザインを雪広うたこが担当し、2015年9月にプロジェクトが始動した「B-PROJECT」。
CDリリースや幕張メッセ イベントホールなどでの大規模ライブ開催をはじめとするアーティスト活動に加え、
2度に渡るTVアニメ化、舞台化、ゲーム化など、様々なメディアミックスを実現!
そして、この2023年10月には、トップアイドルグループとしての道を走り始めた「B-PROJECT」の新たな物語を描くTVアニメ第3期「B-PROJECT 〜熱烈*ラブコール〜」がいよいよ放送開始!
★実力派クリエイター陣が集結し、「B-PROJECT」の新たな物語を鮮やかに描き出す!
監督・武田睦海、シリーズ構成・小中綺ら/MAGES.、キャラクターデザイン・岩佐とも子といった実力派スタッフを起用!
また、アニメーション制作は旭プロダクションが担当!TVアニメ第3期「熱烈*ラブコール」のために新たに集った実力派クリエイター陣が、「B-PROJECT」の物語を鮮やかに描き出す!
★豪華声優陣が続投×新キャストも追加!いまを時めく人気声優陣が魅力的なキャラクターを演じきる!
これまで「B-PROJECT」のメンバーを演じてきた、小野大輔、岸尾だいすけ、豊永利行、花江夏樹、加藤和樹、上村祐翔、柿原徹也、
森久保祥太郎、大河元気、増田俊樹、西山宏太朗、八代 拓、千葉翔也、江口拓也ら豪華声優陣が引き続き続投!
また、興津和幸、浪川大輔、瀬戸麻沙美らお馴染みのキャストが脇を固める!
さらに、ガンダーラミュージックに新たに加入する「ウルトラズ」メンバーのA輔〔エースケ〕倉田永輔役に「東京リベンジャーズ」柴 八戒を演じる畠中 祐を
、B太〔ビータ〕柏木文太役に「【推しの子】」雨宮吾郎を演じる伊東健人を起用!
いまを時めく人気声優陣が、魅力的なキャラクターを演じきる!
★各卷には、アニメ描き下ろしデジパックやリーフレットなどが付属した豪華特典仕様!
<収録内容>
第7話
第8話
第9話
※収録内容は変更となる場合がございます。
理解が難しいと思われがちの「熱力学」.本書は,「熱力学」の入り口の敷居を下げる役割を果たすために書かれました.
したがって,解説も,本来であればもっと詳しく厳密に書くべきところを,いろいろなものを削ぎ落とし思い切って簡単に記述しました.
そうすることで,少しでも「熱力学」の入り口で立ち止まることなく,前に進めるようにしました.
数式もできるだけ避け,より深い内容は分厚い教科書や専門書に譲るとして,まずは”だいたい”理解することをコンセプトとしてます.
マンガだけ読んでも一通りのことを学べるようになっています.すでに「熱力学」の森で道に迷ってしまった人や,
本格的に学ぼうとする前に全体像を把握しておきたい人,そして社会に出て学び直しが必要な人に最適です.
1章 どうして熱力学を学ぶの?(1.1 物理化学とは?/1.2 物理化学の主要分野/1.3 熱力学の学び方)
2章 物理化学とは?(2.1 系と外界/ 2.2 化学でのエネルギー/2.3 自由エネルギーはどうして重要なのか)
3章 系と状態量(3.1 物質の状態/3.2 熱の移動/3.3 相転移)
4章 圧 力(4.1 マクロスケールでの気圧/4.2 ミクロスケールでの圧力/ 4.3 圧力(気体の分子運動論))
5章 理想気体(5.1 理想気体/ 5.2 基本定数/5.3 分 圧)
6章 実在気体(6.1 実在気体/ 6.2 圧縮率因子/ 6.3 対応状態の法則(対応状態の原理)/ 6.4 ボイル温度)
7章 気体のする仕事と準静的過程( 7.1 仕事(高校物理の復習)/7.2 気体のする仕事/7.3 可逆過程と不可逆過程)
8章 熱とは? (8.1 熱とは?/8.2 熱力学第0法則 /8.3 マックスウェルの悪魔 /8.4 比熱と熱容量)
9章 熱力学第1法則(9.1 内部エネルギー/9.2 状態量(状態関数)/ 9.3 定容変化/9.4 定圧変化)
10章 エンタルピー(10.1 エンタルピー/10.2 標準生成エンタルピー/10.3 ヘスの法則/ 10.4 エンタルピーの温度変化)
11章 カルノーサイクル(11.1 カルノーサイクル /11.2 逆カルノーサイクル /11.3 オットーサイクル/11.4 ジュール・トムソン効果)
12章 エントロピーと熱力学第2法則(12.1 熱力学第2法則/12.2 エントロピーとは何か/12.3 熱力学第3法則)
13章 自由エネルギーと化学平衡 (13.1 化学平衡とは/13.2 ギブズ自由エネルギーと平衡定数/13.3 活量とフガシティー)
14章 溶 液 (14.1 理想溶液/14.2 気体の溶解/14.3 溶液の束一的性質 )
15章 電気化学 (15.1 電 池/15.2 リチウムイオン電池/15.3 ネルンストの式)
16章 反応速度 (16.1 マックスウェル・ボルツマン分布/16.2 反応速度定数とアレニウスの式/16.3 活性化エネルギーと自由エネルギー )
17章 毎日、接する熱力学 (17.1 湿度/17.2 フェーン現象 )
必要なところだけが効率的に学習できる
本書は、高等学校物理の力学と波動の内容を48の「得点源」に細分しています。ですから、自分の苦手な学習内容の克服にピッタリ合わせたムダのない学習ができます。
入試直結のポイントがハッキリわかる
各「得点源」は入試に直結するポイントです。しかも、盲点になるところを中心にとりあげてあります。ですから、この点を補強すれば力学分野と波動分野の得点がアップすることは間違いありません。
問題解法の勘どころがつかめる
「例題」を順にたどっていくと、問題解法の勘どころが無理なくつかめます。また「解説」では、解法の手がかりとなるコメントを適宜いれて目のつけところをはっきりさせました。
機械系向け教科書。〔内容〕熱力学の基礎と気体サイクル(熱力学第1,第2法則,エントロピー,関係式など)/多成分系,相変化,化学反応への展開(開放系,自発的状態変化,理想気体,相・相平衡など)/エントロピーの統計的扱い
液相中で気液界面を新たに形成しながら「蒸発」が起きる現象が「沸騰」です。液体の中にある加熱された固体の表面で、この「沸騰」が起きる際の伝熱過程が「沸騰熱伝達」です。この「沸騰熱伝達」では、気泡や蒸気膜といった新たな気液界面が形成され、これらが複雑な運動を行うことで熱伝達が行われる特別な「構造」を持つことになります。
この「沸騰熱伝達」、その「構造」に関する技術的な知識と正確な計算は、蒸留やボイラーなどの熱設計など、ありとあらゆる沸騰が関わる幅広い産業・技術分野で必須のものです。
この本は、この沸騰熱伝達とその構造についての概論としてまとめられた元・東京大学生産技術研究所所長・副学長 西尾茂文先生によるセミナー資料(1990年自主制作発行)を書籍化するものです。
これから沸騰研究に従事する若手研究者(学部学生や大学院生)や技術者が、沸騰現象の基本となる素過程の物理・化学的理解と沸騰熱伝達特性の概要を把握する際のテキストとなるものです。
1990年以降の沸騰に関する新たな知見は含まれていませんが、沸騰現象の素過程や沸騰熱伝達基本構造の内容は普遍的なものであり、特にこれから沸騰研究開発に取り組もうとする方にとって、非常に貴重な内容となります。
クライバーンによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ名曲集。1966年の「告別」以外は1971年の最後の輝きを保っていた頃の録音で、ピアニストとして一回り大きくなったクライバーンの才能が遺憾なく発揮された、ベストセラー・アルバムだ。