五月の空は、まるできれいな青石をみがいたように、つるつるです。モコは野原をぴょんぴょんはねて、かばの木たちのところへやってきました…。
あなたは、どこから来て、どこへ行くのか。東京の小劇場演劇シーンから遠く離れ、来るべき21世紀演劇に向けて独立の活動を続ける、小松杏里〈月光舎〉の最新戯曲集。
車にひかれて死んだノウサギを見つけた子どもたちは、このノウサギを主人公に物語をつくることにした。そしてこの物語が、死の世界の入口にいたノウサギに、ある選択を-。ファンタジックな抒情あふれる作品。
ゆきのよるレストラン「小さなトマト」にやってきた小さなふたりのおきゃくさま。ふたりのさがすゆきなべのおみせとは?
アキンドー・ゼニデッセイは、エシャロット国サッカイの武器屋の息子。騎士を夢見て家出したとたん、お供も連れずトボトボ歩くアーサガ王妃に出くわした。アーサガ王妃は、呪いをかけられカエルにされてしまった王を懐に、ひとりパルミットを目指していたのだ。チャーンスっ。すかさず従者となったアキンドーと、アーサガの珍道中が始まった。
作業の内容、オリジナル製品の紹介、ボランティアの活動情報源として、障害者作業所をわかりやすく解説。
「まだオープンしていない、大評判の遊園地に、無料で特別ご招待」-こんなオイシイ話、見逃せないよね。というわけで、私とメグとよしのは、それぞれパートナーを連れて、『マジカルランド』にやってきたの。ウサギの人形に出迎えられて、木馬に乗って地下の遊園地へ。うわさどおりのすてきな場所で、私たちは夢中になったんだけど、じつは、怖いワナが待っていて…。
あいかわらずバラバラの、俺たち(俺、ルーベット、ジン、プリンスと悟空)の魂と身体。全員揃わなきゃ元に戻れねーとゆーのに、悟空(猿)姿のプリンスとプリンス姿のジンが見つからねーんだ。「チンゲンツァイ・シスターズ」に身をやつし、悟空プリンスがいるはずの夜魔宮にまんまと潜入したけれど、やっぱり追われる身になっちまった俺たち(トホホ)。三蔵法師に狙われるわ、地獄めぐりツアーは始まるわ…いったいどうなっちまうんだ。怒濤のスケールで贈るシリーズ第5弾、意表をついて中巻で登場。