一九九六年九月三〇日、阪神・淡路大震災で大被害を受けた阪神高速道路は、この日、完全復旧し全線開通を果たした。工事区間、実に二七・七キロメートル。わずか一年八か月半という例のない猛スピード工事だった。道路、ガス、トンネル、巨大橋、地下鉄…。文明に必須の社会的基盤は、建設中も供用中も信じ難い自然の猛威にさらされる。その宿命を克服する「壊れない」モノ作りへの努力は、長大橋を支える三〇万トンの塊(アンカレイジ)からたった一本のボルトにまでおよぶ。「壊れぬ技術」に挑んだ、「メダリスト」と呼ぶにふさわしい技術者たちの熱い証言、一九篇を収載。
貿易実務のイロハを懇切丁寧に指導。しくみをわかりやすく図解、実際に使う書式を多用。手順に従えば、すぐに実務に応用できる。
各章のはじめに掲載した「チェックポイント」で実務対応策を検討・整理できる!本論では、金融機関における個人情報の取扱いの実情と、個人情報保護法の問題点等を検討したうえで、私論もまじえた解決策を示すとともに実務上の留意点をわかりやすく整理!各章末の「ワンポイントアドバイス」で容易に論点整理ができる。
会社員の価値は「英語ができます」とか「ケーススタディが解けます」といったことにあるわけではない。会社員の価値とは、あくまで組織と社会に貢献すること、つまり「仕事を通じて会社を強くする力」にあります。それができる人こそが、まさに“できる人”であり、大きな市場価値のある人である。仕事を通じて会社を強くするには、押さえるべきいくつかの「ツボ」があります。この本では、ビジネスの基本として押さえたい「三六個のツボ」を紹介していく。
最も信頼のおける金融実務の定本。本人確認法、金融商品販売法、改正担保執行法制、新破産法、個人情報保護法、不動産登記法、商法等、金融実務に関連ある立法・法改正に万全対応!投信、保険、M&A、再生、PB等、多様化する業務に完全対応。
動産譲渡公示制度の整備で拡大する中小企業・ベンチャー企業の資金調達機会。ポスト不良債権時代の前向き融資、リレバン要請下の付加価値ファイナンス、包括根保証廃止が促す「担保・保証に過度に依存しない融資」の“切り札”のすべて。
過去の国家1種、国家2種、国税専門官、地方上級、市役所上・中級の各試験に出題された問題を分析したうえで、頻出・重要テーマを取り上げ、初学者にもわかりやすいよう、要点を中心に解説。「HOP」で必須基本事項を学び、「STEP」で例題を解いて確認、「JUMP」で過去問にチャレンジ。
本書は、ビジネス活動で日常的に起こり得る法律実務の基礎的な問題を取り上げ、分り易くまとめています。
2005年4月より強制適用される減損会計の判断するための考え方がわかる。実務で問題となるポイントがわかる。早期適用事例を分析・解説。
預金取引から、為替、融資、債権回収まで「念書」168の書式集。
抵当権から連帯保証・仮差押・強制執行まで債権管理の基本がとことん身につく1冊!日常の業務、トラブル予防、書式の作成など、活用自在。保証や抵当権・根抵当権の内容や活用法がよくわかる。回収に役立つ契約書の作り方と書式例を掲載。仮差押・仮処分・強制執行の仕方がわかる。支払督促や少額訴訟・通常訴訟などの手続きも解説。取引先の倒産への対策もフォロー。通知書・内容証明郵便の効果的な使い方と書式例を掲載。債権管理・回収問題で頭を悩ませている担当者必読の書。
債権回収を行う場合の不可欠の前提である「権利とは何か」から導入して、手形・小切手債権は一般の債権とはどのように違うのか、そして権利の違いによる取扱いを時効の項で改めて再認識させ、そしてその権利をもとにして担保、保証、債権回収という順に解説した。債権回収作業に必須の知識である強制執行、仮差押え、担保権の実行、物上代位、債権譲渡、相続、詐害行為取消権などの法律的事項はもちろん、契約の締結に加えて信用調査、税務問題、債権回収に伴う犯罪にまで網羅し、新破産法についても一章設けた。このほか、平成16年に改正された包括根保証の禁止に関する改正や動産・債権譲渡登記制度、前年に改正された担保・執行法に関する重要な法律の改正も取り入れている。企業の業務担当者の実務手引として、また研修や法科大学院などの教材のひとつとしておすすめする。
最新の法令に基づき会社の組織・運営から契約法務の実際、コンプライアンスまで具体例をもとに実践的に教示!取引先の信用調査や債権管理の方法、倒産時の対処法から営業秘密の管理の仕方をも収録した必携の手引書。
クレジット・デリバティブを評価するモデルについて知ることには、複雑にみえる問題をより本質的な問題に置き換えて評価したり、さまざまな金融商品の価格間の裁定取引を排除したり、複数の取引に伴うリスクを把握するなど、さまざまなメリットがある。しかし、現在、取引されているクレジット・デリバティブは多種多様であり、適切なモデルも、場合によって当然異なってくる。本書では、CDOやCLOの評価モデル、回収リスクの評価モデルから、信用格付けモデル、企業価値に基づくクレジット・リスク・モデル、また今後最も有望視されているコピュラ関数を用いたモデルなど、さまざまなモデル化手法を取り上げ、それぞれの長所・短所を詳細に解説している。