越知保夫は1961年、49歳で逝った。死後に遺稿集『好色と花』が編まれると、遠藤周作、島尾敏雄、平野謙らが驚きをもって賞賛する。それから半世紀、小林秀雄、井筒俊彦、チェーホフとマルセル、須賀敦子らの気圏の中に、稀有な文学者の魂が鮮やかに甦る。
パリジェンヌの部屋に飾られていた、あの雑貨が欲しい。「かわいい」がたくさん、パリノ雑貨屋さん50店。たっぷりの写真で、さまざまなタイプの雑貨屋さんへと案内します。
絵地図で知る千曲川・信濃川。全長367km。日本で一番長い川・信濃川は、長野県を流れる上流部を千曲川と呼び、新潟県にはいって日本海に出るまでを信濃川と呼びます。川にはダム、発電所、橋がつくられ、川ぞいの街道や高速道路では、人や車がいそがしく行き来しています。高原野菜がとれる村や、大雪のふる町、広い水田地帯をうるおして、川は流れていきます。季節や土地によって様々な表情を見せてくれるゆたかな川・信濃川を、飯縄山の天狗の神さまと十日町の雪ん子が、雲に乗って空から案内します。
小海線の眺め、若狭の水、奥津の温泉…。荒地の詩人は、ウイスキーを道連れに日本各地に旅立った。「ぼくの感情旅行」と雑誌『旅』の作品を中心にユーモラスな十二の紀行とエッセイ「ぼくのひとり旅論」を収める“ニホン酔夢行”。単行本未収録の北海道紀行を増補。
新幹線の駅から始まる旅へ、駅から行けるおすすめ旅スポットを紹介。
凹み(路面や壁面などに生じた亀裂など)を作品のモチーフとする彫刻家谷口顕一郎とパートナー彩子。シベリアの旅を経て、ベルリンを拠点とした美術活動十余年…山あり谷あり、凹みを中心とした制作と暮らしの日々の記録。数々のエピソードと作品が満載!
清水寺の舞台からの眺め、哲学の道の散策路、きらびやかな金閣寺や落ち着いた石庭の龍安寺など、神社仏閣を中心に京都の見どころを英語対訳で紹介。史実や建物のつくり、仏像のいわれ、さらに四季や祭りや食文化、工芸といった、旅で知りたい興味深いうんちくを、日本語と英文を対照しながら読めます。英語による表現を学びながら、現地を旅するのにもピッタリ。外国の方を実際に京都へ安内する際にも役立ちます。
怪しげな魔法陣からサーペントを救い、村の天候を正常へと取り戻したごみ拾い少女アイビーたち。気を取り直して本来の目的「冬ごもり」をと考えているとーまた、スライムが一匹増えてる!?今回も新たな家族の「ご飯」探しでゴミ拾い三昧に…。一方、村では旅の功績が広まってアイビーの「隠れファン」が現れた!知らないうちに視線が集まったことで、彼女は一気にヘトヘトになってしまう。そんなアイビーのもとに、仲間からの便り「ふぁっくす」が届いたようで…?進んだ「軌跡」と「幸せ」噛みしめて、春の芽吹きと共に新たな旅路へ!臆病な魔獣使いとゆるかわスライムの愛され癒し系サバイバルファンタジー第6弾!
想い出してみませんか?忘れかけていたものを…。台三線ロマンチック街道。ノスタルジーあふれるハッカの里へようこそ!
かつて、深田久弥『日本百名山』誕生の中心にあって、編集・出版の現場から山の本を見つめてきた著者が、山岳書出版のあゆみ、深田久弥と『日本百名山』を、そして心惹かれてやまないアルプスを、愛情溢れる筆致で描く。
それぞれのきっぷの概要、路線の特徴、おすすめの使い方を紹介。
「旅人って、すごく強い絆でつながっているんだ」東南アジアを旅していた哲也は、心臓の病に倒れ、愛するギターを失くしてしまう。悲しむ友の姿を見た祐介は、日本を飛び出すことを決意するー。実話をもとに綴られた、感動のストーリー。
鉄道大好きタレントがお気に入りの路線や車両、街や店を案内!
「韓国籍…?」戸籍に見慣れない文字を見つけたのは高校二年生のときだった。父が在日コリアン二世だと知った瞬間だった。そこから私の、ルーツを巡る旅が始まった。