19世紀後半・イタリアの国境に近いスイスの小さな村。少年ロミオは家族とともに、貧しくも幸せに暮らしていた。しかしある日、平和な村に「死神」と呼ばれる人買いルイニが現れる。ルイニの陰謀で、畑を失ってしまう一家。ロミオは、家族のために自らを人買いに売り、ミラノで煙突掃除夫となる。きつい煙突掃除の仕事や、親方一家の厳しい仕打ち、不良グループ「狼団」との争いなど、想像以上につらい生活。しかし同じ煙突掃除夫の親友・アルフレドや仲間たちと助け合い、屋根の上から見えるミラノの美しい青空にも励まされ、日々をのりこえていく。いつしか強い絆で結ばれたロミオたちは、「黒い兄弟」を結成し、友情を誓い合うのだったー。過酷な状況でも希望を失うまいとする少年たちの、熱い友情と勇気の物語。
一緒にいて傷つけ合うくらいなら、離れてヒロの幸せを願った方がいい…。美嘉はヒロへの想いを忘れるため、大学生活に向けて気持ちを切り替えようとしていた。そんな矢先、ヒロの友人・ノゾムに再会する。「ヒロは癌に侵されている」-。今でも大好きなヒロが抱える、残酷で哀しい真実を知った美嘉は…?究極の恋愛小説、ついに完結。ふたりの愛と絆の涙が止まらない!!
おちこむこともあるけれど…みんないっしょ、だいじょうぶだよ。だれもしらないすみっコたちの5つのおはなし。
竜の証を持って生まれた龍聖は、五代目竜王シャオワンの運命の伴侶として、日本から竜族の国エルマーンへ召喚された。朗らかで優しく力強いシャオワンは、召喚時に起きた事件で心細い龍聖の心を丸ごと包み込み、絶対に幸せにすると誓う。龍聖の活躍で、過去最大に発展するエルマーン。愛し合い子供に恵まれた二人だが、人間の国へ外交に出かけたシャオワンがだまし討ちされ、拘束される。龍聖は必死な思いで城を飛び出し…!
すべてを取り去った空間にも見えない何かが存在する無と存在をめぐる驚きの世界。
両儀式とその友人・黒桐幹也の前に再来する殺人鬼。忌まわしい邂逅が、式を苛む“殺人衝動”を加速させていく。式と幹也の赴く果てに、真実を告げる記憶の“境界”は開かれるのかー!?もはや伝説となった同人小説から出発し、“新伝綺”ムーブメントを打ち立てた歴史的傑作ー。
少年時代に入退院を繰り返し、ただ生きるだけの日々を過ごしていた桐子。だが、一人の末期癌患者との出会いが彼を変えた。奇しくも、その女性こそ幼き福原の母だった。彼女の命を賭けた願いとは?なぜ、人は絶望を前にしても諦めないのか?再び、二人が「ある医者」との闘病に挑む時、涙の真実が明らかになる。流転する時を越え、受け継がれる命が希望の未来を生むー読む者に生き方を問い直す、医療ドラマ第二弾。感動の完結編!
もしかしたら、神様はいるのかもしれない。男女三人が生きた、天国と地獄のような日々。読後、この本のタイトルが心に刻まれる。
既婚者の子供を身ごもり、世をはかなむ糸杉綾音。セスナ機事故で九死に一生を得てから、人が変わってしまったスーパーヤオセーの会長・高岡泰成。どこにでもあるようで、特別なそれぞれの人生に見え隠れする「空を飛ぶ人間」の存在。やがて、空を飛ぶ彼らには「私塾で松雪先生の最終講話を受けた」という共通点が浮かび上がってくるー。
気象学の研究や予報の現場で六十年にわたり活躍してきた著者の気象エッセイの到達点。四季や雲、雨、風といった身近な自然現象から俳句や故事成語を交えて文化や歴史を考察する。戦争と気象予報との関わりや、人生の困難の中で見る空の記述は、「天気」がわれわれの生きることと深く関わっていることを、感動とともに読者に伝えてやまない。
ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブより新しい寝そべりぬいぐるみが登場。
今回は「Dream Believers」の衣装を身にまとった寝そべりです。【対象年齢】:15歳以上【商品サイズ (cm)】(幅×高さ×奥行):8×10×16
海の波がなくなる赤道直下、雨と晴れの境目、オーロラが踊る北極の海、南極にそびえるアイスブルーの氷山ー研究者だけに許された地球極限、奇跡の絶景。死ぬまでに絶対に見たい!自然がつくる芸術。
設計・生産・整備の充実と発展がなければ航空兵力は成り立たない。大戦中、日本の航空戦を陰で支えていた、知られざる努力と奮闘のシステムを綴る感動作。現代戦の舞台裏で地道な作業に勤しんだ人々の記録。夜戦ヘルキャットや日本の対潜哨戒機などテクノロジーを駆使した航空戦の陰の戦いを描く三篇も収載する。