戦時中、疎開先でたいへんな苦労を経験し、その後裸一貫から一部上場企業(株式会社イエローハット)を育て上げた著者の座右の名は「凡事徹底」。意味は、誰にでもできる平凡なことを、誰にでもできないくらい徹底すること。著者にとって、その生き方を支えたのが「掃除」であった。
いまから50年以上前、たった一人で始めた掃除が、やがて「日本を美しくする会」に発展し、その輪は国内のみならず海外にも広がっている。掃除によって社会の荒みをなくそうという行動こそ「凡事徹底」の実践であり、人間にとっていちばん大切なものが身に着く方法ともいえよう。
本書は、2004年に発刊され、いまなお読み継がれているロングセラー『鍵山秀三郎「一日一話」』の続編であり、著者の生き方・考え方を一日一話形式でコンパクトにまとめたものである。
前著と同様、会社や学校の朝礼等で活用されることを願っている。
ノーベル経済学賞を受賞し、20世紀後半から21世紀初めにかけて世界に燦然たる輝きを放ったアメリカの経済学者ミルトン・フリードマン(1912-2006)。しかし、この「巨匠」がじつは繰り返し日本に関する分析と発言を行なってきたことを、どれほどの経済人が知っているだろうか。日本のバブル崩壊とデフレ不況を予見し、金融政策の誤りや貿易摩擦、構造問題を語った数々の言葉に、いまこそ私たちは耳を傾けるべきであろう。「私は日本の資本主義に誤りがあったとは思わない」。日本のエコノミストから「市場原理主義者」のレッテルを貼られた彼こそ、誰よりもわが国を救う「金融政策」および「減税」の重要性を論じていたのだ。「フリードマンの思想は誤解されがちだが、彼の分析は現代日本の様々な経済問題を解くための貴重な洞察に溢れている」(本書「はじめに」)。フリードマンの対日分析を、新鋭の経済学者が深く掘り起こした衝撃のデビュー作。
9マス×6行の原稿用紙につづられた「#インスタ小説」がついに書籍化! こどもから大人まで楽しめる、世界一短い(かもしれない)短編小説90話をあなたに。
あなたはこの物語の意味、わかりますかーー?
◆先日研究室に送ってくれた大きなエビ、おいしかったよ。話は変わるが、例の新種生命体のサンプルはいつ届くのかね?
◆「ただいま」と言えば「お帰りなさい」と返ってくる新生活が始まった。家賃も安いし、こんな一人暮らしも悪くない。
◆本当にこんな惑星に生命体が存在するのだろうか? 一年間に及ぶ実地調査の最終日、幸いなことに私はうんこを踏んだ。
◆「くそ!逃げられたか!」「いえ、あの方は何も次まなかったわ」「いや、奴はとんでもないものを次んでいきました」
◆「やあ、私は未来から来た。今は戦前か?」「いや、戦後から七十年は経っているが」「ということは二十二世紀だな」
物語の解説&他の物語は、ぜひ本書でお楽しみください!
バブル世代、就職氷河期世代、ゆとり世代、さとり世代、Z世代……。
たった1つの職場で、こんなにも多様な世代が働いている。
育ってきた時代や環境が違えば、考え方や価値観は当然違う。
そして、すれ違う。
そうした「世代間ギャップ」「コミュニケーション・ギャップ」をどう埋めるのか?
解決策の1つとして、多くの企業では「1on1ミーティング」がなされている。
しかし、効果的に実施できている企業は一握りだ。
そして、若者が何も言わずに辞めていく。
なぜ、うまくいかないのか? 今の職場の若者はいったい何を考えているのか?
本書は、1on1を核とした世代間コミュニケーションの問題を切り口に、職場の若者を多面的に分析。
その過程で、退職代行サービスを使う若手社員、ブラック企業もホワイト企業も不安という若者たち、
アメリカ発の静かな退職との比較、とにかく正解を教えてもらおうとする姿勢など、
今どきの「職場の若者像」に迫る。
今の「職場の若者」を理解したい経営者、
若手社員とのコミュニケーションに苦慮する上司・先輩、
若手社員の退職を防ぎたい採用担当の人事部職員、必読の1冊。
「わかり合えない職場」を変える処方箋だ。
動的にWebページを生成するスクリプト言語PHP。いまその扱いやすさが注目されている。本書はホームページの基礎であるHTMLから、JavaScript、PHPまでをやさしく解説。動的Webページ作成のための基礎が学べる。
フレームワーク・Ajaxスケールアウト・日本語処理Webサービス・セキュリティ、今すぐ知りたい情報をぎゅっと凝縮!旬のテクニックを満載、PHPプロフェッショナルのための実践技術誌。
「ここをこうしたい!」「これがやりたい!」に答えるPHPの逆引き事典。やりたいことが目的別にすぐ探せる。各項目をコンパクトに解説。
PHPとMySQLデータベースの基本から連携まで完全マスター。日記&メッセージ機能付き会員認証システムを構築。
習得が簡単ということで人気を集めてきたPHPですが、開発するアプリケーションの規模が大きくなってくると、いろいろと新たな課題が発生します。その解決策として注目されているのが、フレームワークです。ただし現状では、PHPフレームワークについては開発中のものが多く、バージョンアップも頻繁に行われています。非常に多くのフレームワークが次々と登場している状況で、どのフレームワークが標準となるのかまだ見えない状況です。そんななかで、本命といわれる「Zend Framework」と、人気No.1の「symfony」について、どちらも待望のバージョン1.0が出揃いました。また、symfonyと並ぶ人気の「CakePHP」については、従来の1.1系と同時に次期バージョンの1.2系も公開されています。本書ではこれら3つの主要フレームワークを取り上げ、解説しました。それぞれについて、PHPの最新バージョンPHP5.2.3またはPHP4.4.7で動作確認を行っています。
ウェブアプリケーション開発の定番言語であるPHP言語を、言語仕様から実用的なプログラミングテクニックまで詳細に解説。PHP言語を扱うすべてのユーザのための本格的解説書。
PDT(PHP Development Tools)登場。XAMPPでPHP環境を簡単にセットアップ。
本書は、これからWebサイトを構築しようとしている方や、現在運営しているWebサイトをより良いものにしたいと考えている方を対象に、様々なサンプルを通じて、PHPの活用方法を具体的に、平易な言葉で解説している。
本書で紹介するPHPは、データベースとの連携に優れたWebアプリケーション開発言語として、最近注目を集めている。さらに、PHPはホームページの記述言語HTMLへの「埋め込み型スクリプト言語」であるため、感覚的に理解しやすく、初心者でも短時間で習得することができる。Webアプリケーション開発で必要な基本事項に的を絞り、「これだけ知っていればなんとかなる」構成になっている。また、今後のインターネットでのデータベース利用の拡大を予想して、フリーウェアのデータベースとの連携についても取り上げている。
何といっても収録関数が多い。言語仕様も網羅している。ほとんどすべての関数にサンプルが付いている。全関数の正引き索引、逆引き索引が付いている。充実したページ参照で他の情報を探すのが容易。カテゴリツメと関数ハシラで目的の関数を見つけやすい。環境構築もサポートし、CD-ROMにソフトが入っている。
本書では、Webアプリケーション開発で必要な基本事項に的を絞り、「これだけ知っていればなんとかなる」構成になっている。また、今後のインターネットでのデータベース利用の拡大を予想して、フリーウェアのデータベースとの連携についても取り上げた。内容は、最新のPHP4.3に合わせている。また、今回記述を新たに画像操作とアクセス認証を追加した。
PHP5技術者認定初級試験に対応した標準的な教科書です。PHPの文法をはじめ、オブジェクト指向や各種ライブラリなどRubyを使いこなす上で必須の知識がしっかり身につきます。各章末にPHP5技術者認定初級試験に準拠した練習問題が付属します。
『本当に“使える”英語を身につけている人は、国内で英語をマスターしている』
シュリンクする日本の市場。ほぼ全ての企業が国外を向いています。そんな時、なによりも必要なのは「英語力」を持った人材。
そんな情勢を背景に、ビジネスマンの英語熱は高まるばかり。
しかし、英語に苦手意識を持っている人も多いでしょう。「過去に何度も挫折しているし…」「学生時代に留学に行っておけばよかったな…」そう考えるあなたのために、本書では総勢25名の学習テクニックをご紹介。どんな働き方や性格にも、ピッタリの方法が見つかることまちがいなし!
「思考力」「集中力」「忍耐力」「想像力」「闘争心」「自立心」「平常心」……これらはすべて将棋に強くなるためのみならず、人生を豊かに生きていくうえで必要な学びともいえるでしょう。
将棋盤を抱きかかえて号泣していた子どもが、史上最年少で中学生のプロ棋士に。プロデビュー後の29連勝、一年間で三つの昇段、朝日杯将棋オープン戦で史上二人目の連覇など、数々の記録を塗り替えた藤井聡太の師匠は、いかに弟子を導いたのか
「学び」の一例として◎二次元の将棋盤に対して三次元で考え抜く◎師匠の言葉を鵜呑みにするな◎ライバルは歓迎せよ◎子ども自身に発見させる、など
本書では、天才といわれる藤井聡太の学びの環境、兄弟弟子との交流、また師弟関係の源流である、著者・杉本昌隆の師匠・板谷進との師弟関係に言及することで、「真に学ぶこと」とは何かを考える手がかりとなります。第30回将棋ペンクラブ大賞(文芸部門)作品、待望の文庫化!