世界最古のバビロニアの地図からヒトゲノムの解析データ図まで、200点を超える豪華希少な地図の数々を収録!地図文化の本質に迫る。
夢羽の家にほど近い愛子が淵に、謎の生物「アッシー」が出没。その正体は、逃げ出したペットのワニなのか!?第一発見者である末次に真相究明を依頼された夢羽は、元と瑠香、小林、大木らを引き連れて、いざ愛子が淵へ。彼らがそこで見たものとは?(「真夏の夜の夢羽」)日刊「朝日小学生新聞」連載と「WEBヒント?」掲載作品に加筆した、超人気シリーズ最新作。小学校中学年〜中学生。
元塩尻市立図書館長内野安彦が敬愛してやまなかった、元さわや書店本店店長伊藤清彦との対談のすべてがここに!対談から2ヶ月後、伊藤清彦氏が急逝ー。伝説の書店員、伊藤清彦の最後の言葉は本屋だけではなく、図書館へも贈られた。本屋と図書館は敵なんかじゃないのだ、と。
最近、あなたの町の図書館に変化が起きてはいないだろうか。二十四時間貸出しが可能だったり、自動貸出機があったり、ビジネスや法律の相談もできたり、デジタルアーカイブが充実していたり。公共図書館はいま、無料貸本屋から脱して、地域を支える情報拠点としての施設にシフトし、町づくりの中核に図書館を据える自治体も登場している。年齢や、職業収入の差別なく、すべての人に開かれている無料の公共施設。私たちの人生にチャンスを与え、私たちの暮らす町をより豊かにする可能性を秘めている場所。そして社会の記憶集積装置。変わりつつある図書館の最前線へ出かけてみよう。いざ、図書館へ!
図書館で育まれる「調べる学習」効果とは何か。
子どもと家庭・学校・地域が、連携してつくる探究学習の場として開催された
「図書館を使った調べる学習コンクール」。
それらが蓄積してきた実施の目的・運営・評価等のノウハウを、
カリキュラムとの関連性・袖ヶ浦市の先進的事例・受賞作品の分析・受賞者の追跡調査・主催側へのインタビュー
などから多角的に分析・評価して、その学びの効果を探る。
第1章 カリキュラムと学ぶ方法
1 学習指導要領の変遷
2 習得・活用・探究と言語力
3 新学習指導要領における学校図書館の役割
4 総合的な学習の時間・調べる学習・学校図書館
第2章 コンクールの概要と作品の審査
1 コンクール略史
2 コンクールの運営と地域コンクールの役割
3 審査の状況と審査基準
第3章 袖ヶ浦市のすぐれた事例に学ぶ
1 袖ヶ浦市の概要と調査方法
2 地域コンクール実施の経緯
3 地域コンクール実施の内容
4 各学校での実践
5 袖ヶ浦市の調べる学習の成功要因およびその教育的効果
6 事例が示唆するもの
第4章 受賞したのはどのような作品か
1 コンクールの部門と分析対象
2 分析の視点と方法
3 作品のテーマ
4 作品の構成
5 利用された参考資料
6 学校段階別の分析と課題
第5章 受賞者はどのように振り返っているか
1 コンクールの教育的成果の分析
2 調査の概要と分析の視点
3 コンクール受賞後の回答者
4 メディアの利用と研究手法
5 コンクール後に感じる効果
6 受験や進路選択に感じる効果
7 社会人が感じる効果
8 分析の結論と今後の課題
第6章 探究学習に学校図書館を生かすために
1 探究学習の今後
2 調べる学習の意義と学校図書館
3 今後の課題
巻末資料
1 審査部長に対するインタビュー記録
2 作品分析対象となったコンクール受賞作品
3 図書館を使った”調べる”学習賞コンクールに関するアンケート質問紙
4 参考文献一覧
地域に開かれた学びと探求の場へ・・・
◎ 懐かしい本の匂いと現代的な建築センス
◎ 少し背筋が伸びるような静謐さと心地よい椅子
◎ 展示や蔵書から見えるこだわりと専門性
アカデミックな書籍探しだけではない大学図書館の魅力満載のガイドブック
開館日・時間などのデータのほか各館で異なる利用内容や利用資格、
利用カード作成に必要な書類などの詳細データもわかりやすく紹介。
◆◇◆ はじめに ◆◇◆
この本の企画は、ひとつの新聞記事から生まれました。
地域の人に開放している大学図書館があると紹介されていたのです。
大学図書館のウェブサイトを調べていくと、一般の人の利用を受け入れている大学図書館があることがわかってきました。
そこで、取材チームで東京、神奈川、埼玉、千葉、筑波エリアの大学図書館をたずねました。
実際に行ってみると、館内に教員のおすすめ本やテーマを決めた選書コーナーなどがありました。
学生に向けた企画なのでしょうが、本への知的な興味をかき立てられます。
また大学が所蔵する貴重書の展示が見られる図書館もあります。
驚いたのは、一般の利用者にも本の貸出をするところがあることです。
大学図書館は時代に合わせて変わってきているようです。
しかし、一般に開放しているといっても、公共図書館とは違います。
大学によって決められたルールやマナーを守って、利用することが大前提です。
この本では、必要な資料を指定が必要な専門図書館から、地域限定などもなく誰でも利用できる図書館も紹介しています。
このような取り組みは、いくつになっても興味のある分野で勉強したい人の背中を押してくれるのではないでしょうか。
最後に、新学期のお忙しいなか、この本の取材にご協力いただいた大学図書館のみなさまに感謝申し上げます。
斉藤 道子
◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆
< 東京 >
・東京外国語大学附属図書館
・東京海洋大学附属図書館・東京藝術大学附属図書館
・東京工業大学附属図書館
・・・ほか
< 神奈川 >
・横浜国立大学附属図書館
・総合研究大学院大学附属図書館
・関東学院大学図書館
・日本体育大学図書館 健志台分館
・・・ほか
< 埼玉 >
・埼玉県立大学情報センター(図書館)
・淑徳大学みずほ台図書館
・城西大学水田記念図書館
・早稲田大学所沢図書館
・・・ほか
< 千葉 >
・江戸川大学総合情報図書館
・国際武道大学附属図書館
・千葉科学大学図書館
・千葉商科大学付属図書館
・・・ほか
< 筑波 >
・筑波大学附属図書館
・筑波技術大学視覚障害系図書館
・筑波技術大学聴覚障害系図書館
・・・ほか
学校、家庭、地域の教育力の低下、受験競争やいじめ、格差拡大など子どもを取り巻く環境が厳しさを増す現代社会。そのなかで求められる、学校図書館の新たなあり方と可能性とは。「場としての図書館」(library as place)、「第三の場」(third places)、デューイの「新教育」といった理論・概念を踏まえて、学際的、批判的な視座から学校図書館を分析。子どもたちが学級や学校の枠を越えて共に学び、共に生きる「場」としての学校図書館について検討し、その教育的・文化的機能と価値、社会的意義と役割を考察する。
韓国の「新しい文学」で学ぶハングル韓国や日本で人気上昇中の作家、キム・ジュンヒョク氏の短編で学ぶハングル。NHKラジオ『まいにちハングル講座』で好評を得た短編小説を、作家本人の全文朗読CDとイラストとともにお届けする。特有のリズム感とセンスあふれる文章とで、新しい韓国現代文学を味わいながらハングルの感性が磨ける一冊。語注と日本語訳付き。
従来、図書館の管理・運営に関するノウハウを論じることが主流だった図書館学界において、図書館の現場に実際にかかわる立場から、著者は長年にわたって「経営」の視点で理論化を試み、図書館経営論の確立をめざしてきた。指定管理者制度やマーケティング論など、時代に先駆けて発信してきた図書館経営に関する論点が凝縮された一冊。
高校生になれない!?進学の条件は、大学図書館でのボランティア!?活版印刷・手製本・世界三大美書。夏ードタバタ奮闘した双子姉弟の、青春小説。
長く出版界とともに生きてきた著者が、本好きの一市民として発見した街の図書館の魅力と変貌。本と人を繋ぐ数々の逸話とともに、ネット時代の可能性を探る。
世々はきつねの女の子。大好きなお姉さん3人と、森の中で暮らしています。そんな世々は毎日、セーラー服を着た女の子に変身し、図書館に行きます。世々が一目ぼれした男の子海くんに、会いにいくためです。今日もいつものように、絵本の端から海くんをちらちら見ていたら、突然海くんがそばにやってきて、折りたたんだ紙を世々に差し出し……!?
<小学校中級から、すべての漢字にふりがなつき>
進むべき道は、いつも子どもたちが示してくれた。公立小学校司書として15年間の体験を豊富な事例で綴る。すべての子どもに必要な学びの基礎力のために、学校図書館の活用を!