人間の倫理とは何かを考える
ノーベル経済学賞を受賞したセン、ハルサニー、マーリース、そしてロールズ、ウィリアムズ、ヘアら世界的に名を馳せる経済学者と哲学者の熱い対話。
われわれに功利主義はのりこえられるのかーー本書は、世界的に活躍する経済学者・哲学者らによる功利主義の擁護とその批判を収録した古典的名著である。道徳、政治哲学のみならず経済学、社会的選択の理論にかかわる論点を提示し、功利主義に潜む一元化への警鐘をならす。学問の方法論的土台をめぐり経済学と哲学のあいだで熱い対話がいま再びはじまる。(原著 Amartya Sen and Bernard Williams eds.,”Utilitarianism and Beyond,” Cambridge University Press, 1982.)
いま、世界はサステナブルからリジェネラティブへ
▶「衣」の次は「食と農」。認証制度までつくって地球を救う事業を回すパタゴニア
▶海の問題のために海底を耕し、森づくりを始めた漁師たち
▶「半径2km圏での栄養循環」を誰でも実現できるバッグ型コンポスト
19年、人と社会と自然の関係を描きつづけてきたgreenz.jpが
22事例を徹底取材。深い実践の数々から見えてきた、
人と社会と環境に「すこやかさ」を取り戻すための
7つのデザインコードを解き明かす。
多様性が推進されるほど、なぜ「違い」が気になるのだろうか?
日本でも、ダイバーシティという言葉はすっかり定着しているように見えるが、ダイバーシティを推し進めれば、それだけで組織のパフォーマンスが向上するわけではない。その理由は、ダイバーシティには、プラスとマイナスの2面性があるためである。プラスの側面は、広く指摘されているように、多様な人材を組織に取り込むことで、多様な視点、情報、知識が得られ、より質の高い意思決定、創造性、イノベーションを促進する効果を持つことである。
一方、マイナスの側面とは、ダイバーシティが進んだ組織では、メンバーの多様な属性によって「サブグループ化」が起こることである。このサブグループは、普段は見えないが、何かのきっかけ(トリガー)によって、顕在化し、組織内に分断線(フォールトライン)を生じさせる。それはちょうど、地震をきっかけに断層線が地上から視認できるようになるのと同じである。そしてそれを放置すれば、職場内の人間関係に決定的な亀裂を生じさせてしまう可能性がある。
本書は、サブグループ化の指標となるフォールトラインに焦点を当て、組織のパフォーマンスを損なうような職場の分断を回避するための方策を示す。
近年、フォールトラインに関する研究は増加しつつあり、実務界からも注目の集まる概念で、本書はフォールトラインを取り上げた、本邦初の研究書である。研究者はもちろんのこと、職場のダイバーシティを推進する上での課題に悩む実務家にも多くの示唆を与えることだろう。
序章 職場の分断はなぜ起こるか
第I部 フォールトラインの先行研究と研究課題
第1章 多様性の先に待つ「フォールトライン」
第2章 本書の構成
第3章 サブグループの理論的背景
第4章 先行研究
第5章 研究課題
第II部 フォールトラインのプロセス・モデル
第6章 フォールトラインの形成プロセス
第7章 フォールトラインの影響プロセス
第8章 フォールトラインの顕現化プロセス
第9章 分析方法
第10章 仮説の検定
第III部 考察と展望
第11章 発見事実
第12章 考察
第13章 フォールトラインの負の効果を乗り越えプラスにつなげるアクション
フォールトラインのプロセス・モデルに関する補足
補章1 フォールトラインの顕現化プロセス:インタビュー調査
補章2 フォールトラインの形成プロセス;フォールトラインの計算方法
「共生社会の実現」が提唱される現代では,薬剤師や薬局にもユニバーサルデザイン(UD)の取組が求められている.本書では,UD誕生の背景から日本における発展,さまざまな障害のある人の基本的知識とサポート方法,さらに服薬場面や薬局での困り事に対するハード面,ソフト面での支援を解説.UDにかかわる具体的な事例,周辺情報,最新の商品紹介も盛り込んだ.
第1章 ユニバーサルデザイン(UD)の成り立ち
1.1 ユニバーサルデザインが生まれるまで
1.2 日本におけるユニバーサルデザインの広がり
1.3 情報提供のアクセシビリティ
第2章 日本で発展するユニバーサルデザイン
2.1 日本社会とユニバーサルデザイン
2.2 カラーユニバーサルデザイン
2.3 色弱について
2.4 高齢者の色覚変化
2.5 国内錠剤の色
第3章 患者の多様性(ダイバーシティ)と求められる対応
3.1 高齢者について(加齢による身体能力の低下)
3.2 障害のある人への対応
3.3 肢体不自由
3.4 視覚障害
3.5 聴覚障害
3.6 内部障害
3.7 オストメイト
3.8 知的障害
3.9 精神障害と精神障害者
第4章 患者と薬剤師の間のユニバーサルデザイン
4.1 期待される薬剤師の役割
4.2 内用薬:錠剤・カプセル剤・散剤
4.3 外用薬:点眼剤
4.4 外用薬:貼付剤
4.5 外用薬:軟膏
4.6 市販薬
4.7 子どもと薬の安全
第5章 薬局のユニバーサルデザイン
5.1 薬局機能情報提供制度:自分に最適な薬局選び
5.2 薬局のユニバーサルデザインとは
5.3 駐車場から薬局に入店まで(往路・復路)
5.4 入店から受付
5.5 待合室:設備
5.6 待合室:五感を生かした環境
5.7 一部負担金の徴収
5.8 事前の情報提供
森林と人はどのように歩んできたか。生態系と社会の視点から森林の歴史と未来を探る。〔内容〕日本の森林のなりたちと人間活動/森の恵みと人々の営み/循環的な資源利用/現代の森をめぐる諸問題/人と森の生態系の未来/他
解説動画で自学自習をサポート!
日常学習から共通テスト準備まで使える問題集!
「要項(重要事項のまとめ)」「用語CHECK」「例題」「基本〜標準的な問題」の4段階構成で,無理なく着実に実力UP。思考問題も充実しているので,基本を学びながら思考力を鍛えることもできます。また,巻末には,大学入学共通テストの出題傾向を反映した「巻末チャレンジ問題」を収録しているので,共通テスト対策も万全。さらに,紙面上のQRコードから,すべての例題の解説動画(10個)や章末総合問題の解説動画(15個),重要用語の確認テスト(全4章分)を配信し,自学自習を徹底的にサポート。豊富な問題演習とコンテンツで入試に繋がる基本を身につけたい人にオススメ。
日本の消費者はきわめてタフ(厳しく,敏感)である。そのメカニズムについて日本文化の特性や海外の消費者との比較調査結果などをふまえ,包括的かつ実証的に検証する。日本の消費者の特徴を解明したうえで,マーケティング戦略をも指し示す待望作。
序章 問題意識と全体の枠組み:日本の消費者を解明する
第1部 日本の消費者のタフさのメカニズム
第1章 規範フィルター論:規範意識と選択肢の多様性
第2章 清浄価値論と2つの集団主義:品質に厳しい日本の消費者のメカニズム
第3章 感情型属性流行論:日本的流行のメカニズム
第4章 日本の消費者の文化的起源:クール・ジャパンの源流
第2部 日本の消費者の現代的特性
第5章 情報非対称性の低下と高知識消費者
第6章 消費の二極化と自己実現・自己超越消費者
第7章 インターネット時代のユビキタス消費者
第8章 現代の満足構造とUnsatisfaction消費者
第3部 日本の消費者へのマーケティング対応
第9章 7つのマーケティング戦略と2つのブランド戦略:日本の消費者に適合する戦略
終章 消費者行動のグローバルな理論構築へ向けて
Adoがプロデュースする”レトロホラー”アイドル「ファントムシータ」待望のメジャーデビューシングル!
Adoがプロデュースを手がける5人組“レトロホラー”アイドル「ファントムシータ」。
インディーズデビューからわずか半年で日本武道館での1st LIVE 2024 『ハイネ』を成功させ、さらに世界ツアーを開催するなど、前代未聞の快進撃を続ける彼女たちが1stシングルをリリース!2025年5月をもって「ファントムシータ」としての活動を終了するメンバーの灯翠にとっては、本作が最後に参加するシングルであり、5人での集大成の一枚。
本作のリード曲「すき、きらい」は、インディーズデビュー曲「おともだち」の楽曲を手がけたチャラン・ポ・ランタンの小春 が作詞・作曲・編曲を担当。
同曲は2025年4月クールのテレ東 ドラマ24「ディアマイベイビー 〜私があなたを支配するまで〜」のオープニングテーマでもある。
そして、カップリング曲「そっくりさん」は新進気鋭のボカロP是による書き下ろし楽曲。2曲ともに彼女たちの独特な世界観をさらに際立たせるものとなっている。
初回限定盤は1st LIVE 2024 『ハイネ』のDVDが付属。2024年11月1日に日本武道館で開催された初めてのワンマンライブをフルで収録予定。
<アーティストプロフィール>
メンバー:もな / 美雨 / 凛花 / 灯翠 / 百花
レトロホラーをコンセプトに活動する5人組のアイドル。Adoがプロデュースを手がける。
現代のアイドルを「蝶」とするのなら、ファントムシータはそんなアイドル業界にとっては異端な存在である「蛾」、怖いとわかっていても手を伸ばしたくなるような、恐ろしくて、美しい。
「アイドル」という言葉に相応しいアイドルになって欲しいという願いが込められている。
誰かにとっては新しく、誰かにとっては懐かしい。本当の日本のアイドルがここにいる。
ビジネスのニュールールを理解せよ。日本最大の法律事務所の専門家がCSRの「なぜ」「何を」「どのように」を徹底解説。
サステナビリティ検定(一般社団法人金融財政事情研究会主催、CBT方式)「サステビリティ・オフィサー」の受験者の学習の利便をはかるためにまとめた試験問題集です。本書の問題・解答部分だけではなく、解説部分も含めて学習することで、より高い学習効果が期待できます。
サステナビリティ・オフィサーは、環境省から「脱炭素アドバイザーベーシック資格」の認定を取得しているため、合格者は本試験の合格と同時に「環境省認定制度 脱炭素アドバイザー」の資格を得ることができます。サステビリティ・オフィサー試験と本書は、サステビリティに関して事業会社と金融機関の対話の前提となる知識や考え方を身につけることを目的にしています。
2025年度版では、学習者が理解しやすいように1章、2章について問題構成を大幅に入れ替えたほか、日本のGX政策の最新動向やASBJサステナビリティ開示に対応した問題を加えました。また、社会的インパクトやファイナンスド・エミッションについて、コラムを掲載しました。
第1章 SDGs・ESG・サステビリティの基礎知識
第2章 企業のサステビリティ活動
第3章 サステビリティと金融
第4章 実践事例問題
今、公園ボランティアの活動がアツイ!お掃除・お喋り・草取りゲーム・落ち葉プール・芝生ゴロン・菜園づくり・球根ばらまき・茶話会・お祭・鳥の巣箱作り・手作りフェス…楽しみ方は無限大だ。一人でも仲間とでも、ご近所で、学校で、職場で…始め方だって自由!人生を豊かにするまちの庭づくりを、あなたも始めませんか?
従来の制度や技術を超えて,思想と場所という視点から,都市計画史研究の歴史的展開を後付け,今後の行方を構想する.そして社会的な総体に関心を広げ,都市の実態により接近し,社会との接点を柔軟に模索するための「開かれた都市計画史」を多様な主題から探求する.
序 日本近現代都市計画史ノートーー都市計画の思想と場所を求めて
第1部 都市と都市計画家
01 日本近代都市計画における都市像の探求
02 「中心市街地活性化」のアーバニズム
03 石川栄耀による都市探求
04 石川栄耀と「都市」に向き合う都市計画家
05 高山英華による都市計画の学術的探求
06 高山英華の戦時下「東京都改造計画」ノート
07 つくる都市,できる都市,いとなむ都市
第2部 まちづくりと都市デザインの思潮・運動
08 郊外風景の思想史
09 民間保勝運動の展開と理念
10 「都市計画の民主化」を巡って
11 「都市デザイン」の誕生
12 大高正人のPAU 建築と社会を結ぶ方法
13 「三春町建築賞」による地域の建築文化向上の試み
第3部 東京の場所性と都市計画
14 東京 多様なアーバニズムのアリーナ
15 浅草 「昭和の地図」の想像力
16 「湯立坂の景観」の共有範囲
17 都市計画事業家・根岸情治と池袋駅東口地下街
18 新宿駅西口広場の問いかけ
19 東京臨海地域の歴史的文脈
第4部 記憶の継承と都市計画遺産
20 岩手の詩人計画者たち
21 三陸地方の都市計画史1 計画遺産
22 三陸地方の都市計画史2 記憶と意図
23 三陸地方の都市計画史3 デジタル・アーカイブ
24 戦後都市計画史における藤沢391街区
25 再開発ビルをストックとして評価する三つの視点
結 都市計画史の語り手は誰か?
Thoughts and Places on Urbanism: Notes on Japanese Plannning History
Naoto NAKAJIMA
日本の大手銀行、信託銀行、地方銀行、保険会社、ノンバンク、メザニン・ファンド、格付機関などの実務家が参加してまとめられたLBOファイナンスの本格的な専門書。基本的な解説にとどまらず、市場発展に向けた課題や将来展望についてのメッセージも発信。また、今後日本でも大きな発展が期待されるメザニン・ファイナンスの特徴、活用機会、市場動向、課題についても解説。そして、巻末には、LBOファイナンス実務に従事する立場から知っておくべき専門用語を平易に解説した「LBOファイナンス用語集」を収録。
LBOファイナンス、シンジケート・ローン、メザニン・ファイナンス、ストラクチャード・ファイナンスなどの業務に従事する方々に必読の書。
カンブリア紀の爆発で出現した多種多様な生物。彼らはすばやく動く能力をそなえていた。それは外部環境を知る生物の情報処理器の変容ももたらした。この「移動能力の向上ー情報処理器の洗練」が、進化に深くかかわっていたのか?
南極、ケニア、フィンランド、イタリアなど、世界各地に赴き、生き物たちに接して筆者は何を考えたのか。人間社会を含め、生物を真に理解する旅を紹介。今回の文庫化にあたり、補章を追加。
タイリングとは、平面上に図形(タイル)を隙間や重なりなく敷き詰めていくことを考える数学であり、タイル張りや平面充填ともよばれている。このようなタイリングの理論は代数学、解析学、幾何学、組合せ論などと深く関わりがあり、多くの分野が重なった領域である。
本書では、事前知識がない読者でも読み進められるよう、適宜背景知識を補いながら、タイリングについて体系的に解説する。さらに節末には練習問題も配置されており、学んだことについて自身の理解を確かめることができる。タイリングとは何かといった基礎から、タイリングの型、非周期タイリング、ユークリッド平面以外の空間でのタイリングといった発展的な話題まで紹介している。タイリングの入門書としてだけではなく、タイリングがもつ幾何学模様のビジュアル的な美しさも備えた一冊。
イントロダクション
第0章 予備知識
0.1 集合論の初歩
0.2 可算性
0.3 幾何学の初歩
0.4 線形代数の初歩
0.5 解析学,位相幾何学の初歩
0.6 代数学の初歩
第1章 タイリング入門
1.1 タイリングとは?
1.2 平面の等長変換
1.3 タイルの対称性
1.4 タイリングの対称性
1.5 タイリングの対称変換群の可能性
1.6 タイリングはいくつあるのか?
第2章 タイリングの型
2.1 一様タイリング
2.2 正規な頂点を持つタイリング
2.3 辺対辺ではないタイリング
2.4 パッチによるタイリング
2.5 ランダムタイリング
2.6 拡張定理
2.7 周期的タイリング
2.8 タイル張りできる凸多角形
2.9 バランスタイリング
第3章 強非周期的プロトタイル集合
3.1 準結晶と強非周期的なプロト集合
3.2 置換タイリング
3.3 ロビンソンの強非周期プロト集合
3.4 ペンローズの強非周期プロト集合
3.5 強非周期的プロト集合によるタイリングと射影法
3.6 テイラー–ソコラーの強非周期タイル
第4章 他の幾何と他の次元におけるタイリング
4.1 球面のタイリング
4.2 双曲平面のタイリング
4.3 3次元ユークリッド空間のタイリング
4.4 結び目タイリング
4.5 タイリング,曲面,3次元多様体
付録
A.1 タイリングされた形を作成する
A.2 課題
A.3 各節に関する注意
A.4 リソース
A.5 図のクレジット
参考文献
訳者あとがき
索引
40億年前から始まった、途切れることなく続く生物の生存競争は、生殖のための無数の戦略物語を生みだした。本書では、陸・海・空からワニやダチョウ、カメレオン、ウミウシなど32種類の生物を選びだし、想像を超えた形状のオスの生殖器を繊細な鉛筆画で、交尾の様子をドラマチックで美しい色彩の水彩画で表す。それらを挿絵に、各生物の生殖にまつわる驚愕の仕掛けや策略を、動物学者のエマニュエル・プイドバによるユーモア溢れるエッセイで解説。
生物たちの生殖達成への飽くなき情熱によって、生殖器を自在に最適化させていくというその戦略は、今もとどまることなく地球上で練り続けられ、その結果として、私たちの地球は多種多様な生命に満ちた星であり続けている。人間を遥かに凌駕する生物たちの、知られざる最適化戦略の神秘と不思議をエッセイとビジュアルで綴る、注目の一書!
山岳、湿原、湖沼、河川、動物、植物、地名の由来、自然保護…。尾瀬の魅力、奥深さがわかる、小百科事典。
教育的配慮が行き届いた学部生向けテキストの9年振りの改訂.細胞生物学の基本原理(各章タイトルの前半に提示)を身につけることに重点を置き,細部の知識に留まらず,細胞の総合的な理解を促す.第3版では,この分野の研究の進展が反映され,進化の視点も取り入れられている.また,教育経験豊富な共著者が加わり,本書の特長がより強化された.コラムの各種BOXは充実し,章末問題は大幅に追加されている(解答は巻末に掲載).本来の細胞生物学の魅力を学生に伝える好著.
第1章 生命とはチームスポーツであるーー細胞の多様性の進化
第2章 DNAは生命の教則本であるーー核酸の構造と組織化
第3章 タンパク質は進化の原動力であるーーポリペプチドの構造と機能
第4章 膜は区画の境界を定める複雑な流動体であるーーリン脂質と膜構造
第5章 細胞骨格は生命の構造的複雑性のための構築基盤を形成するーー中間径フィラメント,微小管,アクチンフィラメント
第6章 多細胞性の台頭ーー進化上の重大な転機
第7章 核は細胞の頭脳部であるーー核の構造とDNA複製
第8章 RNAはDNAの情報をタンパク質の活動に結びつけるーー転写翻訳タンパク質の選別
第9章 内膜系はほとんどの高分子の搬入と搬出のための装置として働くーー膜交通
第10章 化学結合とイオン勾配は細胞の燃料であるーー細胞の代謝とエネルギー貯蔵
第11章 シグナル伝達のネットワークは細胞における神経系であるーーシグナル伝達と細胞のコミュニケーション
第12章 タンパク質複合体は細胞の意志決定装置であるーー遺伝子発現の制御
第13章 細胞周期の進行時は細胞の一生のなかでもっとも傷つきやすい時期であるーー細胞の誕生と死
第14章 人間の活動は進化におけるパラダイムシフトを誘発するーーバイオエンジニアリングと人為的な選択の探求
今、日本中の広葉樹林は再び太くなり、伐りはじめられている。
しかし、我々は本当の森の姿を知らない。
本来の日本の広葉樹林は、さまざまな樹種が混ざり合う多種共存の森だ。
時に針葉樹とも混ざり合う巨木の森だったのである。
広葉樹の森づくりでは、全層間伐と天然更新で地域固有の多様性をもつ巨木林をめざす。
樹木の寿命に合わせ、数百年にわたり利用しながら、年々大径化していく木々は、
数世代にわたり山里の人びとの暮らしを支えていくだろう。
森の恵みをていねいに引き出しながら、
森と山里を真の意味で豊かにする森づくりと林業のあり方を提案する。