京都、宇治川で首を切断された男性の遺体が見つかった。傍らで出刃包丁を持って立ち尽くしていた女性が逮捕される。この事件を転勤してきたばかりの検事・風巻やよいが担当することに。公判が始まり、証人の言い分が食い違う中、さらに新たな遺体が発見される…。源氏物語「宇治十帖」ゆかりの地で起きた連続殺人事件に、あんみつが大好きな美人検事が敢然と挑戦する。シリーズ第一弾。
そもそも夢とは何なのか?夢は本当に、深層心理の表れなのか?かつてフロイト、ユングが挑んだ“夢の謎”にいま、最新脳科学のメスが入った。
おでん屋を経営する砂子には、結婚してもいいと思っている男がいる。ある日、店に見知らぬ女がやってきてー婚期を逸した女のはかない夢を描いた表題作の他、結婚をめぐっての親と子の心の行き違いをテーマにした「母の贈物」と、子のない老夫婦の哀歓を優しく見つめた「毛糸の指輪」の計三篇を収録。向田ドラマの小説化第4弾。
獏マダラの留守中に「うつろ夢」の生き物が現実世界の女の子にとりついてしまった!夢の守り手にえらばれた春花は単身・助けにむかいますが…小学校上級〜
古来より人類を魅了してきた夢。夢の探求には、フロイトによって開花した深層心理学的な流れがある一方、レム睡眠の発見により進展した脳生理学的な研究という流れがある。また、夢データを蓄積する統計学的研究は夢の進化理論の提唱をもたらした。さらには、夢の世界をありのままに理解する夢の現象学という試みも始まっている。本書は、夢探求の4000年に及ぶ歴史を整理し、文理にまたがる総合科学としての姿を描き出す夢科学の決定版である。
商品を売ろう売ろうとしていませんか?そこで汲々としていたら、仕事が楽しくないし、その焦りはお客様にも伝わります。何より大事なのはお客様に喜んでいただくこと!販売員としてのプライドを持ち、お客様とのコミュニケーションに全力を挙げてください。結果(売上)はあとからついてきます!
アルティメギルの侵攻も一時的に落ち着き、大晦日に初詣にと、平和な冬休みを満喫する総二たち。一方、暗躍による暴走が度を超し始めたマーメイドギルディと、敗戦続く神の一剣。組織の混迷に、いよいよアルティメギル首領がその神秘のヴェールを脱ぐ!?そして、もう一人のテイルギアの戦士・結翼唯乃が総二たちの前に現れる。有耶無耶になっていたテイルレッドとの決着を望む唯乃に対し、総二は何とかして彼女と仲間になろうと考えを巡らせる。果たして総二の思いは、頑なな唯乃の心を揺り動かせるのか!?
モデルになるのはあきらめる。叶わない夢なら時間のムダだもん!と決めたアオイ。でも本当にこれでいいの?一弥は黙ったままだし、「ずっとそばにいてほしい」と言ってくれた桜庭くんは「あれはプロポーズじゃないよ」とこまった顔するし。せめて学園祭の準備だけはと全力でがんばってたのに、イケカジメンバー全員からしかられちゃって…あたし、またまちがってる!?最終巻は、まさかのイケカジ部解散の危機!小学中級から。
ティラノギルディに、自らのツインテール属性を奪われてしまった総二。ツインテール属性との繋がりが完全に切れてしまったら、この世に存在するテイルレッドの写真や動画は一斉に総二の姿と入れ替わり、正体が露見してしまうことに…!?愛香たちは、思い思いに総二を誘惑して気力を保たせようとするが、はたしてその効果は?そんなツインテイルズたちの苦悩をよそに、“死の二菱”は残る戦力を結集し総攻撃を開始する…。宇宙一のツインテール馬鹿、観束総二よ。属性力を失った今、お前は何を心に結ぶー!?
わたしも変わることができたのだから、「変われる強さ」はきっと誰にでもある。最愛の父の死を乗り越え、前人未到の記録を打ち立て続ける「強さ」の源はどこにあるのか?「努力」「根性」では語りきれない思いー。レスリング選手として、一人の女性として、これが吉田沙保里の生き方。
「飲むほどに酔うほどに、かつて奪った命の記憶が甦る」-最強と謳われ怖れられた、新選組三番隊長斎藤一。明治を隔て大正の世まで生き延びた“一刀斎”が近衛師団の若き中尉に夜ごと語る、過ぎにし幕末の動乱、新選組の辿った運命、そして剣の奥義。慟哭の結末に向け香りたつ生死の哲学が深い感動を呼ぶ、新選組三部作完結篇。
戦後、マガツメの娘を探して甚夜が迷い込んだのは、存在しないはずの花街だった。幻の街には断ち切れない未練を抱えた人々が集う。和風ファンタジーシリーズ第十一巻!
伝説の浅草オペラ「トスキナ」、アナキストを逆さまにした作品タイトルの通り、その作者・貘与太平こと古海卓二は、権威や権力に逆らいつづけた異端の表現者であった。大杉栄など浅草に集まる文化人、社会運動家たちと交流し、やがて映画界に転じてからは傾向映画といわれる左翼的作品や、市川右太衛門主演「旗本退屈男」などを発表し活躍する。しかし、戦火の拡大とともに映画界から遠ざかり、故郷・九州で火野葦平らと出会い、軍部への協力の道を歩きだす。本書は「ホームレス歌人がいた冬」で読書界の話題となった著者が、祖父である古海卓二の生涯をたどる。