江戸の熱い息づかい。“浮世絵は芸術である”そんなベールをはがしてみると、メディアや娯楽として江戸人の生活をささえていた、フレッシュな庶民のエネルギーが見えてくる。
江戸・東京・文学ゆかりの90余。文学作品と文学者をめぐる世相人情を紹介。地図・交通機関・所要時間・利用案内など付。
「広告代理店任せの地方博」という常識を破り、目標の3倍もの人を集めた“手づくり博覧会”のすべてを公開。
市場と時代そして世界までも動かすようになった広告。今日ある広告の発展の裏には、その時代を命がけで乗り越えた数多くの広告人がいた。フランスの広告起業家モンテーニュ、パリの広告に魅せられた佐伯裕三、広告文化の先覚者・岸田吟香、電通を創業した光永星郎、博報堂を創業した瀬木博尚、そしてビデオ・リサーチの森崎実…。一広告マンだった筆者が、広告人の足跡や活躍ぶりを克明に辿りながら、広告の歴史を活写し、新世紀へ向けての広告のあり方を示唆。
アメリカ合衆国に遅れること40年、日本も1960年代から大量消費時代に突入した。家庭電化製品が普及して生活様式の欧米化が顕著になると、消費者の価値観も多様化して、商品開発にはその動向調査が不可欠となった。本書は、長年消費財メーカーで市場調査に携わってきた著者が、紙おむつ、生理用品、衣料用洗剤、浴剤、シャンプーなどを例に具体的な開発競争の跡を辿り、新製品開発とマーケティングの理論を概観するものである。
本書はユーゴスラビア国民の7割が日常語としているセルビア・クロアチア語の学習の便に供するため、ベオグラードの日刊紙『ポリティカ』の記事をテキストとして、これに対訳と注解をつけたものである。
広告とクリエイターについての普遍の原理がこの1冊に集約された。
なぜ銭湯には絵があるのか。“あの絵”は一体、いつからあるのか。誰がどのようにして描いているのか。日本人の生活にどんな影響があるのか。ご町内のポップ・アート、浴場背景画の魅力をあらゆる角度から検証した初めての本。カラー写真多数使用。
本書には、現代日本の実にさまざまな写真が収められている。その違いを見るだけでも面白いし、広告写真家のカタログとして利用しても重宝である。
緊急提言。マスコミ権力に警告を発し、国家レベルのユートピア論を展開。
男の政治から女の同性愛まで、「広告批評」で展開された橋本ワールドが1冊に。「マンガ哲学辞典」も収録。
高度成長期の日本企業のシンボル・キャラクター(コマーシャル・キャラクター)は、子どもたちのアイドルだった。今や30〜40代の大人になった彼らにとってその愛しのキャラクター人形たちは、懐かしの宝物(アイテム)となった。10代〜20代の人達にも、懐かしさと新しさがミックスしたキッチュな人形として注目を集めている各キャラクターをオールカラーで紹介し、歴史、背景、現状などに触れたコメントを付し、キャラクターの愛らしさを懐かしむと共に高度成長期に日本を今一度振り返ってみる。