母性看護を行うために必要な病態生理・診断・治療を簡潔に記載、解剖生理からみた看護実習必携ノート、要点を簡潔にまとめ、図表を多く入れたわかりやすい記述、書き込みもできるゆったりとしたレイアウト。
本書に、選ばれた書物は実にバラエティがあって面白い。カウンセリングそれ自身に関するものはもちろん、絵本、児童文学から、小説や評論など広範囲に及んでいる。どの一冊に対しても、いわゆる「解説」というのではなく、それによってその臨床心理士が何を得たかというのが、生き生きと感じられる言葉になっている。
近年の科学文明の発展はすさまじく、医学・生物学の分野でも驚くべき発展がなされています。この勢いは来世紀においても続くものと考えられます。産科婦人科領域でも同様に、従来の考え方を大きく考え直さねばならない事項が存在するようになってきています。このため、現在の医学知識を十分理解し、医療に万全を期するためには、基本的医学知識を正確に修得、理解しなければなりません。本書は従来の基本的知識に加え、新しく発展をとげた研究成績も積極的に取り上げ、従来の単なる暗記型の学習を反省し、理解しながら知識を修得できるように、脚注を活用しました。特に生殖医学の分野での進展に伴う新しい知識の獲得、分娩に関する新しい知識の応用、婦人科領域でも悪性腫瘍に対する考え方も大きく変わりつつありますし、内視鏡下手術の導入など、従来の単に臓器を摘出するとの考え方ではなく、将来の生殖機能の保存やquality of lifeの問題も重視しました。
本書は泌尿器科医にとって必要な内分泌疾患、性機能障害について最新の確立された知見がまとめられた集大成である。新しく改訂するにあたり、特に性機能障害について臨床の即戦力になるよう概念毎に系統的な配列の章だてとした。豊富な図を使ってわかりやすく概説されている。
本書では、新しい分野への取り組みとともに、他の各章においても最新の情報を取り込んだ。心臓大血管奇形は種類の多さから多様な手術法があり、専門家でも原著を紐解くことがしばしばなので、容易に理解できるように簡潔な図表による一項目を設けた。内科循環器医を主な対象としながら、小児循環器関係者のみならず内科医にも必要な最新の基礎知識を集約した。
本書の内容は、理論よりも日常の実践を主体としていて、日常の育児あるいは保育園などの保育にあたっての参考になり、また小児保健や育児などの教材として使用できます。
本書は、小児栄養の基本的知識と実際を有機的に結びつけるという意図の下に、広い視野からわかりやすくまとめられている。「第6次改定日本人の栄養所要量」に合わせ、各種データ等を差し替えて、大幅な改訂を行った。
本書は1993年、栄養学の内容を年齢、性別などの対象ごとに区分けして学習するために編述されたものである。以来、各章ごとの区分けが比較的平易に、内容も入門的に理解しやすく記述されているとの評価を受け、初版以来若干の修正を加えながら増刷を重ねてきた。
しかし、今回1999年より「第六次改定日本人の栄養所要量」の策定運用に伴い、従来からの記述内容との整合を図る必要性を生じてきた。2000年から施行される介護保険法では、栄養指導、給食管理などについても、単に老人のみを対象とすることだけでなく、各対象区分ごとにおける幅広い知識とその応用能力があってこそ、老人介護に成果をあげることができるものと思われる。
現在、栄養士養成諸機関において、カリキュラム改訂を含め、21世紀にあるべき新しい栄養学の分野や方向性が検討されている。これらのことを念頭に今回改訂を行った。
第1章 栄養区分
1.1 栄養対象区分の意義
1.2 栄養対象区分の要因
第2章 母性の生理特性と栄養
2.1 母性の特性
2.2 妊娠期・授乳期の代謝
2.3 妊産婦・授乳婦の栄養
2.4 妊婦にともなう肥満の予防
2.5 妊娠と疾病の栄養管理
2.6 後期妊娠中毒症の栄養管理
第3章 乳児期の生理と栄養
3.1 乳児期栄養の特性
3.2 乳児期の栄養所要量
3.3 母乳栄養と人工栄養
3.4 離乳
第4章 幼児期の生理的特徴と栄養
4.1 幼児期栄養の特性
4.2 幼児期の栄養所要量
4.3 幼児期の食事
4.4 幼児期の食習慣づくり
4.5 保育所給食
第5章 学童期の生理的特徴と栄養
5.1 学童期の特徴
5.2 学童期の栄養所要量
5.3 学童期の食行動
5.4 学校給食
5.5 栄養障害
第6章 思春期の生理的特徴と栄養
6.1 定義
6.2 生理的特徴
6.3 栄養上の特徴
6.4 栄養所要量
6.5 思春期にみられる食生活の特徴
6.6 思春期にみられる栄養障害
第7章 成人期の生理的特徴と栄養
7.1 成人期の生理的特徴
7.2 成人期の栄養所要量
第8章 中・老年期の生理と栄養
8.1 加齢と老化
8.2 老年期の生理的特徴
8.3 加齢と消化吸収
8.4 中・老年期の栄養所要量
8.5 中・老年期の食生活と栄養管理
第9章 労作・スポーツと栄養
9.1 エネルギー代謝
9.2 生活活動とエネルギー所要量
9.3 生活活動と運動
9.4 精神労働と栄養
9.5 スポーツと栄養
第10章 特殊環境と栄養
10.1 温度と栄養
10.2 低圧環境の生理と栄養
10.3 高圧環境の生理と栄養
10.4 宇宙環境の生理と栄養
10.5 放射能汚染
10.6 ストレスと栄養
10.7 食事・栄養状態と薬効発現
問題の略解
付録
索引
本書は基本的に小児科の研修医から内分泌・代謝専門医、ならびに子どもの糖尿病を診療している内科医までを対象として作成した。小児の糖尿病に対処する手段について、診断と治療にとどまらず臨床家として遭遇する諸問題について詳細に述べている。
平成7年に本書を出版してから5年が過ぎた。その間、栄養学各分野の著しい進歩、また、このたびの栄養所要量第6次改定等で、本書の全面的な見直しを図り、改訂版を刊行するに至った。
近代社会は、食生活的にも予測がつかない状況になっている。今日、ヒトは胎児の時代より死にいたるまで、「ヒト」の作った食環境で生きていかざるを得ない。本書では、種々の時間・環境における生体の反応と、“適正に生きる”ために必要な栄養に関する基本的な生理・生化学について述べている。
本巻では女性のライフサイクルにおける思春期の位置づけに重点をおき、生理的変化、思春期特有の疾患、さらに社会との接点とライフスタイルに至る各項目をあげ編纂した。思春期の生理では、性分化、思春期の内分泌変化からみた思春期発来、身体発育、内分泌系の発育、精神心理学的発達を項目としてあげ、up-to-dateな知識をも含めた記載を各執筆者にお願いした。思春期の異常では、上記の生理的変化に対応する異常と同時に思春期特有の疾患を具体的にあげ、その分類、診断、治療法に重点をおいた。思春期保健では、栄養、スポーツを含めた生活指導の面から、健全な母性の確立のための性教育、若年妊娠など社会とのかかわりに触れ、本巻の目的とする思春期女性のヘルスケアを解説してある。
本書は故国分義行教授と佐伯節子教授の『保育者のための小児栄養学』を全面的に改編した新版である。最近の小児栄養学が乳幼児の栄養学から、さらに上述の社会的変動に伴う学童・思春期の栄養学にいたるまで、その重要性が大きくなってきたので、従来の記載に最近の問題点を含めて広く詳細に記述することにしている。またわが国の最近の保育環境も「健康児の保育」から「病児を含めた保育」に拡大する状況を配慮して、「病児の栄養」についての基礎的な知見も加えている。
近年、健康指向が強まるとともに、ますます栄養学の重要性が認識され、またその発展も著しい。しかし人の一生には、さまざまな段階があるうえに種々の環境下にもおかれるので、健康を目指すためには、それぞれことなった段階・環境での正確な栄養学的対応が必要とされる。
1997年、「精神保健福祉法」が制定され、精神障害者への福祉の適用がなされるに伴い、精神保健福祉士や臨床心理士、社会福祉士、介護福祉士の諸資格制度、行政機関等におけるメンタルヘルス活動などが重視されている。本書は、将来これらの活動に携わるべく医療・看護・介護・福祉について学ぶ人々のための、臨床心理学、精神保健学の入門的解説書。発達の各時期の特徴とその時期に起こりやすい不適応症状、性と心の関わり、メンタルヘルス活動(治療・援助)の実際とその問題、の3つを柱とし、臨床事例を挙げながら、わかりやすく解説する。
糖尿病の患者さんや家族へ療養指導していると、いろいろな質問や疑問にうまく答えられず悩んだり迷ったりしたことは、医師に限らずあらゆる医療スタッフが経験されていることと思います。本書は、普段の診療時に医師、看護婦、薬剤師、栄養士、臨床検査技師、運動トレーナーが患者さんや家族からいろいろ質問された中から116問の質問とそれに対する答えと解説、ポイントをまとめたものです。