本書は、設計幹部向けの「マネジメント」の実務に必要な部分をまとめた内容である。
本書は、OECDが行った世界中のスクールリーダーシップの政策と実践についての研究に基づいている。様々な国際的な見方をすることで、4つのテコ入れ政策(責任の再定義、仕事の分散、魅力的な専門職、技能の開発)と幅広い政策オプションを明らかにして、政府がすぐにでもスクールリーダーシップを向上させ、将来に向けて持続可能なリーダーシップを構築する一助となるものである。
ナラティブがつくり出す、教育評価の新たな境地へ!
日本の生産年齢人口の低下および外国人児童の増加に伴い、外国人の日本社会へのシームレスな接続が喫緊の課題になっている。日本語教育は、教室内の言語学習を越え、社会参加のための教育もふまえた新たな時代に突入しつつある。その評価基準も、ペーパーテストで測られる数値化されたものだけでなく、新たな改革が必要だー。「ナラティブ評価」という新たな基準を提唱し、日本語教育のさらなる奥行きと広がり、さらに教育学との架橋と拡張を捉えた評価理論と実践の書!
序章 なぜ、今、教育評価なのか。それを日本語教育で語るのか (南浦涼介)
第1部 理論編ー人と社会をつなぐナラティブ評価
第1章 教育評価研究の系譜と「評価」概念の問い直し (石井英真)
第2章 日本語教育における評価研究の系譜(南浦涼介・三代純平・石井英真・中川祐治・佐藤慎司)
第3章 人と社会をつなぐ評価ーナラティブ評価の可能性(三代純平・南浦涼介・佐藤慎司・中川祐治・石井英真)
第2部 実践史編ー実践史の中のナラティブ評価
第4章 善元幸夫の実践からナラティブ評価を発見する (南浦涼介)
第5章 総合活動型日本語教育における評価再考 (三代純平)
第3部 実践編ー社会とつなぐ実践とナラティブ評価
第6章 出会いと学びのデザイン (三代純平・米徳信一・神吉宇一)
第7章 「生活者としての外国人」と地域をつなぐ実践 (中川祐治)
第8章 声と姿でつなぐ子どもたちと学校・地域ー基町小学校の学校づくり(南浦涼介・二宮孝司)
第9章 多様な言語観・言語学習観を考える (佐藤慎司・嶋津百代)
あとがき (三代純平)
編著者紹介
未来を浪費する無謀な成長に終止符を打つ新たな経営を理系経営者が大胆に提示。21世紀企業の必須アイテム。
協調性・調整力・表現力…集団討論・集団面接で問われる力とその身に付け方を完全収録!
『草の根の中国』(東京大学出版会、2019年、アジア・太平洋賞大賞受賞)、『中国農村の現在』(中公新書、2024年、2025新書大賞13位)に続く、個性溢れる中国農村論。今回はインドやロシアとの比較を交えるなど更に広いパースペクティヴのもと、前二著とは異なる新たなテーマを切り拓く。混沌とする農村現場の徹底的な観察と分析を通じて、雑多な要素が複雑に絡み合い影響し合いながら織り成す一つの秩序=曼陀羅図を、浮き彫りにする。
【本書「序章 曼陀羅図としての農村」より】
農村社会にフォーカスした地域研究には、二重の重要性があると思う。
一つは農村を地域研究の際の「方法として」対象に接近することである。私たちは、とかく、東京や北京、上海のような大都市の視点から物事や地域をみることに慣れている。これに少し抗い、どの国の、どのような出来事を扱う場合でも、まずは「農村ではどうなっているのか」と、発想してみるのである。現代日本人が慣れ親しんだ、都市中間層のマインド・セットをいったん、封じてみることで、物事の新しい側面が見えてくる場合も多い。これを、「方法としての農村」と呼んでおく。
もう一つは、一国のなかで農村部が果たすべき役割を探究することである。農村は近代化から取りこぼされた単なる残滓とみなされがちだが、実際にはそれ以上の意味をもつと思うからである。その証拠に、誰もが都市的な感覚で生きているようにみえる現代日本でも、農村はいまなお、残り続けている。広島県中央部付近にある筆者の故郷も、そうしたありふれた日本の農村の一つである。農山漁村はなぜ消滅しないのか。どのような「役割」を果たしているのか。
序 章 曼陀羅図としての農村
第1部 農村ビジネスの郷土性
第1章 家族主義に埋め込まれた農村ビジネスーー双水村のレンガ工場
第2章 道づくりとリーダーシップ
第3章 僻地の教育ビジネスーー貴州石村の寄宿制学校
[フィールド・エピソード]豊城農村調査挫折記
第2部 県域社会の文化心理
第4章 交叉地帯の構造
第5章 交叉地帯の文化心理
第6章 中国的「県域社会」の現在
[フィールド・エピソード]田舎の女と町の女
第3部 比較のなかの中国農村
第7章 都市=農村間の人的環流ーー中国・ロシア比較
第8章 村落ガバナンスにみる公・共・私の交錯ーー中国・インド・ロシア比較
[フィールド・エピソード]中国研究者がロシアの農村で考えたこと
[フィールド・エピソード]中国研究者がインドの農村で考えたこと
高校生の理科・科学の研究発表の場として、モチベーションを高め、理科人材を育成するために神奈川大学で設けられた理科・科学論文大会の受賞作をまとめた。
日本一ハッピーな教室をつくる秘訣とは?子どもを温め、気付かせる。主体性と協働力を伸ばす、共感と言葉がけを。教室や授業で子どもとつながり、伸ばす極意。子どもは皆、素晴らしい力をもっています。一人ひとりの力が発揮され、個性が磨かれるためには、教師の子どもの見方と共感が何より重要なのです。
ハーバード大学のバースキー教授が開発した,医学的症状の自己管理のための認知行動療法プログラム日本語版。同氏が初めて提唱した概念「身体感覚増幅」についても解説。心身医療に携わるすべての方,必見。
第1章 医学的症状の自己管理
セッション1 導入
セッション2 注意
セッション3 認知(信念と思考)
セッション4 文脈(周囲の事情と状況)
セッション5 行動
セッション6 気分,まとめ
第2章 心気症に対する認知行動療法の有効性
1 心気症の本態
2 方法
3 結果
4 研究結果のまとめ
5 認知行動療法(CBT)プログラムを適用した症例について
第3章 身体感覚増幅の概説
1 身体化(somatization)の概念
2 身体感覚増幅について
3 身体感覚増幅が関与する可能性のある疾患や病態
4 biopsychosocial modelにおける身体感覚増幅の位置づけ
5 Somatic Symptom Disorder(DSM-5)
第4章 心気症の心理教育的カウンセリング
セッション1 身体感覚増幅のシステムの概要
セッション2 たいていの症状は良性のものである
セッション3〜4 診断を得ることから対処することに焦点を変えること
セッション5 症状と治療に関するよくある誤解ーシステムの機能の仕方
セッション6 おさらいとまとめ
eラーニング教材作成のための具体的事例集
監修にあたり
この本の目的と利用方法
第1章 インストラクショナルデザイン活用の必要性
1.1 インストラクショナルデザインの定義
1.2 企業のおかれている状況
1.3 高等教育のおかれている状況
1.4 初等中等教育の現状
1.5 eラーニングコース開発の実際
第2章 ニーズ調査
2.1 ニーズ調査の目的
2.2 ニーズ調査方法
2.3 ニーズ調査対象
2.4 学習対象者の欲求
2.5 ニーズ調査事例
2.6 課題
第3章 初期分析
3.1 初期分析の目的
3.2 対象者分析
3.3 技術分析
3.4 環境分析
3.5 タスク分析と重要項目分析
3.6 学習目標分析
3.7 メディア分析
3.8 既存資料分析
3.9 コスト分析
3.10 課題
第4章 設計
4.1 設計の基本の復習
4.2 設計事例
4.3 課題
第5章 開発
5.1 ストーリーボードはインストラクショナルデザイナが作成する
5.2 学習目標項目の具体化事例
5.3 ストーリーボード事例
5.4 ストーリーボードではない事例ー童話による教育ー
5.5 素材などの設計事例
5.6 課題
第6章 実施
6.1 教育指導推進者
6.2 実施ガイド
6.3 コース案内
6.4 CeLP事例
第7章 評価
7.1 評価の目的
7.2 評価の対象
7.3 評価の時期
7.4 課題
第8章 教育コンサルティング例
コンサルティング事例
索引
腰痛治療で定評のある全国各地のカリスマ施術家12人を、小社特別取材班が厳選紹介。
腰痛に悩む一般読者はもちろん、整体、カイロ、整骨、鍼灸などに携わる同業者たちからも大きな注目を集めている大好評シリーズ第6弾。
●はじめに
1こころ整骨院グループ
安藝 泰弘先生
「良い治療家」を育てることが使命と心得、
持てる技術を惜しみなく伝える分院30店舗の総帥
2骨筋医学整体院
石川 篤史 先生
「かかりつけ整体」として高齢化社会に挑戦。
結果を出す治療家と評判の「神の手」の持ち主
3医心堂そめい鍼灸整骨院
内田 敏彦 先生
原因はバランスの悪さ。
「総合身体調整術」で、腰痛の根本治癒をめざす
「巻き爪」治療の名手
4東洋コンディショニング八千代院院長
小橋 悟先生
健康的自立の徹底サポートをめざし、
自らを律する「神の手」の持ち主
5シンメディカル整体院
関根 伸英先生
関節包内矯正とオステオパシーを融合した
独自療法で腰痛解消に挑むベテラン施術家
6T r u e T r e a t G I N Z A
角田 紀臣先生
独自の「足首理論」を展開し、難しい腰痛も
完治へと導く「足首矯正技術」の使い手
7土井接骨院 YDテクニック協会
土井 快泰先生
骨格矯正で自然治癒力を高め、腰痛を治す
「YDテクニック」という独自療法の創始者
➇ぷらす整骨院
藤原 克行先生
「治す治療」という共通理念を掲げ、
全国展開する整骨院グループ創業以来の凄腕指導者
9本田鍼灸院
本田 維道先生
低下している活力を甦らせ、
腰痛を自然治癒させる鍼灸治療の「神の手」の持ち主
10湘南カイロプラクティックセンター
山崎 磨智 先生
施術と体づくりの相乗作用で、患者さんの未来を変えていきたい。
そう訴えるカイロの達人
11元気整体院
山本 彰先生
体に癒しの力を送り自然治癒力を引き出し、
腰痛の根治をめざす「気」の使い手
12輝素雅殿( K I S S G A R D E N )
やわやま まこと先生
難治性の腰痛を自律神経への働きかけと
音波の力で治癒へと導く奇跡のセラピスト
研究開発型の企業を営む著者は、大企業家たちが多額の寄附をした世界各地の巨大天文台を訪れ、最先端の科学技術に対する企業家の役割に想いをはせる。過去の五大産業革命の推進原理やデジタル情報革命のインパクトを考察し、新しい産業革命を展望する。金融資本主義が崩壊した現在、経済力の基盤は科学技術力であるという信念のもと、好奇心と創造性を尊重して未知への探究の夢を抱きつづける社会の構築を提言する科学技術立国論。
研究成果を分かりやすく紹介した記念講演をはじめ、科学・社会・教育など多方面にわたる、ノーベル賞化学者からの熱きメッセージ。