工学的知性によって描かれる自由・多様性・民主主義ー来たるべき社会を構築するためのヴィジョンがここに。
凶悪な青少年事件の続発、学校教育と家庭教育の不全化…、いま何を考えるべきか、キーポイントを提示する。
"第一章教育の危機・学校の危機
第二章学校・課程・地域の協働の具体的展開
第三章学校のアイデンティティ
第四章二つの教育観
第五章新たな学びの理論に向けて
第六章教育コミュニティづくりをめざし"
「嘆きの人生から、喜びの人生へ」
「集金より支払いに気を遣え」
「天地自然の法則は厳しいものである」
千葉県成田市の建設会社4代目が老舗の知恵をひもとく
「われわれには100年が長いとは少しも思わない。
120年前の創業者の息吹がありありと感じられる」
幼少時から家訓をたたき込む、平山一族の「早期隔世教育」!
本書は、現在、算数科で求められる言語活動をPISAで提案されたアーギュメンテーションという語で明確化した。そして、アーギュメンテーションにより算数を生み出す活動を通して、算数・数学的にみて価値ある思考力・判断力・表現力を育てる問題解決授業を提案した。
住民が、トリウム研究者・資源専門家とタッグを組んで練り上げた。「畑作北限の地」から「畑作の地」へ起死回生策、NPO法人「トリウム研究所」設立を申請中。“活断層がない”中川町だからできる未来プロジェクト。
私学教育を語る「9つのカテゴリー」。中学受験の日能研関西がプロデュースする志望校選びの新たなガイドブック!
社会企業家の先駆者ともいわれる渋沢栄一。彼の人材育成面での貢献(主にビジネス教育への支援活動)の詳細を解明し,それを促した資本主義観を析出,後発国の工業化や現代資本主義に示唆を与える。近代日本の商業教育の発展史・人材の輩出史としても興味深い。
序 章 渋沢栄一の人づくりに注目する理由(橘川武郎)
──後発国工業化への示唆と資本主義観の再構築
第1章 「合本」資本主義と高等教育への反映
──東大・早稲田・一橋への支援(島田昌和)
第2章 道徳経済合一説の真意
──東京高等商業学校での講話から(田中一弘)
第3章 教育支援活動の持続性(飯塚陽介)
──東京高等商業学校への影響力の基盤とその変化
第4章 商業教育制度の発展と私立商業学校への支援(島田昌和)
──京華商業学校を中心として
第5章 中等商業教育の普及と公立商業学校(山藤竜太郎)
──横浜商業学校・名古屋商業学校とのかかわり
第6章 女子高等教育による新しい社会と家庭の実現(山内雄気)
──日本女子大学校に対する支持と尽力
終 章 資本主義・人本主義・合本主義(橘川武郎)
──日本的経営の再生も視野に入れて
AIが社会に進出してゆくにつれ、社会的格差を拡大させる、仕事を奪われる、人間の知能を超えてしまう、などの懸念がひろがっている。ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)はこのような危機を緩和することができるのか。AIと社会の関係を実証的に問い直す社会科学の試み。
8割が女性という日本語教師だが、その実像について語られることは少ない。彼女たちはどのように海外での日本語教育を支え、その後どのような人生を送っているのか。日本語教師を取り巻く環境と課題を、青年海外協力隊・日本語教育隊員経験者へのアンケート調査、および4人の女性のライフヒストリーをもとに明らかにする。
第1部 国策としての日本語教育の周辺
第1章 外国人大量受入れ時代の到来
第2章 日本語教育と日本語教師養成の現状
第3章 顕在化する日本語教師不足
第2部 日本から切り離される日本語教師ー青年海外協力隊日本語教育隊員の視点
第1章 青年海外協力隊について
第2章 青年海外協力隊日本語教育隊員の意識と職業観
第3章 開発協力の中の日本語教育の矛盾ー青年海外協力隊日本語教育隊員たちの語りから
第4章 揺れ動く「国際協力の意義」の中で
第3部 日本語で移動する女性たちーその人生とキャリアの語り
第1章 「海外渡航する日本女性」をめぐって
第2章 太平洋島嶼国の日本語教師から技術系企業社員へ
第3章 日本語教育の職人として
第4章 「言語の格差」と「二重の不在」の中で
第5章 世界を渡り歩く日本語専門家として
第4部 海外を目指す若い日本語教師のキャリア形成支援のために
第1章 移動する日本語教師の語りに見る「キャリア形成」支援の手がかり
第2章 日本語教師の「専門性」をめぐる小論ー英語偏重教育の影の中で
第1章 最適な教育配分と教育選択
第1節 教育政策の効率性と公平性
1.1 教育への公的支出
1.2 教育の効率性
1.3 教育の公平性
1.4 教育政策の展開
1.5 教育機会の平等と経済の効率性
第2節 教育の機会均等と平等性
2.1 投入の平等、結果の平等
2.2 公共支出の公平性
2.2.1 投入の平等と結果の平等
2.2.2 公共支出の最適配分
第3節 教育支出の公平性
3.1 教育配分モデル
3.2 累進税の導入
3.3 最適教育配分と所得再分配
第4節 おわりに
第2章 公的教育と私的教育
第1節 教育費用の負担
1.1 義務教育費用の公的負担と私的負担
1.2 義務教育における国と地方自治体の役割
1.3 義務教育と私立学校
第2節 私的教育と公的教育
第3節 線形所得税の導入
3.1 個人の行動
3.2 政府の行動
3.3 最適政策
3.3.1 最適課税
3.3.2 教育の最適配分
第4節 おわりに
第3章 親による子どもの教育選択と最適政策
第1節 親の教育動機
1.1 利他的動機と利己的動機
1.2 教育の動学的側面
第2節 親による教育選択と政策
2.1 個人の行動
2.2 生産
2.3 政府の行動
2.4 生産物市場の均衡
第3節 最適政策
3.1 動学的な分析
3.2 定常状態での分析
第4節 おわりに
第4章 義務教育と格差
第1節 個人と義務教育
第2節 モデルと長期均衡の安定性
第3節 義務教育制度の導入と格差
第4節 特定化による検証
第5節 おわりに
第5章 高等教育の普及と教育政策
第1節 大学進学率の動向
1.1 進学率と教育財政
1.2 大学進学の動機・誘因
第2節 進学動機と教育政策
2.1 個人の行動
2.2 政府の行動
第3節 特定化による検証
第4節 おわりに
第6章 高等教育の社会貢献と最適政策
第1節 多様化する大学
1.1 高等教育への公的支出
1.2 役割の多様化
1.3 大学における教育と研究の複合生産
第2節 教育・研究を含むモデル
2.1 教育部門
2.2 生産部門
2.3 労働制約
第3節 最適状態の導出
第4節 課税/補助金政策による最適状態の誘導
4.1 生産部門の行動
4.2 個人の行動
4.3 教育部門の行動
4.4 政府の行動
4.5 市場均衡
4.6 市場均衡の動学
4.7 定常状態均衡
第5節 おわりに
第7章 大学を取り巻く環境の変化
第1節 大学教育市場
第2節 私立大学の存在
第3節 モデル
3.1 個人の行動
3.2 大学の行動
第4節 18歳人口減少の影響
第5節 おわりに
補論 大学の規模の経済性と範囲の経済性
1 分析方法
1.1 インプット距離関数
1.2 規模の経済性
1.3 範囲の経済性
1.4 特定化
2 データ
3 分析結果
参考文献
索引
日本社会に増えつつある海外からの様々な移住者の背景の理解を深めるため、在日コリアン女性、中華民国(台湾)系華僑、アメラジアン、フィリピン系日系人、中国帰国者など移住者のルーツのみならず、当事者の経験にも焦点をあて、多文化共生の議論に歴史を振り返る視点を提供する。
本書は、設計幹部向けの「マネジメント」の実務に必要な部分をまとめた内容である。
本書は、OECDが行った世界中のスクールリーダーシップの政策と実践についての研究に基づいている。様々な国際的な見方をすることで、4つのテコ入れ政策(責任の再定義、仕事の分散、魅力的な専門職、技能の開発)と幅広い政策オプションを明らかにして、政府がすぐにでもスクールリーダーシップを向上させ、将来に向けて持続可能なリーダーシップを構築する一助となるものである。