芸術における真理とは何かー。ガダマーの「芸術思想」の哲学的意義を彼の主著『真理と方法』の内部から明るみに出し、彼の「哲学的解釈学」を貫く美と芸術の問題を「言語性」の観点から究明する。
デザインと芸術の第一線で活躍する3人が日本文化の可能性を語ります! ●芳澤 六十歳になった今、しみじみ思うことは、自分の目標や目的はありますが、もう一つのテーマとして、若い人との接点を大切にして、責任ある世代として、伝えられることを伝えていきたいなと思います。 ●柳本 子どもや学生に何かを教えると、青年たちがすごく悲観的だと感じます。ですから、こちらが教えるということではなく、未来は明るいよということを伝えるだけでもいいのかもしれないし、それが大切なときではないかと思っています。 ●栗原 日本という国には、よさがたくさんあると分かってきているわけですから、若い世代の人たちにも、その日本文化のよさに気づいてほしいと思います。私たち世代が、若い世代に向けてそのことを発信しなくてはいけないとも思います。(本文より)
本書は、東京藝術大学音楽学部の2012年度(平成24年度)から2016年度(平成28年度)まで、5年間の入試問題を収載した過去問題集です。2017年度問題は一部の問題が非公表であったため、全科公表最終年までの収載となります。科目は、楽典、聴音、新曲視唱、リズム課題、和声、厳格対位法、コラール課題、自由作曲、ピアノ新曲、国語、英語、小論文、学力検査になります。東京藝術大学音楽学部はその後、過去に遡り一部の問題を非公表としており、本書ではその非公表の問題まで傾向把握と対策が可能です。楽典、国語、英語、学力検査には詳細な解答例・解説を付けています。また、和声、ソルフェージュ問題には、傾向と対策を付けています。(2018年6月。その後2018年7月に、東京藝術大学音楽学部の問題は過去に遡って公表されました)。
学校案内(2017年)
検査内容(2018年)
2016年入試問題
2015年入試問題
2014年入試問題
2013年入試問題
2012年入試問題
西欧文明の展開を芸術,哲学,科学と工業技術等の偉業を通して考察し,人間の創造的営為と時代精神とのかかわりを生き生きと描く。口絵=カラー48頁・モノクロ238点
ドビュッシー、シェーンベルク、
バルトーク、ストラヴィンスキーの音楽を
〈作曲行為〉と〈音組織〉の観点から考察!
ルネッサンス以来のヨーロッパが
歴史上かつてない変動にみまわれた時期、
〈現代〉が始まる直前の〈近代〉として区分される
時代およびそれ以降の音楽文化の変容を、
トーマス・マンの小説『ファウストゥス博士』
の主人公、作曲家アードリアーンを象徴として、
激しく変貌していった音楽芸術の特色を語る。
難波弘之(ミュージシャン、東京音楽大学教授)氏、推薦!
帯文予定!
※ 本書は『アードリアーンの音楽』(1979年)を
改題、増補改訂した新版です。
はじめに
第一章 アードリアーンの時代
一 「ファウストゥス博士」
二 アードリアーンの時代
三 架空の作品と現実の作品
第二章 ヨーロッパ音楽の音組織
一 調性音組織と現代の音楽文化
二 旋法について
三 和声について
四 拍子について
五 その他の特質について
第三章 モンタージュされた作曲家たち
一 危機への創造的解答を求めて
二 クロード・ドビュッシー
三 アーノルト・シェーンベルク
四 ベーラ・バルトーク
五 イゴール・ストラヴィンスキー
六 〈作曲〉行為としての現代芸術音楽
第四章 アードリアーンの死のあとに
一 現代芸術音楽のカオス
二 音楽文化のライフサイクル
三 アメリカ民衆音楽系の誕生
四 ヨーロッパ芸術音楽の終焉と音楽文化の再生
終章 現代日本の音楽文化
一 東西二洋の音楽の遭遇
二 日本のアードリアーンとその子供たち
(増補)
「現代音楽と基本的音感覚」「L.W. メーソンの和声教育」
「日本のアードリアーンー山田耕筰と20 世紀ヨーロッパ音」
注、参考文献
社会主義リアリズムはアヴァンギャルドの精神から生まれた!ロシア・アヴァンギャルドはスターリン権力によって闇に葬られたという通説を打ち破り、現代ロシア文化の最先端を解読する。
地域の課題解決のために、鳥取大学の教育・研究の成果を手軽なブックレットにまとめてお伝えするシリーズの第7弾。
「芸術体験は、人に何をもたらしうるのか」
アートセラピスト(芸術療法士)として精神科病院に勤務した筆者は、
患者が病院の外においてこそ健やかに暮らすことができる人間関係の構築が急務である現状に気づき、
芸術をウェルビーイングなまちづくりに活かす「ソーシャル・アートセラピー」のしくみを構想します。
本書は20年以上にわたる「ソーシャル・アートセラピー」の実践研究活動で築いた臨床的知見と研究成果から、
芸術体験のアプローチの可能性と芸術作品のイメージを共有する「アートシェアリング」の機能性を示した一冊です。
芸術とは芸術家の自己表現であるなどという、近代主観主義の硬いカラを打ち破って、古典芸術が原理としていたものを知り、古典芸術の原理の奥深さを知る。あとは、おのずと、無理なく、自然に、古典芸術の素晴らしさが分かるようになる。世界からエネルギーをもらえ!感動が待っている驚異の西洋芸術入門書。
現代はどう解釈されるべきか。思想、哲学、カルチュラル・スタディーズ、社会学から文芸批評までー。価値多様化・文化多極化の激動する現代を明確に読み解く、重要キーワード350余項目。
ラスキンの名を一躍有名にした名著『近代画家論』第一巻からの翻訳。ターナーの絵を題材に、雲や空など自然描写の技法を説き、更に自然と向き合う中で育まれる芸術教育の重要性に触れた一冊。『風景の思想とモラル』に続く、好評シリーズ第二弾。現代日本でラスキン再評価の口火を切った訳者による待望新訳!
第一部 一般的なさまざまな原理
第一節 芸術によって伝達できる観念の本質
第二節 能力について
第二部 真実について
第一節 真実の観念についての一般的原理
第二節 一般的真実について
第三節 空の諸相の真実
答えなき生の根源的問い。それを引き受ける者は?社会と人性に対し芸術はどう作用しているか?効用を尋ねる遍歴の果てに次第に浮かび上がる、形なき独自の「使命」と「有用性」。日本学術振興会人社プロジェクトの成果。
東洋文化の精華・綜合芸術である茶道の『感応の美』は、時代を超えて生き続ける。茶道実践者にして、はじめて可能な茶道と易思想の解明。
能と中世文化を探求する論集。今回は世阿弥作の作品を中心に、興行の政治性、能の起源や身体論など、さまざまな角度から検討を加える。
渡辺 保 「芸」について
小林康夫 秋よ友よ──「姨捨」をシネマ風に
〈2 対談〉
中沢新一×松岡心平 能「当麻」をめぐって
〈3 論文〉
松岡心平 一条竹鼻勧進猿楽と世阿弥
沖本幸子 〈翁〉生成の磁場──方堅・乱拍子・摩多羅神
横山太郎 ハタラキ考──世阿弥以前の能における鬼の身体
竹内晶子 能「箱崎」考──本説の検討と諸本系統図作成を通して
倉持長子 能「雲雀山」のトポス──大和・紀伊の境界をめぐって
荒武裕一郎 歌うこと、旅すること──『西行物語』について
稀代の碩学ウンベルト・エーコがものする芸術史、待望の第3弾。『美の歴史』、『醜の歴史』に続く本作は、前2作の二項対立からより自由に飛躍し、あらゆる創作活動の蒐集・分類、すなわち世界のカタログ化に目を向けた、記号論者エーコの面目躍如たる一冊となった。ダンテ、ラブレー、ジョイス、そしてブリューゲル、ダリ…文芸・美術作品の中に潜む眩惑的なリストの大海原へと乗り出す、知の「列記嗜好者(リストマニア)」による熱狂の大航海。
人間の「個」の精神世界の語り得ぬ深奥──人間の内なる「野性」の発見。
アフリカのセヌフォ族や中国雲南省ナシ族との共同生活、沖縄やスペインそして日本各地での十数年にわたるフィールドワークをとおして得た貴重な体験──文字化されない人間のエッセンス──を言語化することができた初めての書。シャーマニズム的世界とアートに共通して認められる「創造空間」に言及した研究書。「野性の論理」と「愛の論理」を、透徹した優しい眼差しで、美術にたずさわるすべての人々に、自分探しに悩む若者に贈る!
本書に寄せてーーシャーマニズム研究の視点から/朴善姫
序
第一講 サバンナの啓示ーーアフリカ
introduction --「目に見えるもの全て完璧」
「勘」と勘違いーーモダニストたちの素朴について
仮面儀礼と鍛冶屋の火ーー文化の両義性について
第二講 亜熱帯の精霊ーー琉球
地球は女で回っている?--性差と性力について
仮面儀礼とシャーマニズムーー秘祭「アカマター神事」の諸相
第三講 高原の思考ーー中国
神話の詩学ーー陶酔と「外」の論理
最後のシャーマンーー即興的パロールと象徴的恋愛のジェネシス
第四講 砂漠民の遺産ーースペイン
「楽園」形態の諸相ーー芸術家と修行者の「実践知」的世界観
オリエントの化石ーー都市生態から診る聖地の構造
第五講 飽和地帯のアルスーー日本
芸術は野性であるーー「他者」と「内なる他者」について
「職芸民」と天文ーー眼力=身体性=暗黙知、あるいは「神人」のイストワール
「巫術師」と人文ーー移入=官能性=変性意識、あるいは心の「一性」について
第六講 「現代アー卜」の民俗(一)
未決定的かつ超決定的な……--アー卜とシャーマニズムの相似性について
観賞は解釈か、体験か、--有責性と無責性について
温室の植生学ーー批評=仮想現実=「個」、あるいはシステムと私性の在処
第七講 「現代アー卜」の民俗(二)
〈私美術〉作家たちーー内的衝動と絶対的個への超脱
声の向こうのもう一つの声ーー通過儀礼としてのアートセラピーと私史について
創造の秘密ーー「愛」と「忘却」と「反経験」の空間
解説に代えてーー美術と内なる野性/三頭谷鷹史
あとがき
※初回限定生産(増刷はいたしません。品切れの際はご了承ください) 。
※書影は原著のものです。
『ピーナッツ』65 周年記念
豪華アートブック
待望の邦訳刊行!
世界中で愛される『ピーナッツ』の連載開始から 65 周年を記念して、
世界的なグラフィック・デザイナーであるチップ・キッドが編纂。
2015 年 10 月に刊行された “Only What's Necessary: Charles M. Schulz and the Art of Peanuts” の待望の日本版を、2016 年 4 月誕生の「スヌーピーミュージアム」に合わせて刊行いたします。
初公開図版を多数収録した永久保存版!
《本書の特色》
1『ピーナッツ』のアート本として最高クオリティ。チップ・キッドが編集、デザインした名著。
2チャールズ・M・シュルツ美術館の膨大なアーカイブから、未発表の原画や初出となる貴重な習作を掲載。
3 掲載された170話以上のコミックについては、すべて英語のままで掲載し、巻末冊子に日本語併記したバイリンガル仕様。英語も学べます。
4 原画のニュアンスを余すところなくとらえた名手ジェフ・スピアーの写真が、大型本ならではのサイズで堪能できます。
イントロ:ジェフ・キニー(『グレッグのダメ日記』作者)
まえがき:ジーン・シュルツ(未亡人。チャールズ・M・シュルツ美術館理事長)
はじめに:カレン・ジョンソン(チャールズ・M・シュルツ美術館館長)
いいコミックというのはつまるところ、いいデザインだ。見ていて気持ちがいいコミックのキャラクターは、きちんとデザインされたキャラクターなんだ。4つのコマになにかを配置するときは、それによってそのスペースを、きれいなかたちに分割しなければならない。わたしがそれに気がついたのは、チャーリー・ブラウン的なユーモアを表現する場合、画をシンプルにしておく必要があるからだ?? とてもシンプルに。それにわたしは背景をほとんど描きこまない。すべてをとてもシンプルにしておくことが肝心なんだ??チャールズ・M・シュルツ
この本の最後のページをめくったとき、読者のみなさんがシュルツの持つ、芸術的才能の広大さに対する見識を深め、彼の人生体験がどういうかたちで『ピーナッツ』の原動力となっていたかを少しでも理解するるようになっていてくれれば、それに勝るよろこびはありません。??カレン・ジョンソン(チャールズ・M・シュルツ美術館館長)
※1950年10月2日から2000年2月13日までの50年間、チャールズ・M・シュルツは世界一の人気と影響力を誇る新聞マンガ「ピーナッツ」をひとりで描きつづけた。彼はトータルで1万7897本のコミックを描き、「単独の人間によるものとしては、おそらく人類史上最長の物語」とも称される。本書は、ブック…