「キャリア研究会OGトーク」は、オンラインミーティングツール・Zoomを活用し、学生たちが卒業生のキャリアについて話を聞き、グループ討議を通じてお互いに学びあうというものです。取組みの初年度である、2021年度には4名のOGが登壇してくださり、みなさんユニークで、そして非常に「濃い」キャリアを披露してくださいました。それぞれのお話がとても魅力的で、自分が学生のときにもっとこういった話を聞きたかった、と思わされるような内容ばかりでした。
この本を手に取った読者の方が学生であれば、ぜひ将来の自分の就職活動、そして社会に出て働くということに前向きになるための参考にしていただきたいと思います。そして、もしすでに社会に出て何かしらの仕事をしている方でしたら、自分のいまのキャリアを見つめ直す機会にしていただければ幸いです。(フェリス女学院大学就職課 永井択)
今回ゲストで参加していただいたOGの馬渡彩衣さんは、韓国で知り合った友人から日本で事業をやるのを手伝ってくれないかと誘われて、現在のビジネスをスタートさせています。百瀬茉莉奈さんは、銀行の支店で地域の顧客の相続の問題解決に奔走しています。通訳の棚田周子さんは、言葉が異なる社内外の関係者の相互理解を助けています。みなさんがフェリスの教育理念である「For Others(他者のために)」を体現されていることに感服しました。
一方、ゲストのなかには、子育てや親のサポートに力を注いでいる方もいます。常に学び続ける姿勢にも感心するばかりです。単に職業人というだけでなく、家族、親、学ぶ人など、いくつもの役割を担っていることがわかります。それにともなうご苦労もうかがえますが、みなさん前向きに取り組んでいます。職業人以外の面でも、ゲストの「キャリア」には学ぶところが多いと思いました。
加えて、本書を通して読者のみなさんにお伝えしたいのは、「人文系、芸術系の学部しかない女子大でも、社会で活躍している卒業生が大勢いるよ」ということです。多くの学生が、経済学部や経営学部など社会科学系の学部の卒業生よりも、「就職で不利なのではないか」、「仕事の能力で劣るのではないか」と感じています。でも、今回ゲストとして参加してくれたOGのキャリアには、私も社会人ファシリテーターも感心するばかりです。会社に勤めても、フリーランスでも、起業しても、その仕事の内容、社会人としての態度に、しばしば感銘を受けました。本当に素晴らしい先輩たちです。「女子大上等! 文学部上等!」というのが、このプログラムに込めたもう一つのメッセージです。(キャリア・エンパワメント代表 高嶋成豪)
第1章 カポエイラってなんだ?
第2章 知られざるカポエイラの歴史
第3章 カポエイラ魂(1)実践基本動作
第4章 カポエイラ魂(2)実践発展動作
第5章 カポエイラには原始のリズムが欠かせない!
終章 よきカポエイリスタになるために
芸術とは「眼に見えたもの」の再現ではなく「知っていること」から創られる。絵画や彫刻にせよ建築や都市にせよ、優れた独自の表現が確立された時、そこには、かつてなかった精神的価値に裏打ちされた空間認識が根ざしているに違いない。原始時代の洞窟壁画、ギリシアの神殿と彫刻、ゴシック建築、ルネサンスの理想都市、鉄とコンクリートと工業化から現れた世紀末芸術、20世紀に花開く抽象芸術……。自己と対象との関係において際立った表現様式が持つ文化史的・精神的背景を解き明かす、圧倒的な芸術論。西洋美術の碩学の隠れた名著。解説 三浦 篤
原始空間の特質
ギリシャ人の空間意識
イタリア美術の空間意識
ゴシック空間の象徴性
ルネッサンスの理想都市
新しい技術と空間的可能性
世紀末芸術の空間意識
キュビスムの空間意識
抽象的空間の成立ーー抒情と幾何学
あとがき
解説 三浦篤
〈一枚の絵の最良の解説は、一篇のソネあるいはエレジーであるかもしれない〉
近現代詩を開拓した詩人ボードレールは、近代芸術批評の起点に立つ批評家でもあった。
日仏の研究者・作家が協同し、美術や音楽と共鳴しつつ深化するボードレールの詩学と、さらには女性観の考察を通じて、詩人の創作原理の真髄に迫る。
1 ボードレールと美術
反現代生活の画家
アントワーヌ・コンパニョン(畠山達訳)
ボードレールとポスト・レアリスムの画家たち
三浦篤
マネに捧げられた散文詩「紐」をめぐって
吉田典子
パンギィ゠ラリドンを読むボードレール
ジャン゠リュック・ステンメッツ(鈴木和彦訳)
ボードレールとベルギーの美術
アンドレア・スケリーノ(鈴木啓二訳)
ボードレールと「未開」の芸術
オーレリア・セルヴォーニ(吉村和明訳)
2 ボードレールと音楽
ボードレール批評における音楽
中地義和
ボードレールと音楽ーーヴァーグナーの場合
アンリ・セッピ(中地義和訳)
3 ボードレールの詩学
〈サラ〉から〈ジャンヌ〉へーー初期ボードレールにおける詩の形成
吉村和明
「屑屋たちの葡萄酒」制作の舞台裏ーー「バッコスの凱旋」が意味するもの
畠山達
形見としての換喩ーー「バルコニー」読解
鈴木和彦
奇妙な友愛的平等
岩切正一郎
現代生活と伝達不可能性ーー「貧しい者たちの眼」をめぐって
鈴木啓二
ボードレールとアルフレート・レーテルの「反動的な詩篇」
冨成信
4 ボードレールと女性
ボードレールの女性観ーーその一元性と多元性
平野啓一郎
ボードレールと女性同性愛
中島淑恵
ボードレールの遅さ
松浦寿輝
5 ボードレール受容
国境を越えるボードレールーー最初の徴
アンドレ・ギュイヨー(冨成信訳)
日本文学の近代化とボードレールーー中村光夫・河上徹太郎・小林秀雄の場合
海老根龍介
シャルル・ボードレール略年譜(1821-1867)
読書案内
人名索引
日本の古典絵画を代表する「浮世絵」。葛飾北斎、東洲斎写楽、喜多川歌麿、歌川広重…など、名だたる絵師たちによる数々の名作には、こんな謎が隠されていた!?教科書や美術書で誰もが一度は目にしたことがある名画の知られざる秘密に興味深く迫る!一読すれば、あなたも浮世絵通になれる!
民主主義に根差した自律的な生き方をつくり出すために、美術教育は何ができるのか。--約百年前の教育理論から、その解が導かれる。
目次:
訳者まえがき
凡例
第1部 芸術教育の原理と方法
想像と表現(1896年)
教育における美的要素(1897年)
教育における芸術(1911年)
個性と経験(1926年)
第2部 美学・芸術心理学
美的感覚(1887年)
情動的思考(1926年)
芸術哲学(1938年)
第3部 美術館教育
バーンズ財団除幕式での献辞(1925年)
『ルノワールの芸術』への序文(1935年)
装飾芸術博物館の教育的機能(1937年)
私達の遺産としての芸術(1940年)
第4部 民主主義の文化形成論
教育における教養と産業(1906年)
教育における社会的目的(1923年)
政治と文化(1932年)
創造的な民主主義ー目の前にある課題(1939年)
第5部 バーンズ財団の芸術教育論
トーマス・マンロー
美術教育のための建設的プログラム(1925年)
アルバート・C・バーンズ、ヴィオレッテ・デ・メイジア
方法(1935年)
視ることを学ぶ(1935年)
表現と形態(1935年)
経験と成長(1935年)
訳者解説
目次:
訳者まえがき
凡例
第1部 芸術教育の原理と方法
想像と表現(1896年)
教育における美的要素(1897年)
教育における芸術(1911年)
個性と経験(1926年)
第2部 美学・芸術心理学
美的感覚(1887年)
情動的思考(1926年)
芸術哲学(1938年)
第3部 美術館教育
バーンズ財団除幕式での献辞(1925年)
『ルノワールの芸術』への序文(1935年)
装飾芸術博物館の教育的機能(1937年)
私達の遺産としての芸術(1940年)
第4部 民主主義の文化形成論
教育における教養と産業(1906年)
教育における社会的目的(1923年)
政治と文化(1932年)
創造的な民主主義ー目の前にある課題(1939年)
第5部 バーンズ財団の芸術教育論
トーマス・マンロー
美術教育のための建設的プログラム(1925年)
アルバート・C・バーンズ、ヴィオレッテ・デ・メイジア
方法(1935年)
視ることを学ぶ(1935年)
表現と形態(1935年)
経験と成長(1935年)
訳者解説
19世紀半ばから後半にかけて活躍し、アカデミー入会を果たしたフランスの作家マクシム・デュ・カン。現在では「フロベールの才能を欠いた友人」としてのみ知られる謎多き人物の足跡を丹念にたどり、フランス第二帝政期が残した歴史的、文化的痕跡を追う本書は、大作『「ボヴァリー夫人」論』とともに、21世紀のいまこそ読まれるべき書物である。
『凡庸な芸術家の肖像』第二部(承前)
XIV 素朴な政治主義者
XV 回想記作者の悲劇
XVI 犠牲者の言説
XVII 魔女とテロル
XVIII 性と権力
XIX いま一つの『狂気の歴史』
XX 密告者の誕生
『凡庸な芸術家の肖像』第三部
I 母と革命
II 臆病な話者は何を恐れるか
III 四輪馬車と鉄鎖
IV 足の悲劇
V 旅行靴と風見鶏
VI 帝国の狩猟地にて
VII 皇妃と人道主義
VIII カルタゴと晩餐会
IX 香具師と逸脱
X 図書館と劇場
XI 大衆化という名の事件
XII 通俗小説の時代
XIII ミイラと特権
XIV 警視総監との友情
XV 犠牲者の言説
XVI 打たれなかった弔電
XVII 葬儀のあとで
XVIII 凡庸な嫉妬の物語
XIX 敵意を誘発する装置
XX 黄昏──夕暮どきの言葉
『凡庸な芸術家の肖像』への終章
あとがき
解説 工藤庸子
年譜
下巻への註
書誌
批評は創造的な社会実践だ!
絵画や音楽や映画をどう“ジャンル分け”するか? 分析美学の観点から批評という実践を再考し、単なる分類ではないカテゴライズのダイナミクスを解明する
芸術作品をどう理解し、評価するか、その鍵は「カテゴリー」にある。本書は、分析美学の観点から芸術批評という実践を再検討し、作品のカテゴライズが判断に与える影響について考察する。批評は単なる好き嫌いではなく、鑑賞のルールをめぐる社会的相互作用であり、制度的文脈を構成する創造的営みであることを明らかにする。「批評の哲学」を更新する意欲作。
ネアンデルタール人や初期ホモ・サピエンス、さらにはトロブリアンド諸島の人々の社会における〈アート〉の在り方を探究するとともに、19世紀から20世紀にかけてのヨーロッパを席巻した《モデルネ》の怒濤のような運動を超え、《総合芸術》へと向かう、美術家でもある著者による、芸術の根源への問い。
文字を書かない前衛書はなぜ生まれたのか?
20世紀、日本の書は大きく変化しました。中でも議論の的となるのが、文字を書かない書「前衛書」です。
前衛書はなぜ誕生し、その芸術的根拠はどこにあるのでしょう?
それらの疑問に答える書籍の誕生です!
書家・比田井南谷(ひだいなんこく 1912-1999)は単身渡米し、現地のアーティストと交流して書の素晴らしさを説きました。
作品は、西欧が知らなかった新しい抽象様式として注目を集め、マスコミでもたびたび紹介されました。ニューヨーク近代美術館やM+美術館(香港)をはじめとする一流のコレクションに加えられています。
本書は、史上初の文字を書かない前衛書を生み出し、日本の抽象表現の先駆けとして不動の存在となった比田井南谷の孤高の生涯と業績、作品を大量の資料をもとに紹介し、思想を読み解いていく初の解説書です。
誕生・子ども時代・青年期 / 心線の生まれるまでー前衛書の誕生 / 書芸術の本質を求めて / 「線の芸術」の誕生/最初の渡米 / 帰国後の活動 / 再渡米ー教育者 南谷 / 第三回渡米と世界の瞠目 / 線の芸術家たちとの交流と欧州遠征 / 南谷の成熟と新たな地平 / カリフォルニア大学での古碑帖調査 / 東洋と西洋ー過去と未来
さらに深まり、高まり、磨かれた、ジャポニスムのおしゃれな絨毯デザイン。
地域的アイデンティティと独創性の相剋。フィジーの若い画家達の葛藤と創作の日々を人類学者が克明に綴る。絵画がうまれる場に立ちあえる本。収録図表約130点。
芸術文化の政策について、歴史・制度・経済理論等の視点から解説。
芸術文化政策の理念を理解し、計画・実施・評価に必要な知識や考え方となる基礎を学ぶ。
【主要目次】
第1章 日本の文化政策の歴史的展開
1 第二次世界大戦前の文化政策
2 終戦直後の文化政策
3 高度経済成長期の文化政策
4 低成長時代の文化政策
5 1990年代の文化政策
第2章 21世紀における国と地方の芸術文化政策
1 20世紀末までの文化政策の課題
2 文化芸術振興基本法の制定
3 「新しい公共」の担い手づくりに向けた改革
4 補助金制度改革
5 第4次基本方針と基本法改正
6 地方自治体における文化政策の新たな展開
第3章 芸術文化政策の経済理論
1 経済学の考え方とその政策的意義
2 財政の役割
3 経済学の限界と価値財
4 芸術文化政策の手段
第4章 文化施設をめぐる制度と課題
1 日本における文化施設の整備
2 指定管理者制度
3 劇場・音楽堂等の活性化に関する法律(劇場法)
4 公立文化施設整備のあり方
第5章 芸術文化政策における課題と展望
1 芸術文化政策における政府の立ち位置
2 芸術文化政策の評価
3 コロナ禍と芸術文化政策
4 産業・職業としての芸術文化に対する政策
5 芸術文化政策と民主主義
新学習指導要領に基づく3 観点「評価」の具体を読み解く!
各教科等の指導計画、学習指導案、指導要録等の作成に欠かせない!
各学校、各教師必読の国立教育政策研究所公式資料!
2021 年8 月に国立教育政策研究所教育課程研究センターより、高等学校版「『指導と評価の一体化』の
ための学習評価に関する参考資料」が公表されました。本資料では、学習評価の基本的な考え方や、
各教科等における評価規準の作成及び評価の実施等について解説しているほか、各教科等別に単元や
題材に基づく学習評価についての事例を紹介しています。本資料を参考とすることで生徒一人一人の
学習評価及び、学習評価を含むカリキュラム・マネジメントを円滑に進めるための手がかりとなります。
「指導と評価の一体化」を実現し、生徒たちに未来の創り手となるために必要な資質・能力を育むため
にも全教員必読の資料です。
ピッツァアクロバットの世界大会で5年連続チャンピオンに輝く赤荻一也、初の著作。アクロバットの技術解説に加え、イタリアで認められた調理技術を駆使した、新感覚の“料理としてのピッツァ”も多数紹介。
近代文学に始まり政治・宗教・建築・絵画の領域に広がった、過去を回復し新たに中世に範を求める動きをたどるイギリス文化史。
生命軽視・自然破壊を生んだ功利主義の価値観を拝し、美の固有価値の復権を初めて唱えた書。ラスキン『近代画家論』全5巻中白眉の一巻。貴重なターナー原画の版画5点を収録。
まえがき
第二部 真実について
第四節 大地の真実
第五節 水の真実
第六節 植物の真実ー第二部の結論
第三部 美の観念
第一節 構想的能力(構想力)
第二節 想像的能力(想像力)
あとがき