なぜお笑い芸人はコミュニケーション術に長けているのか。
「客観的」である文章やコミュニケーションが良しとされる風潮のなか、本当に人のこころを動かすのはいつだって誰かの「主観」である。自分のこころがふるえていなければ相手のこころはふるえない。自分の「主観」がどこにあるのかを掘り下げ、コミュニケーションで素直に表現する方法を、コピーライターとして多くの言葉を生み出し、そして文章講座の講師も担当する著者が指南。「主観」を鍛えれば、言葉はきっと強くなる。
アジアのことばをもっと知ろう!アジアの辞書をひもとこう。「辞書の三省堂」がおくる世界最大・最新の辞書のためのガイドブック。
「この150年来、アジアは本来のアジアでなくなった。同時に、漢字を失ったのです」。昨年文化勲章を受章し、今年95歳を迎える著者が、東アジアのエスペラント=漢字の復権を願い、自らの学問の根幹と志、漢字の将来について熱く語る。文字講話全20話、ついに完結。
弁論家、政治家を志す人びとの必読書となり、人文教育の形成に寄与した重要古典。本邦初完訳。
有効な学習法とはどういうものか。外国語が身につくとき、学習者にどんな変化がおきているのか。いつどこでも勉強できる辞書や教材がネットに豊富にあり、オンラインコミュニケーションの発達によって外国語を使う機会が増えた今こそ、学習法を見直そう。ロングセラーの初版に補章やコラムを加え、最新の状況に対応した新版。
【語学/日本語】同じ内容を伝える場合でも、どんな言葉を選び、どんな語調で話すかによって、他人からの印象は大きく違ってきます。乱れた言葉づかいによって、ときには損をすることも……。他人に評価され、人間関係を良好にするための、美しい日本語の使い方集。ビジネスでもプライベートでも役立つ一冊です。
声のコンプレックスの元凶は「舌力」不足だった! 舌の筋力が足りない「低位舌」「前位舌」は、発声・滑舌を阻害するだけでなく、顎の変形を引き起こし、姿勢、呼吸、運動能力、知的活動にまで悪影響をおよぼす。美しく印象のよい日本語を話すためにも必須の「舌力」が身につけば、見た目も若返り、職場や学校での人間関係もよくなる! 簡単にできて効果絶大の「舌力」トレーニングを実践して、明日からの人生を変えてみよう!
声のコンプレックス解消のために、誰も教えながった、誰もが知っておくべきこと。
滑舌が悪い、よく聞き返される、よい印象を持たれない……。誰もが抱えている声の悩みの原因は「舌」にあった! 日本語を話すために必要な舌の筋力=「舌力」の不足が、声を、さらには「ポカン口」「低位舌」「前位舌」「顎の変形」などを引き起こして、呼吸・姿勢・見た目・運動能力から知的活動にまで悪影響を与えている。長年、「声の理論」を追究する著者が『「魅せる声」のつくり方』で発表した三大理論をさらに進化させ、すべての日本人に勧める「舌力トレーニング」。将来ある子供たちよ、未来を変えたい大人たちよ、さあ、舌を鍛えよう!
第1章|「ポカン口」は諸悪の根源
「舌力不足」は人生の損失 / ポカン口の弊害
第2章|「低位舌」と「前位舌」
あなたは低位舌かをチェックしよう / 前位舌がなおれば姿勢もよくなる! /「イビキ」「無呼吸症候群」の改善も / もちろん滑舌も、舌力が命!
第3章|鼻の問題──「舌力」がつかない理由1
鼻の問題を治すのは「親の責任」 / アレルギー性鼻炎 / アデノイド増殖症(子どものとき)
第4章|舌小帯問題──「舌力」がつかない理由2
第5章|歯並びの問題──「舌力」がつかない理由3
なぜ歯並びが悪くなるのか / ポカン口とディープバイトの連鎖
第6章|効果絶大! 舌力トレーニングをやってみよう
唇を狭める運動 / 舌と唇を同時に狭める「アカンベー運動」 / ストロー吸い運動 / ペットボトルとストローで「楽々」腹式呼吸 / ストレッチ 舌の裏を伸ばす
第7章|人に好かれる日本語の話し方
「日本語の特性」を知ればあなたの印象が変わる / 日本語の特性(母音と拍数・高低アクセント・抑揚も高低) / 学校で子どもに教えてほしいこと / 「揺らぎ」を入れる練習をしてみよう
第1章 「ポカン口」は諸悪の根源
第2章 「低位舌」と「前位舌」
第3章 舌力がつかない理由(1)鼻の問題
第4章 舌力がつかない理由(2)舌小帯問題
第5章 舌力がつかない理由(3)歯並びの問題
第6章 効果絶大! 舌力トレーニングをやってみよう
第7章 人に好かれる日本語の話し方
潜在的なしゃべる力が目ざめる「しゃべらない」話し方!7万人が選んだ話し方メソッド、続編。
翻訳は日本語と日本文化に何をもたらしたか?-日本人の思考を支配する「翻訳日本語」への照射によって日本文化論に新たな視角を導入した著者が、近代初期の思想家・文学者による西欧語受容過程を具体的に検討し、「意味以前のことば」として流通する翻訳語特有の現象を“カセット効果”として理論化する。われわれにとって翻訳とはなにかを根底から問いなおすとともに、日本語の現状を捉える重要な手がかりを提示する。
認知言語学の創始者の1人とされるレナード・タルミーが、人間の知覚と概念化の仕組みから文法の意味論に迫った大著は、1970年代から約30年の研究をまとめた認知言語学のまさに金字塔である。その待望の翻訳(全4冊)の第一弾は、認知意味論の理論的方向性を示し、仮想的移動の概念構造、「地」と「図」を使った言語の空間的な概念化、注意が言語に現れるものを制限する事象フレームの仕組みなど、言語の認知システムを説明する。
第1部 言語における概念構造化の基盤
第1章 文法と認知の関係
第2部 形状的構造
第2章 言語における仮想的移動と「知覚/概念化」
第3章 言語はどのように空間を構造化するか
第3部 注意
第4章 言語における「注意を向ける対象範囲の選定」
簡単なのに効果バツグン!楽しくてクセになる!イヌ、カラス、ネコ、ヒツジ、お経など「声まね」の課題をこなすだけで、強く安定した声を出せるようになります。
求人情報つき!ジャパンタイムズがすすめる通訳・翻訳会社の特色と求人情報を掲載。
上手に話せないからこそ「うまく」伝わる!本書は、あがり症で吃音だった著者が、参加者数のべ4万人超の講演家になるまでに編み出した「話がうまくなる1分のコツ」を紹介。初対面(自己紹介・あいさつ)で、プレゼン・スピーチで、会議で、商談で、人づきあいで…、1分でできて、すぐに役立つ!話しベタや人見知りが武器になる話し方テク満載の一冊。
本書は、英語や日本語など、ことばとそれに関係する多くの領域(ことばの音・文法・意味・語用、ことばの発達・誕生・変化・教育、ことばと社会)に見られる「不思議」な現象を、平易に、分かりやすく解説したものである。誰もがことばの面白さや不思議さを満喫でき、ことばの世界を鳥瞰できる楽しい読み物として編まれている。上・下巻を合わせ、それぞれの分野の専門家96名が結集し、ことばの幅広い領域を解き明かす。
心理言語学の研究テーマから、文および文章理解の心理学について、その心理モデル、推論と照応、眼球運動との関係、読書と語彙獲得、身体化理論、物語理解の知覚・運動処理、認知神経科学的基盤、社会認知神経科学としての物語研究などを解説。具体的な研究の紹介に絞っているので、学部生のテキストとして、また卒業論文への導入として、さらに修士論文へも発展可能な、有用な書になっている。
受けてよかったと思える研修や一人ひとりの意見が反映される有意義な会議にするために、進行役であるファシリテーターに必要な智恵と工夫と実践が満載。みんなの力を引き出し、人間関係を豊かにしてくれる17日間の基礎講座。
まえがき
1日目 なぜ、あなたはファシリテーターをめざすのか?
──なぜ、私はファシリテーターなのか? ちょんせいこの場合
2日目 言葉の説明──カタカナでごめんなさい。できたら覚えてください
3日目 まずはアイスブレイクから始めましょう──これがないと怖くて始められません
アイスブレイクの効能/イメージトレーニング──アイスブレイクをやってみよう!/アイスブレイク活用術
4日目 私のファシリテーター度チェック1
ファシリテーターのまなざし/がんばらない、あきらめない
5日目 私のファシリテーター度チェック2
話す。聴く。あなたはどちらが得意ですか/共感。言葉や態度で示していますか
6日目 私のファシリテーター度チェック3
わかりやすい言葉で話す
7日目 私のファシリテーター度チェック4
自分のキャラクターを活かす
8日目 ワークショップの設計図1
ゴールを決める/参加者(対象者)とニーズ
9日目 ワークショップの設計図2──ゴールとニーズの有機的なつながりとエンドユーザー
ゴールとニーズを書いてみる
10日目 ワークショップの設計図3
ワークショップのサイズと流れ
11日目 ワークショップの設計図4
会場デザイン/準備物
12日目 ワークショップの設計図5
タイムスケジュール/イメージトレーニング・講座や会議のアクティビティ
13日目 会議を工夫しよう
25のチェックシート/時間を守る/会場デザインの工夫/スコアをつくる
14日目 ファシリテーションがうまくいく6つのコツ
15日目 やってみよう、ファシリテーション!
16日目 固有のニーズをもつ人と共に歩む──聴覚障がい者編
17日目 集団の力が高まる研修や会議をめざして
おまけ・アプロとファシリテーションの歩み
あとがき
日経国際ニュースセンター(Nikkei News Bulletin Inc.=NNB)の翻訳者向けに作成したハンドブックを下敷きに、英語に関心のある一般読者や日本語と英語の世界に関わっている人々の、主に英語を書く力を伸ばすことを目的に編集されたハンドブック。日本経済新聞に掲載された記事の英訳約600本を収録。巻末に日本語と英語の索引がある。