認知言語学の創始者の1人とされるレナード・タルミーが、人間の知覚と概念化の仕組みから文法の意味論に迫った大著は、1970年代から約30年の研究をまとめた認知言語学のまさに金字塔である。その待望の翻訳(全4冊)の第一弾は、認知意味論の理論的方向性を示し、仮想的移動の概念構造、「地」と「図」を使った言語の空間的な概念化、注意が言語に現れるものを制限する事象フレームの仕組みなど、言語の認知システムを説明する。
第1部 言語における概念構造化の基盤
第1章 文法と認知の関係
第2部 形状的構造
第2章 言語における仮想的移動と「知覚/概念化」
第3章 言語はどのように空間を構造化するか
第3部 注意
第4章 言語における「注意を向ける対象範囲の選定」
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心理言語学の研究テーマから、文および文章理解の心理学について、その心理モデル、推論と照応、眼球運動との関係、読書と語彙獲得、身体化理論、物語理解の知覚・運動処理、認知神経科学的基盤、社会認知神経科学としての物語研究などを解説。具体的な研究の紹介に絞っているので、学部生のテキストとして、また卒業論文への導入として、さらに修士論文へも発展可能な、有用な書になっている。
【語学/日本語】同じ内容を伝える場合でも、どんな言葉を選び、どんな語調で話すかによって、他人からの印象は大きく違ってきます。乱れた言葉づかいによって、ときには損をすることも……。他人に評価され、人間関係を良好にするための、美しい日本語の使い方集。ビジネスでもプライベートでも役立つ一冊です。
潜在的なしゃべる力が目ざめる「しゃべらない」話し方!7万人が選んだ話し方メソッド、続編。
本書は世界の主要な言語(語派・語族を含む)1012個(カラ項目を含む)と世界の主要な国(地方、島も含む)254の言語状況(公用語、土着語)を示したものである。付録に各国一覧、国と主要言語(英語索引)、七大陸の言語概説、ヨーロッパの言語(Schleicher 1850ほか)、オックスフォード英語辞典に採録された日本語378語、大学書林発行言語別入門書・辞書リストを掲げた。
伊集院光氏推薦!
「石田氏との初対面から30年。
あの頃の僕らに読ませたい」
笑いは、コミュニケーション上の最強の武器。
おもしろい人は、モテるし、仕事がデキる。ふだんのコミュニケーションに、ちょっと「笑い」を取り入れるだけで、相手のリアクションは驚くほど変わってきます。
「おもしろさ」や「笑い」というと、生まれ持ったセンスがなければムリだと思っている人も多いですが、それは誤解です。
かんたんな公式を身につけるだけで、誰でも「おもしろい人」になれるのです。
おもしろさにセンスは不要です。
著者の石田氏は、元落語家でありながら笑いのセンスがなく、二つ目昇進後に廃業。
その後、どんなに口ベタな人でもうまくいく「笑いの公式」を見出したことをきっかけに、売れっ子放送作家となりこれまでに5万%を超える視聴率を獲得してきました。
「どうしたらおもしろい話ができるのか」
そう30年以上考え続け、実践してきた著者が、そのシンプルなルールをまとめます。
雑談、プレゼン、スピーチ、会話、自己紹介、SNS……あらゆる場面で応用できる、伝え方のコツをまとめた1冊です。
はじめに おもしろさにセンスはいらない!
第1章 なぜ、あなたの話は「おもしろくない」のか?
・ハイ・テンションで自分も周りも疲れてしまう!
・ウケを狙いすぎてハズしてしまう
・ウケたいがあまりデリカシーに欠ける
・「自分をかっこよく見せたい」と思っている
・「おもしろい話=笑わせること」だと考えている など
第2章 おもしろい人は空気を読む
・おもしろい人は、必ず空気を読んでいる
・そもそも、空気を読むってどういうこと?
・空気が読めれば、コントロールすることもできる! など
第3章 今日から使えるたったひとつの”笑いの原理”
・そもそも、人はなぜ笑うのか?
・なぜ、「葬式のおなら」はおもしろいのか?
・小池百合子氏の倒置法
・落差が笑いを生む
・リアクションしづらい時は、いったん乗ってみる など
第4章 今より2倍おもしろくなる「伝える技術」
・映像化すれば、同じネタでも2倍おもしろくなる
・伝え方に臨場感が生まれる「オノマトペ」の魔法
・映像は、多少デフォルメするからおもしろい! など
第5章 シチュエーション別 おもしろい伝え方
・おもしろい「雑談」は落語のマクラに学べ!
・おもしろい「SNS」はあげてオトす!
・おもしろい「スピーチ」はウケを狙わない!
・おもしろい「自己紹介」はギャップがある!
・おもしろい「プレゼン」はテレビショッピングに学べ! など
第6章 今よりもっとおもしろくなる! おもしろい人の習慣
・おもしろい人は、日ごろからネタを集めている
・おもしろい人は、想像力を鍛えている
・おもしろい人は、「知識」をたくわえる
・おもしろい人は、「客観力」を鍛える など
世界の孤児である私たちは、何らかの代補としての文字を必要とする。本書は、その様々な営為をふりかえる「文字の思想史」の試みである。
気まずいとき、フォローしたいとき、盛り上げたいとき、仲直りしたいとき、どんなひと声をかけますか? “芋づる式”にフレーズをストックできる本書を手にすれば、TPOにあわせた言葉がつぎつぎ出てくる。あなたの「伝える力」に革命を起こす画期的日本語本!
言語構造を作る併合、併合が生み出す集合構造、集合解釈上の指示となるラベルが持つ統語論、インターフェイス上の役割を解明する。(英文書)
説明に関する本を読むと、「比喩を使う」「図表を使う」「ジェスチャーを交える」「噛み砕く」などということが書いてあるが、そもそもそんなアドバイスなど何の意味も持たない。そもそも土台の表現がまずければ、どんなに工夫したところで、相手にはうまく伝わらないのだ。ベストセラー『落ちこぼれでもわかる経済学』シリーズで絶大な支持を集める著者が、満を持して書き下ろした「分かりやすい説明本」の決定版!
すべての言語は、十分な発展を可能にする条件を享受すべきであるー。日本のマイノリティ言語(朝鮮語、アイヌ語…)はどのような地位におかれているのか?グローバル化の進むなか、小さな言語が消えてゆくのは「自然」なのか?英語が世界の共通語となれば、それでよいのだろうか?「言語権」という視点がひらく、あたらしい権利の地平。ことばの共生を考えるために。
TV局から依頼された法王のクリスマス・メッセージの通訳。放送開始まで20分。電話で音声を聞き、訳した原稿を持って6歳の息子がFAXに走る…手に汗握る聖夜の出来事を始め、日本最強のイタリア語同時通訳が明かす楽しいエピソードが満載。日伊文化比較や語学の上達法等、ためになる情報もいっぱいです。
ことわざとして羽ばたく前の、ことわざのタマゴ=コトワザたちが織り成す世相史・社会文化史。
現在売れている『いつも「話が浅い」人、なぜか「話が深い」人 「あの人は深い」と言われる話し方』の著者、齋藤孝氏による『論理的な話し方の極意』(2017年小社刊)を文庫化します。タイトルも、よりわかりやすく『頭がいい人の説明はなぜ伝わりやすいのか』としました。880円で頭のいい話し方ができるようになるお得な一冊です。