理論言語学が自然言語の統語・意味・形態・音韻の基本的な性質を明らかにしてきた今、言語学者の関心の主軸は、言語間のミクロな変異や同一言語の漸進的な変化の記述と、その原因の探求へと移り始めており、生物学者も、生物進化と言語変化の相同性に着目し始めている.本書は、30人の研究者が、最新の言語理論とコーパスや統計などのツールを使って、言語の変化・変異・獲得・進化の様相の記述と本質の探究を目指す論文集である。
執筆者(五十音順):青柳宏、秋本隆之、石崎保明、茨木正志郎、扆林亚、小川芳樹、岸本秀樹、佐藤陽介、佐野真一郎、下地理則、新谷真由、杉崎鉱司、鈴木亨、高橋英光、高橋康徳、田中智之、時崎久夫、中山俊秀、縄田裕幸、南部智史、新国佳祐、藤田耕司、堀内ふみ野、前田雅子、前田満、宮川創、村杉恵子、森山倭成、柳朋宏、和田裕一。
谷川雁のテーゼを日夜、全身全霊で実践してきたのが仁衡琢磨だ。
松本輝夫(谷川雁研究会代表、元ラボ教育センター会長)
「ことばがこどもの未来をつくる」という谷川雁創案のキャッチフレーズを掲げる教育活動発足から半世紀余が経った今、その影響を密に受けつつ育った「間接的教え子」が、その活動の意義をトータルに物語る本書出版は実に画期的だ。
神山典士(ノンフィクション作家、ラボ会員OB)
はじめに
第一部 「ことば、物語」が「こども」の未来をつくる
第二部 谷川雁と子ども、ことば、物語
第三部 谷川雁と、その同時代・前後の表現者を「遅れてきた青年」が読む
[解説]仁衡琢磨の谷川雁体験・研究本出版に同伴・助力して(松本輝夫)
初対面の人、異性、目上の人…商談、会合、パーティー…相手も、場所も選ばない、使える会話術が満載!相手が話したくなる、質問の技術、話がとまらなくなる、ほめる技術、一気にうちとける、笑いの技術、会話に深みが出る、「間」の技術など。
ギリシア・ローマの弁論術を大成したクインティリアヌスの大著『弁論家の教育』全12巻は、自身の教育者としての経験を生かしつつ弁論教育について詳述している。けっして抽象的な議論ではなく、きわめて実践的である分だけその内容は今日でも非常に有用である。本書はその第3巻から第5巻まで収載する。(全5冊)
本書は、Bloomsbury Publishingのキーターム・シリーズ全10巻中の1冊、Key Terms in Second Language Acquisition(second edition)の全訳である。文字どおり、第二言語習得研究に関わる専門用語や仮説について解説した事典である。「キー・クエスチョン」「キー・セオリーと基本的な枠組み」「キー・ターム」「キー・リーディング」の4部構成を取る。専門用語は平易なことばで、明確に解説されており、専門家のみならず、初学者のための入門書としても格好の書物となっている。
声優を目指す人、「声」を仕事にしたい人、学校の演劇部、劇団の発声練習に欠かせない1冊。声優としての身体づくりから始まり、発声法、アクセント、リズムなどを修得していく。言葉を自在に操るための技術を写真やイラストでわかりやすく解説。ひとりでも、仲間同士でもトレーニングできる内容になっている。
正義は暴走しないし、人それぞれでもない──。
アメリカ大統領選挙から、日本の「道徳」の授業まで、現代において「正義」や「公正」といった「正しいことば」はどのように使われているかを検討。
ジョン・ロールズ、リチャード・ローティ、アイザイア・バーリン、ジュディス・シュクラー、アイリス・マリオン・ヤング、スタンリー・カヴェルなどの議論を参照しながら、「正しいことば」の使いこなし方をプラグマティズム言語哲学から探る。
「正しさ」とはなにかを考えるうえで、わたしたち自身の“ことばづかい〞を通して「正しいことば」をとらえなおす画期的論考。
好評のシリーズ第4巻。前半は文法を、後半では発話現象を取り扱う。Be動詞の過剰生成/英語非対格動詞の過剰受動化/日本語の主節現象/中国人日本語学習者の転移/日本留学前後の話す力/L2英語とL3ドイツ語/L3スペイン語
第1章
Be動詞の過剰生成と時制の獲得
遊佐典昭・大滝宏一
第2章
日本語母語話者による英語非対格動詞の過剰受動化現象に関する考察
白畑知彦・近藤隆子・小川睦美・須田孝司・横田秀樹・大瀧綾乃
第3章
日本語の主節現象に関する第二言語習得研究
木津弥佳
第4章 目的語省略文にみる中国人日本語学習者のL1転移と逆行転移
ー省略の有無と有生性が転移にどのように影響するのかー
澤崎宏一・張イン
第5章 日本留学前後に見られる日本語を話す力の発達
ープロフィシェンシー(言語運用能力)と流暢性ー
岩崎典子
第6章 日本語母語話者によるL2英語とL3ドイツ語の音声習得
ー語末閉鎖子音の発音についてー
安田麗・上田功
第7章 第三言語における発音されない項の獲得
ー日本人スペイン語学習者のL3文法を例にー
宮本陽一・山田一美
現役の放送通訳者が、ニュースやスピーチを用いて、内容理解から通訳に至る道筋を指導。第一部、第二部は多彩な話者による語り下ろしのスピーチを収め、第三部はCCTV大富の放送から、15分野51本のニュースをピックアップ。附属のMP3CDには、中国語原音、同時通訳入り音声(第二部、第三部)、学習用にスピードを落として読み直したゆっくりバージョン(第三部)を合計8時間以上収録。
翻訳は、ことばの置き換えではない。だから「正しい訳」なんて、ない。他者のことばを生き、当事者となってそれを自分のことばで実践(または再現)する。それが翻訳だ。大きな感動を呼んだNHK「課外授業ようこそ先輩」の授業を題材に、翻訳のはじめの一歩=エッセンスを語る。
誰でもできる「しぐさ」を加えるだけで、相手の注意を引きつけられる!
◎手のひらを見せると、率直さが伝わる
◎斜めにうなずくと、注意を引きつけられる
◎片手をポケットに入れると、存在感を強調できる
◎手を一瞬こすり合わせると、期待感を示せる
ほか全50のテクニックを、コミュニケーション学の第一人者がひもときます!
◆プレゼンのパワーを引き出すのは「ジェスチャー」◆
プレゼンテーションの内容も構成もしっかり準備しているはずなのに、
聞き手が退屈してしまう、企画が通らない、会議が盛り上がらない……。
それはきっと「ジェスチャー不足」です!
誰でもできるちょっとした「しぐさ」を一つ、二つ加えてプレゼンするだけで、
あなたのプレゼンのパワーが最大限に引き出され、
相手の注意を引きつけることがいとも簡単にできるようになります。
欧米で活躍するコミュニケーション学の第一人者が、
すぐに使えるビジネスプレゼンに効くジェスチャーを丁寧に紹介します。
◆ビジネストーク・就活の自己アピール・会合のスピーチですぐに使える◆
・一目置かれる9つのテクニック
・信頼される8つのテクニック
・モチベーションを高める7つのテクニック
・人前で上がらない10のテクニック
・反応を読む9つのテクニック
・組み合わせの7つのテクニック
言語教育の「教室」という場所から離れて、「評価」を考える。
本当は力をもっていながら、悔しい思いばかりをしてきたあなたのための7日間の短期集中講義!自力でアガリ症を克服し、企業研修の講師を務めるまでになった著者だからこそ書ける、ノウハウ満載。
外国語を用いた異文化との出会いは、他者と対話を通して共通の意味を構築していくプロセスである。その中で自己を意識し行動レパートリーを拡張する。本書では、外国語で話すときの不安や自信、外国語学習の動機、異文化への態度や異文化接触などを扱い、異文化理解をめざす外国語教育研究への学際的アプローチを提示する。
第1章 外国語コミュニケーション研究の視座
第2章 外国語コミュニケーションと不安
第3章 外国語学習の動機
第4章 異文化接触の動機
第5章 異文化への移動とコミュニケーション
第6章 コミュニケーション能力
第7章 外国語コミュニケーション:教育的示唆
その場でスピーチを依頼されても、いきなりプレゼンする羽目になっても、どんなムチャぶりをされても…舞い上がらずにしっかり話せる!俳優教育のプロが教える!画期的コミュニケーション力養成法。
なぜかまた会いたくなる人、また話を聞きたくなる人の共通点は何でしょうか。
今回は、「なぜあの人の話は楽しいか」をテーマに、中谷流で語っていただきます。
「話しが楽しいか楽しくないか」、その違いを「驚く」というキーワードで解説していただいています。
日本から世界まで、珠玉の名作文学の数々をなぞり書き!
なぞり書き&音読で、脳にうれしい効果!
本書では日本から外国まで、時代を超えた珠玉の「名作文学」をなぞって、口に出すことで、脳を鍛えることができます。なぞり書きを行っているときに、脳の前頭前野が活発に働くことが研究で明らかになっています。実際にえんぴつを持ち、手を動かしなぞるという動きは、脳の血液量が多くなり、認知症予防やもの忘れ予防の効果があります。なぞり書きの動きには、手を動かすように命令する運動野、場所や位置関係を教える頭頂連合野、文字の知識がしまわれている下側頭回、左右の前頭前野などが広範囲にわたって活発に働いています。
音読もまた、脳の前頭前野を効果的に刺激してくれます。作品の背景や登場人物の心情に思いをはせながら声に出すことで、脳の側頭頭頂接合部(角回)という部分の活動が高まります。ここは想像力をつかさどる領域で、側頭頭頂接合部を刺激することで想像力の向上につながります。
そして、なぞり書きと音読を同時に行うなど、2つ以上のことを同時に行うことを「デュアルタスク」といいます。私たちは日常生活でもさまざまな場面でデュアルタスクを行っています。例えば、電話をしながらメモを取る、音楽を聴きながら料理をするなどです。年を重ねると、若い頃はできていたデュアルタスクが脳の変化に伴い、やりづらく感じることが多くなると思います。本書のなぞり書きと音読を意識的に一緒に行うことで、普段なかなか使わない脳の領域も刺激してくれます。最初はなかなかうまくいかないかもしれませんが、慣れないことをすること自体が脳へのいい刺激になるので、ぜひチャレンジしてみてください。
本書の特長
・一首、見開き1ページでたっぷり練習ができる
・開きやすく、書きやすい特別製本
・作品の場面解説や豆知識で教養も身につく
・中山佳子先生による美しいお手本