あなたの好きな人、嫌いな人、だれにも言えない秘密。
あなた以上にあなたのことを知っているのは、この「スマホ」なのですから。
恐怖の通知が鳴り響く……。
人気シリーズ第25弾! ぞっと背筋が凍る衝撃のショートストーリー!
【本書の特徴】
★3分間ショートストーリー×20話! 朝読にもぴったり!
★呪いのメール、運命を狂わすアプリ……、「スマホ」にまつわるお話をたっぷり収録!
★ラストには「まさか!」のエンディングをお約束!
【目次】
●プロローグ/ここにいるよ/スマホ妖怪の恐怖/オレだよ、オレ/あの子のホンネ/パシャ・ポン/ありえない/丑の刻参り/不思議な贈り物/取り残されて/緊急通知アラーム/運命の日/お返し/地縛霊サーチ/ライフください/呪いの動画/ゲット/プレイヤー交代/ママのスマホ/ノロイノスマホ
ぼくは背が低い。仲良しの希来里は、背が高くて手足も長い。そんなぼくらは、バレーボールが好きでジュニアクラブに入ることになった。体格に恵まれている希来里に、監督も嬉しそうにしている。そして、入部して半年で希来里はスタメンになった。ぼくだって、スタメンになりたい。けど、ぼくが身長に負けないためのトレーニングをしている間、希来里はその先の練習をしている。最初からある差は、縮まらない……これって不公平だよ! ところが、希来里に誘われた競馬場で……。
ーー不公平さは、だれにでも公平にある
日本児童文芸家協会賞、野間児童文芸賞受賞等、数々の受賞歴があり、青少年読書感想文全国コンクール2年連続選出の著者が、等身大の少年達を爽やかに描いた共感を呼ぶ一冊。
【もくじ】
●1:不公平だよ
●2:努力してもムダなこと!?
●3:悩める希来里
●4:不公平は公平だ
●人口減少、グリーン化、テクノロジー革命ーー。
●日本人が勘違いしている「3つのメガトレンド」の本質とは?
●元IMFエコノミストが101のデータから示す「日本の針路」!
「日本人は世界経済の大きな潮流を理解していない」。国際通貨基金(IMF)を経て、現在は東京都立大学教授を務める著者は、その結果が日本経済の停滞を招いたと語る。
そこで本書では、世界と日本を激変させる3つのメガトレンドーー1人口構造の変化、2地球温暖化対策によるグリーン化、3テクノロジーの進歩について、その影響を各種データとファクトから徹底的に検証。日本人が勘違いしている「世界経済の変化の本質」を理解した上で、日本社会の現在、そして未来に迫る。
気鋭の経済学者による日本経済再生のヒントが、ここにある!
あなたは鉄分、足りていますか?
現代女性の約9割が鉄分不足といわれる時代。寝ても疲れがとれない、なんとなく体がだるい、やる気が出ない……。そんな原因不明の疲れやだるさは、鉄不足が原因かもしれません。
さらに、慢性的な鉄不足は、神経伝達物質の合成がうまく行われず、イライラや集中力の欠如、うつ症状などメンタル面にも悪影響を及ぼします。鉄は限られた食材にしか含まれず、体内への吸収率も決して高くありません。だからこそ、日々の食事でこまめにとることが大切です。
本書では、鉄が豊富な食材のほか、丈夫なからだをつくるタンパク質、鉄の吸収をアップさせるビタミンCを含む食材などを組み合わせた、効率よく鉄分がとれるレシピ61品を収録。料理初心者でも簡単に作れるものばかりなので、日々の食事にかしこく鉄分をとり入れて、元気な心とからだを取り戻しましょう。
<目次>
・鉄分を効率よくとるために知っておきたいことBEST10
Part1 忙しい日の味方!即席鉄分おかず
Part2 食べごたえ満点!鉄分たっぷりサラダ
Part3 心とおなかにしみわたる スープ&鍋
Part4 いつもの味にちょい足し!お刺身レシピ
Part5 鉄分がちょこちょことれる あると便利な常備菜
・もっと知りたい鉄分のはなし 「鉄分レシピ」で心とからだが元気になる
養老孟司氏推薦!「医療に頼らず、自分に頼れ。池田流健康術の極意」
医者のいうことを聞いていれば、健康になれると考える人は多いが、それは本当だろうか。
人間ドックですべての項目が、「異常なし」である人はほとんどいないし、健康診断で”平均値の罠”にはまって病人に仕立てられる可能性もあるかもしれない。
他人の判断には限界があり、自分にしか気づけないことが少なからずあるもの。重要なのは、「自分の体は自分で観察すること」。
また、野生動物から学ぶことも多い。まず、人間以外の生物は、余計なことをしない。人間は無理に環境に適応しようとするから心身に問題をきたすのではないか。
本書では、健康を通して、最後まで自分らしく生きるための過ごし方を考える。
「私は理系出身であり、財務官僚としてはきわめて珍しい経歴です」。現在、データとファクトを武器に経済ニュースや政策を論じ、日本で唯一無二の存在感を放つ著者。本書は三部から成る。「増税しないと日本は破綻する」という財務省のプロパガンダを破り、税の本質を示す第一部。歴代の総理は「財政再建」や「将来世代にツケを残さない」という役人の甘言に惑わされて消費増税に踏み込んだ結果、自ら政権を衰退に追いやってきた。その大元は、正しい使い方をすれば有効なはずの消費税を、歪んだロジックで乱用する文系思考にあった。第二部では、「狂乱物価の原因は石油ショック」「バブル期はものすごいインフレ状態」などの通説を覆し、誤った経済理論が「失われた二十年」を招いたことを証明。高度経済成長の真因を指摘する。第三部では、世論をつくる責任をよそに、恣意的でいい加減なデータ解釈しかしないマスコミの怠慢を突く。「ど文系」必読の内容。
日々の出費の節約法から保険、税金、投資まで、一生困らないためのお金の知識が豊富なイラストですぐわかる!
1章 お金の”そもそも”を知っておく……「キャッシュカード」「クレカ」「デビットカード」の違いは? コード決済のしくみは?etc.
2章 暮らしに必要不可欠なお金に関する基礎知識……結婚・出産・教育・住宅etc.
3章 日々のお金をしっかり管理する……賢い貯蓄法、キャッシング、利息と金利etc.
4章 もしものときに役立つ保険について知っておく……医療保険・年金保険・労働保険・介護保険と民間保険
5章 税金を知っておくことは社会人の常識……年末調整・所得控除etc.
6章 お金を増やす投資の知識を頭に入れておく……金融商品選びのポイント、単利と複利、分散投資と集中投資etc.
7章 覚えておくべき金融商品……投資信託・株・債券
8章 老後のために知っておくべきお金のこと……NISA・iDeCo
若手社員に対して、こんなイライラ・モヤモヤ、感じていませんか?
●何度注意しても直らないのはなぜ?
●ホント、言われたことしかやらないんだよなぁ
●一から十まで説明しなきゃダメか…
●すぐに病みそうで、キツく怒れない
●生産性とかコスパとか、そんなに無駄が嫌いですか?
●え? 君が在宅で、こっちが出社って…
●メールじゃなくて、ちょっと電話しちゃダメかな etc.
いつの世も「今どきの若者」はオトナにはよくわからないものだが、近年、そのギャップは広がるばかり。そのため職場では、若手社員にイライラ・モヤモヤ(イラモヤ)させられている人も多いはず。
かといって、パワハラとなったら困るし、説教して古臭いオジサン(オバサン)と思われるのも……。
そこで、若者の働き方研究家が、彼らの「脳内=ホンネ」を翻訳するとともに、職場で発生しがちなイラモヤ場面を具体的に取り上げ、その解消法を指南する。
世界は結局、お金で動いている。
「サウジアラビアの女性の人権は無視されるのに、なぜ新疆ウイグル自治区の人権問題は国際問題になるのか」「アメリカは史上最悪の借金大国なのに株価が上がるのはなぜか」「タックスヘイブンは世界中で問題になっているのに、なぜなくならないのか」。
これらの疑問は、「お金」の視点から考えれば簡単にわかる。イデオロギー、宗教、民族対立なども、もとを辿ればその多くは経済紛争なのである。
本書は、経済から国際情勢をみることで、ニュースではわからない世界の現実を解説するもの。
世界のニュースの裏には必ず懐事情という本音が隠れているのだ。
●借金1500兆円のアメリカが破綻しない理由
●国土を1/3にしかねない中国の新疆ウイグル問題
●なぜタリバンはアメリカを撃退できたのか
●リーマン・ショックはロンドン発だった
●なぜ先進国は、タックスヘイブンを駆逐できないのか?
●日本の巨額赤字国債の本当の原因
●アメリカが借金を増やすことで世界経済が回るという矛盾
2006年に発刊され、版を重ねた『毎日ときどきおべんとう』が新原稿、新レシピを追加して、新装復刊いたしました。
「まさこ流『頑張らない』は小粋で楽ちん」と、女優・坂井真紀さんの推薦も!
この春からお子さんのお弁当作りに緊張している若いお母さんにもぜひ読んでいただきたいお弁当の本です。
オムライスやそぼろ弁当、焼きそばパン、ドライカレーに生姜焼きとのり弁まで。おいしいお弁当レシピの他に、道具やお弁当箱、手作りバッグと包み、あると便利なものまで、実用的な智恵とかわいい工夫もいっぱいです。
新装版への はじめに/はじめてのお弁当 オムライス/そぼろ弁当/焼きそばパン/道具について/お弁当箱(和)/お弁当箱(洋)/ペリカンのパンでロールサンド/ドライカレー/ジャムロールサンド/五穀ご飯/鮭チャーハン/そら豆ごはん/梅ごはん/さつまいもごはん/炊き込みごはん/卵/常備菜/じゃがいも、かぼちゃ/唐揚げ/エビフライ/のり巻き/いなりずし/クスクス/シュウマイ、野菜、花巻/塩にぎり/手作りバッグと包み/あると便利なもの/あると便利な食材/いつも使っている調味料/生姜焼きとのり弁/鶏つくね/魚の味噌漬け/すきま/気をつけていること/ランチボックス/ハンバーグ/おにぎり/コーンスープ/旧版の おわりに/2022年の私たち。(もくじより)
様々なデータ、会社の売上や目標、日々の家計から国家予算まで……我々の身近にあふれるさまざまな「数字」。その意味を正しく把握し、自分事として把握するためのスキルが「統計学」だ。
本書は数字に苦手意識のある文系ビジネスパーソンを対象に、問題形式で楽しみながら統計学が身につくトレーニングブック。使うのは基本「四則演算」のみ。身近なケースを元に、「どんなときに、どう統計学を使えばいいか」がわかる。
問題例:
●「営業は足で稼げ!」「企画書の精度を高め、成約率を倍にすべき」。統計学的に正しいのはどっち?
●20人中3人が改革案に「大反対」。この案、果たして進めるべき?
●自動車購入とカーシェアリング、どっちを選ぶべき?
●どちらの案がいいかを決める社内アンケート、何人の人に聞けば十分?
●ライバル店のレビューの点数が妙に高い。イカサマかどうかを見抜くには? ほか
今までなかった画期的な統計学入門!
生まれ持った霊能力と長年の修行で神仏や眷属と会話ができ、スピリチュアルな世界をブログで発信して人気の著者・桜井識子さん。
全国1000以上の神社仏閣をめぐり、それぞれの神仏が本当に得意とする「ごりやく」を神仏に直接お尋ねしてきました。
本書は、その中から100寺社を「勝負運」「金運」「人間関係運・恋愛運」「健康運」…など「ごりやく別」に分類。「ごりやく」をいただく方法、境内のパワースポットや知られざるエピソード、眷属の働き、ご神木や聖水の場所と効果、おススメの参拝日や縁起物を紹介します。
そして単行本時にはなかった「おわりに」では、「神仏霊能力を伸ばすコツ」を伝授。
巻末には、本書掲載の寺社地方別一覧を付けました。
また今回の文庫版の帯には「縁起物のおまけ」も!
神仏や眷属と識子さんとの会話も楽しく、実際にその場を訪れたり、よい「気」をいただいたり……、叶えたい願いを胸に、神仏の懐に飛び込みたくなる本です。
「ロシアとロシア人の魅力を、衣食住の面から伝えたい」という本書の内容は、プーチン大統領の蛮行によってその色合いを変えた。新型コロナウイルスの蔓延下、ロシアを観光で訪れることはかなわない。何より頭をよぎるのは突然、ロシア軍の攻撃によって同胞を失い、住む家、町、国を離れざるをえなくなったウクライナ人の悲しみだ。日本人のロシアやロシア人に対するイメージも、好ましくないものに転じたかもしれない。
しかし、だからこそこの本を手に取っていただきたい。もちろん「ロシア政府とロシア人は別」と簡単に割り切ることはできない。では両者の関係がどうなっているのかということを、なるべく柔らかく、わかりやすく説き、「ロシアという国は何か」について、理解を深める必要がある。
著者は執筆にあたり、次のように語った。「自分のロシアへの『愛』を伝える作品にしたい」。その真意を、一人でも多くの読者に感じていただければ幸いである。
なぜ、世界はこんなにたくさんの生物に満ちているのか?
本書は、ベストセラー『働かないアリに意義がある』の著者が、進化論の歴史、可能性と限界、そして新たな展開について語った、進化論の超入門書です。
「遺伝子の正体とは?」「カブトエビの危機管理」など、生物の多様性と適応をめぐる進化論の知的冒険について、やさしく解説。謎と不思議に満ちた、生物進化のはなしが満載の1冊!
「生物の多様性の魅力について知ってみたい全ての方々、特に専門家ではない人たちに向けて本書は書かれています。進化って面白そうだけど難しくてよくわからない。そう思っている皆さん、進化論の冒険の旅におつきあいいただきたいと思います」(本書「はじめに」より)
(主な項目)
●神の御業を見よ
●生きている間変化し続ける生物たち
●ダーウィンの冒険とフィンチとゾウガメ
●なぜ労働しないアミメアリは滅びないのか?
●進化論も進化するーー一神教と多神教 etc.
疫禍に加え、国際情勢が激動するなど、私たちはこれまでにないほど、不安な時代に生きている。そうした中で、『孫子』は、以前にもまして意義深いものともいえよう。
今から2500年ほど前の「春秋時代」に書かれたこの古典は、世界最古の「兵法書」として有名だ。著したのは、呉の国で将軍(軍事部門トップ)として仕えた孫武。勝つために、いかに状況を冷静に見極めて戦略的思考を巡らすかをまとめたもので、孫武は極力少ないリスクで高いリターンを狙うことを理想とし、そのための手段を選ばなかった。
本書は、『孫子』に記された特徴的な言葉を取り上げつつ、実際のビジネスの場に置き換えて読み解いている。
「戦わずして勝つ」「風林火山」「防御こそ最大の攻撃になる」「部下には今の状況を尋ねよ」「仕事に『ハーフタイム』を設けよう」など、負けない戦略で勝ちグセをつけるための項目が並ぶ。
要所要所にイラストがあり、楽しみながら読める。
明治維新で誰がもっとも得をして、誰が一番損をしたのか?
黒糖の専売と密貿易で財政再建した薩摩藩、関門海峡を封鎖しようとした坂本龍馬、幕府も薩長もやっていたニセ金づくり……幕府と諸藩のヤバすぎる資金捻出法を暴く!
●なぜ、薩摩と長州は明治維新の主役になれたのか?
●なぜ、浪士だった坂本龍馬に幕末の政治経済を左右するほど影響力があったのか?
●なぜ、小栗上野介は取り調べもなく斬首されたのか?
●なぜ、江戸は無血開城されたのか?
お金の視点で見れば、これらの謎はすべて解ける!
明治維新というのは、支配階級であった武士たちが中心になって、国家を変革させたものである。そしてもっとも特徴的なことは、「特権階級であった武士たちが、自らその特権を捨てた」という点である。武士たちが巨大な既得権益を手放したからこそ、明治日本は急激な経済発展をし、世界の先進国に素早く名乗りをあげることができたのだ。(「おわりに」より抜粋)
著者は、これまで二十年以上にわたり、学生、社会人に数学を個別指導してきたので、「数に弱い人」がどれほど数字にコンプレックスを持っているかを熟知している。本書は、そんな「数に弱い人」に向けて、数に強くなるためのノウハウをマンツーマン授業風にまとめたものである。
「数に強い人」は、「数字を比べることができる」「数字を作ることができる」「数字の意味を知っている」の3つのチカラを身につけている人だとして、それらをマスターできるようにやさしく解説している。
「数字の中にキャラクターを探す」「これだけは覚えておきたい4つの数字」「分数は比べるための最強ツール」「有効数字の計算」「フェルミ推定の方法」など、実践的な項目が並ぶ。
本書を通して3つのチカラを身につければ、たとえ困難に直面しても、判断の基準となるような数字を即座に打ち出して解決へと導くことができるようになる。正解のない時代に必携の一冊!
50代は、人生の中でもっとも楽しく輝く時期なはずです。なぜなら、これまで積み重ねてきた経験があります。
楽しいことだけでなく、辛いことや苦しいこともたくさん経験してきました。その経験は気づかないうちに心の糧として蓄えられているからです。
少しだけ家族や仕事から解放され、自分次第で何でもできる可能性がある。まだまだ夢を叶えることは十分にできます。これまでの人生でやり残したこと、やりたかったことに再び挑戦することもできます。自由自在に自分の人生を歩いていくことができる。まさに50代というのは、人生における「自在期」なのではないでしょうか。
禅僧として、大学教授として、庭園デザイナーとして国内外で活躍してきた著者。本書では、手放して身軽にすること、あなたにしかできないこと、後悔や不安との付き合い方を考えていきます。いまという時間を豊かに、50代という素晴らしい時代をまっすぐ前を向いて生きていくことを提案します。
おかげさまでシリーズ累計150万部突破!
藩主の跡取り騒動も、暴力亭主との離縁も、おけら長屋がすべて解決!? 笑って泣けて感動する、三拍子そろった大人気時代小説シリーズ。
金はないけど情はある、個性豊かな店子が揃って「おけら長屋」は毎日がお祭り騒ぎだ。
●黒石藩の藩主・高宗の側室問題に、長屋の住人たちが力を貸すことになり……「あやつり」
●暴力亭主から逃げたお竹を長屋にかくまうことになるが、辰次が彼女に惚れてしまい……「たけとり」
●八百屋の金太に白犬・銀太という相棒ができるが、銀太には子供を襲った疑いがかかっていて……「きんぎん」
など、珠玉の四編を収録。文庫書き下ろし。
韓国の平均賃金はかなり前から日本を上回っており、日韓の一人当たりGDP(PPPベース)の差は近い将来5000ドル近くにまで達するという予測がなされている。日韓関係を正しく理解するためには、まずこうした逆転現象が起こっている現実を知らなければならない。そして「日本の韓国統治は植民地支配ではなかった」「韓国の反日意識を生んだのは反日教育」といった思い込みは改めたほうがいい。
日本を代表する韓国の研究者が、精緻な論述と豊富なデータで日韓関係を明快に論じ、さらにいま韓国で焦眉の急となっている、不動産問題や就職できない若者の問題について解説する。
■ステレオタイプな日本の韓国認識 ■なぜ大統領のレイムダック現象が生まれるのか■日韓の賃金を比較する ■「日本は韓国を植民地支配していない」は本当か ■反日意識を生み出したのは反日教育か ■アジア通貨危機による大規模な改革 ■やがて日本を追い抜く韓国の高齢化