標的は国際マラソンレース。
多国籍テロ集団と警察庁特別チームの壮絶な戦いを描く
世界規格のノンストップ・サスペンス。
【あらすじ】
東京で開催予定の国際マラソンレースが
多国籍テロ組織の標的となった。
警察庁特別チーム〈MIT〉の班長に抜擢された
下水流悠宇(おりづる・ゆう)は
日本人トップランナーの警護に当たる。
テロの背景にあるのはスポーツ利権と絡み合う大国の思惑。
果たして悠宇はアスリートと国家の威信を守ることができるか。
怒涛のノンストップ・サスペンス開幕!
目に入れても痛くないほど大事な娘の姫君に、「よくぞ帰り来たまいけるかな、こんのクソ親父がーっ!」と言われたのは、救国の英雄、藤原隆家。「誰に似たりや」とぼやけば、妻からは「殿にや」と呟かれる。時の権力者である道長のことなど微塵も恐れず、世間ではさがな者と評されている彼も、家では一人の父親だった。体は弱いが気が強い姫君の願いを叶えるべく、隆家が下した決断とは。
彼氏と彼女と猫の美味しい日常。
2人のために飼い猫のミケが週に1回
買い物行って料理を作る(まだバレてない!)。
ロールキャベツとナポリタン、
サバ味噌とわかめとキュウリの甘酢和え、
海南鶏飯と切り干し大根ソムタム風、
麻婆豆腐&麻婆ナスなどなど
手軽に作れる献立レシピ色々。
一緒に作ろう、主菜と副菜!
大阪で与力の跡取りとして生まれた志方錬一郎は、明治維新で家が没落し、商家へ奉公していた。時は明治10年、西南戦争が勃発。武功をたてれば仕官の道も開けると考えた錬一郎は、意気込んで戦へ参加することに。しかし、彼を待っていたのは、落ちこぼれの士族ばかりが集まる部隊だったー。松本清張賞受賞作。
府ノ中武蔵映画祭の最終審査で再び門と競うことになった大助!! 門との関係を題材に、自己投影して“独自性”を追求した作品への評価は…!? 超有名映画監督・大和澤と門の意外な繋がりを知り、困惑する大助。ドキュメンタリー制作課題を機に、自分の“浅さ”を痛感した大助は、門にまさかの提案を持ちかける!!
相反する情熱がぶつかり合い呼応する、芸大映画制作物語!!
ナショナリズムと愛国心を歪めたのは誰か?「戦争はイヤだ」としか言わない左翼、「あの戦争は正しかった」と美化する右翼、双方の知的怠慢だー軍エリートの証言を集めてきた昭和史研究の大家ふたりが、歴史的事実をもとに左右を徹底批判。ヘイトスピーチにも強引な改憲論にも屈せず、ただしく国を愛する方法がわかる。
読まずに読む!
ドストエフスキーの『罪と罰』を
読んだことのない四人が、
果敢かつ無謀に挑んだ「読まない」読書会。
単行本刊行時に大きな反響を呼んだ前代未聞の試みに、
岸本佐知子の「文庫版あとがき」
矢部太郎の「解説マンガ」
を加え、パワーアップして文庫化!
「読む」愉しさが詰まってます。
目次
読まずに読む 吉田篤弘
読まない! 未読座談会・其の一
読むのかな… 未読座談会・其の二
読んだりして… 未読座談会・其の三
『罪と罰』登場人物紹介 三浦しをん
記憶の謎と謎の影絵 吉田浩美
『罪と罰』あらすじ 三浦しをん
読んだ! 読後座談会
読むのはじまり 三浦しをん
読まないを読む、何度でも 岸本佐知子
解説マンガ 矢部太郎
平易な文章と約700点の図版でポイントを絞って解説した「理解する」建築史テキスト。吹出し付き写真解説、QRコードによる二段階学習のほか、「建築と形」などデザイン的テーマで歴史を紐解く工夫も施した。また、多様な復習問題で知識の定着を図るとともに建築士試験にも対応。あらゆる角度からの「知りたい」に応える。
海にすむ「なんじゃこりゃ!」な生き物たちを紹介するシリーズ・「海のナンジャコリャーズ」。
『われから』『わかめ』『うに』につづく第四弾は,ところてんやかんてんのもとになる海藻・「てんぐさ」。
姿を変え形を変え,私たちの生活に役立っているふしぎな海藻を追いかけます。
「まっかな あかい かいそう」が,あなたのまわりの,ここにも,あそこにも!
【初版限定特典付!!!】
特典ペーパー「弾丸取材ツアーマップ」が付いてくる!
国民的トップアイドル・音羽光。
ノースキャンダルを徹底し清純派で知られていた彼女が殺された。
その死は、彼女の売春疑惑とともに世に知らされる。
彼女はなぜ素性を隠し、体を売ったのか、そしてなぜ死んだのかーー。
偶像娼婦ヒューマンドラマ!!
【単行本描きおろしおまけ4コマ2P収録!】
「一緒に旅してくれませんか?」
30歳の誕生日を目前に、付き合っていた(はずの)先輩にフラれてしまった派遣OL、月見里涼音。
ヤケクソで傷心旅行に発った涼音は、訪れた高千穂峡で、謎めいた青年・天埜悠臣に出会う。
実は悠臣はスランプ中の小説家で、なぜか目をつけられた涼音は、彼と一緒に旅をすることになってーー!?
「オオカミ王子の言うとおり」「恋しちゃいけない花風くん」など大人気少女漫画の原作者・ももしろと、
講談社、スターツ出版等で活躍中の人気漫画家・三月トモコがタッグを組み贈る、旅ラブコメ第1巻。
社会学のエッセンスを、各分野の第一人者が、読んで面白い48の命題で、コンパクトに解説。個々の解説では、ものごとの自明性を疑うという社会学的な発想はもちろんのこと、社会学的な発想そのものを超えるパースペクティブが巧みに示される。ジンメルの「外集団への敵対と内集団の親和」や、デュルケムの「人格崇拝の成立」、ミードの「自我の社会性」、ゴフマンの「自己呈示のドラマツルギー」といった社会学の基本命題の他、ヴェブレンの「誇示的消費」、藤田省三の「天皇制国家の支配原理」、ベイトソンの「ダブル・バインド」など、思考を鍛える隣接分野からの命題も多数収録。
新進気鋭の女流絵師・歌川芳花ことおいちの元に、「江戸名所百景」の大仕事が持ち込まれる。彼女は想いを寄せる彫師と生写しに出かけたいが、その男には女房と子供がいた。悩んだ末においちがとった行動はーー(表題作「恋忘れ草」)。
江戸の町で恋と仕事に生きた6人の女たちの哀歓をあたたかく描き、第109回直木賞を受賞した連作短篇集。
なぜみずから屈し圧政を支えるのか。支配・被支配構造の本質を喝破した古典的名著。シモーヌ・ヴェイユが本作と重ねて20世紀の全体主義について論じた小論と、政治人類学者ピエール・クラストルが本作をベースに「国家に抗する社会」としての未開社会を分析した論考を併録する。