複雑さを増す競争環境において、企業の求めるアライアンス戦略は多様化している。企業の競争力を高めるためのアライアンス戦略とは何か。
「理論」と「実践」を両輪に、いま注目されるアライアンス研究の最新成果と実務上のポイントをまとめたアライアンス論の決定版。
序章 アライアンスの潮流:なぜ今、アライアンスか
第1章 アライアンスの定義と分類:アライアンスとは何か
第2章 アライアンスの理論:企業はなぜアライアンスを行うのか
第3章 アライアンスの形態:どのような種類のアライアンスがあるか
第4章 アライアンス・マトリックス:アライアンスをどのように分析するか
第5章 最近のアライアンス事例から:このアライアンスはなぜ生まれたのか
第6章 アライアンスと企業競争力:強い企業は何が違うか
第7章 アライアンス戦略の立案:アライアンスで何を目指すか
第8章 アライアンス・パートナーの選定:最適な相手をどのように選ぶか
第9章 アライアンス条件の交渉:パートナーとどのように合意するか
第10章 アライアンス契約書の締結:パートナーと何を確認するか
第11章 アライアンス・ガバナンスの設計:パートナーをどのように統治するか
第12章 プロジェクトの運営とアライアンス能力:アライアンスを成功させる力とは何か
第13章 アライアンスの終結と評価:アライアンスをどのように終えるか
第14章 合弁会社(ジョイント・ベンチャー):強い絆をどのように作るか
第15章 M&A(統合・買収):M&A とアライアンスをどのように使い分けるか
第16章 グローバル・アライアンス:パートナーの多様性をどのように活かすか
終章 企業境界を超えて:再び、なぜ今、アライアンスか
アライアンス契約書サンプル
参考文献
索引
私たちは、熱と仕事を相互に変換する装置(熱機関)を利用している。しかし、熱と仕事は同じエネルギーの一形態であるが、等価でない側面がある。膨大な実験を通じて、巨視的な量の間に成り立つそうした関係を数学的体系にまとめあげたのが熱力学である。本書では、エントロピーを出発点として熱力学を演繹的に導いていく。ただし、熱力学の生物、物理、化学に関わる現象への応用を考え、分子論との繋がりについても配慮する。
1.分子運動論だけではPV=NRTにたどり着けない? 2.まずエントロピーよりはじめよ 3.思索の飛び道具:数学 4.示強変数の定義と平衡状態の予測 5.熱=仕事!?:エネルギーの移動 6.熱≠仕事!?:状態変化の方向性 7.エントロピーに代わるより使いやすい熱力学関数を求めて 8.ポテンシャルとしての熱力学関数 9.水と水蒸気とどちらが安定か:物質の三態と相平衡 10.物質の多様性を俯瞰する:多成分系の相図 11.エントロピーが支配する希薄な系:束一的性質 12.世界を救った熱力学:窒素固定の化学熱力学 13.自己組織化≠エントロピー減少:溶液内の実効相互作用とファンデルワールス描像 14.生物を熱力学で捉え、統計力学で考える 15.表面張力の熱力学:小さかったはずの表面効果
森林と人はどのように歩んできたか。生態系と社会の視点から森林の歴史と未来を探る。〔内容〕日本の森林のなりたちと人間活動/森の恵みと人々の営み/循環的な資源利用/現代の森をめぐる諸問題/人と森の生態系の未来/他
甦る日本企業ーーDX時代の戦略経営で価値創造企業に改革する!
近年のデジタル技術革新に、世界から周回以上の遅れがあるといわれる日本企業であるが、精査すると従来日本企業が持つ強みはDX時代に求められる組織能力との親和性が高い。戦略経営の諸理論に対して、日本企業の経営特性は多くの領域で整合し、DX時代の日本型企業再生は「温故知新」で臨む必要がある。価値創造企業に改革するために、日本企業のどの強みを活かすことが有利なのか、経営の標準理論の理解を通して考察する。
第1章 経営理論と戦略経営のフレーム
第1部 企業の本質と企業を経営することの意味
第2章 企業の形態・種類と仕組み
第3章 コーポレート・ガバナンスの考え方と仕組み
第4章 企業のステークホルダーである社会を意識した経営
第5章 企業の境界と中間組織に関する考え方
第6章 日本的経営の特徴とその根底にある要素
第2部 経営戦略に関する諸理論
第7章 戦略と戦略理論の多様性
第8章 規範的な戦略理論
第9章 規範的な戦略理論の限界とダイナミックな戦略理論
第10章 戦略策定へのアプローチ方法
第3部 戦略のマネジメント・コントロール
第11章 戦略マネジメント・コントロールの考え方
第12章 経営における組織理論の進化
第13章 組織の基本構造と組織開発
第14章 グループ経営
第4部 戦略経営を実現するための重要テーマ
第15章 成長志向の経営への転換
第16章 価値創造におけるサービス事業化
第17章 国際事業展開
第18章 イノベーションを加速する経営
第19章 戦略マネジメント・コントロールの高度化
第20章 日本型企業再生のための経営資源と組織能力の進化
田んぼに、コウノトリが舞い、小魚が泳ぎ、トンボの群れが戻った。いのちに満ちた水田を再生しようと、歩み始めた人々のメッセージ。
一般相対論は重力の理論であり、また時間と空間を結びつける理論でもあるが、数学の立場からは物理現象をリーマン多様体の理論に基づく考察によって定式化する理論ともいえる。本書は筆者の講義をもとにして、数学の立場から書かれた、一般相対論の骨子であるアインシュタイン方程式が内包する幾何学への入門書である。まず、多様体上における微積分の準備をテンソルを介して行い、次に特殊相対性理論を扱う。その後、アインシュタイン方程式の導出をし、非真空アインシュタイン方程式、コーシー初期値問題としての定式化、シュバルツシルト時空、ハミルトン形式との関係などを解説する。最後には、いわゆるブラックホールのホーキング・ペンローズ理論を解説する。
「朝倉復刊セレクション」として好評書を復刊します! 微分幾何を数理科学の諸分野に応用し,あるいは応用する中から新しい数理の発見を志す初学者を対象に,例題と演習・解答を添えて理論構築の過程を丁寧に解説した。〔内容〕曲線・曲面の幾何学/曲面のリーマン幾何学/多様体上の微分積分
1. 曲線・曲面の幾何学
1.1 ベクトルの内積と外積
1.2 平面および空間の曲線
1.3 空間の曲面
2. 曲面のリーマン幾何学
2.1 一般曲面
2.2 リーマン幾何学
2.3 テンソル場
2.4 接続と曲率
2.5 平行移動と測地線
2.6 ガウス・ボンネの定理
3. 多様体上の微分積分
3.1 ベクトル場と諸演算
3.2 微分形式とその諸演算
3.3 複体とド・ラームの定理
4. 付 録
4.1 陰関数定理
4.2 解の存在と一意性に関する定理
4.3 1の分割の存在について
5. 問題・章末問題の解答
6. あとがき
7. 索 引
22ヶ国でスタートアップを支援するCEOがシリコンバレーの成功の秘密を初公開!…答えはすべて、本書の中にあります。
世界は原発危機から何を学ぶべきか。
主要目次:
1.細胞とは何か - 起源と多様性
2.細胞の膜構造と細胞小器官
3.エネルギー変換の仕組み
4.核と遺伝情報
5.DNAからRNAへ
6.タンパク質の誕生から死まで
7.タンパク質の細胞内輸送と局在化
8.細胞骨格と細胞運動
9.シグナル伝達の原理と多様性
10.細胞周期と細胞分裂
11.細胞外マトリックスと細胞間コミュニケーション
12.生殖と発生・細胞分化
13.細胞死
14.がんの細胞生物学
15.サイトカインと免疫の細胞生物学
16.脳と神経の細胞生物学
17.モデル微生物とモデル植物の細胞生物学
18.モデル動物とヒトの細胞生物学
19.分子細胞生物学の研究手法・技術
新しいアイディアを生み出し、イノベーションへと結びつけるための新しい発想&思考法「SDM(システム・デザイン・マネジメント)」の考え方、方法論、活用事例を網羅した1冊。
慶應義塾大学大学院SDM研究科が授業で活用している技法や、企業から与えられた課題に解答を出す教育プログラムの事例を紹介するとともに、ビジネスの現場ですぐに役立つSDM式発想&思考のノウハウを提示する。
GDPでは計れない真の豊かさ、持続可能性を計測する事ができる新たな指標「新国富指標」とは?この新指標をわかりやすく理解するために、日本の現状を測定し、今日の日本の豊かさ、持続可能性を明らかにするとともに、持続可能性の向上のために今後何をすればよいのかを提言する。
グローバル化や移民の増加,ジェンダー規範や家族構造の変化などの新たな現実に対し,これからの社会政策に必要なのはどのような考え方なのか。社会政策研究の最新の国際的動向と新たな分析枠組みを示し,今おさえるべき論点をコンパクトにまとめた。
序 章
第1章 資本主義,市民権,連帯
第2章 社会政策の発展を説明する──理論的視角
第3章 各国を分類する──福祉レジーム再考
第4章 社会政策におけるアイディアの役割を重視する
第5章 社会的排除,新しい社会的リスク,社会的投資
第6章 福祉レジームが輪郭を与えるジェンダー規範の変化
第7章 社会政策と多様性をめぐる政治
第8章 グローバル化と社会政策
終 章
本書は、これまで問題とされてこなかった知財に、知識や組織、戦略に関する既往のフレームワークをあてはめることで、現実の“知財マネジメント”のあり方を浮き彫りにしていく。
基礎〜標準レベルの問題を収録し、日常学習や中間・期末テスト対策、大学入学共通テストに向けた受験勉強に使える問題集。【2022年度実施 新学習指導要領対応】
■基礎力アップ
基本知識や基本問題から学習が始められるので、無理なく基礎力をつけられます。学習の基本となる基礎力をしっかり身につけることで、テストや入試に役立ちます。
■苦手克服
問題のレベルが段階的に上がる構成で、基礎的な問題だけではなく実践的な問題にも挑戦することができます。わからなくなるポイントや不足していた知識が把握しやすいため、苦手克服に繋がります。
■入試実践力アップ
大学入学共通テストの出題傾向を反映した問題を収録し、共通テストへの対応力を身につけることができます。また、問題文の読み取り方に注目した要素を解説で示し、入試問題の着眼点を養うことができます。
■ライバルと差がつくQRコンテンツ
スマホ学習用のQRコンテンツとして解説動画、確認問題が付いているので、ちょっとした空き時間にライバルと差をつけられます。解説動画はすべての例題に対応しています。
日本の漁業の生産量・生産額はこの30年減り続けている。魚の消費量もこの20年右肩下がりだ。漁業の未来への活路はあるのか。