リアルな数字で知る「真実」
近世まで最貧国だった日本は、いかにして経済大国になったのか?
磯田道史教授は、そこには石見銀山の銀が大きくかかわっていると言う。
さらに、日本の銀は中国の貨幣経済化を促してヨーロッパにも影響を与えた、とも(「世界を動かした日本の銀」)。
他に、石見銀山が世界遺産に一度は落選しながらも逆転登録に至った「世界遺産登録の舞台裏」、
石見銀山を巡る戦国武将の争いなどを明らかにした「石見銀山の歴史的価値」、
幻だった福石ほか「江戸時代の鉱石標本の発見」、白熱の「座談会・次世代に残すために」を収録。
今の日本が抱える問題を解決するヒントがここにある。
(以下、目次)
はじめにーー今の日本の課題がここにある(磯田道史)
第一章 世界を動かした日本の銀(磯田道史)
第二章 世界遺産登録の舞台裏(近藤誠一)
第三章 石見銀山の歴史的価値(仲野義文)
第四章 江戸時代の鉱石標本の発見(石橋 隆)
第五章 座談会・次世代に残すために(磯田道史、近藤誠一、伊藤 謙、仲野義文、石橋 隆、福本理恵)
おわりにーー縁に導かれて(伊藤 謙)
第41回大会がさらに楽しみになる初の公式ブック、ここに誕生!!2028年ロサンゼルスオリンピックにて『SASUKE』がベースとなった障害物レースが近代五種の種目として正式採用!!
「ウェルビーイング(Wellbeing)」とは、身体的にも、精神的にも、そして社会的にも「よい状態」のこと。心身ともに満たされた状態であることを指す言葉です。情報技術が私たちの暮らしを便利にする一方で、利用者の心の状態への負の影響も指摘されている現在、ウェルビーイングに対する注目が高まっています。
本書は、ウェルビーイングとは何なのか、そしてそれをどのようにつくりあうことができるのかについて解説した書籍です。わかりあえなさのヴェールに包まれた他者同士が、根源的な関係性を築き上げ、共に生きていくための思想、実践、技術を照らし出します。
ユーザーに愛されるプロダクトやサービスの設計を目指すデザイナー、エンジニア、ビジネスパーソン、また、組織環境を良くしたい人事・総務担当者などにおすすめの一冊です。
「わたし」のウェルビーイングから、「わたしたちの」ウェルビーイングへ。「個でありながら共」という日本的なウェルビーイングのあり方を探求します。
論考:
伊藤亜紗/生貝直人/石川善樹/岡田美智男/小澤いぶき/神居文彰/木村大治/小林 茂/田中浩也/出口康夫/水野 祐/安田 登/山口揚平/吉田成朗/ラファエル・カルヴォ
「新・担い手3法」がこの1冊で分かる。2019年に成立した「新・担い手3法」(改正公共工事品確法、改正建設業法、改正入契法)。同法の柱となる「大規模災害時の緊急対応の充実強化」、「働き方改革への対応」、「生産性向上の取り組み強化」を詳しく解説。これからの建設産業は確実に変わる。一目で分かるQ&Aも掲載。
われわれが日常、無意識に行っている行動でも、その過程で行われた動作はおびただしい数にのぼり、その動作を実行するときに行った運動は複雑多岐にわたる。このようなことを可能にしているのは脳である。脳はどのようにして運動を発現させ、行動を可能にしているのであろうか。
本書では、このような驚異的な働きをしている脳の仕組みを解説する。運動の発現と制御のために、脳のどこで何が起こっているか、そのメカニズムを図を豊富に用いてわかりやすく説明している。
第2版では、新たな章を加えるとともに、初版後の新知見を随所に加筆した。
東証1部上場会社である株式会社丸和運輸機関(桃太郎便)が設立した一般社団法人AZ-COM丸和・支援ネットワークが主催する物流研修記録を1冊にまとめました。通常は立ち入ることのできない世界最先端の物流施設や小売業のビジネスモデルから未来を見つめます。
貴重な洋楽ミュージックビデオをネタに大脱線トークを繰り広げる、NHK BS土曜深夜の人気番組、書籍化!!編集で泣く泣くカットされた禁断の未放送トーク満載!!「洋楽スターVS西洋名画」究極のパロディ絵画(詳細解説付き)25点掲載!!
われわれにできることは何か?
我が国の人口減少は深刻な局面を迎えつつある。2008年に過去最高の1億2800万人を記録して以降、大都市を中心に高齢化が急ピッチで進んでいるのだ。総務省の研究会で人口減少が「内政上の危機」とされたのは記憶に新しい。
危機感を抱いているのは中央だけではない。税収や住民サービスに甚大な影響を受ける地方もこの問題にどう対処するのか、当然、大きな関心をもっている。残された時間に何ができるのか、地方自治体の思いは切実である。
本書は、この人口減少という問題に対して、小樽商科大学の教授陣と小樽市の職員が本格的にタッグを組んで、原因の究明と解決策の模索を行った、他に例を見ない試みである。
小樽市は、明治以降、北海道の玄関口として栄えたが、樺太の喪失や鰊の不漁などを受けて衰退の一途を辿るようになる。人口は1964年の20万人をピークに減少に転じ、現在は11万人にまで減ったが、ここ最近は毎年2000人ペースで人口が減るという異常事態に直面している。
本書はこうした問題に対して社会科学的分析と提言を行う。地方創生の掛け声やインバウンドの熱狂のなかで見過ごされている問題はなにか。そもそも都市とは何なのか。全国の市町村を勇気付ける報告。
1:■“2012 VAN HALEN A Different Kind Of Truth Tour”
2:さらに進化した強力な布陣によるVH伝説“新章”の幕開けをレポート
3:■EDDIE’s LIVE GUITARS & EQUIPMENT
4:新作ツアーで登場したEVH“WOLFGANG”の最新進化型に迫る!
5:■EVH“THE EDDIE VAN HALEN FRANKENSTEIN REPLICA GUITAR”
6:今改めて問う「最高近似値レプリカ」の真価
7:Part-1:ギャラリー編
8:Part-2:解説編
9:■EDDIE’s MAIN GUITAR CHRONICLE
10:ロック・ギターの歴史を変革した歴代愛用ギターの史上最詳解説!
11:■EVHブランド:最新プロダクツ・ファイル
12:Part-1:「ギター」編
13:Part-2:「アンプ&アクセサリー」編
14:■EDDIE’s GUITAR COLLECTION FILE
15:歴代使用&所有ギター総勢90本超を実機写真と共に詳述紹介!
16:Part-1:カタログ編
17:Part-2:解説編
18:■EDDIE’S LIVE EQUIPMENT FILE
19:写真で振り返る歴代ライヴ機材の変遷
20:■ストライプの血統を継ぐ若武者にBottoms Up!
21:feat.WOLFGANG VAN HALEN
22:■The are “Hot 4 Teachers” !!
23:濃厚!EVHマニア座談会
24:Part-1:試奏機材を集めまくりの巻
25:Part-2:言いたい放題言いまくりの巻
26:■Evenly Valuable Headliners INTERVIEW
27:Chip Ellis-Fender Musical Reseach and Development
28:後藤孝夫ー後藤ガット有限会社
29:■彼はいかにして極意へと辿り着いたのか・・・
30:エディー流トレモロ活用術の考察と真相
31:■謎多き最新ディヴァイスを試作しちゃいました
32:“D2H”メカニズム徹底解明レポート
居酒屋は無人コンビニに負ける。では究極の飲食形態とは?「無人化」「スナック化」「インスタ映え」「予約ループ」…最新のキーワードとアイデアの全てがここに!
東京最高のレストラン2024
マッキー牧元 小石原はるか 松浦達也 森脇慶子 浅妻千映子(著)
今年で23年目を迎える、東京で最も歴史あるレストランガイドです。
日本を代表するグルメ界のトップライター、評論家5名が実名で、味だけではない視点で「最高のレストラン」を選んでいます。その数約400店。
この1年の東京のレストランシーンを語るのに欠かせない一冊として、グルメ好きから愛読されるガイドの最新版です。
中でも約1年以内にオープンした新店の中から、最も評価に値する20店(今年は19店)を選び、「今年の注目店」として徹底的に討論する名物座談会は必読です。
巻末座談会は、「美味しいジビエの楽しみ方」。さらにジビエが楽しめるレストランリストも掲載しました。
コロナ禍も明け、これから新しくレストランを開拓したいというニーズも高いと思います。
本書は多くのレストランを知り尽くしたプロが、それぞれ実名でお店を推薦しているので、ご自身の嗜好に合ったメンバーを見つけてみてください。より多くのご自身にぴったりの「最高のレストラン」と出会えると思います。
必携のレストランガイド、どうぞお買い求めください。
科学技術と社会の関係がいま、大きく揺らいでいる。
高度に進化し、日常に深く浸透したテクノロジーは、もはや科学的知見だけでは制御しきれないものとなった。それにより、科学技術の専門家、ひいては科学技術そのものが、しばしば疑いの目で見られ、時にないがしろにされるような状況が生まれている。しかし私たちの日々の生活は、科学技術なしには到底成り立たない。
科学技術といかに共生していくかーー。この問いがいま、現代社会に生きる人々すべてに対して突きつけられている。テクノロジーへの無自覚・無関心な依存を脱し、互いに語らうべきときが来た。
原子力発電、遺伝子組換え、BSE、地球温暖化、そして新型コロナウイルスーー。科学技術と社会の関係深化がもたらす課題と、それらをめぐるコミュニケーション・意思決定のあり方について、産業・理工学・人文社会学の各分野の第一人者たちが、それぞれの視点から切り込んでいく。
〈人類にとっての科学技術の意義とは〉、〈なぜ人々は科学技術に不信感を抱くのか〉、〈科学技術の光と影に、どのように向き合うべきか〉・・・。
各章で示される主張はまた、我々自身へのさらなる問いかけでもある。これらは現実の複雑さを投影して、さまざまな視角をもつ多次元の写し鏡をなしている。多面的な対話の重要性を、あなたは理解することになるだろう。
突きつけられた問いに向き合い、ともに語り、そして前進するための燈火となる書。
第1部 シンアルの地ーー社会にとっての科学技術を理解する
1章 不可避的に深まる科学技術と社会の関係(大来雄二)
第2部 言語の混乱ーーコミュニケーションとは何かを考える
2章 科学技術の恩恵は見えているか:電気の“空気化”がもたらしたもの(桝本晃章)
3章 不信と誤解が招く不安(唐木英明)
4章 コミュニケーションのすれ違いをどう理解するか(平川秀幸)
第3部 王《ニムロド》のいない街ーー誰が、何を、どのように意思決定するべきか
5章 「安全」の描像:リスクといかに共存するか(山口彰)
6章 社会における科学技術のガバナンスと専門家の役割(城山英明)
7章 科学技術専門家が市民の信頼を失う経緯(島薗進)
第4部 塔を囲む人々--執筆者座談会
1 原子力発電の過去・現在・未来(福島原発事故と汚染水)
2 未知の脅威にどう備えるか(次の感染症、次の大津波はいつか必ず来る)
3 無関心問題(メッセージが届かない人にいかにアプローチするか)
4 座談会の最後にあたって(読者へのメッセージ)
第1回日本DX大賞「大規模法人部門」の大賞を受賞したグッデイのDX成功物語。九州のホームセンターがゼロからDXに挑戦!メールもホームページもなかったグッデイが国内有数のDX企業になれた5年間の取り組みをあまさず紹介。経営幹部、デジタル担当者だけでなく若手社員におすすめの一冊。
『コミュニティって、意味あるの?』
これは企業の中でコミュニティ活動をしていると、ある日突然降りかかってくる、「あるある」質問です。
はい。大丈夫です。
本書では、著者自ら運営するGoogle Cloudのユーザーコミュニティ「Jagu’e’r(ジャガー)」を例にとり、この問いに強烈なカウンターパンチをかませてくれます。
ちょっと、待って。そもそもコミュニティ活動とはなんでしょう?
本書で扱う「コミュニティ」とは、次の二つのタイプです。
・企業内の有志が集って形成される「企業内コミュニティ」
・企業が自らのプロダクトのユーザーに手厚いケアするための「ユーザーコミュニティ」
このような従来の会社型の組織とは異なるコミュニティには、どのような特長・メリット・デメリットがあるのでしょうか?
冒頭にも書いたように、どこに意味があるのでしょうか?
コミュニティ運営に「銀の弾丸」はあるのでしょうか?
詳しく知りたい人は是非、本書をご一読ください。
コミュニティを運営したいけど、今ひとつ迷っているビジネスパーソンの背中を押す、頼りになるノウハウが満載です。
「これこれ、こんなの読みたかったんだよ。」と気になる人がスッと手に取る一冊です。
かつての優れた生き方をしてきた日本人の精神の根底にあるのは女性性、しかも凛として生きるレベルの高い女性性ではないか。男女の幸福度が大きく違う原因は、脳の使い方に大きな差があるのではないか。人の生き方を脳の使い方から見ると、ストレスからなぜ病気が発症したか、病気の本質が見えてくる。
本書では、困難な場面に遭遇し、それを克服した女性たちにインタビューし、その生き方を脳から分析。女性性こそが、病気だけでなく、社会の問題を解決するカギになるのではないか。脳の覚醒下手術を数多く手がけた脳外科医が、治らないとされた病気など、大きなストレスを乗りこえた女性たちの脳の使い方を考察。困難を克服するヒントをレベルの高い「女性性」に探る。
かつての優れた生き方をしてきた日本人の精神の根底にあるのは女性性、しかも凛として生きるレベルの高い女性性ではないか。男女の幸福度が大きく違う原因は、脳の使い方に大きな差があるのではないか。人の生き方を脳の使い方から見ると、ストレスからなぜ病気が発症したか、病気の本質が見えてくる。
本書では、困難な場面に遭遇し、それを克服した女性たちにインタビューし、その生き方を脳から分析。女性性こそが、病気だけでなく、社会の問題を解決するカギになるのではないか。脳の覚醒下手術を数多く手がけた脳外科医が、治らないとされた病気など、大きなストレスを乗りこえた女性たちの脳の使い方を考察。困難を克服するヒントをレベルの高い「女性性」に探る。
「社長はいったい、何を言い出すんだ!? 」
タニタ食堂に続く、驚きのチャレンジ!
「会社員」と「フリーランス」のいいとこ取り。
この画期的な新制度導入をめぐる試行錯誤を描いた
迫真のノンフィクション
自由に働く。やりたいことをやりぬく。
それこそが、本当の「健康経営」だ!
◎タニタの「日本活性化プロジェクト」とは?
希望社員を雇用から契約ベース(フリーランス)に転換、
主体性を発揮できるようにしながら、本人の努力に報酬面でも報いる社内制度。
経営者感覚を持って、自らの仕事内容や働き方をデザインでき、
働く人がやりがいを持って心身ともに健やかに働ける「健康経営」の新手法。
◎時間より、「主体性」を中心に考えよう!
「働き方改革」がいよいよスタートし、「働く時間」について
すべての企業が考えざるを得なくなっている。
しかし、谷田社長は「時間より、主体性を中心に考えるべきだ」と主張している。
働く時間も、働き方も、やるべき仕事も、すべて自分で選んで、コントロールする。
寝食を忘れて働くときもあれば、長期の休暇をとって自分を磨くことも自由にできる。
他流試合も行い、そのスキルをまたタニタにフィードバックもできる。
ーーそんな本当の意味での「健康経営」を求めて生まれたのが「日本活性化プロジェクト」である。
このプロジェクトは2016年よりスタートし、2017年に1期生8名、18年に2期生11名、19年に3期生が参加。
一度退職して完全なフリーランスになるため、社内では反発の声も大きく、
予想外のトラブルも発生した。
本書はそうしたできごとを、谷田社長、プロジェクトメンバーと彼らをマネジメントする管理職層など、
さまざまな声をもとに追いかける。
日本の働き方に一石を投じる1冊になるはずだ。
◎解説:柳川範之氏(東京大学大学院経済学研究科教授)
本書を読んだみなさんが、この壮大な"実験"を参考にしつつ、創意工夫を凝らしていくこと。
それこそが、本書の本当の価値なのではないでしょうか。
◎本書の内容より
【谷田社長パート】
ー残業削減だけやっていたのでは、日本は沈没する
ー「9時5時」の発想ではAI時代を生き抜けない
ー悪夢にうなされた最悪の船出
ー羽振りがよかった小さな会社の"ぼんぼん"たち
ー総務部長はポカーン
ー社員時代の給与・賞与を報酬のベースに
ーシミュレーションを重ね、手取額を最大限に
ー決して人員削減ではない
ーいざ発表! 逆風の嵐
ー逆風にも負けず、8人が「やってみたい」
ー役員会は完全アウェー
ー「日本活性化プロジェクト」スタート。課題も明らかに
ー開けてびっくり。手取りが平均200万円増えた ほか
【プロジェクトメンバー インタビュー】
1 ツイッターの「中の人」が語る本音
2 日本有数の技術者が感じるメリット
3 営業から企画へ、生まれた新たなやりがい
4 社外でも腕試し、フィールドは広がる