神経疾患は,根本的な治療が難しいため,リハビリテーションの介入対象となる機会が多い.本書では,症状を理解するために必要な解剖学的知識とリハビリテーションを実施するうえで必要不可欠な神経学的所見を学習したうえで,日常臨床において多く遭遇する疾患を取り上げ,病態機序に則して治療法や介入方法などを学ぶ.初学者には難しい領域であるため,イラストや画像所見を多く取り入れ,わかりやすく解説した
1神経系の解剖と生理
2診断に必要な病歴と神経学的所見
3大脳皮質の機能局在とその障害
4脳血管障害ー脳卒中
5認知症
6パーキンソン病とその類縁疾患
7運動ニューロン疾患
8機能性疾患ーてんかん,頭痛
9脱髄性疾患
10末梢神経疾患
11筋・神経筋接合部疾患
12脊椎・脊髄疾患
13脳神経外科疾患ー脳腫瘍,頭部外傷,水頭症
14神経感染症
15小児神経疾患
試験