2015年9月の国連総会で決定した持続可能な開発目標(SDGs)は、ミレニアム開発目標(MDGs)に代わる国際開発目標として、2030年の世界のあり方を導こうというものであり、本書はSDGsに関する概説書である。従来型の開発パターンから、グローバルガバナンスの変革を促すために必要なことは何か。特徴や内容紹介のほか、扱う課題などを分かりやすく解説する。
17世紀、科学はいかに「革命」されたのか。躍動する科学者=哲学者たちが紡ぐ革命の物語。知識の「道具性」に着眼し、自然哲学の変革を読む新たな視点を提供する。
美容室バグジーの奇跡。どん庭から復活した男の愛と感動の経営。
なぜ私たちは子どもに絵を描かせてきたのかー児童の「感受性」と「創造性」の起源を問う。
保健医療現場の第一線のソーシャルワーカーと、実践後教職に就いたものたちの協働によって成った本書は、社会福祉士などの専門職養成のための実習指導のテキストである。実習指導の実践の蓄積をもとに述べられている本書は、第1章実習指導概論、第2章実習マネジメント、第3章実習プログラミング、第4章実習スーパービジョンと、実習指導者に必要な理論と視点と教育方法論とから構成されている。保健医療分野の実習指導のみならず、社会福祉士や精神保健福祉士実習指導のための必読の書。
本書のテーマは「身近な森林のポテンシャルと可能性」。林業は現代の日本においては、儲からない、採算があわないと言われる。けれども、日本の森林、林業はもっと豊かになる可能性を秘めていると著者は述べる。実際に森林、山林に出かけ、様々な視点からのアプローチに取り組んでいると、「こうやってみてはどうだろう?」という、コロンブスの卵的な発見に出会うことが時にある。森林は生産の場であると同時に休養の場にもなりうるのだ。挿し木、樹木の香り、フィールド研究、各地での市民の森林活動など、著者の活動から得られた知見をまとめている。
はじめに
第1章 挿し木の新たな可能性ーコロンブスの卵のような研究ー
1.1 挿し木について
1.2 造林学研究室における挿し木研究
1.3 こんなことはどうだろうか?-様々な挿し木手法のこころみ
1.4 まとめと今後の展望
第2章 樹木の香り
2.1 森林浴、フィトンチッドという言葉の誕生
2.2 “空気をきれいにする木”
2.3 樹木の香りの幅広い可能性
第3章 各地の森林でのフィールド研究
3.1 間伐と林床の木本植物
3.2 森林・樹木と数学
3.3 森林、樹木の病害虫
3.4 台風による風倒木の調査
3.5 福島における放射線量の調査研究
3.6 カラマツとオオバアサガラ:樹木のコンパニオン・プランツ?
第4章 大学における森林教育
4.1 東京農業大学における林学、森林総合科学の教育
4.2 農大における演習林実習の内容
4.3 演習林実習に関するアンケート調査の結果
4.4 造林学研究室におけるゼミ実習
4.5 ミシガン州立大学・林学科での講義・実習
第5章 希望の萌芽:各地での市民の森林活動
5.1 「放置林」の活用
5.2 福岡県八女市でのワークショップ
5.3 長野県筑北村でのワークショップ
5.4 長野県伊那市での森林活動
5.5 都内での市民講座
5.6 世田谷区での区民講座
第6章 むすびに
あとがき 謝辞
先進事例のプロセスに学ぶ協同活動の原点。地域に協同組合の根を広げていくために。
●補聴器の基本的な概念を,ハードウェア,ソフトウェアからカウンセリングまで網羅して詳しく解説した決定版.デジタル技術など最新知見や情報が大幅に盛り込まれた原著第2 版を完訳.
●写真や図表を多用しながらわかりやすく懇切に解説.各章ごとに概要をまとめて冒頭に掲載しており,また本文中の重要な箇所には色を付けるなど,ポイントが理解しやすいように工夫.
●耳鼻咽喉科医,言語聴覚士,認定補聴器技能者など,補聴器に関わる方すべてに推奨したい一冊.
第1章 補聴器を理解するために
第2章 補聴器の構成部品
第3章 補聴器のシステム
第4章 電気音響的特性の測定
第5章 補聴器のイヤモールド,イヤシェル,カプリングシステム
第6章 補聴器に使用される圧縮システム
第7章 指向性マイクロホンとアレー信号処理
第8章 高度な信号処理
第9章 補聴器装用候補者についての評価
第10章 補聴器の処方
第11章 補聴器の選択と調整および検討
第12章 補聴器の微調整とトラブルシューティング
第13章 補聴器装用者への教育とカウンセリング
第14章 聴覚リハビリテーション効果の評価
第15章 両耳装用とフィッティング
第16章 乳幼児・幼児への補聴とその周辺
第17章 CROS型・骨導型・埋め込み型補聴器
地球上の海洋生物の種数の70%以上を占める海産無脊椎動物。中でもとりわけ高い多様性と独自性を有する日本とその関連地域における海産無脊椎動物の研究の最前線を、系統分類、生態、行動、保全を軸に紹介する。京都大学瀬戸臨海実験所の創立100周年を記念し、日本の海産無脊椎動物研究の英知を結集した一冊。
子ども同士の関係性を良好にし、教室を笑顔あふれた場にする、厳選した12のワークをお届け!
これまで『月刊学校教育相談』で紹介した記事の中から、「このワークを実施したら子ども同士の関係性が劇的に変わった」と好評だったワークを12個紹介します。ワークシートや指導案がダウンロードできます。
【目次】
はじめに 『月刊学校教育相談』編集部
第1部 定番ワークで子ども同士の関係性を良好に!
1 「うめのかさ」で上手に話を聞き合える子どもたちに 山田洋平
2 「共通点探し」のワークで安心と関係性の広がりを 佐藤節子
3 「クラス会議」で民主的な関係性を育成 赤坂真二
4 「いじめの避難訓練」で子どもたちの安心を支える 高橋知己
第2部 体を動かすワークで子ども同士の関係性を良好に!
5 「心のキャッチボール」でプラスのストロークを贈り合おう 菱田準子
6 「声を出すワーク」で心をふれあい、笑い声あふれる教室に 江越喜代竹
7 「ペア・リラクセーション」で助け合いの大切さを知る 冨永良喜
8 友達同士がつながるヨガで笑顔が広がる 太田千瑞
第3部 心理技法を活用したワークで子ども同士の関係性を良好に!
9 リフレーミングでお互いの存在を肯定する 池田 径
10 ピア・メディエーション、“オタスケマット”で楽しくもめごとを解決 森重裕二
11 アサーションで自分の気持ちを上手に伝える 久保田みどり
12 アンガーマネジメントで怒りとの上手な付き合い方を学ぶ 米田 薫
【執筆者紹介】(50音順 肩書きは初版発行時)
赤坂真二 上越教育大学大学院教授
池田 径 大阪府教育センター附属高等学校指導教諭
江越喜代竹 千葉県木更津市立祇 園小学校教諭
太田千瑞 私立学校スクールカウンセラー Yoga Ed.トレーナー
久保田みどり 長野県下伊那郡豊丘村立豊丘中学校長
佐藤節子 元山形大学大学院教育実践研究科教授 公認心理師 スクールカウンセラー
高橋知己 上越教育大学大学院教授 上越教育大学いじめ・生徒指導研究センター長
冨永良喜 兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科教授
菱田準子 立命館大学大学院教職研究科教授
森重裕二 教育カウンセリング等勉強会「Rhodurus」代表
山田洋平 島根県立大学人間文化学部保育教育学科准教授
米田 薫 大阪成蹊大学教授
「勘に頼らない技術を求めても、結局は勘に頼る部分が少なからずある」「過去の事例と比較しても、元のコストがまちがっていれば誤りの連続になるし、すぐに陳腐化する」そんなジレンマに悩む方のために、大規模システムを多数経験してきた著者が、最小限のコストで最大の効果を得る「勘と経験」の本質を教えます。
学芸員の役割は資料の収集保管から調査研究や教育普及まで多様であるために捉えにくく,蓄積されてきた教育実践には,これまで十分に目が向けられてこなかった。
本書は,研究対象を公立美術館に限定し,その教育機関としての側面に注目しながら,関連する議論や蓄えられてきた実践のみならず学芸員個人の内面に迫ることによって,学芸員像を多面的に描出することを試みている。
序 章 問題の設定
第1部 美術館教育をめぐる議論と制度
第1章 博物館教育論の展開
第2章 博物館教育担当者の専門職論:先例としての英国
第3章 専門職化の要求と博物館教育団体:先例としての米国
第2部 美術館教育の実践
第4章 美術館教育実践の拡大
第5章 公立美術館の発達と民主化の模索
第6章 団体形成と美術館教育研究
第3部 美術館教育の実践者
第7章 美術館教育におけるライフヒストリー研究の意義
第8章 美術館教育の実践者にみる専門性形成
第9章 学芸員の専門性形成過程にみられる特徴
終 章 得られた示唆と今後の課題
本書の主な目的は二つある。一つは、あらゆる思考の基礎である推論と科学の原理を、しっかりと把握してもらうことである。もう一つは、自然科学以外の諸科学を科学の原理に照らして考察すると、どの程度まで科学になっているのか、どこに限界があるのかを示すことである。
医療基本法のグランドデザインを提示する
医事法は、医療を社会の「公共財」と位置づけ、この公共財の維持・確保を国な
どに義務づける。これが医事法の本来の役割である。医事法に無関係の人はあり
えず、法における最重要の分野の一つといってもよい。しかしながら、現状は国
策に奉仕するための医療を下支えするための医事法と言っても過言ではなく、医
事法の本来の役割をまっとうしているといえるものではない。医療の当事者であ
る、患者と医療従事者の権利擁護もままならない状況である。
本書は、我が国のこれまでの著名な医療過誤事件を扱いながら、医療被害の歴史
や経緯を説明し、現状の医事法の問題点を炙り出し、私たち、一人ひとりが、
「医療改革」の客体ではなく、主体になることを志向するための医事法の新たな
枠組みを提示する。
Part1 医療が引き起こした被害と裁判
Chapter1 ハンセン病
Chapter2 水俣病
Chapter3 HIV
Chapter4 C型肝炎薬害被害
Chapter5 精神科医療
Chapter6 優生保護法
Part2 医事法の在り方
Chapter1 医事法総論
Chapter2 公衆衛生と社会防衛
Chapter3 医療供給体制
Chapter4 医療従事者と専門家自治
Chapter5 医療における適正手続
Chapter6 医療をめぐるルール
Chapter7 医学教育
Chapter8 医療崩壊を防ぐ法の在り方
Part3 医療基本法に向けて
Chapter1 患者の権利保障の歴史的意義と必要不可欠性
Chapter2 医療基本法案に向けた課題
歯周治療は治療後のメインテナンスこそが口腔機能の長期維持を左右します。しかし、現実の臨床では、加齢や全身の状態の変化などにより、再介入が避けられない場面が少なくありません。
本書は、歯周病患者の長期的な管理に焦点を当て、補綴介入の判断基準、再介入のタイミング、トラブル発生時の対応方法をまとめました。豊富な長期症例を提示し、歯周治療・補綴・メインテナンスを広い視野で捉える考え方を提示します。さらに、歯科衛生士との連携やメインテナンス体制の構築についても具体的に解説。高齢社会における歯周治療と補綴処置の“これから”を支える1冊です。
科学や科学教育は、どのように社会や集団の文化に縛られているのか。認知科学や社会文化研究の視点から実証的に解き明かし、ネイティブアメリカンやフェミニズムの世界観も取り入れたオルタナティブな科学への扉を開く。
●著者紹介
ダグラス・L・メディン(Douglas Medin)
ノースウェスタン大学教授(心理学、教育・社会政策学)。米国心理学会の会長賞、同学会の特別科学貢献賞など、数々の賞を受賞。
メーガン・バング(Megan Bang)
ノースウェスタン大学教授(学習科学)(本書出版時はワシントン大学教授)。先住民のオジブウェ族に自らのルーツを持つ。
●訳者紹介
山田嘉徳(やまだ・よしのり)
1986年生まれ。関西大学大学院心理学研究科心理学専攻博士課程後期課程修了。博士(心理学)。大阪産業大学全学教育機構准教授。『大学卒業研究ゼミの質的研究ーー先輩・後輩関係がつくる学びの文化への状況的学習論からのアプローチ』(ナカニシヤ出版,2019 年),他。
序文
凡例
1 序ーー「その問いは誰のものか?」--
2 未完の科学
3 地図、モデル、科学の統一性
4 科学は価値観の宝
5 科学者の属性を反映する科学
6 文化と文化研究の諸問題
7 心理的距離と自然の概念
8 心理的距離、視点取り、生態学的関係
9 複雑化する文化モデル
--心理的距離の限界ーー
10 これまでの議論
11 インディアン教育略史
12 文化に根差した科学教育は複数の認識論を導く道標
13 メノミニーを事例とするコミュニティに根差した科学教育
14 コミュニティに根差した科学教育
--AICの焦点ーー
15 コミュニティでの協力関係
--いくつかの成果ーー
16 要約、結論、示唆
原注
訳注
訳者あとがき
参照文献
事項索引
人名索引
好評を博した『シリーズ生命倫理学』が手に取りやすい装丁にて復活!
終末期医療の臨床における狭い意味での医療倫理問題だけでなく、死の教育や医療者教育、日本人のスピリチュアリティなど、あるべき終末期医療を考える上で重要な人間の死や死生観をめぐる文化・社会的課題についても広く考察し、終末期医療をめぐる既存の概念や理論を批判的に問い直す。現場で役立つ具体的な事例を盛り込みながら、基本事項や概念から最先端の話題までこのテーマに興味を持つ人なら誰でも理解できるよう平易に解説。 専門職業倫理、法規制、医療経済・政策論を解説。社会福祉、遺伝子工学、ナノテクノロジーなどの先端技術に関する情報を収載。医療にとって「死」とはなにかの根本的な問いかけから、不知の病に侵された高齢者・児童への対応、遺族への配慮など医師が治らない患者と向き合うときを考察する。