本書は場面緘黙のある特に幼児期児童期の子どもを対象にした心理治療マニュアルです。方法論としては刺激フェイディング法と段階的エクスポージャー法を中核的な技法とし、クリニックをベースに家庭や学校や地域場面で子どもと親と担任が協力して宿題を実施し、その達成度に基づいて次のステップを作成するというものです。この治療マニュアルの最大の特徴は、20 回のセッションを標準としている点です。監訳者の教育相談の経験では、学校場面で会話が可能になり、大きな困難が解消するためには、月1、2 回の来談で1 年以上を要することが一般的ですが、本書を読むと、刺激フェイディング法と段階的エクスポージャー法に基づき、スモールステップがきめ細かく設定されていることがよくわかります。また、子ども自身の達成感を確認しつつ、前に進む方法論であることがよくわかります。--「監訳者あとがき」より
第1 章 セラピストのための基礎知識
第2 章 治療開始前のアセスメントと心理教育(親セッション)
第3 章 セッション1:治療への導入とラポート形成
第4 章 セッション2:ラポート形成、ご褒美システム、感情チャート
第5 章 セッション3:クラスチャート、会話はしご、エクスポージャー練習
第6 章 セッション4 - 9:初期のエクスポージャーセッション
第7 章 セッション10:治療の中間セッション
第8 章 セッション11 - 14:エクスポージャーセッションの中間点
第9 章 セッション15:エクスポージャーの継続と主体性移行の開始
第10 章 セッション16 - 17:主体性の移行に留意したエクスポージャーの継続
第11 章 セッション18 - 19:エクスポージャーの継続と主体性の移行/これまでの進歩の振り返り
第12 章 セッション20:再発防止と終了
第13 章 治療に当たって考慮すべきこと
付録A エクスポージャー課題の具体例
付録B 治療の前に使用するもの
付録C 治療で使用する用紙
企業(カシオ計算機)と大学(武蔵野美術大学)が連携し、ドキュメンタリー映像を制作、発表するという産学共同プロジェクトを紹介。キャリア教育としての日本語教育の可能性を探る。社会全体で学び合う環境をつくるヒントがここに。
■「はじめに」より
本書は、カシオ計算機株式会社(以下、カシオ)と武蔵野美術大学(以下、ムサビ)による産学共同プロジェクトの3年間の歩みを記録したものです。本プロジェクトは、日本語教育の一環として取り組まれ、留学生、日本人学生、教員、企業、そして社会全体が学び合いながら多文化共生とは何か、多文化化する社会において私たちにできることは何かを考えていくことを目的としています。
私たちは、「にっぽん多文化共生発信プロジェクト」と銘打ち、日本の多文化社会を支えている人たちへの取材を通し、現場の声、そして、自分たちが感じたことや発見したことを映像にして発信してきました。このプロジェクトを通じて私たちが学んだことを共有すること、さらに本書による発信を通じて、学び合いの場を拡張し、一人でも多くの方が多文化社会に主体的に参加し、その一員として共に生きる社会をつくっていくことが本書の目的です。
第1章 社会でことばを学ぶ、社会がことばを学ぶ
多文化共生への「もうちょっとの勇気」(小川宗之)
第2章 MAU日本語学習支援プロジェクト2017
日本語教育による多文化共生への一歩(トウ・キショウ)
過去を足場に、現在に立ち、未来を考える(イ・ヨンゴン)
産学連携から企業も学ぶ(小川宗之)
第3章 にっぽん多文化共生発信プロジェクト2018
誰でも自分のストーリーの主人公(エン・シャクカン)
尖った部分をさらに極める(シン・ハンソプ)
現場の取材を通した学びと感動(吉田修作)
第4章 にっぽん多文化共生発信プロジェクト2019
芸術で社会に与えられることは何か(内田久美子)
「ひとつなぎ」から始まる多文化共生(梶野結暉)
どっぷり入り込んで見えてきたこと(大塚 功)
ありのままの違いを認める(キム・ドヒ)
第5章 映像とことばの関係性
チームワークって多文化共生ですね(西村茉理子)
第6章 [座談会]カシオにとっての産学、ムサビにとっての産学
第7章 言語教育としての産学共同プロジェクト
1:はじめに
2:■第1章 音楽療法の現場の風景
3:1.「自閉症スペクトラム症」の子どもへの個人音楽療法
4:2.知的発達症の子どもへのグループ音楽療法
5:コラム・1 音楽療法士という、幸福な「重症の仕事中毒患者」
6:■第2章 音楽療法とは
7:1.これは音楽療法か?
8:2.カジュアルな音楽療法、フォーマルな音楽療法
9:3.フォーマルな音楽療法の条件
10:コラム・2 「音楽療法」と「音楽教育」との違い
11:■第3章 聴く音楽療法、する音楽療法
12:1.聴く音楽療法(受動的音楽療法、聴取による音楽療法)
13:2.する音楽療法(能動的音楽療法)
14:3.音楽療法実践の流れ
15:コラム・3 即興的音楽療法を受けた経験から
16:■第4章 音楽療法に「効果」はあるか?
17:1.何を効果と呼ぶか
18:2.どうやって効果を確かめるか
19:3.数量化できるもの、数量化できないもの
20:4.それが「音楽の効果」と言い切れるか
21:5.音楽療法の「有効性」と「意味」
22:コラム・4 音楽療法の「エビデンス」
23:■第5章 音楽療法の歴史
24:1.古代における音楽と癒し
25:2.神話・歴史的エピソードに見る音楽と癒し
26:3.近代的音楽療法のはじまりー米国での音楽療法の発展
27:4.日本における近代音楽療法の歴史
28:5.音楽療法ー古くて新しい「癒し」の方法
29:コラム・5 伝統的癒しと音楽療法の違い
30:■第6章 音・音楽・心・身体
31:1.音とは何か?
32:2.音を聴く
33:3.音と音楽
34:4.音楽と感情
35:コラム・6 「パラドックス(逆説)」と向き合う音楽療法
36:■第7章 音楽療法のさまざまなアプローチ
37:1.からだへのアプローチ
38:2.こころへのアプローチ
39:3.社会へのアプローチ
40:4.その他のアプローチ
41:5.折衷主義
42:コラム・7 何が音楽療法であり、何がそうでないか?
43:■第8章 「スペクトラム(連続体)」としての音楽療法
44:1.「音楽療法とは何か」についての多様な見解
45:2.カテゴリー(範疇)とスペクトラム(連続体)
46:3.音楽療法における「音楽」
47:4.スペクトラムとしての音楽療法
48:5.「音楽療法士資格」をどのようなものとして位置づけるか
49:6.連続体の中を生きる音楽療法士
50:コラム・8 「アイデンティティが曖昧」というアイデンティティ
51:■第9章 音楽療法が問いかけること
52:1.音楽療法発展の2つの方向
53:2.音楽療法の現場から、音楽について考える
54:3.音楽とは、音楽的とは、何か?
55:4.音楽から「生き方」を学ぶ
56:6.音楽療法から、「個人の健康」と「社会の健康」を考える
57:■音楽療法基本用語集
「制度会計論」+「実験会計学」→よりよい社会を考究する!会計基準のコンバージェンスおよび会計不正等の問題をゲーム理論と経済実験により分析してあるべき制度を提示。
科学と科学者のあり方は?/科学では答えることのできないトランス・サイエンスとしての倫理・公共哲学的課題にどのように取り組むか?/今後の教養教育をいかにすべきか?3・11後の原発事故によって科学・技術と社会倫理に突き付けられた課題を統合的に考察する。
ぶっ飛んだ設定のもと、悩み多き恋ヘタなオトナたちの“周回遅れの青春”を時に面白おかしく、
時に切なく、時に胸キュンモードで届けてくれた『オトナ高校』。
少子化問題というリアルな社会への風刺も織り交ぜつつ、思わずドキッとしちゃう展開を軽やかなタッチで紡ぐ新感覚ドラマ。
豪華キャストたちが新境地を拓くべく果敢に挑んだ演技も大きな見どころに。
そんな、世間を騒がせた、前代未聞・不器用なオトナたちの学園ドラマの
数々のシーンを盛り立てた音楽を一挙収録!
ますます国際化する英語は英語自体の変化をも促している。文化の変容とともに移り変わる言語の様子を、国内外の大学で半世紀にわたってつぶさに研究しながら、併せて英語教育の本質をも考察してきた著者によるこの論文の集大成は、今後の日本における英語教育に、広い視野と深い奥行きもたらしてくれるはずです。
大学を取り巻く環境は年々厳しくなっており、地方にある私立大学は、受験生や在学生のニーズを汲み取りつつ、魅力のある大学づくりをしないと生き残れない。本書では筆者らが勤務する地方私立大学(広島修道大学)学生の入学から卒業までの各種データの報告、そして4学期制対応の英語授業、通訳・翻訳プログラム、グローバル・コースなどの教育実践を紹介し、その成果を検証している。
執筆者:
市川薫、大澤真也、水野和穂、中西大輔、石塚浩之、戸出朋子、石井善洋、福元広二、高橋洋之、岸本晃治、柴原智幸、田中洋也、Jim Ronald、Keith Barrs
はじめに
第1章 地域における広島修道大学人文学部英語英文学科の位置づけ
大澤真也
第2章 広島修道大学人文学部英語英文学科の現況
水野和穂
第3章 英語教育カリキュラムの改革に向けた取り組み
大澤真也・水野和穂
コラム1 共通教育における新英語カリキュラム
福元広二
第4章 英語英文学科1年生の英語学習に関する実態調査
中西大輔・大澤真也
在学生インタビュー
第5章 開かれた通訳訓練
石塚浩之
第6章 「翻訳入門」-基礎訓練と応用の実践例
石井善洋
第7章 「文芸翻訳演習」の可能性を探るー2年間の実践例を通して
市川薫
第8章 「翻訳研究I(英日ビジネス翻訳)」・「英語研究特講(日英ビジネス翻訳)」実践について
高橋洋之・岸本晃治
コラム2 神田外語大学 通訳・翻訳課程の取り組み
柴原智幸
第9章 教職課程における人材育成ー英語科教育共同体の形成
戸出朋子
第10章 グローバルコースにおける人材育成
竹井光子・中西大輔・大澤真也
卒業生インタビュー
第11章 Curriculum Development: Active English for 1st Year University Students
Jim Ronald
第12章 Vocabulary Profiling the University Graduation Theses of Japanese Learners of English
Keith Barrs
コラム3 北海学園大学人文学部英米文化学科の取り組み
田中洋也
あとがき
執筆者紹介
第78回大会シンポジウム「コロナ禍における政府支出のあり方と日本の財政」,代表的な財政学者による学会の最先端と課題を指し示す特別寄稿論文,選りすぐりの投稿論文を収め,財政と財政学の今日的課題を明らかにする。
第1部 現代財政の課題
1. シンポジウム──コロナ禍における政府支出のあり方と日本の財政
2. 現代財政学の到達点と課題──スウェーデンにおける地方税の変容(馬場義久)
第2部 研究論文
1. 日本における公的部門・民間部門の教育支出と相互依存関係の検証(宮錦三樹・木村真樹)
2. アメリカ・カンザス州の2010年代の所得税改革(松井克明)
3. COVID─19の感染状況と被害が地価に与える影響の実証分析(沓澤隆司・赤井伸郎・竹本亨)
4. 租税競争をめぐる新たな展開(西村拓哉)
5. 年齢階級別における限界的消費税改革と低所得者指標(田代 歩)
6. ミード報告の歴史性(安永 雅)
食育は,生きる上での基本であり,知育,徳育および体育の基礎となるべきものと位置づけられます。それは、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し,健全な食生活を実践することができる人間を育てるための教育です。本書は、日本食育学会の編集により、食育を食の基礎知識やサステイナビリティ、教育、政策、歴史、文化、そしてその国際的な広がりなど様々な側面から扱った中項目事典です。食育は日常の市民生活や、その持続可能性を牽引していく分野ですので、その発展は未来へとつながることになることでしょう。
過去問題をベースにした〇×式一問一答問題と、科目ごとの攻略ポイント、頻出テーマのゴロ合わせをまとめて収録。合格に必要な要素だけを、無駄なく学習できる。
付属の赤シートで答えや用語を隠しながら覚えることができ、移動中やちょっとした待ち時間など、スキマ時間の学習に最適。
◇ 本書の使い方
【PART1】 労働生理
● 試験対策のポイント
1-1: 循環器系
1-2: 血液系
1-3: 呼吸器系
1-4: 運動器系
1-5: 消化器系
1-6: 腎臓・泌尿器系
1-7: 神経系
1-8: 内分泌・代謝系・BMI
1-9: 感覚器系
2-1: 生体恒常性(ホメオスタシス)
3-1: ストレス
4-1: 疲労
o 問題&解答解説(Q001〜Q156)
【PART2】 関係法令(共通)
● 試験対策のポイント
1-1: 安全衛生管理体制
1-2: 安全衛生教育
1-3: 健康診断・面接指導
1-4: ストレスチェック
1-5: 手続き、その他
2-1: 労働安全衛生規則
2-2: 事務所衛生基準規則
3-1: 解雇
3-2: 労働時間および休憩、休日・休暇
3-3: 妊産婦保護の規定
3-4: 就業規則
o 問題&解答解説(Q001〜Q099)
【PART3】 関係法令(有害)
● 試験対策のポイント
1-1: 安全衛生管理体制
1-2: 機械等に関する規制
1-3: 有害物質に関する規制
1-4: 安全衛生教育
1-5: 作業環境測定
1-6: 健康診断、健康管理手帳
1-7: 手続き、その他
2-1: 労働安全衛生規則
2-2: 有機溶剤中毒予防規則
2-3: 特定化学物質障害予防規則
2-4: 酸素欠乏症等防止規則 ほか
o 問題&解答解説(Q001〜Q161)
【PART4】 労働衛生(共通)
● 試験対策のポイント
1-1: 衛生管理体制の概要
2-1: 作業環境の分類
2-2: 温熱環境
2-3: 視環境 - 照明、彩色など
3-1: 食中毒・感染症
3-2: その他
4-1: 作業管理の概念
4-2: 事務室などの作業環境改善
5-1: 健康の保持増進対策
6-1: 労働衛生管理統計
7-1: 心肺蘇生法 ほか
o 問題&解答解説(Q001〜Q111)
【PART5】 労働衛生(有害)
● 試験対策のポイント
1-1: 有害物質の分類と状態
1-2: 有害化学物質による疾病
1-3: 特殊健康診断
1-4: 化学物質等安全データシート [SDS]
1-5: 有害エネルギーによる疾病
2-1: 作業環境測定
2-2: 作業環境測定結果による管理区分
2-3: 有害物質に対する作業環境改善 ほか
o 問題&解答解説(Q001〜Q134)