第1章 ギリギリ合格は子どもにとって本当によいことなのか
第2章 中学受験過熱地域の異常な世界
第3章 親の声かけひとつで滑り止め校も楽園になる
第4章 子どもはそれぞれ自分なりの伸びる時期を持っている
第5章 失敗しない塾の選び方・塾との向き合い方
第6章 専門家が警鐘!「受験勉強での睡眠不足が将来の不登校を招く」
第7章 10年後に後悔しない志望校の選び方
第8章 「受験してよかった」のホンネ
第9章 本当に幸せな人生を歩むための中学受験とは
ハーバード大学医学部准教授の著者(小児精神科医/脳神経科学者)による、”今よりもきっと楽に生きられる思考法”「リアプレイザル(Reappraisal)」の解説書。
本書で解説する「リアプレイザル(Reappraisal)」は、科学的根拠のある心理療法である「認知行動療法」の中の対処法の一つです。
それは「嫌な感情を覚えた際に、それをできるだけよい感情に変えていく」方法です。
不安・恐怖・緊張・焦燥など、さまざまな感情のコントロールに有効であることが多くの研究からわかっています。
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★「生きにくい」と感じている、すべての人へ
〇脳はなぜ不安や恐怖を感じるのか
〇感情に支配されないためにできること
〇「認知の歪み」の種類と対処法
〇自己肯定感を高める「内的評価」の育て方
ハーバード大学医学部准教授・脳神経科学者が科学的に解き明かす「脳」の仕組みと「感情」のメカニズム
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<本書の内容>
第1章 課題の発見
・なぜ脳は不安を感じるのか?
・不安の正体とは?
・ポジティブ/ネガティブ思考は生まれつき?
……etc.
第2章 解決の手法
・再評価とはーー感情に支配されない自分を作る
・メタ認知と客観視
・「認知の歪み」の種類
……etc.
第3章 レジリエンスを育てるために
・誹謗中傷から心を守る「エンパシー」「昇華」「他愛」「ユーモア」
・自分ではコントロールできない状況での再評価ーー人間関係に悩んだら
・内的評価を育むーーアスリートから学ぶ再評価
……etc.
第4章 メンタルヘルスが崩れたときに
・ストレス症状や心の病気のサインに気づくことの大切さ
・メンタルヘルスと「孤独」の関係について
・恐れや不安の裏返し?--怒りとメンタルヘルスの関係
……etc.
第5章 揺れ動く社会と再評価
・日常に潜む小さな攻撃ーーマイクロアグレッション
・「元気そうなのに詐病じゃないか」--メンタルヘルスへの無意識の偏見
・積極的に逃げてもいいーーガスライティングに気づく
……etc.
薬剤師業務に役立つ医療情報検索・活用テクニックを事例に沿ってしっかり解説!
的確・迅速な医療情報検索は薬剤師にとって必須のスキルです。本書では、EBM(エビデンスに基づく医療)を実践する2人の著者が、検索テクニックを丁寧に分かりやすく解説しています。検索対象は添付文書、インタビューフォーム、診療ガイドライン、医学論文(PubMed、コクラン・ライブラリー)など。薬剤師が現場で出会いそうな疑問を事例として取り上げ、どんな資料をどう検索すれば答えが得られるかを示します。単なる診療ガイドラインの読み方、PubMed検索の仕方などにとどまらない、薬剤師の仕事の実情に沿った内容です。
■本書で取り上げている検索テーマ
1.情報検索の大切さ
「コデインリン酸塩」の小児投与リスク、いつから知ってた?
患者さんの人生も左右する薬剤師の「情報検索力」
2.添付文書の活用
この睡眠薬(エスゾピクロン)は、飲んだらすぐ効くの?
血中濃度の推移について検索する
3.インタビューフォームの活用[1]
妊娠希望の患者さん、「ロラタジン」継続は選択肢になる?
妊娠中の薬剤の安全性について検索する
4.インタビューフォームの活用[2]
私に出された睡眠薬、飲む量が夫より少ないのはなぜ?
性別・年齢による用量調節について検索する
5.診療ガイドラインの活用[1]
片頭痛の頓服薬、1カ月何回以上は使い過ぎ?
「薬物乱用頭痛」の診断基準について調べる
6.診療ガイドラインの活用[2]
「ロサルタン」の「1日2回服用」は間違い?
添付文書に記載がない薬剤の例外的な用法を検索する
7.診療ガイドラインの活用[3]
妊娠に気付かず吐き気止めを飲んでしまった
添付文書上は「禁忌」の薬の影響を調べる
8.医学論文の活用[1]
「バルプロ酸」と「テビペネム」の併用、3日間なら大丈夫?
併用禁忌の薬で起こる副作用の詳細を調べる
9.医学論文の活用[2]
「チアマゾール」と「プロピルチオウラシル」、副作用のリスクが高いのは?
類似薬を比較検討したデータを調べる
10.医学論文の活用[3]
「桔梗湯」で喉の痛みは本当に軽減するの?
「前後比較研究」による有効性の評価
ほか
今やっているケア、もうやらないかも!?
高齢の患者さんに対する医療・看護の”ここが変わった”をまとめて紹介します!
高齢者の急性期医療を担う総合病院で行っている日々の看護ケアのなかから、
高齢者に特有の「老化」「疾患・症状」「看護技術」「これからの高齢者看護」の4パートにおいて、
以前習った方法や従来のやり方とは“変わった”“今、行いたい”看護ケアを選んで掲載しています。
新しいガイドラインや根拠をふまえて、高齢者看護の最新常識がわかりやすく、簡潔に解説されています。
しばらく臨床から離れていて復職された看護師さんや、従来の知識のブラッシュアップや、
最新の根拠にもとづく指導の実践にも活用ください。
<目次>
Part1 「老化」を理解する
高齢者看護の基本
・身体機能の変化
・精神機能の変化
・社会機能の変化
・老年症候群
Part2 疾患・症状をみる
高齢者の特徴をふまえて
・高齢者に特有な症状
・内科的疾患
・外科的疾患
・認知症
・精神疾患
・せん妄
・感染症
Part3 おさえたい「看護技術」
高齢者看護で必要なこと
・基本的態度
・食事・嚥下
・排泄
・休息・睡眠
・スキンケア
・緩和ケア
Part4 これからの高齢者看護
超高齢社会に向けて
・エンド・オブ・ライフ(EOL)ケア
・アドバンス・ケア・プランニング(ACP)
・地域連携
Part1 「老化」を理解する
高齢者看護の基本
・身体機能の変化
・精神機能の変化
・社会機能の変化
・老年症候群
Part2 疾患・症状をみる
高齢者の特徴をふまえて
・高齢者に特有な症状
・内科的疾患
・外科的疾患
・認知症
・精神疾患
・せん妄
・感染症
Part3 おさえたい「看護技術」
高齢者看護で必要なこと
・基本的態度
・食事・嚥下
・排泄
・休息・睡眠
・スキンケア
・緩和ケア
Part4 これからの高齢者看護
超高齢社会に向けて
・エンド・オブ・ライフ(EOL)ケア
・アドバンス・ケア・プランニング(ACP)
・地域連携
頭の中には「ある」のに、なぜ出てこない?
最新脳科学が明かす、記憶のミステリー
人の名前を思い出せないとき、ふっと思い出せたとき、
脳内ではいったい何が起きているのか。
日常的な「記憶の謎」のメカニズムから、
記憶という能力の本当の意味まで、
最先端の知識を分かりやすく解説する。
「記憶を食べる」脳細胞とは? 驚きの記憶研究最前線!
記憶とは、未来を決める「人格」であるーー
本書の内容
◎「思い出せない」5パターンで、記憶の全貌が分かる
◎記憶が消えるとき、脳の中で何が消えているのか
◎思い出そうと頑張るほど思い出せない理由
◎日中に学んだことを睡眠中に脳が「復習」している
◎お酒を飲みすぎると記憶を失う仕組み
◎思い出すたびに記憶は強化されるが必ず変容してしまう
◎なぜドラマの「記憶喪失」は重要なことだけ忘れる?
◎脳の「いい加減」さこそが人類を進化させた
◎認知機能を保持できる「認知予備能」とは何か
脳とは、こんなにも自由奔放だったのか!
看護のために知っておきたい、からだの正常(解剖・生理)と異常(病態)をQ&Aで解説。12章の構成で、人体の複雑な構造と機能、病気の仕組みを関連づけて理解することができる。「Memo」や「Stepup column」で実践に役立つワンランク上の知識が身につく。
Chapter1 呼吸器系 呼吸器系の構造と換気 / ガス交換 Chapter2 循環器系 循環器系の構造と心臓 / 血管(動脈と静脈)の構造 / リンパ Chapter3 消化器系 消化器系の構造 / 咀嚼と嚥下 / 消化と吸収の仕組み Chapter4 泌尿器系 腎臓の構造 / 尿の生成 / 排尿 Chapter5 代謝 代謝の仕組み / 糖質代謝 / 脂質代謝 / タンパク質代謝 Chapter6 内分泌系 ホルモンの作用 / 内分泌器官とホルモン Chapter7 神経系 脳の構造と機能 / 神経系の構造と伝達 Chapter8 運動と睡眠 骨、関節、筋肉の構造と働き / 運動神経と運動 / 安静と睡眠 Chapter9 生殖器系 生殖器系の構造と機能 / 受精と妊娠 Chapter10 生体の恒常性 体液の成分と働き / 血液 / リンパ / 体温の維持 Chapter11 免疫系 免疫系の機能 Chapter12 細胞の構造と遺伝 細胞の構造と遺伝 Chapter13 感覚器系 視覚 / 聴覚 / 平行覚 / 味覚 / 皮膚感覚
80歳を超えて100歳長寿を実現する人と、80歳を前に大病をしたり寝たきりになったりしてしまう人を分ける最大のカギーーそれは、血管の若さです。血管は、すべてつなげると全長10万キロ、なんと地球2周半分もある人体最大の内分泌臓器です。脳や内臓、肌に酸素や栄養を送り、全身の臓器・肌・骨の働きを維持して脳梗塞・心筋梗塞・認知症など万病を防ぎ健康を維持する重要な役割を担っています。最新の研究で、老いて血流が途絶えたり硬くなったりした血管でも、運動や食事などで血流をよくすれば、血流が再開したり、柔軟性を取り戻したりして、血管の機能がよみがえることがさまざまな研究で明らかになってきました。
国立大学でシニアに健康指導をしている抗加齢外来(アンチエイジングドック)の血管の名医が、老いた血管の機能が再生し、だるさ・冷え・シミ・うつ・もの忘れなど体の不調を退け、80歳を超えて100歳まで元気に生きられる最新の食事・運動の秘訣を紹介する血流本の決定版です。
ニュースに出てくる統計の数字にはさまざまな裏がある、前提がある。簡単に信じてはいけません。数字にだまされないノウハウを具体例をあげてわかりやすく伝授。
「脳は予測装置であり、その予測能力は、絶え間なく生成しているさまざまなリズムから生じる。」2006年に刊行された原著は、それまで“ノイズ”にすぎないとされていた脳内リズム現象の見方を一変させ、すでに現代の古典となっている。本書はその待望の邦訳。
脳内のリズム現象は私たちの認知機能の中核を担っている。脳の中では振動子としてのニューロンが集団的に同期しつつ、f分の1揺らぎ、時間窓によるスイッチング、確率共振といった特性を利用しながら、思考や記憶などの複雑かつ統合された能力を創発するシンフォニーを奏でているのだ。本書は初歩から説き起こされているが、全体としては驚くほど包括的に書かれており、読み終わるころには振動ダイナミクスと認知機能の関連が具体的に見えてくる。
たとえば後半の第11章(Cycle 11)では、場所細胞のスパイクという細胞レベルの現象と、θサイクルというネットワークの振動現象によって、動物が周囲の空間を把握し、予測し、記憶しながら移動できる仕組み(空間ナビゲーション)を機械論的に説明しきっており、圧巻だ。
神経科学の最前線を長年走ってきた著者による一貫したビジョンに基づき、まさに脳の捉え方を変える、刺激的な一冊。
パソコンやスマホなどのIT機器を駆使すれば効率化するというのは幻想だ。-(1)発想の管理(2)書類の管理(3)時間の管理。大学病院の教授職として超多忙な著者が公開!心身に無理のない効率アップ法。
機能的健康パターンの枠組みの解説から、アセスメントと看護診断、診断推論の実際へと理解が深まる構成。さまざまな臨床場面に応じたアセスメントの進め方、看護診断の導き方など、教育・臨床に生かせる解説。巻末付録として、実践に役立つアセスメント指針、看護記録例、フィジカル・アセスメントなどを収載。
科学発展の裏には奇想天外としか言いようのない実験の数々があった。死亡前後の人間の体重を量って「魂」の重さを計測する。妊娠率を高めるためピエロに扮して胚移植前の女性を笑わせる。黄熱病が伝染病でないと証明するために患者の吐瀉物を飲む。赤ん坊をチンパンジーと一緒に保育する……。信念に基づいて真実を追究する科学者たちを描いた戦慄(と笑い)のノンフィクション! このウイットに富んだ本は、グロテスクなものを愛する好奇心を持った読者ならば、誰でも夢中にさせるだろう。「パブリッシャーズ・ウィークリー」より
“精神科医にもらった薬がわかる本”では決してわからないことがあるーあなたが自分の飲んでいる薬の効き方を感じとり、主治医に伝えるための手引き。
3年間、週2の通塾、夕ご飯をお家でゆっくり食べて、最難関校に合格する秘訣。オンライン・テクノロジーを駆使した最先端の中学受験学習法!
今や中学受験は「魔界化」しています。あまり考えずに、一旦足を踏みいれてしまうと、不安と仕組みに惑わされ、気がつくと親子が様々な犠牲を払いながら、必死に合格を目指してしまう。そんな状態に陥ってしまうことが多いというのが現状です。
本書では、小学生時代に家族で得られる豊かさや幸せを諦めず、受験業界側の都合に合わせてきたことをやめることだけではなく、中学受験を通じて、子どもと家族がともに成長するための方法をお伝えします。
中学受験を始める前のご家庭、中学受験を迎えているご家族のための必読書です。
■魔界化した中学受験に陥らないための10か条_1
勉強よりも優先させる生活習慣を一つは決める
■魔界化した中学受験に陥らないための10か条_2
受験や宿題で睡眠時間や生活リズムを犠牲にしない
■魔界化した中学受験に陥らないための10か条_3
受験中は多くのことを諦めなくてはいけないという前提を疑う
■魔界化した中学受験に陥らないための10か条_4
宿題は取捨選択する
■魔界化した中学受験に陥らないための10か条_5
新しい受験勉強の形、学習法はないか?を考えてみる
■魔界化した中学受験に陥らないための10か条_6
親自身が自らの適性を見極め、サポートの仕方を工夫する
■魔界化した中学受験に陥らないための10か条_7
一人で抱え込まず、役割分担をして、中学受験を乗り越える
■魔界化した中学受験に陥らないための10か条_8
多様な個性が私立の魅力、偏差値以外も吟味して選ぼう
■魔界化した中学受験に陥らないための10か条_9
「好きと好奇心」を増やし、「夢中」になる力を伸ばすことに目を向ける
■魔界化した中学受験に陥らないための10か条_10
中学受験「塾」業界の仕組みを知って、活用する
<「はじめに」より一部抜粋>
豊かさや幸せを感じる心は、自分の内側にしか存在しません。条件や「一般的に幸せとされる環境」にいても、それを幸せと感じるかどうかは、その人次第です。自分が何を幸せと感じ、何に喜びを感じるのかを知っていく、そのために自分の考え、気持ち、価値観を徐々に明確にし、「自分で決めていく」ということが幸せへの第一歩なのではないかと思います。
中学受験は、いい大学へ行くためのパスポートではなく、豊かな中高時代を過ごすために選ぶものでもあると思います。そういった環境を、自分(自分たち・ご家庭)で納得のいく場所を「選ぶ」ということで、お子さんはもちろん、親御さん自身の価値観や考え方、何を幸せ・豊かと感じるのかなどということもわかるようになってくるのではないでしょうか。そのように検討した結果、受験をしないという結論もとても大切な選択の一つです。
マーリア・シュヴァルボヴァーの最大の作品である「Swimming Pool」は、現在も継続中のシリーズである。スロヴァキアの一風変わった場所を追い求める中で、公共の水泳施設という空間に魅了されたマーリア。プールへの陶酔から、やがて彼女は新しいビジュアルスタイルを確立することとなる。多くが社会主義の時代に建造されたという古いプールの、無機質で幾何学的な美しさが、マーリアの写真に独特な雰囲気を作り出している。彼女がとらえる厳格なまでに制御された風景は、まるで劇場の舞台のような印象を抱かせる。写真の中の人物は動きの途中であるのに、その姿からは楽しさも陽気さも感じられない。作品の中で凍りついたように佇む泳者たちは、プールのタイルのように滑らかで、シンと冷たい。色使いが、夢の中のような不思議な空間で優しく揺らぐ。そんなふうにレトロな雰囲気を醸しながらも、まるで全く未知の場所で撮られたかのような、どことなく未来的な感覚を私たちの心に呼び起こすのだ。著者の待望の初写真集。完全日本語版。ハッセルブラッドマスターズアワード2018受賞。