本書は「耳で聞いて学ぶ」ことの大切さに注目し、ひとりでもより効果的に学べるように、実際にプロの声優がトレーニング台本を実演しているCDをプラス。開校わずか数年で、アニメの主演4名を含む260名以上のプロデビュー者を輩出し、大躍進中の俳優・声優養成所松濤アクターズギムナジウムの協力を得た、待望のCD付きトレーニングブック新登場。発音練習から朗読、ナレーション、オリジナル・ラジオドラマまで、プロの技術を完全収録したオリジナルCD付。
なぜお笑い芸人はコミュニケーション術に長けているのか。
分析哲学の成果を踏まえ言語行為について問いと推論の関係、問いと発話との関係を分析、意味論と言語行為論に新しい見方を提供する。
哲学の歴史において、問いおよび問答関係の考察は意識哲学の伝統の中での内観による分析が主だったため、コリングウッドやガダマーを除きその論理的・言語的な分析はなされてこなかった。本書は分析哲学の成果を踏まえ、言語行為について問いと推論の関係、問いと発話との関係を分析、意味論と言語行為論に新しい見方を提供する。
序 文 問いの重要性に向けて
第1章 問答関係と命題の意味ーー問答推論的意味論へ向けて
1.1 問いと推論の関係
1.2 推論的意味論から問答推論的意味論へ向けて
第2章 問答関係と発話の意味ーー問答推論的語用論へ向けて(1)
2.1 文と命題内容と発話の違い
2.2 発話が焦点を持つとはどういうことか
2.3 会話の含み
第3章 問答関係と言語行為ーー問答推論的語用論へ向けて(2)
3.1 質問と言語行為
3.2 言語行為の新分類
3.3 言語行為の不可避性
第4章 問答論的超越論的論証
4.1 問答論的矛盾の説明
4.2 問答関係の分析
4.3 問答論的矛盾による超越論的論証
4.4 超越論的論証の限界
あとがき
参考文献一覧
事項索引
人名索引
アジアのことばをもっと知ろう!アジアの辞書をひもとこう。「辞書の三省堂」がおくる世界最大・最新の辞書のためのガイドブック。
対話において,話し手は聞き手に何らかの情報を伝達するが,それは両者の知識や感情により,言語表現の本来の意味が変化する。本巻では対話表現の問題とその代表である法表現,婉曲表現,談話標識,配慮表現などの基礎と応用を取り扱う
現代思想の問いは、言葉の問題に収斂する。世界を分節し、文化を形成する「言葉」は無意識の深みで、どのように流動しているのか? 光の輝き(ロゴス)と闇の豊饒(パトス)が混交する無限の領域を探照する知的冒険の書。(講談社現代新書)
文化を影から支配する無意識の営みをさぐる人間の文化は不透明で非合理な無意識のダイナミズムによって支配されている。言語や狂気を媒介に,意識の表層から深層にまでおもりをおろす丸山哲学の最新作。
●情念という名の言葉ーーロゴスとパトスーー
●光と闇の文化
●ソシュールの言語革命
●〈体系〉というキー・コンセプト
●共同幻想としての文化
●アナグラムの謎
●〈間テクスト性〉と意味生成
●無意識と身体
●逆ホメオスタシス
●〈カオスモス〉の現出
●無意識の解放
人とうまくやっていこうと思えば、まずは「ほめる」ことです。ほめ言葉を惜しむと、人の心を動かすことも、行動を起こさせることもできません。本書ではあらゆる人間関係、あらゆる状況に対応できるように、日本語の中のほめ言葉を網羅しました。相手の心をとらえるツボがつまったすごい一冊!
本書は、英語や日本語など、ことばとそれに関係する多くの領域(ことばの音・文法・意味・語用、ことばの発達・誕生・変化・教育、ことばと社会)に見られる「不思議」な現象を、平易に、分かりやすく解説したものである。誰もがことばの面白さや不思議さを満喫でき、ことばの世界を鳥瞰できる楽しい読み物として編まれている。上・下巻を合わせ、それぞれの分野の専門家96名が結集し、ことばの幅広い領域を解き明かす。
「思いやり」「優しさ」「気くばり」をどう伝えていますか。
同じ内容でも、言い方や態度、タイミングによって、相手が受け取るニュアンスは変わってしまいます。
・「いい雰囲気」は無言の中からは生まれない
・話すにも「ウォーミングアップ」が大事
・「話しやすい話題」の見つけ方
・余計な「警戒心」を早くほぐすには
・こんな一言があれば、聞く側はモヤモヤしない
・お互いの頭の中に「同じイメージ」が浮かぶように
「気持ちを表わす」にはちょっとしたコツがあるのです。
「あなたのことを気づかっています」--この気持ちを伝える「法則」を活かすことで、より素敵な人間関係が生まれるでしょう。
福田 健
「他人の話を聞ける人」は、人間関係が豊かになり、世界が広がる。集中力・洞察力・観察力・分析力・直観力が身につく!
「この150年来、アジアは本来のアジアでなくなった。同時に、漢字を失ったのです」。昨年文化勲章を受章し、今年95歳を迎える著者が、東アジアのエスペラント=漢字の復権を願い、自らの学問の根幹と志、漢字の将来について熱く語る。文字講話全20話、ついに完結。
認知言語学の創始者の1人とされるレナード・タルミーが、人間の知覚と概念化の仕組みから文法の意味論に迫った大著は、1970年代から約30年の研究をまとめた認知言語学のまさに金字塔である。その待望の翻訳(全4冊)の第一弾は、認知意味論の理論的方向性を示し、仮想的移動の概念構造、「地」と「図」を使った言語の空間的な概念化、注意が言語に現れるものを制限する事象フレームの仕組みなど、言語の認知システムを説明する。
第1部 言語における概念構造化の基盤
第1章 文法と認知の関係
第2部 形状的構造
第2章 言語における仮想的移動と「知覚/概念化」
第3章 言語はどのように空間を構造化するか
第3部 注意
第4章 言語における「注意を向ける対象範囲の選定」
しゃべらない会話術で口べたでも会話が一気に盛り上がる。
本書は世界の主要な言語(語派・語族を含む)1012個(カラ項目を含む)と世界の主要な国(地方、島も含む)254の言語状況(公用語、土着語)を示したものである。付録に各国一覧、国と主要言語(英語索引)、七大陸の言語概説、ヨーロッパの言語(Schleicher 1850ほか)、オックスフォード英語辞典に採録された日本語378語、大学書林発行言語別入門書・辞書リストを掲げた。
【語学/日本語】同じ内容を伝える場合でも、どんな言葉を選び、どんな語調で話すかによって、他人からの印象は大きく違ってきます。乱れた言葉づかいによって、ときには損をすることも……。他人に評価され、人間関係を良好にするための、美しい日本語の使い方集。ビジネスでもプライベートでも役立つ一冊です。
潜在的なしゃべる力が目ざめる「しゃべらない」話し方!7万人が選んだ話し方メソッド、続編。
心理言語学の研究テーマから、文および文章理解の心理学について、その心理モデル、推論と照応、眼球運動との関係、読書と語彙獲得、身体化理論、物語理解の知覚・運動処理、認知神経科学的基盤、社会認知神経科学としての物語研究などを解説。具体的な研究の紹介に絞っているので、学部生のテキストとして、また卒業論文への導入として、さらに修士論文へも発展可能な、有用な書になっている。
求人情報つき!ジャパンタイムズがすすめる通訳・翻訳会社の特色と求人情報を掲載。
言語構造を作る併合、併合が生み出す集合構造、集合解釈上の指示となるラベルが持つ統語論、インターフェイス上の役割を解明する。(英文書)