8086/8087系の16ビットパソコンを機械語でプログラミングしたいというユーザのために、アセンブリ言語の基礎をわかりやすく解説した。アセンブリ言語の特徴と動作を容易に理解できるように、2進数の解説から、マイクロプロセッサの内部構造と動作、各種命令セットの詳細、実用的なプログラムの作成までを具体的に述べている。OSはMS-DOS(Ver.3.10)を用い、応用例としてN88-BASICおよびマクロアセンブラによるプログラミングを詳説。さらに、MS-FORTRAN(Ver.3.30)を使って、数値計算に必要なプログラムの作成を、アセンブラとFORTRANのコンパイル作業を通して解説した。巻末に、キャラクタコード表、アドレッシングモードバイト、8086および8087命令セット一覧を掲載した。
言語研究の最前線において英語の統語分析に主要な関心が向けられていた一時期の後、最近10年間は、広範な諸言語からのデータを使った言語類型論および言語普遍性の諸問題に対する関心が著しく増大した。この枠組みの中で非常に多くの研究がなされてきたにもかかわらず、今日まで、言語学の学生のためにこのアプローチの主要な特徴を総合的に扱おうとした一般的な概説書はなかった。そのため、まったくの初歩の段階から、個別のテーマに関して論文の形で専門家の書いた文献を見るしかなかったのである。そこで、本書の目的は、この隔たりを埋め、上級の大学生および大学院生に対して、言語類型論および言語普遍性に対する現在の主要なアプローチの概観を、この方法による成果を例証(および一部の危険性に関して警告も)しながら、与えようとすることにある。
言語もまた富であるー。現代社会における言語の価値、商品としての言語を追求して、言語社会学に新たな領域を切り拓いた野心作。言語の経済的側面と経済の言語的側面をみすえて、ことばと貨幣の本質に迫る。
〈意味〉を帯びて立ち現われる世界。そこに帰属することと逃れることの厳密な同根性を提示する。
従来、外国語の「評価」「テスト」に関する書籍は、理論に偏ったものか、実際のテスト作りのコツなど実践に基づいたものとに二分されるが、本書はそのどちらに偏ることなく、理論と実践のバランスを考慮し、言語テストに関わるありとあらゆる側面を取り上げている。複雑な数値計算も丁寧に手順を踏んで解説されており、また各章末には「まとめ」や「復習問題」などが付されているので、全くの初心者でもテストの作成・採点・評価に関する基礎的な知識を身につけることができる。