事件の起きた施設も、措置をした行政もその責任を回避。浮び上がってきた事件の内容とその背景は「児童福祉」からはあまりにも程遠いものであった。同じ大人としての責任と法律研究者の良心に照らして改めて子どもの権利と生命の尊重とは何かを問う。
本書は、保育や実習の理論的考察と、実習を成功させるための、最低でも失敗しないためのマニュアルであることの両方を目指しています。
常陸の山里、小生瀬の地へ急派された大藤嘉衛門は、悪い夢を見ているようだった。強烈な血の臭い、人影のない宿場-やがて「サンリン」と呼ばれる場から、老人、赤子にいたる骸三百余が見つかる。一体、この聖なる空間に何がおこったのか…。時は江戸初頭、古文書に数行記されたまま、歴史から葬り去られた事件の“真実”とは。
本書は、これからドイツ語技能検定試験(独検)2級にチャレンジする人のために書かれた参考書です。1日に2ページずつ勉強して、約1カ月で合格に必要なドイツ語力を身につけることを目指します。
本書はこれから真空技術を利用して新たな製品の開発を計ろうと考えているが、日常の業務に追われ、じっくり真空技術を学習する余裕がない方々のために、真空とはなにか、真空を作るにはどのような容器が必要なのか、どのような材料が真空装置には適切なのか、どのようにしたら目的とする真空状態が得られるのか、などを短時間で学習することができるように編集したものである。
本書の第1部では、「道新Today」の人気連載を加筆、収録。人はなぜ北を目指したのかーレンズとペンで描く32組の移住生活を紹介した。第2部では、北海道への移住をサポートする民間団体「私設北海道開拓使の会」の活動報告と、札幌に移り住み、会を盛り上げる6人の座談会。北海道の中からは見えにくい北海道の魅力を考える。
経済危機を生き抜くには、今こそ哲学が必要だ!資本主義の限界を分析し、“あるべき社会”を探った世界的経営思想家のベストセラー。
舞台は昭和のはじめ、登場人物は四人の若き文士たち。本書は、登場人物が全て男性のモダンボーイ版と同じ物語で全て女性のモダンガール版を二篇同時収録。
幕府崩壊を目前に剣術道場開設に活路を求める旗本勝十郎は愛妻に尻をたたかれ、不作に苦しむ領民に年貢の前納を強要。払えない貧農には娘を売れと迫って-。領民に焼いて喰われた剣客旗本地頭。
本書は、理工系大学・短大の初学年生用の電磁気学の教科書ないしは参考書として書かれたものである。物質の「電気的・磁気的属性」に着目し、電気と磁気現象の基本的性質に限定し、物理的な理解に重点を置いて解説したものである。
飯島晴子の全句集と、随筆を収録したもので、自らの手による解題や、年譜をも付した一冊。
僅か60余年の昔、日本列島は全体主義・軍国主義の嵐が吹きすさぶ国だった。兵士も国民も実態は奴隷。民主主義とはそもそもなにか。現代の衆愚無責任民主主義はなにか。未来国家はなにを目ざすべきか。その解答は60余年昔の全体主義の実態を知り、それをメガネにして探究しなければ決して見えてはこない。本書は明日を生きる人々に捧げる老兵の遺書である。
不良で、動物好きで、とてつもない飲んべえで、法螺吹きのでたらめ人間、でも、文章を書く能力は抜群で、威張っている奴を見ると、どうしてもからかいたくなるーそんなハシェクの魅力を一挙紹介!『兵士シュヴェイクの冒険』で知られ、カフカ、チャペックと並ぶチェコの代表的人気作家の実体験に基づく(?)面白すぎる短編25編。
特許庁への出願方法はもちろん、管理や侵害対抗の方法や諸外国の商標制度までを初心者向けに解説。
東京電力入社以来、半世紀、一貫して「公害・環境畑」を歩み続けた著者が、自らの足跡を通して現在に問いかける。そして、エネルギーと環境の調和をめざし、明日に向けて熱く提言。「京都議定書」発効ー地球温暖化問題を考える人にとって、必読の書。
本書は、TOSS大阪みおつくしと、漢字文化の授業を研究されている全国の先生方との協力により完成させた本である。漢字をより楽しく、より知的に教えたい、という向山洋一氏の意向に賛同し、漢字文化の授業について各地で実践してきた。その成果を“授業メニュー”として20種収録している。子どもが漢字をもっと好きになり、かつ漢字の力をつける授業のヒントが満載である。