2021年シドニー国際ピアノ・コンクールの若き覇者のライヴによるデビュー・アルバム
オンラインの形で開催された2021年シドニー国際ピアノ・コンクールで優勝したイタリア=スロベニア出身の若きピアニスト、アレクサンダー・ガジェヴのオーストラリア・デッカへのデビュー・アルバムです。ガジェヴはこのコンクールでリスト作品最優秀演奏賞など6つの特別賞も併せて受賞しました。2018年にはモンテカルロ・ピアノ・マスターズ、2015年には浜松国際コンクールでも優勝を果たし、日本でも高い人気を得ています。2019年から21年のBBCのヤング・ジェネレーション・アーティストにも選ばれ、イギリス国内の音楽祭や演奏会にも多数出演。また今後、世界各地へのツアーも予定されています。2020年9月にはショパン作品で来日公演を行い、聴衆の心を掴みました。
このライヴ録音によるアルバムは、ハイドンからショパン、リスト、スクリャービン、そしてプロコフィエフ、ショスタコーヴィチ、メシアン、ヴァインにわたる広いレパートリーで、ガジェヴの才能の豊かさが多角的に表現されています。
「アレクサンダー・ガジェヴは非常に稀有なピアニストであり、音楽家である。彼はヴィルトゥオジティ、統制力、知識、想像力、聴衆とのコミュニケーション力を兼ね備えている」〜ジェフリー・スワン:ピアニスト(輸入元情報)
【収録情報】
1. ハイドン:ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI:48
2. ショパン:バラード第4番ヘ短調 Op.52
3. メシアン:幼子イエスの口づけ(『幼子イエスに注ぐ20のまなざし』より第15曲)
4. スクリャービン:アルバムの綴り(3つの小品 Op.45より第1曲)
5. ショスタコーヴィチ:前奏曲とフーガ第4番ホ短調 Op.87-4
6. プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調 Op.83
7. ヴァイン:哀悼歌(『5つのバガテル』より第5曲)
8. リスト:葬送曲(詩的で宗教的な調べ S.173より第7曲)
アレクサンダー・ガジェヴ(ピアノ)
録音時期:2021年3月19日(1-4,7)、2021年2月24日(5,6)、5月30日(8)
録音場所:ドイツ(1-4,7)、イタリア(5,6,8)
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
【アレクサンダー・ガジェヴ Alexander Gadjiev (piano)】
2021年第18回ショパン国際ピアノ・コンクールにて第2位、およびクリスチャン・ツィメルマン賞(ソナタ最優秀演奏賞)を受賞。いまヨーロッパで最も注目されているピアニストの一人である。
2015年第9回浜松国際ピアノコンクールにて弱冠20歳で優勝、および聴衆賞を受賞。2018年にはモナコで3年に一度国際コンクール優勝者が集い開催されるモンテカルロ・ピアノ・マスターズ2018で優勝。2019年にはBBCラジオ3のニュー・ジェネレーション・アーティストに選ばれ、2021年までにイギリスの音楽祭や、ウィグモア・ホールでのリサイタルなどさまざまなコンサートに出演し、すべてのコンサートはBBCラジオ3にて放送される。2021年7月にはシドニー国際ピアノ・コンクールで優勝を飾った。
1994年イタリア・ゴリツィア市に生まれ、ピアノ教師の父の下で研鑽を積み、9歳でオーケストラと協演、10歳で初リサイタルを行う。2013年イタリアのプレミオ・ヴェネツィア・コンクールで優勝。2013年よりザルツブルク・モーツァルテウム大学修士課程にてパーヴェル・ギリロフに師事。その後、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学にて研鑽を積む。
オーケストラとはこれまでにスロベニア響、フェニーチェ歌劇場管、パドヴァ・ヴェネト管、プラハ響、エルサレム響、日本国内の主要なオーケストラと共演、指揮者はユーリ・テミルカーノフ、エン・シャオ、井上道義、高関 健、下野竜也、山田和樹などと共演している。またヴェルビエ音楽祭、ボローニャ音楽祭などの国際音楽祭にも招かれている。2021年シーズンにはサカリ・オラモ指揮BBC響、ワレリー・ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場管などとの共演を予定している。
CDは「Acousence」レーベルより2017年に「リテラリー・ファンタジー」と題するシューマンとリストの作品集がリリースされ高い評価を得ている。(メーカー資料より)
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