大地震と津波、そして原発の事故により、日本は根底からの転換をとげていかなければいけないことが明らかになった。元通りの世界に「復旧」させることなどはもはや出来ない。未知の領域に踏み出してしまった我々は、これからどのような発想の転換によってこの事態に対処し、「復興」に向けて歩んでいくべきなのか。原子力という生態圏外的テクノロジーからの離脱と、「エネルゴロジー」という新しい概念を考えることで、これからの日本、そしてさらには世界の目指すべき道を指し示す。
人生最後にして最大のセレモニーである葬儀。平均231万円という大金を払いながら、人は葬儀費用の内実を知らない。タダ同然のドライアイスで1日1万円、つかいまわしの祭壇で100万円取られるのはなぜ?ベールに包まれた葬儀業界のカラクリをついに明かす!さらに、死をめぐるビジネスは葬儀社だけではない。映画で話題の納棺師からチェーン展開の遺品整理屋まで、最前線を行く「おくりびと」たちを徹底ルポする。
消費税アップ前に買うべきか?待つべきか?いま、買っていいマンション、ダメなマンション。
浅田次郎、ヒガアロハ、高畑勲、出久根達郎…各界のパンダファン&歴代の飼育担当者によるパンダを知り、愉しむエッセイ22篇。写真・図版多数。シャンシャン出産秘話も収録!
私たちの足元で確実に進むカウントダウン…。地震研究の最前線から“地下の真実”を伝える1冊。番組では伝えられなかった未公開取材秘話も満載。寺田寅彦の名エッセイ「天災と国防」も完全収録。
東京で大地震発生ー。「その時」露わになる、心の奥底とこれまでの人生すべて。瓦礫の街で芽生えるのは、悲しい孤独?それとも明日を生きるための勇気と希望?25歳の作家が恐れと祈りをこめて描いた、書き下ろし短編集。
地震予知、資源問題、少子高齢化社会、地球温暖化、メタボ制度、高血圧と健康…。なぜ、大マスコミは真実を報道しないのか!?政府とメディアのデータ・トリックを見破る方法。
どんなときも前向き、「完璧です!」と言いきる、会社の同期や同級生といつも一緒、Facebookで積極的に人脈形成…こんなポジティブ志向の人間ほど、実際は「力不足」と評されやすい?SNSの普及でますます肥大化する承認欲求と評価不安を軸に、現代人の心理構造をひもとく。
高学歴、高収入、おまけに長身。絵に描いたような三高の彼氏に言い寄られ、めでたく結婚と相成ったわたし。ところがどっこい、好事魔多しどころか、好事だったかどうかも怪しくなってきた。我利我利の生姜野郎で、度しがたい悋気の虫、加えて激したときのお下劣なことといったら。夏の終わり、新規蒔直しを期して赴いた山荘での出来事は、カタストロフィを招来することに…。
「東京大空襲どころじゃない。やられている範囲が桁外れだ!」深夜の震源地を飛ぶ偵察機の搭乗員が叫んだ。眼下の火災は急速に燃え広がり、周囲の空間を焼き尽くしているー。平成××年2月、震度7強の猛烈な地震が首都東京を直撃した。今まさに時を超えて関東大震災と同じかそれ以上の災禍が繰り返されようとしている。未曾有の大震災に警鐘を鳴らす、衝撃の近未来ノベル。
Google Earthで、地球史の舞台を訪ねましょう。極北の大地から、絶海の孤島まで、どんな場所でもひとっ飛び。フィールド経験豊かな地球科学者が案内してくれます。ページをめくるごとに、46億年のパノラマが、オールカラーで展開。見たら必ず行きたくなります。
大震災以降、不安を抱えるすべての子どもたちとお父さん、お母さんに贈る優しい絵本。子どもの不安とどう向き合えばいいのだろう?育児学のスペシャリスト・汐見稔幸氏(白梅学園大学学長)による特別コラム掲載。
地震といかに付き合っていくか。これは、日本に暮らすすべての人の課題です。『日本書紀』の昔や、それ以前からの地震を知ること、貞観地震と東日本大震災とを結びつける知識を得ることは、未来に起こるであろう災害に備える力を私たちや、その子供たちが得ることに他なりません。日本人と地震の歴史を知り、経験と知識を「知恵」に変える。
この地球に暮らしているからには知っておきたい最低限の知識を、地球科学の最新の知見に基づいてわかりやすく解説。その仕組みと体系的な理解が得られます。
「大地震」が予知できない理由、けれど噴火は予知できる。手放しで喜んではいけないノーベル賞。太陽光発電の落とし穴。気になる科学問題がすっきり解決。「シュレ猫」「K妻」「私」によって縦横無尽に繰り広げられる科学エッセイ!
本物の不安…危険を知らせるアラーム。ニセモノの不安…「怖れ」によって作り出される幻のアラーム。実はあなたが抱いている「不安」は、大抵がニセモノの不安です。「まさか!」と思ったら、早速、本書をお読みください。心がスーッと軽くなって、「本当の勇気」が湧いてくる!対人関係療法の第一人者が贈る、怖れを手放し、自由に生きるヒント。