国際共同研究によるNGO版『アジア環境白書』シリーズの第3弾。これからの21世紀におけるアジアの環境問題を考えていくうえで避けては通れない重要テーマを意識的に取り上げ、やや大胆に、かつ先取り的な問題提起を行い、一国単位を超えた「リージョン」(region)という独自な視点にもとづく問題整理と課題提起を新たに試みている。さらに、できる限り具体的な提言や今後に向けての具体的な行動提起をとりまとめている。
本書は「生命シリーズ」の第4巻として「生物学」の基礎について講じたものである。生物学は生命あるものたち(生命体・生物)とその営み(生命現象)に関する科学で、この地球上で現に生きているものたちと、かつて生きていたものたちのみを対象として、「生きている」とはどういうことかを理解しようとするものである。
森林・林業基本法の制定、自然公園法の改正、鳥獣保護狩猟法の全面改正等にあたって、関係箇所を全面的に書き換え。環境権・公共信託・生態系保護・住民参加という4本の柱を軸に、個々の法制度の問題点や今後の方向を提示する。
本書では生命を環境というさらに広い脈絡で捉えてみた。生命体にとっての環境、人間にとっての環境、そして環境関連の制度・政策に関わる問題を学際的に考察することで、生命と環境についての新たな視点を獲得し、そこから現代の社会にふさわしい制度や倫理原則を構想するとともに、従来は分離されていた生命倫理と環境倫理とを統合的に捉えることをめざした。
世界社会フォーラムの多様な思想的潮流を再定義し、国境を越える民衆運動の創出をよびかけるアンチ資本主義統一戦線のラディカルなプログラム。著者の「日本語版へのまえがき」を付す。
オオクチバス(ブラックバス)など問題になっている国外種から、メダカ・アユなど国内移入種まで、生物移入の歴史と現状がひとめでわかる。
ランドスケープ・生物多様性・遺伝子。さまざまなスケールで「生態系」をとらえ、自然再生のためのフレームワークを示す。
魚の形は多種多様である。「魚の形」を化石、発生系統と分類、稚魚などの様々な角度から紹介する。
生協の危機とは何か。克服する力はどこにあるか。先進的な経験と教訓をさぐる。
どのような共同体をどのように実現するか?問われているのは日本のリーダーシップだ!俗説を排し、安全保障問題、中国の位置づけ、共同体意識の醸成などの課題を直視し、歴史的・文化的背景の解説を交えながら、実現の条件と方策を明らかにする。日本の命運を左右する国家課題。
日本企業の人事部とアメリカ企業の人事部の違いは?日本もアメリカもともに市場重視の傾向にあるのか?平等と効率は両立するのか?株主とそれ以外のステークホルダーの最適なバランスとは?資本主義は多様化するのか、それとも収斂に向かうのか?本書は、日米の大企業におけるコーポレート・ガバナンスと雇用関係について書かれています。日米両国の大企業への大規模調査をもとに、経済・経営のみならず、歴史や企業文化など幅広い視点から分析し、今後の展望を示します。
風景への人びとの感情、思い、行為に価値を見いだし、住民、企業、行政の対話による環境施策を提言。