本書は、創造性を喚起するマネジメントを実践達成するためには、自社の存続・発展を求める会社ニーズと自己実現を求める社員のニーズをできるだけ近付けていく必要がある。本書では、その実践的方法論として、OJD(On The Job Development)の組織的導入や、情報加工技術としてのハイ・ステップ法の習得の必要性を説いている。
生命はお互いの遺伝子を交換する“性”の発明によって、新たな個性や多様性をもつことになった。生き物に「愛」という新たな価値感をもたらし、子孫を残すかわりに死を与えた。“性”の本質をさまざまな生き物の中に探る。また、昆虫を誘う花びらには蜜への「道標」が描かれ、ミクロの細胞もいろいろな方法で周りの環境を認識し、情報交換をしている。生命は地球環境との関わりのなかでどのようにコミュニケーションの手段を進化させたのか。
価格決定の鍵を握る流通の各現場に取材。複雑な市場の正体にダイナミックに迫る。
理論に裏づけされたbiologicalな歯周治療とはなにかを探究するために、臨床家の疑問や問題を臨床側と基礎側の双方から検証してみようと、本書が企画された。とくに、歯周病における診断、プラークコントロール、付着、歯槽骨の再生、歯の移動および咬合に焦点を絞った。
日本の制度・企業はどう変わるか。情報革命の衝撃、メインバンク制の解明、純粋持株会社の提唱等、比較制度分析(CIA)と進化ゲーム論による最新の成果を示す。
本書では、微生物を中心とするまさに多様な対象について、それぞれの方法で挑戦している第一線の研究者たちが自分自身の研究について執筆している。
地球は生命にあふれた星である。熱帯雨林やサンゴ礁を見れば、そこに莫大な数の生物が住んでいて、多種多様な生活を営んでいることがわかる。極地方や砂漠地帯の厳しい気候の下でも、また、高山の頂上や深海の海底のように気圧や水圧が地表の限界域にあっても、栄養源さえあれば生物は物理的な環境に適応して、それを利用して生活している。本書では、生物の多様性を生命の本質に関わる特徴としてとらえ、なぜ多様になったかという多様性の起源と、それがいかに保たれているのかという機構について、生物界を広く時間的、空間的、そして段階的に見ている。