2年3ヵ月ぶりのアルバムは、久石譲と共同プロデュースした壮大なオーケストラ・サウンドのタイトル曲を含む、持ち味の飾らない温かさに満ちた佳作。TOYOTA・ラクティスのCM曲の「ストーリー」などを収録。緑あふれるジャケットは、フラワー・アーティスト、東信さんの手によるもの。
PCゲームのTVアニメ版『Wind-a breath of heart-』のサウンドトラック。村山達哉によるBGMほか、笠原弘子が歌うオープニング・テーマのTVサイズも収録。
インディ時代にリリースされた1stミニ・アルバム『NEXSTAR★』(2004年)と2ndミニ・アルバム『MISSILEE!!』(2005年)を1枚にした企画盤。入手困難となっていただけに嬉しい作品だ。
人気TVアニメ『あまつき』のオリジナル・サウンドトラック。夢と現実が交錯するような幻想的かつ妖艶なアニメ本編の世界観を、ピアノを中心とした多彩なサウンドで描き出している。
生ギター奏者、押尾コータローのメジャー・デビュー作。ラテン感覚のパワフルな演奏で、グイグイと押していく快感と微妙に哀感が漂うあたりが魅力となっている。坂本龍一やアントン・カラスのカヴァー曲をアクセントにした構成といい、聴き手を飽きさせない。
2009年版のベスト。木の実ナナとのデュエット曲「居酒屋」の会話調の歌詞の粋な感じがいい。一転して「北慕情」などでの情感をえぐみまで込めた歌唱との落差を実感するだろう。さらっと伸びやかに歌う五木ひろしもあり、笑えるお楽しみは英語の「よこはま・たそがれ」だろう。
昭和ヒット・メーカー・シリーズ第1弾、作曲家編の中村八大作品集。草野浩二監修のもと、「上を向いて歩こう」「明日があるさ」「こんにちは赤ちゃん」など、数々のヒット曲を収録。戦後、多くの日本人の心をつかんだ名曲揃いの一枚。
最高の音で楽しむために!
芥川賞作家、新井満。けど歌まで歌ってるとは知らなんだ。しかも本作のコンセプトは「近しい人を亡くしたときの冥福を祈るための唱歌」! 当然、詞も歌いっぷりも真っ正面なわけで、もう黙って聴く以外ないのであります。思わず合唱、じゃなくって合掌。