奈良時代、本当に天智天皇と天武天皇の子孫が対立し、天武系の皇統が皇位を独占していたのか。天智以前の王位継承から、壬申の乱、草壁皇統意識の誕生、桓武天皇の皇統継承方式までをたどり、奈良朝の政治史を読み直す。
日本人は、何を食べてきたのか。各時代の食の移り変わりや、伝統をつくりあげ、支えてきた人々にも視点をあて、食材の種類や生産法、調理法・調味料・食器など食全般にわたり、古代から現代までの食生活の歴史を詳説した。
日本料理とは何か。平安貴族の宴会から庶民の食卓、精進料理、本膳料理、懐石、京料理、菓子と茶の湯まで、日本の料理文化をわかりやすく描く。二人の天才=北大路魯山人・湯木貞一にもふれ、日本食文化の原点を探る。
おいしいだけじゃない、発見がいっぱい!自然とふれあえる写真絵本。幼児〜小学校低学年向き。
草創期の神社と政治の、不思議な関係が渦巻く平城京と平安京。神社とは何なのか。京という空間の形成から「都の神」の成立、怪異を吸いとる神社の役割まで、古代の神社の歴史をたどり、都と神社との関わりを解き明かす。
北近江を舞台に、亮政・久政・長政と三代にわたる繁栄を誇った戦国大名浅井氏。「国衆」から下剋上して領国支配を展開。小さな戦国大名でありながら織田信長と互角に戦い、軍事的に敗れはしたが、畿内近国ゆえに中央政治史に大きな影響を与えた。北近江の地域社会が生んだ戦国大名浅井氏の足跡から浮かび上がる、新たな戦国大名像とその時代を描く。
『古事記』はひとつの完結した作品として把握されねばならない。「高天原」「葦原中国」「黄泉国」「根之堅州国」の位置付けに新たな見解を示し、『古事記』が上中下巻を通して構築する独自の世界観・主張を解明する。
神々の誕生から推古天皇までの「歴史」を記す古事記。出雲神話やヤマトタケルなど多彩な物語を、歴史・文学など多方面から、神話と史実の実態に迫り、その魅力を考える。また国学や教科書に及ぼした影響にも触れる。
日本の童謡/唱歌を現代的な視点で見つめ直そうというシリーズ第2弾。2、4曲目など80年代アンビエント風味のアレンジが目立つ。そんななか、ビッグバンドの包み込むようなサウンドに負けじと包容力を発揮する畠山美由紀の「浜辺の歌」には泣かされた。エンケンの「黄金虫」も豪快。★
慢性的な飢餓に直面し、生と死の狭間で生きていた室町人。そこに巨大飢饉が襲いかかったとき、人びとはどうしたのか。現代にも通じる飢餓と飽食の残酷な構造をえぐりだし、室町時代の実相を描く。中世社会の雑学も満載。
奇妙な原稿が、ある新人賞に投稿された。“私”は友人から応募者の名が「三津田信三」だと知らされるが、身に覚えがない。そのころ偶然に探しあてた洋館を舞台に、“私”は怪奇小説を書きはじめるのだが…。本格ミステリーとホラーが見事に融合する三津田信三ワールドの記念すべき最初の作品が遂に登場。
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古代国家が、蝦夷を武力で制圧した「征夷」。伊治公呰麻呂の乱をはじめ、阿弖流為と坂上田村麻呂の戦いなど、八世紀から九世紀に至る幾多の戦乱を検証。征夷に関わった人々に焦点を当て、蝦夷支配の真実を描き出す。
往年の名曲をスーパープライスで!
本書は、あなた自身が「絶対的な法則」の中で“生かされている”という真理を明らかにし、その法則に基づいた人生の道筋を指し示すものである。