船員制度近代化が着実に定着しつつある今日、航海日誌記入は、商船学校の航海科出身のオフィサーだけでなく、機関士の船橋当直も、海員学校出身で登用になった航海士の方も、好むと好まざるに関わらず「ログブック」に取り組まなければならないのである。この書は「航海日誌記入便覧」のごときもので、即、教材になるとともに、実務者に「マニュアル」的に、「手引書」にと役にたって欲しいと思っている。
Prologが数学的な論理にその源を有しているため、論理を通じてPrologが紹介されることが多い。しかしながらそうした数学的な面を強調した紹介は、Prologを実用的なプログラミングツールとして教えるにはあまり適しているとはいえない。そこで本書は数学的な面にはあまりかかわらずに、Prologの基本的なメカニズムを用いて興味ある問題を解く技法に的を絞っている。従来の言語は手続き指向であったが、Prologは記述的ないしは宣言的な観点を導入した。この観点は問題に対する思考法を変えるとともに、Prologによるプログラム法の学習を知的な挑戦としている。
本書は、電子回路を初めて学ぶ方々を想定して、回路理論の基礎からアナログ回路の設計技術までを、効率的に学習できるように解説したものである。
本書は、従来の労働の需要と供給、すなわち労働者と企業の関係の分析にとどまらない。結婚・出産などのライフスタイルの変化、海外直接投資の激増や外国人労働者問題など国際間相互依存関係を視野に入れた雇用政策をも含んだ「新しい労働経済学」の展開をめざしたものである。
本書は日常生活、現代社会に密着した話題を豊富に取上げながらも、化学としてのものの見方、筋書きをはっきりさせて記述した本。
アッシリアの勃興からローマ帝国の隆盛まで、壮大なスケールで描くヘレニズム世界の通史。
本書は、機械系の学生のためのテキストですが、金属、生物、化学など、電気系以外の学生も対象としています。回路原理をできるだけわかりやすく説明することに主眼を置きましたが、同時に実際に回路を製作する場合に遭遇する問題点も考慮してあります。
本書は、アルゴリズムとデータ構造についてC言語による実例を交えながら解説したものです。
本書は、“基礎からの徹底理解”を目標に掲げ、各種増幅回路・演算回路の動作特性を懸切丁寧に解説している。本文では、基本事項のまとめに引き続き、具体的な回路を例題としてとりあげ、動作特性の解析を行う。各例題にはヒントを設け、定理や回路の解析手法を適用するための道筋を示すことにより、回路の解析のポイントが的確につかめるよう工夫している。章末には演習問題を多数配し詳しい解答を付け、本文の例題と併せ、様々な視点からアナログ電子回路の解析についての考え方に習熟できるように記述している。