本書で取りあげているのは、身のまわりで見かける普通の虫ばかりである。だが、読みすすむにつれて、あなたはすぐ近くに知られざる驚異の世界が広がっていることを実感するにちがいない。私たちは虫についてあまりにも知らなさすぎるのだ。自らも養蜂業を営む女性ナチュラリストが、それぞれの虫についての基礎的な事柄から専門知識にいたるまでをわかりやすく解説し、自分の体験をもとに、昆虫と楽しく付き合うコツについて愛情豊かにつづった知的冒険の博物誌。
本書は、前書に引きつづき、「女性の視点」をテコにして、社会のあり方全体を問い直し、一人ひとりが賢明に、真に人間らしく生きられる社会を創出する一助となることをねらいとしています。自身の身体も精神もコントロールできる自立した人間が、他者とのよりよい関係を築きつつ、社会に貢献してゆく。そのために役立つ話が、さまざまな角度から語られています。
本書は教養科目の心理学担当者としての長年の経験から、特に短期大学の学生諸兄姉が興味を抱くであろうトピックス的なテーマで、各専門領域にいる若い学者たちが集うて1つのテキストをまとめました。
「一人ぼっちが怖い…」と人に合わせていた茜。「いい子でいなくちゃ…」と疲れはてた亜由美。「やせなければ何もできない…」と思い込んでいた伸子。「どうせ私なんて…」と自信を失っていた夕子。でも、だいじょうぶ。きっと、新しい私が見つかる。
「どうしていつも私だけが悩むんだろう?」「自立?自立って…どういうこと?」「でも、しあわせになりたいのよねー」というあなたに、-自分のこと、結婚のこと、仕事のこと、家族のこと、そして介護のことまで、おんなのハッピーライフに役立つ知恵の宝箱。
政治・女性学・精神分析・芸術(絵画・写真)・演劇の各分野の一流の学者たちが参画し、二十世紀初頭の活気あふれるアメリカ文化の情況について熱く論じた評論集。1987年6月、マサチューセッツ州プロヴィンスタウンで4日間にわたり開かれた会議の記録。当日上演された、伝説的なプロヴィンスタウン劇4作品も収録。
患者と主治医として出会った科学の詩人と男性医学の第一人者。生死の意味を問い、世界のふしぎに感嘆し、最近元気のない男性諸氏にもちょっぴり勇気を与える現代の賢人対談。
主婦にとって「家事」は「職業」か?ボーヴォワールが記した如く“シジフォスの岩”にすぎない不毛の労働なのか?これまで研究対象としても社会的に認められることの少なかった「家事という仕事」を正面から調査研究した書。男女を比較したデータも豊富に揃えて紹介・分析する。主婦の二つの仕事-職業と家事-を同じように扱いながら、その関わり・影響を明らかにする。
近ごろ、かわいい女・賢い女をとんと見かけなくなってしまった。その理由を社会心理学的に分析すると、女の“浅知恵”が、男の“悪知恵”を押さえつけているということになる。この本では、女が忘れてしまった“かわいらしさ”を、男のちょっとした“悪知恵”で女に取り戻させていくテクニックを紹介する。
女のウソには“毒”があり、へたに飲み込むと、殺されないまでも、感覚がマヒしてひどい目にあう。それなのに、お人好しの世の男たちは、相も変わらず女のウソはかわいいだとか、たまにはだまされてみたいなどと、呑気なことを言っている。だが、全身に毒がまわって、身動きがとれなくなってから、「しまった!」と言っても、もはや手遅れなのである。この本が、女のウソを見抜く“解毒剤”になってくれることを心から祈っている。
「出逢いがない」「いい男ってどこにいるの?」と悩めるすべてのシングル女性へ。人気風水師が指南する、出逢いの風を起こすミラクル恋愛風水術。
フェミニズムの賞味期限はすぎたのだろうか?血となり肉となったことばたち。