女性たちはどのように「家族」と「仕事」を選択してきたのか。
ウーマンリブ、「静かな革命」、リリー・レッドベター公平賃金法など、20世紀以降を振り返りながら、各職業のデータを経済分析し、女性の賃金の上昇を阻む原因を抉り出す。
アメリカのみならず世界の先進国の男女の「働き方」を見直すきっかけとなる一冊。
第1章 キャリアと家庭の両立はなぜ難しいか─新しい「名前のない問題」
第2章 世代を越えてつなぐ「バトン」-─100年を5つに分ける
第3章 分岐点に立つ─-第1グループ
第4章 キャリアと家庭に橋をかけるー─第2グループ
第5章 「新しい女性の時代」の予感─-第3グループ
第6章 静かな革命ー─第4グループ
第7章 キャリアと家庭を両立させるー─第5グループ
第8章 それでも格差はなくならないー─出産による「ペナルティ」
第9章 職業別の格差の原因ー─弁護士と薬剤師
第10章 仕事の時間と家族の時間
エピローグ 旅の終わりー─そしてこれから
女性のまわりでよく話題になる「海外旅行」と「日本のマネー市場」についてをテーマに、円高を契機に日本経済の転機とどうからみ合っているかを具体例で解説。
こんなあなたに「自分らしく」変わるコツを教えます。「理想の私」を思い描くだけで終わっている。「いまの私」が嫌で嫌でたまらない。「結局、女性だからだめ」とあきらめている。「私だけ遅れているみたい」と焦っている。「自分らしい生き方」をいつも探している。「なりたい自分」へのアプローチ。
本書で取りあげているのは、身のまわりで見かける普通の虫ばかりである。だが、読みすすむにつれて、あなたはすぐ近くに知られざる驚異の世界が広がっていることを実感するにちがいない。私たちは虫についてあまりにも知らなさすぎるのだ。自らも養蜂業を営む女性ナチュラリストが、それぞれの虫についての基礎的な事柄から専門知識にいたるまでをわかりやすく解説し、自分の体験をもとに、昆虫と楽しく付き合うコツについて愛情豊かにつづった知的冒険の博物誌。
本書は、前書に引きつづき、「女性の視点」をテコにして、社会のあり方全体を問い直し、一人ひとりが賢明に、真に人間らしく生きられる社会を創出する一助となることをねらいとしています。自身の身体も精神もコントロールできる自立した人間が、他者とのよりよい関係を築きつつ、社会に貢献してゆく。そのために役立つ話が、さまざまな角度から語られています。
本書は教養科目の心理学担当者としての長年の経験から、特に短期大学の学生諸兄姉が興味を抱くであろうトピックス的なテーマで、各専門領域にいる若い学者たちが集うて1つのテキストをまとめました。
「一人ぼっちが怖い…」と人に合わせていた茜。「いい子でいなくちゃ…」と疲れはてた亜由美。「やせなければ何もできない…」と思い込んでいた伸子。「どうせ私なんて…」と自信を失っていた夕子。でも、だいじょうぶ。きっと、新しい私が見つかる。
「どうしていつも私だけが悩むんだろう?」「自立?自立って…どういうこと?」「でも、しあわせになりたいのよねー」というあなたに、-自分のこと、結婚のこと、仕事のこと、家族のこと、そして介護のことまで、おんなのハッピーライフに役立つ知恵の宝箱。
"1987年6月、アメリカ・マサチューセッツ州プロヴィンスタウンに数百人の人々が集い、4日間にわたり記念すべき会議が開かれた。議題は、「文化の瞬間ーはじまりは一九一五年」。政治・女性・精神分析・芸術・演劇の各分野の一流の学者たちが参画し、二十世紀初頭の活気あふれるアメリカ文化の情況について熱く論じた評論集。会議当日上演された伝説的なプロヴィンスタウン劇4作品も収録。
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"第一章
新しい政治(ジョン・ブエンカー)
『マッシズ』の急進主義者たち(ユージーン・リーチ)
新しい黒人ーーアイデンティティと社会意識の探求[一九一○-一九二二年](アーネスト・アレン・ジュニア)
第二章
新しい女性(ルイス・ルードニック)
文化象徴と社会的現実としての新しい女性(エリザベス・アマンズ)
新しい女性とニュー・セクシュアリティ(エレン・ケイ・トリムバーガー)
第三章
新しい心理学(ジョン・C・バーナム)
アメリカにおける精神分析の受容[一九○八ー一九二二年](サンフォード・ギフォード)
新しい心理学とアメリカ劇(フレッド・マシューズ)
第四章
新しい芸術 マーティン・グリーン)
アーモリーショーとその余波(ミルトン・ブラウン)
アルフレッド・スティーグリッツの信念とヴィジョン(エドワード・エイブラハムズ)
『マッシズ』とモダニズム(レベッカ・ズーリエ)
第五章
新しい演劇(アデル・ヘラー)
ブロードウェイに背を向けてーーアメリカの芸術劇場の始まり[一九〇〇-一九二〇年]写真でたどる小論(メアリー・C・ヘンダーソン)
ジグ・クックとスーザン・グラスペルーールールを作る人、ルールを破る人(ロバート・K・サルロス)
ファミリー・アルバム
第六章
最初のプロヴィンスタウン劇(ミリアム・ハプグッド・ドウィット)
『貞節ー対話』(ニース・ボイス)
『抑圧された願望』(ジョージ・クラム・クックとスーザン・グラスペル)
『表現方法を変えろ』(ジョージ・クラム・クック)
『同時代人』--教会急襲の一挿話(ウィルバー・ダニエル・スティール)
プロヴィンスタウンのユージーン・オニール(バーバラ・ゲルブ)"