40代から揺れ動く心と体のケアに
心と体の変化を感じたら開く本
セルフケアでホルモンを味方につけて更年期を楽にする考え方と方法を紹介。
「私はこうして乗り越えた!」
経験者の知恵も満載!!
本書が気になったあなたも、今現在、自分自身のしんどい状態を少しでもわかってほしいと感じているかもしれません。
これは人生において初めての体験だからこそ、余計に不安になるのです。
でも、経験者の声に耳を傾けたり、同じ境遇の方たちと気持ちを共有したりすることで、その不安も和らぐはずです。
自分のリズムで自分を癒やす方法を見つけてみませんか?
●はじめに 「更年期世代」を生きるあなたへ
●第1章 心と身体が揺れ動く10年間
更年期女性たちの声を聞く
私の更年期
予期不安の恐怖
パニック症状が起きたら、とにかく息を吐いて
みんなはどんなことに悩んでいるの?
新常識!? 食いしばり=ストレスということを知っていますか?
白髪や老眼の加速などにも注意!
ストレス筋をほぐすセルフケア
ストレス解消や瞑想が続かない理由
●第2章 更年期は「第二の思春期」
身体のしくみを知っておこう
女性には思春期が二度やってくる
女性ホルモンをつくるのは卵巣だけではありません
インナーケアで身体を整える
身体からのポジティブな感覚が感情に与える影響
無理矢理ポジティブに考えなくていい
社会環境、家庭環境の変化と重なる更年期
●第3章 更年期はつらい? 楽しい?
海外では閉経パーティー!? 日本との文化の違い
社会の見方が変われば、女性はもっと幸せになれる
女性の心を傷つける「閉経マウント」
ホルモンバランスを整えるためにできること
更年期とホルモンの深い関係
幸せホルモンを上手に使う
疲れの質でリラックス方法を変える
更年期の症状は遺伝する?
●第4章 フォロワー10万人の知恵「私はこうして乗りきった!」
こんなとき、トイレでどうしていますか?
閉経のサインも十人十色
「におい」と「肥満」の悩みはホルモンのせい
これも更年期症状!
ストレスを感じたとき、気持ちを切り替えるセルフケア
更年期のお悩みQ&A
みんなの更年期対策を教えて!
ストレスはこまめに解消
●第5章 実践者たちが絶賛! 「毒だし呼吸」と「毒だし日記」
日常のストレスやネガティブな感情を極限まで出す「毒だし呼吸」
医師も認める! 「毒だし呼吸」の効果
毒だし呼吸はリラックス効果や血行促進にも効果抜群
毒だし呼吸の最適なタイミングは?
毒だし日記をつけてみませんか?
「毒だし日記」を、更年期を乗り越えるきっかけに
自分のための時間をつくるという贅沢
●第6章 更年期は「自分を大切にする期間」
「更年期」は本当にネガティブワード?
ポジティブシンキングより「ポジティブセンシング」
効果にビックリ! 副腎セルフケア
苦しさも優しさも分かち合える
●おわりに 思いやりあふれる優しい世界に
【ひと目でわかるイラスト図解】
【太る恐怖、飢餓がまねく食への執着、過食の衝動】
摂食障害は、心にかかえている問題が「食べ方の問題」として現れる病気です。
現れ方の違いでいくつかのタイプに分けられますが、ストレスが大きくかかわっている点はみな共通しています。
近年、小中高校生の摂食障害、なかでも食べられずにやせていく「神経性やせ症(いわゆる拒食症)」が増えています。
本人は、やせたままでいることに大きなメリットを感じています。
どんなにやせていても太ることを恐れ、極端なカロリー制限を続けたり、食べても吐いたりして体重増加を抑えようとします。
家族が「なにかおかしい」と思い始める前に、学校生活のなかで、子どもの変化があらわになることも多いものです。
学校として対応を考えていかなければならないことも少なくありません。
食べる量が増えて体重が戻ったあとも食べ吐きが止まらず、「過食症」に転じていくこともあります。
高校生、大学生では、極端な低体重の時期はないまま「過食症」が始まる例も少なくありません。
摂食障害の患者さんを支える家族の負担はとても大きいですが、家族の支えは、摂食障害から回復する大きな力になります。
本書では、摂食障害の原因、経過、治療法などをわかりやすく解説。
周囲ができる回復に結びつく働きかけ、そこから抜け出すヒントを紹介します。
【本書の内容構成】
第1章 神経性やせ症の始まり方
第2章 やせてもやせても、まだ足りない
第3章 やせすぎからの回復をはかる
第4章 過食がみられる摂食障害
第5章 家族の悩みが深いとき
【主なポイント】
*摂食障害は、心にかかえている問題が「食べ方の問題」として現れる病気
*子どもの摂食障害は神経性やせ症(拒食症)がほとんど
*家族が「異変」に気づくのは遅れがち、学校は早期発見の場となりうる
*やせるほど強まる太る恐怖。過剰なまでに活動的になる
*家族が説得しようとするほど本人との対立は激しくなる
*医療機関への受診を考える状態の目安と、受診の促し方
*神経性やせ症の回復過程でみられる過食は正常な反応
*神経性過食症(過食症)、よくある「食べすぎ」とどう違う?
第29回大会 シンポジウム「思春期・青年期臨床を教えること」
思春期・青年期臨床を教えることー児童福祉領域(児童相談所を中心に)における臨床(小林真理子)
思春期・青年期の事例を通じて学び・教えることー何が知識と経験を共有する過程を支えるか(山下洋・吉田敬子)
児童思春期精神科を教えることー児童思春期精神医学研修と3つの視点(森野百合子)
討論記録(中村伸一・近藤直司)
卒後教育(文献紹介)
発達ラインーAnna Freudの発達的観点(柴田恵理子)
逸脱言語表現(Deviant Verbalizations)後編(弘田洋二)
国内事情
ひきこもりケースへの県立精神保健福祉センターにおける就労支援の取り組みの報告(芦沢茂喜・小石誠二)
合同委員会・編集委員会報告
日本思春期青年期精神医学会規約
編集方針・投稿規定
英文目次
海を渡り、新天地へとやってきた12歳の心良(ここら)。そこで心良を待ち受けていたものは、心優しくも異なる文化の中に生きる人々との、想像をはるかに超える日々だったー。思春期に入り、より深い葛藤の中、自分自身とも闘い、混乱し、傷つき、それでも前に進み続ける、自閉症スペクトラム障害という宿命を背負った少女の、心を抉る疾風怒濤の思春期篇、ここに開幕。
海を渡り、新天地へとやってきた12歳の心良(ここら)。そこで心良を待ち受けていたものは、心優しくも異なる文化の中に生きる人々との、想像をはるかに超える日々だったー。
思春期に入り、より深い葛藤の中、自分自身とも闘い、混乱し、傷つき、それでも前に進み続ける、自閉症スペクトラム障害という宿命を背負った少女の、心を抉る疾風怒濤の思春期篇、ここに開幕。
『発達障害の子どもたち』著者で児童精神医学の第一人者
杉山登志郎さん絶賛!
12歳で少女は異国に追放された。そこで愛情にあふれたホストファミリーに出会うも、逆に混乱し、他者から取り込んだ人格との対話を深めていく。発達障害と精神的虐待がもたらす多重で複雑な内奥を世界で初めて開示した自伝的小説。
第1章 はるかなばしょで
クスケ一家/生活/はじめてのこと/鳥/深夜/夜明け/学校/友達と問題児/解体作業/母、帰る
第2章 日々
学校の生活/男の子と女の子/蠅と風邪ひき/家族相関図+α 其の一/言語と非言語/文字と音楽/家族相関図+α 其の二/ゆめのなかでもねないこだれだ/家族相関図+α 其の三/「声」
第3章 転換期
死と、死と、死と、死と、死と、生と、死/『彼女』と私と「地球服」/苦いほど甘い日に/折り返し地点/解けた糸/ポッジ一家/断/臨界/白い旗/バイバイお星さま
第4章 異端児
小さな世界/中三/異端児/で、いつの間にか学校終わるし/A高校/からっぽ
なんとも言えない感情に翻弄され妄想爆発の中学校生活。 実力派漫画家・みそくろが贈る、甘酸っぱくてちょっとイタい、健全(?)フェチ覚醒コメディ待望の第2巻! 巻末には描き下ろしのオマケ漫画も収録!!
双子の姉・みかげのフリをしていたことがバレてから、望月さんに嫌われたと落ち込む陽介。
さらに、クラスでもパッとしない自分と、陸上部での活躍で人気者のみかげと比べて心もソワソワ。
望月さんを遠くから見ることしかできない陽介だが、なぜか目に入るのはモチモチとした彼女の二の腕、そして太もも…。
仲良くなりたいのに、どうしても頭から妄想が離れない自分の欲望(天使)を振り払う日々。
そんな悶々とした陽介に熱い視線を送るのは、ボーイズラブ漫画が入った紙袋を手にしていた望月恵だった。
アタッチメント理論は、英国の児童精神科医J・ボウルビィ(1907-90)により創始された。アタッチメント理論とは「人間には危険にさらされた人間が身を守るために特定の他者に接近する行動、そして接近された人間は相手を保護しようとする行動、そのいずれもが生得的反応として備わっている」と提唱した説であり、ボウルビィはそれらの対人関係行動を「アタッチメント」という概念で抽出している。
ボウルビィの主著『母子関係の理論』の完成から四半世紀が過ぎ、アタッチメント概念は心理学の世界でもはや母子関係の枠を超えて、人間理解に用いられている。本書はアタッチメント・スタイル・インタビュー(ASI)と呼ばれるアタッチメントの測定法の第一人者である著者が、ボウルビィ以後の研究を俯瞰し、今日的水準のアタッチメント理論を構築するとともに、心理臨床への応用を論じたものである。
思春期のとらえがたい心性にどのように接近し、どのように触れ、心理療法へどのように生かすのか。アタッチメント理論を十分に咀嚼し、面接過程に織り込まれるように思春期のこころの動きを巧みに論じた臨床素材は、日々の臨床の実感に溢れている。
精神分析理論と発達理論をつなぐ触媒となるとともに、思春期理解の方法論を鮮やかに論じた、アタッチメント論の重要書。
序文 吉田敬子
はじめに
第1章 アタッチメントとは
1 ボウルビィによるアタッチメント理論の基礎
2 アタッチメント・システムの機能
3 内的作業モデル
4 アタッチメントの内的作業モデルの個体差
5 アタッチメントの内的作業モデルの型の形成
6 アタッチメントと適応
第2章 アタッチメントの測定と内的作業モデル
1 アタッチメントの個人差研究
2 ASIにおけるアタッチメントの個人差の構造と測定
3 内的作業モデル再考
第3章 思春期におけるアタッチメント
1 思春期の始まり
2 自立をめぐる葛藤
3 現代の日本社会における思春期
4 アタッチメント対象の移行
5 アタッチメント関係と友人関係
6 アタッチメント関係と恋愛関係
第4章 精神的健康の防御要因としてのアタッチメント
1 防御要因としての安定型アタッチメント
2 不安定型アタッチメントを形成する要因
第5章 心理療法の初期におけるアタッチメント
1 援助関係の始まりとアタッチメント
2 アタッチメントの安定性と精神的な危機
3 アタッチメント・スタイルと心理療法の初期の接近
第6章 心理療法の過程と終結におけるアタッチメント
1 治療過程におけるアタッチメント
2 治療関係における同一化とアタッチメント
3 治療過程における内的作業モデルの変化
4 心理療法の終結とアタッチメント
あとがき
索引
「精通」したのは気になるあの子せいなのか、それともあの子の〇〇せいなのか…?
中学生男女双子の思春期に、ピュアな天使(フェチ)が訪れた!?
実力派新人・みそくろが送る健全(?)フェチ覚醒コメディ第1巻!
「オレってなんだろう…」
一人称を“ぼく”から“オレ”に変えるタイミングを悩む中学生・日野陽介(ひのようすけ)。
変わりたいけど気づかれたくない、そんな反比例する感情にモヤモヤする毎日。
とくに強め女子の双子の姉・みかげには絶対に気づかれたくない…とアレコレ模索する陽介は、
今まさに黒歴史に新たなるページを刻もうとしている…。
そんな陽介の前に現れた、ぽっちゃり女子の転校生・望月恵(もちづきめぐみ)。
彼女のお尻にムチンっと手を踏まれてしまった陽介は、その感触が頭から離れない。
どうしても目で追ってしまう陽介…そして、彼女の柔らかな腹部がチラリと見えたその瞬間、
これまで見えなかった天使(フェチ)に陽介は気づくのだった!
AYA世代とは「15歳〜30歳前後の思春期・若年成人」を指す。
小児期と成人期の間にあたるAYA世代の患者は「病気の治療が生殖機能に及ぼす影響」「晩期合併症」「通勤や通学に及ぼす影響」「多感な時期に病気に罹患することによるさまざまな精神的ストレスや将来への不安」などの問題を抱えている一方、サポート情報が少ない。
本書は医療従事者だけではなく、教育、就労支援など多方面の専門家が、治療や妊孕性、メンタルケア、経済問題、教育、栄養、コミュニケーションなど幅広く論じた。
本書は大きな問題を簡単な一事例として示し、子どものそれぞれの発達段階で変わる特性に共通考察を加え、子どもの教育にたずさわる大人に明瞭なガイドラインを提示し、自己規律のプロセスにおいてはその発達段階に起こる固有なニーズに、どのようによりよく対応できるかを明らかにしてくれる。
芥川賞作家・小川洋子さん推せん!
精神科医で大学教授でもある塚本千秋と、精神科医で写真家でもある尾上太一が、『相談者』以来5年ぶりにコラボレートしたアルバム。塚本も尾上もそれぞれの手法で「思春期の日常」を切り取っている。
はじめに
一人目の相談者
二人目の相談者
来客
三人目の相談者
四人目の相談者
母猫
五人目の相談者
六人目の相談者
七人目の相談者
受付の欠勤
八人目の相談者
九人目の相談者
十人目の相談者
手紙
夜の相談室
おわりに
思春期学の確立に向け、融合領域性から生じる用語の多義性・多様性を整理統合した共通言語を整備し、学術集会や学術誌への発表にあたっての用語活用指針となることを目的とする用語集。380語を掲載。
子どもが思春期に入ると、親子関係は大きく変化し、わが子との接し方に親の戸惑いは膨らむばかり。本書では思春期の心理から、発達障害、精神疾患、自殺関連行動、ゲーム依存、不登校に至るまで幅広くカバーし分かりやすく解説。思春期の子を持つ親御さん、教師の皆さんに向けての至高の一冊。現状に即し内容を増補改訂。
心理臨床の世界が広がりを見せる中,他職と協働する機会は以前に比べて格段に増えています。
本書は,子どもに関連する心理臨床の領域を中心に,協働を進める上で出合う困難をどのように乗り越えていけばよいかを7つの事例を通して明らかにしたものです。
スクールカウンセリングで教員と関わる,病院で作業療法士や看護師や音楽療法士と関わる,療育教室で保育士と関わるなど,協働すること自体が仕事となって いる現場は多い。いかに協働の難しさを乗り越えていくか,その配慮や工夫の仕方が現場で働く者にとって最も知りたいことであるでしょう。
本書は,こうしたニーズをすくいあげるべく企画された実践の一冊です。事例と,それへのコメントからなり,協働のコツがつかみとれるでしょう。すべての臨床家に必読の書です。
思春期の子どもと親の持てる力を共に活かし,問題に責任を負わせて問題を維持させる「悪循環」ではなく,解決・未来志向の「良循環」を生みだすための臨床レッスン。思春期臨床にかかわるあらゆる立場の人たちのためのヒントを余すところなく紹介する。 思春期の人々と彼/彼女たちに向き合う親への理解を深める第1部「思春期の『秘密』」に続き,第2部「思春期臨床の『実戦=実践』」では,ときには戦い(実戦)にもなる思春期臨床の八つの実践事例を紹介する。
反社会的仲間集団の問題行動,思春期の仲間関係と同調圧力,ネットいじめと「ひきこもり」,DV家庭の家出事例,親子の来談ニーズが異なる不登校事例,親と担任教師の合同作戦会議を用いた不登校事例,自傷行為で入退院を繰り返した事例,思春期にはじめて顕在化する発達障害など,いずれも思春期特有の課題をテーマに展開。最後に第3部「思春期臨床の『種明かし』」では,思春期臨床のポイントとスタンスをまとめる。 心理臨床家,相談援助職,教育・医療・福祉・育児・司法・矯正領域のスタッフ,思春期の子どもをもつ親/保護者のために書かれた,思春期の子どもたちへのケアと親への支援を「やさしく」伝える思春期臨床実践。
第1部 思春期の「秘密」
01 リビングアウトをつかまえてー思春期の「秘密」
02 こじれて もつれて つながってー思春期の親子関係
第2部 思春期臨床の「実戦=実践」
03 同質と異質の境界でー思春期の仲間関係と親子支援
04 中二の夏のLong Winding Road-反社会的仲間集団からの「離脱」
05 二つの裏切りー家族システムと家族再生プロセス
06 誰もいないところへーアクティングアウトからの家族再生
07 “母親失格”なのか?-交錯する親子のニーズ
08 大人たちの共同戦線ー保護者コンサルテーションのすすめ
09 元優等生の自責と充電ー解決志向アプローチ
10 二人のエリー問題外在化アプローチ
11 自分を知ることー思春期発達障害(神経発達症)のアセスメントと対応
第3部 思春期臨床の「種明かし」
12 思春期に吹く風ー思春期臨床の「種明かし」
近年の医療の進展に伴い,小児期発症の慢性疾患患者の入院期間は短縮傾向にあり,多くの子どもたちが外来通院を継続しながら地域社会で生活するようになった.本書は,小児期発症の慢性疾患に関する理解を深め,小児期から成人期への移行支援を実践できる能力を身につける,「プライマリ・ケア看護師」向けテキストである.
目次
1 移行支援におけるプライマリ・ケアの役割
1 移行支援とは
2 移行支援を支える診療体制
3 移行支援にかかわる制度・政策と課題
4 病院の果たす役割
5 プライマリ・ケア看護師の役割
2 移行支援の対象の理解と看護
1 思春期・青年期の成長発達課題
2 小児期発症慢性疾患患者の発達課題
3 疾病に関する教育と症状マネジメント─遺伝医療と成育医療の視点から─
4 小児期発症慢性疾患を有する子どもと家族への看護
3 小児期発症慢性疾患患者と家族の特徴
1 小児期発症慢性疾患患者と家族のファミリーライフサイクルとその課題
2 家族志向の移行支援の重要性
3 家族を1 つのケアユニットとして捉えたアプローチ
4 家族の構造に対するアセスメントツール
5 活用できる社会資源
6 成人移行期のピアサポートプログラム
4 プライマリ・ケアにおける移行支援が必要な疾患とその影響と看護の展開
1a 染色体異常
1b 染色体異常(事例)
2a 膠原病リウマチ
2b 膠原病リウマチ(事例)
3a 1型糖尿病
3b 1型糖尿病(事例)
4a アトピー性皮膚炎
4b アトピー性皮膚炎(事例)
5a 先天性心疾患
5b 先天性心疾患(事例)
6a 発達障害
6b 発達障害(事例)
7a 小児がん
7b 小児がん(事例)
8a 腎疾患
8b 腎疾患(事例)
9a 神経性無食欲症
9b 神経性無食欲症(事例)
10a 小児外科系疾患
10b 小児外科系疾患(事例)
5 これからの移行支援の課題
1 在宅で暮らす重症心身障がい児の課題
2 難病・デュシェンヌ型筋ジストロフィー
索引
自立力とは、いわば「生きる力」。子供たち(青年)は「自分とは何か、自分はどう生きていけばよいのか、本当の自分らしさとは何か」と自問しつつ、自分なりの答えを見出そうと努力している。子供たち(青年)が自立心と自立力を養いつつアイデンティティの確立を目指しながらも、青年期を楽しく健全に乗り越えていく際に遭遇したり体験するであろうさまざまな困難や障害などに対して、子供自身や親、教師はどのように立ち向かい解決していけばよいかについて検討する。つまり自立力にかかわる重要な31の問題を提起し、その直接的原因を探り、その解決策を提案していく。
はじめに
1 本書の目的と特徴
2 思春期(青年期)の特徴
思春期(青年期)の一般的な特徴
思春期前期(12〜14歳頃:中学生)
3 思春期(青年期)の問題の解決方法
思春期前期(12歳〜14歳位)
思春期全般(12歳〜18歳位)
結び
引用・参考文献