ポスト資本主義を構想する鍵は地域主義にある。どのように地域の経済を振興し、生活のレジリエンスを高め、子どもを守り育て、将来世代の教育を進めればよいのか。これらの課題に取り組む世界各地の人々の営みをもとに、地域の価値創造の手がかりをさぐる。
ほとんどの男性が女性の性やセックスを誤解している現実にショックを受け、この本を世に出そうと決断。男性向けの性をテーマにしたこの渾身の一冊は「これでモテなきゃ諦めな!」と著者が宣言するほど、ユーモアと実用性が満載。
男に生まれたからには、ベッドの上でも最高の喜びをパートナーに与えてあげましょう。
自律的に生きる「個」を育てるデンマークの多様性教育の実態に迫る!昨今の日本に漂う成長無き閉塞感を打開すべく、教育現場では「主体性」・「協働性」と並び第3の学力要素として「ダイバーシティ(多様性)」が叫ばれるようになった。しかし子供らが持つ個性・多様性を学校教育で均質化し、学力テストの結果が学校での序列化を招く我が国の教育でそれを浸透させることは難しい。本書では、日本と同様に国際学力調査PISAショックを受けた北欧・デンマークの「多様性を認め育てる教育」、他者とのコミュニケーションを通じて自らの考えを深め、単一解答にとどまらない複合的な課題に取り組む能力に着目。北欧デンマークが子どもたちの多様な生き方を可能にする学力とその評価方法を緻密な現地調査から明らかにした新進気鋭の良作。
多くの教師が「学びの地図」としての学習指導要領の理念を鑑み、明確化された「知識及び技能」、「思考力、判断力、表現力等」、「学びに向かう力、人間性等」の今後求められる資質・能力の育成を目指して、各教科等の指導計画の作成やその実施に尽力している。今次の学習指導要領の改訂において重視されているカリキュラム・マネジメントの目的は、適切な教育課程の実施であり、各学校における1時間ごとの授業の充実である。自らの授業での児童の学習状況を把握して、主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善に努めている教師の姿も随所に見ることができる。本書は、教師の1時間の授業に向かう真摯な姿勢に応えるため、小学校教師として必要な事柄を学ぶための各教科等の指導法の内容を中心に解説し、全国各所の教師の授業実践例を掲載するとともに、それらに対するコメントを付す構成になっている。授業構想、授業改善の一助となれば幸いである。
絶えず変化を続ける国際教育の現場環境に対応するため、
国際教育の実践の支援に役立つハンドブックが登場。
国際教育に携わる教職員や社会人が集まり,
新しい時代の国際教育を切り開くためのチームBRIDGE Instituteが提供してきた
「国際教育の理論と実践を学ぶワークショップ」で展開してきた
議論と実践を手軽に読めるようにまとめた内容。
国際教育プログラムが急激に拡大する現場において,
担当者が学びの質に対して確信がもてないまま実践が先行している
現状を重要な課題と捉え、より広く教育現場に届けることを目指す。
国際教育について考えるすべての人へ。
【執筆者】
秋庭裕子、大野さゆり、岡田二朗、小野詩紀子、川平英里、國府田 真、古賀恵美、近藤祐一、
佐間野有希子、高木ひとみ、平井達也、藤井基貴、筆内美砂、星野晶成、堀江未来、松本哲彦、
力丸晃也
発足当時から社会科教育の役割は変わった。世界的な現代的課題をふまえ,持続可能な社会を構築する能力をどう育成するか? Well-beingをキーワードに新たな社会科教育の構築をめざす28の実践例。
先を見通すことが難しい時代に、これまでにない問題に直面する子どもと教師。
多文化共生社会における多様性を尊重する教育相談とはーー新しい教育政策の動向をふまえた初学者向け入門書。教職課程コアカリキュラムに対応した章立てで構成。章末ワークで理解を深める。
●著者紹介
大家まゆみ(おおいえ・まゆみ)
東京女子大学教授
稲垣 勉(いながき・つとむ)
京都外国語大学准教授
「あたりまえ」を問い直す
「学校」という「あたりまえ」に抗してオルタナティブな活動を行う人たち。
多様な運動同士の日常的なつながり方、連携の技法を、フィールドワークをもとに明らかにする。
●著者紹介
藤根雅之(ふじね まさゆき)
博士(人間科学)、関東学院大学社会学部現代社会学科准教授、専攻:教育社会学、社会運動論。京都外国語大学外国語学部英米語学科卒業、大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得退学、大阪大学大学院人間科学研究科助教、美作大学生活科学部児童学科講師を経て現職。
労務理論学会第33回全国大会統一論題「『失われた30年』と人事労務管理」を収録。
はしがき
統一論題:「失われた30 年」と人事労務管理
労務理論学会第33回全国大会統一論題「『失われた30年』と人事労務管理」提案趣旨 浅野和也
1.なぜ日本は賃金の上がらない国になったのかーー過去30 年間の雇用・就業の変容を中心にーー 伍賀一道
2.プラットフォーム・ワーカーの拡大とその問題点 伊藤大一
3.ジェンダー中立的な賃金制度の実現 秃あや美
【コメント】
1.統一論題報告へのコメント 藤井浩明
統一論題プレシンポジウム
1.賃金管理の変遷と役割給・「ジョブ型」雇用 黒田兼一
2.企業価値の変化と人的評価への新たな視点 田村豊
特別講演
沖縄における子どもの貧困ーー調査から見えるものーー 山野良一
自由投稿(研究論文)
1.職場内の分業のありようが障害者の就業に及ぼす影響
--「社会的責任」と「経営の合理性」の狭間で揺れ動く製造業の下請中小企業ーー 小高由起子
書 評
1.朝日吉太郎著『現代資本主義と資本・賃労働関係ーー日独比較を通じてーー』 松丸和夫
2.島内高太著『企業内訓練校の教育システムーー連携と共育による中核技能者育成ーー』 永田瞬
2022年度労務理論学会賞(特別賞・学術賞)選考審査委員会報告書
『労務理論学会誌』投稿論文の募集について
投稿規定
英字目次
執筆者紹介
編集後記
グローバル化と急速なテクノロジーの進展により、言語教育も多様な課題への対応を迫られている。本書では、言語には多方向から作用するダイナミクスがあることを認め、様々な地域や文化の言語教育の実践事例を通じて、複合的な視点を持つことの重要性を強調する。
セルフスタディで、教師教育を耕す日本発!
「教師教育におけるセルフスタディ」解説書&研究事例集。
広島大学教育ヴィジョン研究センターを拠点に積み重ねられてきた研究成果をここに公刊。
欧米の教師教育者の間では、1990年代あたりから、教師教育実践とその実践をしている自己を対象に、
ジレンマや葛藤の視点から協働的に探究する「セルフスタディ」と呼ばれる学術研究が発展してきた。
この研究を進める過程そのものが、個々の教師教育者の専門性開発とも重なるものだった。
日本では、セルフスタディの具体的な研究方略はまだまだ十分に認知されているとは言い難いが、
本書に巻頭言を寄せたジョン・ロックラン(J Loughran)氏と武田信子氏による
『J.ロックランに学ぶ教師教育とセルフスタディ』(学文社,2019)の刊行以来、
広島大学教育ヴィジョン研究センターを拠点にセルフスタディに関する研究会が数多く開催され、
日本におけるセルフスタディの実践を追究してきた。
本書は、その研究蓄積を形にした、日本発の「日本の教師教育」におけるセルフスタディを探究した書となる。
【執筆者一覧】
(執筆順)
ジョン・ロックラン、武田信子、草原和博、齋藤眞宏、大坂 遊、渡邉 巧、西田めぐみ、
岡田了祐、斉藤仁一朗、村井 大、山内敏男、大西慎也、内田千春、岡村美由規、祝迫直子、
前元功太郎、山本佳代子、河原洸亮、宮本勇一、粟谷好子、石川照子、西村 豊、深見智一、
両角遼平、泉村靖治、櫻井良種、田中雅子、八島恵美、河村真由美、服部 太、上園悦史、
清水智貴、岩渕 満、迫 有香、大杉昭英、霜川正幸
ノルウェーの幼児教育におけるジェンダー平等、公平性、多様性の尊重に向けた理論と実践をテーマにした意欲的な研究書。豊富な現地調査をもとに、同国の保育政策、カリキュラム、保育者、保護者および子どもの公平性の観点から多角的に分析していく。
どこでも活躍できる人材をつくる!
「考え方×能力×環境」の方程式で会社は強くなる
有望な人材がいない中でエン・ジャパンの前身企業をつくり、最も支持される転職サイトにまで成長させた秘密を公開。「考え方×能力×環境」の組み合わせで、どこでも活躍できる人材をつくり、企業の成長ライバーにしていくCSA(キャリアセレクタビリティ)経営を同社の事例を交えて紹介する。人づくりをベースにした新しい経営論。
第1章 社員のCSAを考え続けた40年
第2章 経営者を飛躍させるCSAを支える7つの「考え方」
第3章 どこででも通用するための20の「能力」
第4章 考え方と能力を高める4つの「環境」
アスリートや認知症予防、子どもの教育や療育現場など幅広い分野で人間のパフォーマンス向上のために取り入れられている「ビジョントレーニング」を用いたワークブックです。
【生徒さんにこんな様子はありませんか?】
●いつも音符を指でたどりながら読んでいる
●鍵盤の位置がなかなか覚えられない
●音の強弱をつけるのが苦手 など
ビジョントレーニングは「眼」「脳」「体」の働きへアプローチします。この3つの一連の働きを「視る力」といい、正確な譜読みにはこの力が重要です。
線を指でなぞったり、図形の位置を覚えたり、イラスト通りに体を動かしたり、ワークを使って楽しく眼のトレーニングを行いましょう。読譜力の向上だけでなく生活面にも効果が期待できます。
★使い方★
(1)巻頭の「チェックリスト」を使い、生徒さんの様子に当てはまる番号にチェックをつけましょう。
(2)生徒さんに効果的なトレーニング項目を確認して、そのワークを選んで使いましょう。はじめの頃は1〜2問、慣れたら少しずつふやしましょう。
(3)トレーニング時間は状況にあわせて調整しましょう。「ウォーミングアップに1問」「すきまの5分間」「気分転換に数問たっぷりと」など、シーンにあわせてご活用ください。
【ワークの対象年齢: 4〜12歳前後】
※ワークは本書のページ順に行う必要はありません。
[本書の内容]
◆譜読みに必要な「視る力」とチェックリスト
・生徒さんにこんな様子はありませんか?
・3ステップのトレーニングで読譜力が伸びる!
・チェックリストの使い方とワークの選び方(幼児期用/学童期用)
・【ワーク別】使い方とポイント
・ビジョントレーニングはいつ行うのがよい?
◆トレーニング1 /36問+わくわくワーク2問
・追従性眼球運動 ・跳躍性眼球運動 ・視空間認知 ・眼と体のチームワーク
◆トレーニング2 /56問+わくわくワーク2問
・追従性眼球運動 ・跳躍性眼球運動 ・両眼のチームワーク ・視空間認知 ・眼と体のチームワーク
◆身近なもので作れる♪ トレーニンググッズレシピ
◆ビジョントレーニングをもっと知ろう
・子どもの成長に欠かせない視覚のトレーニング
・「視る力」と「視力」は違うもの?
・3つのトレーニング項目
((1)眼球運動のトレーニング (2)視空間認知のトレーニング (3)眼と体のチームワークのトレーニング)
・ビジョントレーニングは「生きる力」を育む
「生徒指導提要(令和4年改訂版)」に準拠した新しい教育相談のテキスト
学校における諸問題とその対応の仕方を想定されるケースごとに解説する。旧版の簡潔でわかりやすい講義形式はそのままに、各種データを更新し、諸制度の改変や12年ぶりに改訂された「生徒指導提要」に対応した。豊富な図解やイラストを通してわかりやすく学べる。重要語句、法規には側注をつけた。授業時に自分で書き込み、自らのテキストを作っていく教職をめざす初学者に最適の一冊。
◎ 「2軸3類4層」重層的支援構造をわかりやすく解説
◎ 生徒指導と教育相談が一体となったチーム支援の視点
◎ 新たに加わった現代の学校における諸課題に対応した構成
自然災害、いじめ、体罰、学校事故等、学校を舞台とした紛争がマスメディアを賑わしている。
本書では、いわゆる学校教育紛争を法学と教育学の学際的観点から分析する。可能な限り現実に生じた事例に言及しつつ、学校運営の実務に依拠し検討する。また、訴訟大国であるアメリカ合衆国の裁判例、学校運営において近年注目を集めている、「学校教育の法化現象」、「スクール・コンプライアンス」等についても言及する。
1.学校教育紛争の現在 2.教育を受ける権利と学校の公共性 3.学校運営における学習指導要領・教科書の位置 4.学校教育における平等 5.学校教育と信教の自由・政教分離 6.特別支援教育と法 7.学校安全・学校保健と法 8.学校事故と法 9.体罰と法 10.いじめ問題と法 11.児童・生徒の問題行動と法 12.児童虐待と法 13.学校運営と個人情報 14.教員の非違行為と法 15.スクール・コンプライアンス
本書は、第1種衛生管理者試験対策用の書籍です。試験対策に必要な知識のインプットから、問題演習まで、この1冊に必要なものをぎゅっと詰め込みました。はじめて受験の方も、この1冊でスッキリ一発合格を実現しましょう!
【本書の特長】
◆試験によく出るところだけを集中学習!
直近の試験傾向を徹底分析し、試験に出るところだけを掲載しました。少ない負担で合格に必要な知識を集中して身につけることができます。
◆イラスト・図表満載で覚えやすくまとめた本文
試験対策において、用語の暗記もたくさんしなければなりませんが、本書は、イラストや図表をたくさん掲載しています。覚えやすく、記憶に残りやすい誌面になっています。
◆リズムよく勉強できる!
本書は、項目ごとに本文の解説、試験問題を解いてみよう!という順番に進んでいきます。本文で知識インプット、過去問でアウトプットを繰り返すことで、試験合格のための知識を着実に身につけていける構成です。
◆公表問題2回分と一問一答集でしっかり仕上げる
最後の仕上げ用に、本試験と同じ問題数で構成した公表問題2回分と、DLコンテンツの一問一答集を用意しました。試験直前の仕上げに有用です!
さらに、重要語句を隠しながら勉強できる赤シートつきで、学習しやすさもバツグンです!
男の子の「気になっているけれど、面と向かっては聞きづらいこと」
パパママの「どうやって伝えたらいいかわからないこと」
にこたえます!
これから思春期を迎える男の子、
思春期の入り口に立った男の子が知っておきたい
「性の知識」をわかりやすく紹介。
マンガ・イラスト図解・全編フリガナつきの読み物で、
子どもひとりでも、家族でも読める1冊です。
学校では教えてくれない、
パパやママも伝え方がわからない、
・これから起こる体の変化と対応法
・家族や友達との距離感が変化し、心にも変化が訪れたときの対応法
・SNSや友達同士の噂に惑わされないための正しい「性の知識」の身につけ方
・体と心の変化に困ったとき、悩んだときの相談先の見つけ方
などを解説。
性教育は子どもを守るだけでなく、子どもの自己肯定感をも高めることができます。
誰しも体や心に「境界線」をもっていることを学ぶので、
自分も人も大切にできる・人と心地よい関係を築けるようになります。
著者は、産婦人科医のサッコ先生こと高橋幸子先生。
全国の小学校・中学校で性教育の講演を行ない、
子どもたちの多くの質問に答え続けている高橋先生の、
科学的にわかりやすく伝えるコツも満載です。
はじめに
プロローグ 気になるけど聞きづらい性の話
第1章 これから、ぼくたちどうなるの?
第2章 覚えておきたい 体と心に関する大切なこと
第3章 知っておきたい ちんちん(ペニス)のこと
第4章 好きになったときに知っておきたいこと
第5章 性の知識で自分を守る、相手も守る
サッコ先生ののおすすめ性教育本
相談窓口一覧