現業部門の管理者や監督者に知って欲しい労働安全衛生法令の要旨とそれを踏まえた現場での対応について解説した書籍です。
法令の要旨は法律用語を避け平易な表現で具体的に、かつ短くまとめています。さらにどの法令の要旨かわかるよう根拠となる法令条文等も付記。イラストも多用し、より見やすく工夫しました。
各事業場で教材としてぜひご活用ください。
●整理・整頓をして通路を確保しよう
1.職場はいつも整理・整頓を
2.安全通路・作業通路を確保する
●保護具を正しく着用しよう
1.サッパリとした安全服装で
2.作業に適した保護帽を
3.足先のケガ防止に安全靴を
4.作業に応じた保護メガネを
5.騒音職場では耳栓を
6.防じんマスクや防毒マスクも
7.手袋の使用禁止作業もある
●無資格で作業しない・させない
1.無資格の違反には厳しい罰則
2.作業に必要な資格などの種類
3.資格者の管理を適切に
4.指揮者や誘導者などの配置も
●安全衛生教育や健康診断を充実しよう
1.雇入れ時などの教育を
2.職場の責任者には職長教育を
3.安全衛生推進者などにも教育を
4.定期健康診断は全員が対象
●墜落・転落災害を防ごう
1.墜落災害は重災害になりやすい
2.高所には作業床と柵が基本
3.フルハーネス型の使用が義務化
4.フルハーネスを取り付ける設備も
5.安全な昇降設備を設ける
6.移動ハシゴは正しく使おう
7.ハシゴ道にはバスケットを
8.脚立は開き止めを使用して
9.ウマ足場は正しく組んで
●転倒災害を防ごう
1.災害統計より
2.転倒災害を防ぐために
●飛来・落下・崩壊災害を防ごう
1.意外にこわい飛来・落下
2.崩壊災害を防ぐために
●巻き込まれ・挟まれ災害を防ごう
1.多い巻き込まれや挟まれ災害
2.回転体の突起をなくす
3.回転体には安全カバーを
4.回転体に手を出すな
5.玉掛作業はノータッチで
6.プレス等の安全対策を万全に
7.危険箇所に防護措置を
8.動力源には操作禁止札を
●取扱・運搬災害を防ごう
1.合理的に運搬するための着眼点
2.人力運搬は腰をいたわって
3.抱えたときは足元・前方要注意
4.2人での運搬は声を掛け合って
5.台車上の積荷は安定させて
6.機器の運搬にも工夫を
7.高所への上げ卸しも要注意
●特殊車両による災害を防ごう
1.特殊車両は大災害を招く
2.機械に応じた安全対策を
3.クレーン作業を安全に
4.高所作業車にも油断禁物
●電動機器具による感電災害を防ごう
1.電動機器具による感電の原因
2.人体に流れる電流と感電
3.配線や電灯の保護を
4.検電して安全確認を
5.配線の損傷防止対策を
●溶接・溶断作業の災害を防ごう
1.火災の防止対策を
2.火傷などの防止対策を
3.ガス溶接・溶断作業を安全に
4.アーク溶接機も点検整備を
5.容器内部の付着油は洗浄して
6.火気厳禁も具体的に表示を
7.火気の使用箇所にも気配りを
●安全用語の基礎知識
1.労働災害の用語
2.災害統計の用語
3.安全活動用語
4.安全対策用語
●職場に安全文化を定着させよう
1.安全管理を進める基本
2.安全活動の基本
3.職場に安全文化の定着を
職場での人間関係のストレスはつらい。理解しがたい人物は、いろいろといる。でも、そんな人も何らかの心理法則で行動している。それを読み解き、取り扱いのツボさえ押さえれば、一方的に振りまわされるような日常から、あなたは解放される!
従業員のメンタルヘルス対策に役立つ最新理論を、第一線の研究者がわかりやすく紹介した好評書籍の第3弾。新型コロナウイルス感染症のパンデミック下で、リモートワークや時短勤務、ウェブ会議に代表されるIT化や労働時間の柔軟化など、働き方改革の推奨事項が急速に導入されている。
そのなかで、組織・個人・生活に影響を及ぼす心身の健康へのマネジメントについて、科学的根拠を有する実践・応用例を用いて示す。すぐに使えるちょっとした工夫が探し出せ、職場研修や社内報の「豆知識」のネタ本としても使える。
第1部 組織マネジメントの支援
1 他者への貢献感がやる気を引き出す 【池田 浩】
2 「人のため」は元気の源 【大野正勝】
--プロソーシャル・モチベーションを活用したリーダーシップとは
3 メンタリングは新人のためならず!? 【麓仁美・森永雄太】
4 部下に役立つ上司のフィードバック 【桃谷裕子・大塚泰正】
--部下をいきいきさせる七つのポイント
5 クリエイティビティを高める組織風土とは 【稲水伸行】
6 組織の多様性、「組織文化」からオフィスを考える 【山田雄介】
7 治療と仕事の両立支援を進めるには職場環境も重要です!! 【江口 尚】
第2部 セルフマネジメントの支援
8 気分は「伝染」する? 【種市康太郎】
--個人の感情が職場にもたらす影響
9 身体活動量のセルフモニタリングによって生産性や活動性を高める 【田山 淳】
10 人生最悪の事態は成長のチャンスです! 【原 雄二郎】
--心的外傷後成長をもたらすには
11 センサを用いた労働者の健康管理と環境改善 【荒川 豊】
12 ストレス対策で介護離職を予防しましょう 【江口 尚】
第3部 実践! 休み方改革
13 休み方を考える 【島津明人】
--リカバリーを通じたワーク・エンゲイジメントの促進
14 いきいきと働くための睡眠のとり方 【中田光紀】
15 海外出張していないのに時差ぼけ!? 【中田光紀】
--社会的時差ぼけの健康影響
16 余暇を工夫して新時代のストレスを乗り切る 【外山浩之】
--積極的な回復としてのレジャー・クラフティング
17 高齢労働者の就労意識と働く意欲 【櫻井研司】
人間関係、生産性、やりがい、満足度……
日本の職場は「ワースト1位」!
「誰が何をやっているのかわからない」
「部下が細かく報告・相談してくれない」
「自分でやった方が早い」と思って仕事を抱えてしまう
「部署間の連携が取れない、敵対している」
「誰も発言しない会議が苦痛」
あなたの職場は大丈夫?
デジタルネイティブ世代の入社、そしてコロナ禍でテレワークなどデジタル化が促進され、働き方や人間関係構築の正解は変わりつつあります。
本書では、日本の職場の「働きにくさ」「ギスギス」の正体をデータをもとに解き明かし、新しい正解を導き出します。
序章 職場のギスギスの正体を考える
1章 「環境」
■職場環境によるギスギス
■労働環境によるギスギス
2章 「スキル・メンタリティ」
■スキルとキャリア
■メンタリティ
3章 「制度」
終章 「職場のギスギス」の正体と解決策
職場でのストレスチェック制度が施行されるなど、働く人のメンタルヘルスへの対策が必要とされている今、従来型のうつ病とは異なる「新型うつ」が注目されている。本書は、職場における新型うつの実態を、綿密なインタビュー調査等によって得られた研究成果に基づいて明らかにする。その上で、うつを予防する職場づくり、新型うつのアセスメント、上司による働きかけ、心理職等との連携による支援に役立つ具体的知見を提供する。
昨今の世界的環境の変化により、求められている「新しい働き方」。
テレワーク、在宅ワーク、で明らかになった必須要素は、仕事に対する考え方の変換と、ITツールの上手な使いこなし方です。
この本は、出版、映像、アニメなどを手掛ける企業「KADOKAWA」社内で実際に社員向けに作られた、「ITツール活用マンガ」を基にして作られました。マンガの主人公はアナログな会社から出向して、最初は四苦八苦しますが、次第にITツールにもテレワークにも慣れ、だんだんと自分とまわりの人たちが働きやすい環境を作り出す大切さを実感、実践していくようになります。
本書は4コママンガと解説を中心に、新しい時代の働き方、考え方の提案から具体的なITツールの使いこなし術まで、わかりやすく紹介しているので、楽しく読みながらも明日からすぐに役立つことが満載です。
働く環境が急激な変化にしてなかなかついていけない、PC、ITが苦手、慣れなくちゃいけない人たちを応援する1冊です。
プロローグ DXってなんだろう?
第1章 新時代の新ルール〜変わらないこと、変わること
第2章 コミュニケーションの効果を高める
第3章 新しい働き方 オフィス編
第4章 新しい働き方 テレワーク編
第5章 新しい働き方 在宅ワーク編
第6章 意外と簡単! ITツール活用のコツ
コラム コミュニケーションツールの選択肢、そもそも「テレワーク」って?、GoogleWorkspaceとは?
エピローグ
用語集
ダイバーシティ、複雑化する働き方の時代、異なる立場や意見の人々に配慮し、どのようにうまくやっていくべきか?
状況をいかに読み解き、「権力」「感情」「変化」を理解して、自分や組織を活性化していくべきか?
昨今注目されるビジネス現場の必須スキルとマインドセットを世界の第一人者が解き明かす。7つの戦略と70の戦術、チェックリストなど、すぐに使えるメソッドが充実。
「今日の職場は多様性に満ちています。正社員、派遣社員、契約社員、嘱託など雇用契約が異なる人々がいます。世代格差、ジェンダー、身体障がいの有無などさまざまです。
経済のグローバル化で労働力の移動は頻繁になり、外国人を雇用しているのは、もはや大企業ばかりでなく、外国人労働者抜きでは稼働できない工場も少なくはありません。オープンイノベーションや付加価値のある商品開発では、社内外の人々との協働プロジェクトも一般化しました。
さらに、ワークを支えているのはライフです。ライフスタイルも多様化しています。独身、共働き、子育て中、介護しなければならない人とそれぞれの家庭事情を抱えた人々が職場に期待することは一様ではありません。
さまざまな人がいるからこそ、意見が違うのです。つまり、コンフリクトは不可避なものであり、日常なのです。ならば、面倒だと避けるのではなく、意見の対立を効果的にマネジメントする力を持ちましょう。立場や意見の相違を克服し、危機をチャンスに変え、目的を達成していくリーダーシップを時代が求めています。
コンフリクト・マネジメントは、グローバル化するビジネス環境に身を置くすべての人にとって必須の理論であり、実践なのです」(本文より)
Introduction コンフリクトとパワーの関連性
Part I 理論編
Chapter 1 コンフリクトとパワーの本質
Chapter 2 コンフリクトの罠ーー感情とパワーの問題
Chapter 3 コンフリクト・インテリジェンス
Part II 実践編
Chapter 4 現実的仁愛
Chapter 5 賢明なサポート
Chapter 6 建設的支配
Chapter 7 戦略的譲歩
Chapter 8 選択的自立
Chapter 9 効果的な状況対応
Chapter 10 道義的反乱
本書のまとめ
コンフリクト・インテリジェンス 事前準備ワークシート
「レジリエンス」とは,「しなやかな心」という意味を持ち,挫折や困難な状況,トラウマなどを経験した後に,元の状態まで回復すること,さらにその経験を通して一層人間として成長し,より健康で生産的な状態になれる能力やスキルのことを指す。現代のストレス社会を生き抜くために,働く人に必要なスキルこそ「レジリエンス」ではないだろうか?
本書では,毎日いきいきと健康に働き続けるために,職場という環境の中でどのようにレジリエンスをはぐくむべきか,その理論から実践までを,働き方改革,健康経営,ストレスチェックなど15の視点から,産業保健を含むさまざまな分野の第一人者たちが解説。また国内だけでなく,ロンドン五輪を成功に導いたロンドン交通局職員のレジリエンスを高めた事例や,欧州の多様な働き方とウェルビーイングに関する調査など,海外からのヒントも盛り込んだ職場のレジリエンス育成に必須の一冊!
まえがき (市川佳居)
第1部 総論
第1章 レジリエンスとは (市川佳居)
第2章 レジリエンスー心と身体のつながり (松井知子)
第3章 働き方改革とメンタルヘルス (松井知子・市川佳居)
第4章 ワーク・エンゲイジメントとレジリエンス (島津明人・外山浩之)
第5章 健康経営による組織のレジリエンス向上 (森 晃爾)
第2部 職場とレジリエンス
第6章 ストレスチェックとレジリエンスー職場の集団分析を行ってみて (宮中大介)
第7章 心理的柔軟性とレジリエンスー第三世代認知行動療法(アクセプタンス・コミットメントセラピー)の視点から (小林絵理子)
第8章 折れないリーダーシップ,感情ケアというアプローチ (下園壮太)
第9章 ワークライフとレジリエンスー女性活躍推進,介護・育児支援などを行うことがレジリエンス向上にどうつながるか,そのような施策はあるか (湯佐真由美)
第10章 職場のメンタルレスキューとレジリエンス (西川あゆみ)
第11章 両立支援とレジリエンス (小山文彦)
第12章 上司のリーダーシップと部下のレジリエンス (阿久津 聡・勝村史昭)
第3部 海外におけるレジリエンス
第13章 レジリエンスの高い文化の枠組みの発展に向けてー2つの事例(ロンドンオリンピック・パラリンピックプロジェクト,デュポン社による職場の感情プログラム:ICU)より (Emerald Jane Turner)
第14章 欧州労働環境・条件に関する調査における労働の質測定について (Jorge Cabrita)
第15章 レジリエンスとポジティブ心理学 (市川佳居)
付録 レジリエンスの測定ツールの紹介ー16の測定法
あとがき (松井知子)
近年、大きな労働問題になっているのが職場で起きるハラスメント。2019年の「改正労働施策総合推進法」の成立によって企業のハラスメント防止対策が義務付けられました。主な対策義務は、社内規程策定などの環境整備、相談窓口の開設、社内研修の実施など。これらを企業の担当者が一から行うには大変な労力が必要になります。そこで本書は、ハラスメント研修の設計と実践を中心に、社内規程の策定、相談窓口の開設、そしてハラスメントが起きた時の対応などをわかりやすく解説。企業の担当者がハラスメント防止対策をすぐに実践できるノウハウを盛り込んだ一冊とします。
2020年6月1日、いよいよ施行される通称「パワハラ防止法」。
企業にパワハラ対策を義務づけるこの法律により、誰もが「パワハラなんて関係ない」とは言えない時代がやってきた。
中でも特に悩みが深いのが、企業の中間管理職層だろう。
「パワハラ上司」と言われずに必要な指示を出すには、どうしたらいいのか……?
本書はそんな方々に向けて、「パワハラ防止法」の概要および、パワハラの「アウト・セーフ」を説くもの。
例えば……
・遅刻をどのように注意したらパワハラにならない?
・できない部下に仕事を与えないのはパワハラ?
・高すぎる目標はパワハラになる?
・「ベテラン社員」への冷遇もパワハラになるの?
など、具体的な事例を豊富に使って解説。
さらに、セクハラ、マタハラ、ケアハラや、昨今話題の「SOGIハラ」「カスハラ」なども網羅。
ハラスメント対策はこれ1冊で十分!
◎リーダーが傾聴力を磨き、
部下の話を「黙って聞く」と、新しい価値が生まれる!
・リーダーと部下との信頼関係が深まる
・部下が、自分で考えて行動するようになる
・リーダーが、自分のすべき仕事に集中できる
リーダーが部下の話に耳を傾けることで
上記のようなメリットが生まれます。
しかし、いざ「部下の話を聞こう」としても
「聞き方」を身につけていないと失敗します。
のべ650人を超える経営者やリーダーへの
コーチングの実践と理論から編み出した、
「傾聴力」の基本から実践法までをわかりやすく解説。
・復唱する
・承認の言葉を使う
・感情を問う
職場の心理的安全性が高まるヒントが満載!
職場でパワハラ、セクハラ、マタハラなどを予防したり被害を訴える者がでた場合に管理者や担当窓口はどのように対処すべきなのか、基本となる考え方や法律知識を平易に解説。休職や社会保険、労働保険の知識、ハラスメント防止規程なども掲載。2019年5月に国会で成立した労働施策総合推進法等の改正にも対応。
第1章 職場のハラスメントの現状
第2章 セクハラ・マタハラの法律知識
第3章 パワハラの法律知識
第4章 職場で行う健康診断とメンタルヘルス対策
第5章 休職をめぐる法律知識
第6章 ハラスメント被害と社会保険・労働保険
第7章 トラブルになったときの手続きと対策
現場を熟知した筆者がトラブルの未然防止と、労使トラブル発生時の会社リスクを最小限に抑える方法を解説。
職場改善と業務効率化が働く人のモチベーションを高める!
厳選した事例を用い、メンタル不調の発生、悪化を予防するために「いつ」「なにを」すべきかを弁護士が詳しく解説!事例を図式化した「フローチャート」で対策を採るべきポイントが一目でわかる。これから対策を始める方におすすめの一冊。
● 事例編では、事例全体を図式化したフローチャートを登載。メンタル不調防止のために見逃してはならない対策のポイント (ターニングポイント)に設けた分岐点から、会社や現場が実際に起こした行動と本来行うべき行動を見比べることで対策の方針がイメージできます。
● ターニングポイントごとに具体的な実務上の対策方法を解説。どのタイミングでどんな対策を行うべきかを簡単につかむことができます。
● 随所に箇条書きのポイント解説を登載。場面ごとで対応に失敗した場合のリスク、実際に行われた会社側の行動から見る問題点、実務的な対策方法について詳しい解説を読むことができるだけでなく、ポイント解説で知りたい所だけを拾い読みすることも可能!今必要な知識だけをチェックできます。
● 解説の最後にはまとめとして「今回の事例から見る対策のポイント」を掲載。事例ごとの要点を簡単に振り返ることが出来ます。
どこから、どう変えていけばいいか?70年・900社以上の泥臭い現場のリアルと向き合ってきたコンサルティング集団のノウハウを集大成。