落語の噺には、数学や科学のネタが満載されていた!「親子酒」は「クレタ人のパラドックス」であり、「一目上がり」は「等差数列と等比数列」を解説、「千早振る」は「演算の法則」で、「平林」は「素因数分解」で、「こんにゃく問答」は「非ユークリッド幾何学」、「日和違い」は「カオス理論」でもある。ネタづくりは、数学のわかる落語家・三遊亭金八と林家久蔵が担当。笑っている間に身につく数学の知恵26席。
本書はそばの里、そば屋、おかあさんの打つそば、栽培、体験教室、そば粉、道具、祭りなど、そばに関わっている領域の知り得る限りの内容を網羅した案内書である。
本書は、全体の流れをつかむ→ひととおり打ってみる→要点を確認・復習するの三段階方式で、そば打ちの基本の技術が確実に身につくよう編集されている。初めてそば打ちに挑戦する人には、最高の手引書。また、以前、挫折を経験された人も、失敗のポイントがしっかり押さえられているので大丈夫。
生粉打ちのコツを写真でわかりやすく解説。
とにかく、この店の味と香りをじっくり味わってほしい。そばブームを巻き起こした旧版『そば読本』から5年。新たに取材し、厳選した60店を地図付きで紹介。
「駅そばなんて、どこで食べても一緒」なのだろうか。本書は、北は北海道から南は九州までの駅そばを30年にわたって食べ歩いた著者が、とくにおすすめの「ご当地駅そば」を、最新の取材データにもとづき、すべて写真入りで紹介する。地域文化と鉄道文化が融合した、そこに行かなければ味わえない、それぞれのグルメ世界を、食べ歩きの旅に出る前に、まずは本書でご賞味あれ。
圧倒的画力で描かれる美少女とシュールギャグに、笑わずにはいられない!!ギャグ漫画の最先端を行く「美少女×お遊戯」コメディ!
2016年2月刊。
早朝のテレビ番組で、お天気お姉さんをしている寿々は、隅田川のそばで祖母とふたり暮らし。おばあちゃんには、ノシたこ、おにぎらーずなど、おやつまでも作ってもらっていた。そんな彼女が「江戸まちめぐり」ブログを開設することに。浅草の天ぷら、どじょう、うなぎ、寿司、神田のそば、王子の玉子焼きなどと出会い、寿々は料理もお店も街も人も、時間がずっとつながっていることを知り、日々の暮らしと人生の愛しさを感じるのだった。心も身体も幸せな長篇小説。
余分な力は不要!腰を痛めない打ち方とは?、打ち立てのそばで楽しむ極上のレシピ、よくある失敗の傾向と対策。大切なのは打ち始めの5秒!!築地流手打ちそばの極意を伝授!!
立ちそばの神様が降りてきた!
食文化エッセイの第一人者、平松洋子がいま一番興味のあるテーマのひとつ「立ち食いそば」に正面から挑戦。歴史ある名店からニューウェイブ店まで、東京の東西南北二十六軒の立ち食いそば店を訪ね、つゆの香りをかぎ、そばを味わい、店主と語る。
丹念な取材でそれぞれの店の成り立ちから、店主の人柄、味へのこだわり、街と立ち食いそばの関係まで、立ち食いそばとは何ぞやを追究。 一日に二度立ち食いそばを食べる強者、立ち食いそばファンとして知られる山口良一氏、坪内祐三氏へのインタビューと立ち食いそば同行記も収録。立ち食いそば文化を考察する珠玉の一冊。
いか天そばに動揺する「川一」秋葉原
お江戸日本橋の名作そば「そばよし 日本橋本店」日本橋
夏の極楽。冷やしそば「ひさご」浅草橋
どこにもないコロッケ「大和屋」中延
一日に二度食べるツワモノに聞く「はるな」本郷三丁目
土地の記憶を食べる「白河そば」牛込柳町
吹き晒しでゆく「田舎そば かさい」中野
家族げんかも味のうち「峠そば」虎ノ門
◉カラー口絵「峠そば」
夜明け前の応援歌「そば千」東神田
優しいつゆが染みる「稲浪」飯田橋
きしめん、五十余年「寿々屋」人形町
山口良一さんと池袋「君塚」「乱切りそば あずみ」池袋
立ちそば界のやんちゃ坊主「よもだそば」日本橋、銀座
そばバル仕様で攻める「à la麓屋」田町
夜を攻める「四谷政吉」四ツ谷
ふじこさんは千歳烏山の太陽だ「ファミリー」千歳烏山
◉カラー口絵「ファミリー」
坪内祐三さんと早稲田界隈「はせ川」早稲田
肉そばと肉じゃがの関係「南天」椎名町
銀座六丁目、路地裏の華「陶そば」銀座
築地の歴史を見はるかす「深大寺そば まるよ」築地
ダイヤモンドとバジル「そばうさ」麹町
だからテレサ・テン「港屋」虎ノ門
新潟にトリップ「がんぎ 新川一丁目店」茅場町
うさ、うさ、うさの三拍子「うさぎや」新橋
みんなの福の神「福そば」人形町
あとがき
いずみがもりに「からすのパンやさん」がありました。ちいさかった4わの子どもたちは、おおきくなってりっぱなわかものと、きれいなむすめになりました。そばの作り方をおしえてもらったオモチちゃん。にこにこにぎやかな、おそばやさん開店のおはなし。4歳から。
江戸の街並みから読み取る老舗の歴史、味と技。変わらぬ伝統、進化した伝統、歴史に裏打ちされた味・技とは?一〇〇年以上営み続ける東京の老舗を、創業当時に想いを馳せながら訪ね歩く。
ふしぎな「元気の素」を探し求めて、雪深い山中にある教会のクリスマス礼拝に出かける…。人間関係に挫折し、悩みながらも、神に近づく歌人牧師ユズルさん。