「ウチは関係ない」と思っていませんか?人知れず悩みを抱えた社員があなたの現場にもきっといるはず!法的観点と現実的対応の両面から第一人者の弁護士が解説します。そのまま使える「社内規程改定例」付き。
LGTB等の人々、あるいはその家族・親族や関係者の相談に乗る弁護士のためのQ&A形式の対応マニュアル。裁判例、当事者の座談会、相談を受けた際のロールプレイング、相談窓口一覧、コラムなどの各項目も充実。
"寺原真希子/編集代表 弁護士法人東京表参道法律事務所/編著 基礎知識と社内Q&A、そして業界特有のQ&Aで、法的な問題点や具体的な対策が分かる一冊。「社内規程改定例」は、これから規程整備を行う際にそのまま使うことができる。"
<特徴>
・セクシュアリティと医療に関する知識を網羅
・国内・国外の文献記載と確かな学術情報
<目次>
第1章 総論
1.医療者がなぜLGBTQについて学ぶ必要があるのか 吉田絵理子
2.性の多様性についての総論 坂井雄貴
3.LGBTQに関する医療の歴史 石丸径一郎
第2章 医療一般
4.問診・診察において配慮すべきこと 山下洋充
5.病院・診療所単位で取り組むべきこと 金久保祐介
6.special populationとしてのLGBTQ 久保田 希
第3章 研究
7.LGBTQの健康課題─メンタルヘルスと受診状況─ 日高庸晴
8.LGBTQの健康課題─学齢期におけるいじめ被害・不登校・自傷行為・自殺未遂の現状─ 日高庸晴
9.日本におけるセクシュアルマイノリティ女性に関する研究 藤井ひろみ
第4章 セクシュアリティ
10.ゲイ・バイセクシュアル男性の健康問題とケア 山下洋充
11.セクシュアルマイノリティ女性の健康問題とケア 久保田 希
12.トランスジェンダーのケアー診断,治療,性別適合手術・ホルモン療法ー 針間克己
13.トランスジェンダーのケア─一般の医療セッティング,紹介のタイミング─ 坂井雄貴
14.トランスジェンダーのケア─子ども─ 康 純
15.DSDs─体の性のさまざまな発達の新しい理解と臨床 ─ ヨ ヘイル
第5章 ライフコース
16.子ども・思春期のケアー小児診療の立場からー 杉山由加里
17.子ども・思春期の支援ー支援者の立場からー 遠藤まめた
18.老年期のケア 永易至文
第6章 専門科の視点
19.メンタルヘルス 林 直樹
20.物質使用障害 湯本洋介,嶋根卓也
21.HIVを含む性感染症 谷口俊文
22.LGBTIQAとIPV 岡田実穂
23.婦人科の視点─婦人科診療,リプロダクティブ・ヘルス,ホルモン療法─ 池袋 真,白土なほ子,関沢明彦
24.泌尿器科の視点ーセクシャルヘルスー 土岐紗理
第7章 支援・啓発・教育
25.医学教育 青木昭子,原田芳巳
26.職場としての配慮 村木真紀
27.包括的性教育の実践 金久保祐介
28.法律家の視点 鈴木朋絵
第8章 団体紹介
29.当事者支援の実践─家族へのケア・家族への配慮─ 三輪美和子
30.当事者支援の実践─複合的マイノリティの視点─ 松本武士,武藤安紀
31.当事者支援の実践─HIV陽性者への支援─ 生島 嗣
32.当事者支援の実践─ソーシャルワークの視点から─ 桂木祥子
33.当事者支援の実践─貧困,ハウジングファーストの取り組み─ 金井 聡
第9章 まとめ
34.結びとして 吉田絵理子
巻末付録
LGBTQ+当事者が安心してL医療を受けるための実践Q&A集
LGBTQ+当事者が医療現場で直面するさまざまな場面を紹介し、誰もが安心して診療を受けられる環境づくりと、医療者が多様な性のありかたを理解するための知識を提供します。
すべての医療職をはじめ、政策立案者や行政に携わる人々、そして医療機関を受診する当事者にとって大切な情報が満載です!
さまざまな場面に潜むLGBT関連の法的諸問題を知ることで、個人、行政、企業等から相談を受けた弁護士が、正しい知識をもとに対応するための一冊。LGBTの現状と動向の基本的な理解を押さえたうえで、法律相談対応事例をQ&A形式でわかりやすく解説。
・LGBT関連の法律相談対応事例をQ&A形式でわかりやすく解説しています。
・行政、企業等における、今後発展し得るLGBT関連の法的諸問題を事前に把握できます。
・弁護士として知っておくべきLGBTの基礎知識(数値面での分析、現行法・制度上の取扱いと問題点等)を俯瞰できます。
・LGBT関連の法律相談対応事例を通じて、弁護士としての基本的な心構えについても示しています。
第1章 LGBTの理解
1 性の多様性について
(1)性の要素とは
(2)LGBTとは
(3)LGBT以外の性的マイノリティ
(4)性同一性障害と性別違和
2 LGBTの人口
(1)はじめに
(2)LGBTにとっては自分らしく生きることを選択すること自体に障害がある
(3)LGBTにとっては自分らしく生きようとしても様々な不都合がある
(4)真の解決には
3 LGBTが抱える問題
第2章 現状と取組み
1 LGBTをめぐる国際的動向
(1)人権保障に関する動向
(2)同性婚
(3)法律上の性別の取扱い
(4)迫害が続いている国々
2 国の取組み
(1)現行制度及び改正
(2)今後の法整備等の要請
3 地方自治体の取組み
(1)条例、その他の制度設計
(2)宣言、その他の取組み
(3)学校教育
4 企業の取組み
(1)企業の利益とLGBT対応
(2)具体的な取組み
第3章 弁護士の基本的な心構え
1 LGBT当事者は身近に存在することを意識する
2 LGBTに関する基礎的知識を学ぶ
3 LGBTが抱える困難や苦悩を知る
4 LGBT当事者に共感する
5 おわりに
第4章 LGBTに関わる諸問題
1 家事
(1)同性パートナー関係の成立に関する相談
(2)同性パートナー関係の解消に関する相談
(3)同性パートナー間における子供に関する相談
(4)戸籍の変更に関する相談
2 労働
(1)採用に関する相談
(2)採用後の不利益措置に関する相談
(3)就業環境等に関する問題
(4)職場におけるハラスメントとアウティングに関する問題
(5)事業活動に関する問題
3 その他一般民事
(1)アウティング
(2)同性パートナーからの暴力に関する相談
(3)同性からのストーカー被害に関する相談
(4)住宅の賃貸借に関する相談
(5)医療に関する相談
(6)公共サービスに関する相談
(7)学校生活に関する相談
4 刑事
資料
LGBTは、精神障害なのか?LGBTは、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの頭文字を集めた略語である。かつて精神医学で病理と捉えられていた同性愛を含む多様な性のあり方は、現在では精神障害とはみなされていない。本特集では、一般精神科にLGBT当事者が、生きづらさや特有のメンタルヘルス問題を抱え、訪れた際に適切に対応するために、その概念や歴史的経緯を基礎から紹介し、さらに彼らのニーズに沿った医療を提供するための具体的対応方法を取り上げた。これからの精神科医が求められるLGBTの正しい理解と適切な対応のために必読の特集。
近代以降、同性愛は文学の中でどのように表現されてきたのだろうか?
BL、百合という文脈で語られると共に、一方でLGBTQを考えるための文学としても着目されている同性愛文学。
森鷗外、三島由紀夫、田村俊子、吉屋信子ら近代文学の作家から、松浦理英子、吉田修一、山崎ナオコーラ、村田沙耶香、綿矢りさら現在進行形の作家まで紹介し、明治から平成までの文学史の一側面に光を当てた一冊。
はじめに 同性愛をめぐる二つの「自由」
序章 問題と方法ー日本の同性愛文学と「LGBT」
第一章 「同性愛者」以前
第二章 「同性愛者」の誕生ー三島由紀夫という分水嶺とその後
第三章 女性同性愛の文学
第四章 間奏 稲垣足穂と森茉莉ー二つの抽象
第五章 同性愛文学の現在、あるいは「同性愛者」後の同性愛文学の可能性
終章 新たな「自由」へ
おわりに
「多様な性のあり方」について、小中学生が自分たちのこととして、みんなで一緒に学ぶことができます。調査データ・最新事例・マンガ・ワークシートなど、学びを深めるたくさんのヒントが提供されており、誰にとってもLGBTQ+について知り、考え、行動するために役立ちます。第1巻では、性のあり方のものさしやLGBTQ+の言葉の意味などから、「多様な性のあり方」について紹介します。
「多様な性のあり方」について、小中学生が自分たちのこととして、みんなで一緒に学ぶことができます。調査データ・最新事例・マンガ・ワークシートなど、学びを深めるたくさんのヒントが提供されており、誰にとってもLGBTQ+について知り、考え、行動するために役立ちます。第2巻では、ふつうや男女といった○○らしさについて考え、「自分らしさ」の大切さについて学びます。
思春期の読者が自分と他者の性を大切にしていけるよう、さまざまな性のありかたを学ぶことができるシリーズ。手にとるのが恥ずかしくない大きさやデザインを採用し、柔らかいイラストやマンガを通して、学校や友人関係などで生じる具体的な悩みや疑問を1つずつ丁寧に紹介していきます。シリーズ第1弾のテーマは「ジェンダー・アイデンティティ」です。
第1章 ジェンダー・アイデンティティってなんだろう? 「男子って言われるとモヤモヤするのはなぜ?」/ジェンダー・アイデンティティってなんだろう?/ジェンダー・アイデンティティのきほん/いろいろなジェンダー・アイデンティティ/「その性別」としてどうありたいか/シスジェンダーとトランスジェンダー/「モヤモヤしたままでもいい。自分は自分」
第2章 みんなが気持ちよく過ごすために 「制服を選ぶことは性別を選ぶこと?」/あなたとまわりの人、みんなが気持ちよく過ごすために/「絶対に差別をしない人」って本当にいるの?/性の違和感を緩和するために医療や法律でできること/カミングアウトする?しない?/カミングアウトされたとき/もしも、あなたがアウティングを……
第3章 性の多様性ってなんだろう? 「LGBTの人がいるから性は多様?」/あなたとわたしも多様性をつくるひとり/自分の性についてもっと知るために/性にかかわることば/もっと知りたい・話を聞きたい ほか
思春期の読者が自分の性を大切にしていけるよう、さまざまな性のありかたを学べるシリーズ。手にとるのが恥ずかしくない大きさやデザインを採用し、学校や友人関係などで生じる具体的な悩みや疑問を丁寧に紹介していきます。
第1章 からだの性ってなんだろう 「男女のちがいはトイレのちがい?」/からだの性=外性器、だけじゃない!?/からだの性の組み合わせに「絶対」はない/からだの性はスペクトラムってどういうこと?/からだの性はどうやって決まっていく? 〜第一次性徴〜 /変わっていくからだ〜第二次性徴〜/自分の外性器をもっとよく知るために/外性器の洗い方
第2章 からだとこころが健康であるために 「小さなことにイライラ。ぼくって性格が悪いの?」/こころとからだの性はつながっている/からだやこころの悩みQ&A/こまったとき・相談したいとき/「やせてもやせても、もっとやせたい、のはなぜ?」/ボディイメージとボディポジティブ
第3章 性の多様性ってなんだろう? 「LGBTの人がいるから性は多様?」/あなたとわたしも多様性をつくるひとり/自分の性についてもっと知るために/性にかかわることば/もっと知りたい・話を聞きたい ほか
「多様な性のあり方」について、小中学生が自分たちのこととして、みんなで一緒に学ぶことができます。調査データ・最新事例・マンガ・ワークシートなど、学びを深めるたくさんのヒントが提供されており、誰にとってもLGBTQ+について知り、考え、行動するために役立ちます。第3巻では、LGBTQ+フレンドリーな「アライ」を紹介し、多様性を尊重するためにできることを説明します。
「多様な性のあり方」について、小中学生が自分たちのこととして、みんなで一緒に学ぶことができます。調査データ・最新事例・マンガ・ワークシートなど、学びを深めるたくさんのヒントが提供されており、誰にとってもLGBTQ+について知り、考え、行動するために役立ちます。第4巻では、「世界と日本の歴史とLGBTQ+」を学び、多様性のある社会のためにできることを紹介します。
「多様な性のあり方」について、小中学生が自分たちのこととして、みんなで一緒に学ぶことができます。調査データ・最新事例・マンガ・ワークシートなど、学びを深めるたくさんのヒントが提供されており、誰にとってもLGBTQ+について知り、考え、行動するために役立ちます。第5巻では、「みんなが暮らしやすい未来」につながる地域や学校、職場や家庭の多様性について考えます。