本書はLinuxシステムを組み込み機器上に構築するための解説書です。多種多様なアーキテクチャやハードウェア構成に対応するための実践的かつ詳細な情報を提供します。本書の内容は「GNUツールチェーンの構築」「Linuxカーネルの選択、設定、クロスコンパイル、インストール」「開発ツール」「ルートファイルシステムの構築」「記憶装置のセットアップと操作」「ブートローダのインストールと設定」「ネットワークサービスのセットアップ」「デバッグのためのツールとテクニック」など。第2版では、カーネル2.6に対応した全面的な改訂とリアルタイムLinux関連情報(Xenomai、RTパッチなど)を大幅に追加し、開発ツールの解説においてEclipseを大きく取り上げました。
本書はLinuxのオープンソースであるバックアップソフトウェアBacula(バキュラ)の入門書です。Baculaの基本的な設定方法、便利なWebGUIの導入手順、その他活用法などを解説しています。またBaculaだけに限らず、バックアップの一般的な基礎知識、差分、増分、フルバックアップの違いなどにも紹介。Windows、Mac、Linuxなどのバックアップを取得が可能なオープンソースソフトBaculaで手軽にバックアップ環境を構築しましょう。
カスタマイズ自在!動作クロック最高866MHz。エントリ・キットZedBoardで高速画像処理IC開発を初体験。
情報処理基礎テキスト(UbuntuによるLinux-PC入門)。自宅PCで自習可能。Ubuntuのバージョンを更新。[内容]Linuxの基礎/エディタ,漢字入力/メール,Web/図の作製/LaTeX/Linuxコマンド/簡単なプログラミング/仮想環境/他
最新バージョン、10.0に完全対応。LPI-Japanの厳正な審査に合格した認定教材。解くだけでみるみる合格力がつく分野別問題+模擬試験1回分=475問を掲載。問題→解説の順にテンポよく読み進められる。問題の重要度がひと目でわかるアイコン付き。
本書はパート1(1日目)?パート6(6日目)の6分冊として提供します。各パートは4つのセクションからなり、実際の入門講座でも使用できるように、ひとつのセクションが約1時間を目安に完了するように構成されています。
最終日である6日目では、これまでのまとめとしてシェルの活用方法と環境設定について解説します。まず、1時間目と2時間目ではシェルをより便利に活用するためのテクニックについて説明します。3時間目では、コマンドラインで同じ処理を行う場合に便利なシェルスクリプトの作成方法を説明します。4時間目では、自分が使いやすいようにシェル環境を設定する方法について説明します。
とにかく手軽にLinuxを勉強してみたい方。手持ちのPCでLinuxも使いたいが、余計なソフトを入れたり、複雑な設定はしたくないWindowsユーザー。普段の使い慣れた環境をWindows上でも使いたいLinuxユーザー。本書は、こんな人にオススメです。
シェルのワンライナー(その場かぎりの1行プログラム)は、LinuxやMacのコマンドラインインターフェースを立ち上げたら、すぐにプログラムを書いて即実行できます。ちょっとした作業を手っ取り早く片付けるのに向いています。大量のデータ処理、繰り返し処理ほどその効果は絶大です。本書は、そんなシェル・ワンライナーを身につけるためのトレーニング本です。大量の問題を繰り返し解くことで、実務でワンライナーを活用できるようになることを目指します。
第1部でシェルによるデータ加工の定石を学び、第2部でとっさの閃きと柔軟な発想力を養い、第3部で実務にありそうな問題に取り組むことで応用力を鍛えます。実務でワンライナーを役立てるには、OS(Linux)、シェル、スクリプト言語、正規表現、文字コード、画像データ、日付や時間データ、通信プロトコルなどの幅広い知識が必要となります。本書では、まず[練習問題]でそのような事前知識を解説し理解を含め、[問題]で力試しを行うという構成になっています。
ソースからのインストールにより、ディストリビューションに依存しない汎用性の高い知識が得られる。ネットワーク構築から、各種サーバへの導入方法まで詳しく解説し、しかも、ユーザーの陥りやすいミスを考慮している。カーネル2.6、BIND9、Apache2.0、Postfix、SMTP AUTH、vsFTPDなど、最新環境に対応している。8〜16個の固定IPでの運用を想定し、DMZの設定も解説。中小企業での現実的な構築手法が学べる。各サーバの認証設定やパケットフィルタリングなど、セキュリティ設定の基本がわかる。各章末のFAQは必見!意外なTipsが発見できる。
VMware PlayerとUbuntuでLinux環境をスムーズに構築。Linuxのコマンド操作の基本をわかりやすく解説!仮想マシン環境の構築やUbuntuの基本設定も網羅!各コマンドの使い方が豊富な例文で理解できる!
本書は、シェルの中でも最もよく利用されている「bash」を使って、「シェルスクリプト」の作り方を基本から解説します。
Linuxはソース・コードがすべて公開されてはいますが、ドキュメントはほとんどなく、また、メーカーのサポートもないというのも事実です。そのため、Linuxを製品として適用する場合には、まず「Linuxカーネル」の仕組みを理解しなければなりません。「Linuxカーネル」の世界は奥が深く、実に高度な技術が多用されています。そこで本書では、カーネルを理解する上での基礎知識となるトピックを取り上げ、ソースコード・レベルで解説しています。
ラズベリー・パイなどに代表されるLinuxボード・コンピュータは,今や数千円で入手できるようになりました.これらのLinuxボード・コンピュータは,GPIOやシリアル通信に使える拡張端子を備えていて,センサICやA-D/D-Aコンバータなどのハードウェアを拡張できます.IoT(Internet of Things)端末や遠隔操作ロボットなどの専用ハードウェアも容易に作れます.
ところが,このような拡張ハードウェアは,パソコンの周辺機器のように,ただつなげばよいというものではありません.初心者やハードウェアが苦手な人は,Webページで公開されている回路図をコピー&ペーストして使う場合もあるようです.これではトラブルが発生しても,本質的な技術を理解していないので,解決方法が分かりません.Linuxコンピュータを使って装置を作るには,信号の入出力(I/O)に関する基礎知識を理解しておく必要があります.
本書では,ラズベリー・パイを例に,拡張回路の作り方からプログラムの書き方まで,Linuxボード・コンピュータでI/Oするための基礎知識を網羅的に解説します.また,ラズベリー・パイ用の拡張プリント基板が2枚付属しているので,別途部品を用意すれば,実際の記事内容を試せます.本書内で紹介しているサンプル・プログラムを付属CD-ROMに収録しています.
本書は,「トランジスタ技術」に掲載された記事を再編集し,書き下ろしの章を追加して再構成したものです.
Linuxの仕組みを本格的に知りたい、そして自分で試しながら機能を根底から理解したい!--そんな初学者のために本書は作られました。サーバ利用を中心に5章に分け、1章ではインストールからユーザの環境設定、2章ではプロセスとジョブ管理、合わせてシェルの使い方も解説します。3章はファイルシステム、4章はサーバ管理、5章では実際にアプリサーバの動作を深く学びます。読み終えると、一人のエンジニアとして何をすべきかが明確にわかるようになります。そうした本物の基礎を学ぶことができる新定番のLinux独習書です。
「サーバー公開」の前に知っておきたいオープンソースツール群の知識。暗号/攻撃パターンの基礎知識、インストールやOS設定、ツール/サービスの設定まで、サービス運用時のトラブルを避ける必須の知識を丸ごと解説。IaaS環境にも対応可能!
現在,大型コンピュータ,パソコン(PC),タブレット端末,スマートフォン,組み込み家電,身の回りに着用するウェアラブル端末など多くのIT製品で,マルチプロセス・マルチタスクに対応した高度なオペレーティングシステム(OS)が使用されている。これらのOS上では複数のプログラムが並行して動作する。本書では,LinuxをベースとしたOSの概念を解説し,演習によって並行プログラミングの感覚を体得することを目標としている。
第1章 プロセスとfork
第2章 プロセスの変身とシェル
第3章 ファイル入出力
第4章 リダイレクトとパイプ
第5章 プロセス間通信
第6章 相互排除とセマフォ
第7章 スレッドによる並行処理
第8章 mutexによる相互排除
第9章 条件変数による同期制御
第10章 タスクスケジューリング
第11章 シグナルによるイベント処理
第12章 シグナルによる例外処理
オーディオの次世代スタンダードになりつつある「ネットワーク・オーディオ」.ラズベリー・パイやBeagleBone BlackのLinuxボードをオーディオ専用マシンとし,ネットワーク構成や「USB-DAC」の自作,専用デバイス・ドライバの作り方まで,堪能できます.
★目次
●オーディオを始めるならLinuxボードが最高!
●Introduction 1 Linuxボードでオーディオ再生!五つのメリット
●Introduction 2 なんとCDの1000倍滑らか!ハイレゾの世界
●Introduction 3 実はあいまい!ハイレゾの定義
☆第1部 ラズベリー・パイ2/3で高機能オーディオ装置を目指す!
☆第2部 ラズベリー・パイをオーディオ専用マシンとして活用!
☆第3部 高性能LinuxボードBeagleBone Blackのオーディオ活用
☆第4部 ラズベリー・パイと一緒に使える!USB-DACの自作に挑戦!
★目次
●オーディオを始めるならLinuxボードが最高!
●Introduction 1 Linuxボードでオーディオ再生!五つのメリット
●Introduction 2 なんとCDの1000倍滑らか!ハイレゾの世界
●Introduction 3 実はあいまい!ハイレゾの定義
☆第1部 ラズベリー・パイ2/3で高機能オーディオ装置を目指す!
●第1章 ラズパイ・オーディオ製作の楽しみ方
●第2章 初動1時間!ビルトイン・コンピュータ「ラズベリー・パイ」事始め
●第3章 DSD256&32bit×384kHz対応!Wi-Fiハイパー・ポータブル・プレーヤ
Appendix 1 オーディオ用D-Aコンバータの定番インターフェースI2S入門
Appendix 2 SabreBerry32を制御するオリジナル専用デバイス・ドライバの作り方
●第4章 わずか30MバイトのLinux!オーディオ再生専用lightMPD
●第5章 仕上げ…なんて使いやすい !ラズパイ・オーディオのWi-Fi化
●第6章 Volumioを使ったSabreBerry+搭載ラズパイ・オーディオ・プレーヤにアルバム画像表示機能を追加する方法
☆第2部 ラズベリー・パイをオーディオ専用マシンとして活用!
●第7章 ラズベリー・パイが最適!本格ハイレゾ・オーディオ入門
●第8章 ラズベリー・パイでやってみよう!はじめてのオーディオ再生
●第9章 Linux用超定番サウンドI/OライブラリALSA入門
Appendix 3 オーディオ再生の必須技術!クロック同期
Appendix 4 24ビット/192kHzサンプリングUSB-DACセレクション
☆第3部 高性能LinuxボードBeagleBone Blackのオーディオ活用
●第10章 オーディオ専用LinuxディストリビューションVolumioをBeagleBone Blackで試す
●第11章 プロ並み高機能!音楽再生ソフトMPD入門
Appendix 5 ネットワーク・オーディオ再生に挑戦!
●第12章 画像も音声も!ストリーム処理プログラミングの素GStreamer
●第13章 ストリーム処理組み合わせ放題!GStreamerのしくみ
●第14章 GStreamerの応用例…倍速プレーヤを作る
Appendix 6 メジャーなオーディオ符号化方式総まとめ
☆第4部 ラズベリー・パイと一緒に使える!USB-DACの自作に挑戦!
●第15章 USBオーディオの定番プロセッサ xCORE入門
●第16章 xCOREで作るエフェクタ内蔵USB-DAC
●第17章 USB付きマイコンLPC4088で作るUSB-DAC
●第18章 USB-DACに曲操作/音量操作機能を加える
●第19章 メジャー・ソフトを使用したディストリビューションのラズベリー・パイ対応状況
本書では、Raspberry PiのOSセットアップからLinuxの基本操作、電子工作用のプログラミング学習、電子工作の実践まで、初心者に分かりやすいように内容を省略せずきっちり解説しています。
「ラズ・パイ超入門」の特長は、とにかく「初心者にわかりやすい」ことです。
巷の電子工作の本は意外と不親切な作りのものが多く、ある程度の予備知識があることを前提に書かれているものが多いのですが、本書は回路図はじめ徹底的に図解で説明し、初心者が戸惑う部分を排除しています。
Part1 Raspberry Piとは
Part2 Raspberry Piを動作させよう
Part3 Raspberry Piの操作と設定
Part4 小型LinuxマシンとしてRaspberry Piを利用
Part5 プログラムを作ってみよう
Part6 電子回路をRaspberry Piで制御する
Part7 I2Cデバイスを動作させる
Part8 Raspberry Piの応用
Appendix 付録(Linuxコマンドリファレンスなど)
Linuxサーバーを始める上での最重要項目を厳選。Linuxサーバーの仮想マシンが用意されている。Linux技術者認定試験LPICのカリスマ講師が書いた、初心者でも基本をしっかり学べるガイドブック。