政治、社会、文化など様々な文脈におけるジェンダー(社会的文化的性差)の働きについて女性の視点から問い直す。
自分が正しいと思ったら貫き通す。それが人間にとって一番大切なこと。アメリカという異文化社会で離婚訴訟に勝ち、自立するまでの葛藤の様を描き出した自伝的小説。
中国における計画経済から市場経済への移行とその程度を、保険業を通じて検証。マクロの面から保険に関わる政策展開を分析するとともに、ミクロのレベルで個別保険会社の経営戦略と経営状況を考察した。中国当代史研究において、日中両国を通じて、保険史の分野を初めて包括的に取り上げた研究書。
日本一穏やかな生き方を学ぶ、厳選223句。愛しの静岡、五・七・五!静岡のお茶の間をなごませ20年。「○ごとワイド」の視聴者投稿川柳が、あまりの人気に、全国展開!
近代中国東北地域における稲作という新しい農耕文化の形成過程を東アジア地域間の融合と相克の歴史から迫る。
本書は、2011年3月に発生した東北地方太平洋沖地震による津波で甚大な被害を受け、今も風評などで苦しみ続けている福島県の浜通り地方を事例にして、メディアをはじめとして「フクシマ=原発」というイメージに閉じこめようとする(原発事故や津波被害などによる)被災コミュニティの実態をみていくとともに、それらが震災前の地域資源(人と活動)に大きく依拠することを示す。これらの分析と解釈を通じて、「3.11(東日本大震災)が社会を変える/変えた」といった言説にはさほどリアリティがなく、そこに住まう/住んでいた人びとは震災前後も「さほど」変わらないことを、質問紙調査と聞き取り調査の両面から明らかにした。
世界の人々に慕われるお茶は“愛と美”を求道する、平和のセレモニー。“お茶と禅”の世界を『花鳥風月』にまとめています。各編には世界の教訓を伝えるエピソードを添えた、心温まる一冊です。
質の高い人生のために「小さな家」を選ぶ。すると、ものとのつきあいから、時間の使い方、お金、孤独、自由、人間関係まで、あなたが幸福になるように変わりはじめるでしょう。フランス・ヨーロッパ各国でベストセラー。シンプルな生き方を教える著者による待望の書き下ろし。
創業明治一〇(一八七七)年、大阪・ミナミ(南地)の花街にその店ありと言われた料亭・大和屋は二〇〇三年、その一二六年の歴史に幕を下ろした。芸妓を独自に育成、料理も自前でつくることにこだわったその哲学と、上質で高度な「もてなし」とは。司馬遼太郎や桂米朝も愛し支え続けた特別な店の歴史、失われゆく「お茶屋文化」を、民俗学者が愛惜を込めて描き出す。
女性教師はなぜ問題視されねばならなかったのか。そのまなざしに彼女たちはどのように対処したのか。20世紀というタイムスパンで、日本の女性教師がおかれた状況を読み解く。