旅の空にある磐音らの無事を祈りながら暮らす江戸の面々。
御典医の桂川甫周を妻のお有とともに訪ねた品川柳次郎は、
磐音から書状が届いたことを聞かされる。
しかし、その帰路、尚武館佐々木道場が
取り壊される現場を目の当たりにするのだった。
姥捨の郷で空也の成長を見守る磐音。
江戸帰還を決意し、その大きな障壁である
田沼一派の唐人刺客を倒すため、
迫る戦いに備えるが……。
尾張徳川家は敵か、味方かーー。
江戸を離れ、田沼一派の影に追われる磐音とおこん、弥助、霧子の一行は、尾張名古屋に身を寄せた。
「清水平四郎」「いね」と名を偽り、束の間の安息を得たある日、通りがかった呉服問屋「尾州茶屋」で難癖をつけていた巨漢の武士を追い払ったのが縁となり、大番頭・三郎清定の信を得る。
稽古のためと紹介された藩道場で、師範格の一人を床に転がしてしまう。身のこなしといい、剣の腕前といい、磐音は正体を疑われることになって……。
身重のおこんを抱えた磐音に、探索の手が迫る!
貯金残高8万円、フリーター彼氏と同棲中の派遣社員・リコ(29)。
突然のクビ宣告で崖っぷちに立たされた彼女は、帰り道にハイスぺイケメン・ツトムとぶつかってしまう。ツトムに押し切られる形で一緒に食事をとり、流されるままホテルへ。でも、彼の本性は不倫常習&盗撮マニアの最低男だったーー。落ちたら最後、怒涛の勢いで「不倫沼」にハマりこんでいく超破滅的恋愛譚。
人類が“ほぼ滅亡”してからX日。唯一生き残った人間・ネクロマンサーは、ゾンビのユメコと楽しく暮らしていた。食料はいくらでもあるし、電気ガス水道も魔法でなんとかなるし、図書館もレンタルDVD店も借り放題で、なかなか快適な毎日。でもちょっと困るのは…、世界はアンデッドであふれかえっているのです! 死霊術師とゾンビ少女の、ほのぼのポストアポカリプスファンタジー。
裁縫を学ぶことの価値とはなにか、既製服が広まった現代では無用の長物なのか……。「良妻賢母」育成のための明治の裁縫教育は、新教育思想の影響と日本社会の変化により、大正〜昭和期に大きな変化を遂げる。自由学園の実践にひとつの可能性を見出しつつ、オルタナティブな教育史の豊かな鉱脈を再発見する。
序章 裁縫教育の「アート」化
一 問題の背景/二 裁縫教育の歴史像ー先行研究の検討/三 アートとしての裁縫ー課題と方法/四 本書の構成
第1部 裁縫教育の四つの改革
第1章 明治後期から大正期の裁縫教育における教育的価値づけの変化ードイツ新教育の受容との関連
一 はじめに/二 明治期の裁縫教育論/三 今村順子の裁縫教育論/四 「ドクトル・ライ」の筋肉運動主義/五 おわりに
第2章 一九三〇年代における成田順の洋裁教育論の再検討
一 はじめに/二 一九二〇年代における成田順の裁縫教育論/三 一九二〇年代末から一九三〇年代における成田順の裁縫教育論/四 おわりに
第3章 一九二〇年代から一九三〇年代における山本キクの「衣服科」構想ー「服装文化」への着目
一 はじめに/二 山本キクの「衣服科」構想/三 黒川喜太郎と酒井のぶ子の裁縫教育論/四 おわりに
第4章 一九三〇年代における本間良助の創造主義裁縫教育論ー創作主義図画教育論からの発展
一 はじめに/二 本間良助の創作主義図画教育/三 本間良助の創造主義裁縫教育/四 おわりに
第2部 アートとしての裁縫教育の可能性ー自由学園の裁縫教育実践
第5章 一九二〇年代から一九三〇年代における自由学園の美術工芸教育ー同時代の芸術運動と関連したファブリック・アート
一 はじめに/二 美術工芸教育の思想的背景/三 学園の美術工芸教育の展開/四 運動としての学園の美術工芸教育 /五 おわりに
第6章 一九二〇年代から一九三〇年代における自由学園の裁縫教育実践ー和裁と洋裁における生活合理化の実現
一 はじめに/二 羽仁もと子の衣生活に関する思想/三 自由学園の和裁教育/四 自由学園の洋裁教育/五 おわりに
第7章 一九三〇年代後半から一九四〇年代前半における自由学園の裁縫教育実践ー生活合理化運動と戦時体制の親和性
一 はじめに/二 合理化から工場化・労働化へ/三 戦時体制下における「美」の追求 /四 新たな衣生活スタイルの提案という役割/五 おわりに
終章 アートとしての裁縫教育
一 四つの裁縫教育改革/二 アートとしての裁縫教育実践ー自由学園の裁縫教育実践/三 本書の意義と示唆/四 今後の裁縫教育史研究における可能性
モフモフ、まるまる、キツネの子。
大好きなうまなスティック、葉っぱの名刺、しゅわしゅわラムネ、初めてのプール遊び……幼いちくわの目に映る人間の世界は、驚きでいっぱい! 雑貨屋店主の正一さんの不器用な愛情に包まれて、相棒の猫のたびと今日も一緒に遊んでいます。Xで大注目、5000万PVの大人気作がついに書籍化! かわいくて、癒される、元気なちくわの愛くるしい毎日。
ちくわが正一さんと出会うまでの特別描きおろしも収録。
ネコのゼファリーナはときどき、持ち主のいないおもちゃをひろって、
リサイクルおもちゃの家〈セカンドチャンス〉にとどけています。
〈セカンドチャンス〉を営むのは、戦禍のウクライナから逃げてきた女の子と母親。ここにいるおもちゃたちのリーダーは小さなマスコット、ポケットベアです。
ある夜、ゼファリーナは町のごみ箱で、古ーいクマのぬいぐるみをひろってきました。ベアワンと名づけられたそのぬいぐるみとポケットベアは、同じ戦争をくぐりぬけてきたことを知り、友情を育みます。
そんなある日、ベアワンが骨董品の仲買人にさらわれてしまいました。
ゼファリーナはあとを追い、ベアワンを救おうとします。それも、とんでもない方法で!
おもちゃの再出発を助けるウクライナ出身の母子と、戦争をくぐりぬけた古いクマのぬいぐるみたちの思いが重なりあいます。
アメリカの優れた児童書に授けられるニューベリー賞を受賞した作家による作品です。
【超絶筆致で描く、歴史スペクタクル!!!!】
「俺をローマに連れて行け」
自らの“願い”の為、
闘い続けるアロンの前に現れた、
「死(モルス)」の名を冠する化物。
今までとは桁違いの
大きさを誇る野獣を相手に
アロンはどう出る……!?
そして興行師・ダナオスの狙いは一体ーー!?
『終のひと』の清水俊が描く、
業深き剣奴の激闘ロマン、第2集!!!!