「松田松屋」人の名前とは到底思えない。これが僕の名前である。京都大山崎に住む平凡な大学生松田松屋は、自分の名前がずっと嫌いだった。しかし卒論のテーマに地元の『油商売の歴史』を選ぶ事により、自分と同じ名前のご先祖に出会いやがて…。京博ナビゲーターとして活躍中の著者が、京都を舞台におくる世にも奇妙な物語3編。
町かどに静かにたたずむ神社やお寺、何百年ものあいだ人々を見守り続けてきた巨木、路地裏には家族でひっそり営む名店…。ガイドブックではわからない本物の京都をポケットに。充実の6コースをご紹介。
日本の都市は、どのように近代化を受け入れ、近代化を遂げていったのか。博覧会、広場、道路拡築、山並み景観、区画整理、郊外住宅…、古都の空間再編に日本の都市の近代化過程を検証する。空間から読み解く日本の近代史。
一月になり大学にも慣れてきた葵だが、京都郊外の伏見にある老舗酒造「幸谷酒造」で修業中の清貴とは、なかなか会えない日々。近頃は、親友の香織が所属するフラワーアレンジメントサークルを手伝っていた。ある日、三回生のサークルリーダー・郁美が突然、サークルを辞めると言い出す。一方、幸谷酒造では家宝の徳利がなくなったと大騒ぎ。二つの出来事の裏には、それぞれの切ない想いが潜んでいた。また、第三章『復讐のショータイム』では、ひらかたパークを舞台に、清貴と秋人が大活躍する!
雅な和菓子をはじめ、普段に食べたいお饅頭にあんみつなどの甘味。フランス風パティスリに、京都ならではの懐かしいワッフルやカステラなどの洋菓子。おやつにうれしい甘いパンに、バーで飲む甘いカクテル、アイスクリームもかき氷もレストランのデザートも。京都の食に惹かれ移り住んだフードライターが味わい尽くした、京都のいともおいしい甘いもの。老舗も気鋭も織り混ぜて、165点150軒+補完情報10軒。写真満載、地図やデータも完備の、京都の新・甘いものコレクションです。
十津川警部のもとに差出人不明の手紙が届く。京都祇園祭で、ある計画を実行するとの犯行予告だったー。自らへの挑戦状と受け取った十津川は、亀井刑事と共に京都へ。祇園祭クライマックスの山鉾巡行の日、犯人が、山鉾の一つに爆弾を仕掛けたと宣告してきた!必死で爆弾探しに奔走する十津川たちだが、そこには犯人の恐るべき罠が仕掛けられていた!
ほかほかごはん、あったかいおみそ汁、おいしいおかず。毎日でも通いたいカラダにやさしい街の食卓。
京都・滋賀の情報誌京都・滋賀 新しい店
夏の京都には美味を味わう条件がすべて揃っている。いざ、夏の京都へ。
藤原氏の栄華を伝える宇治の御寺・平等院。平安の王朝美を代表する文化遺産と最先端の技術が融合して、頼通の夢見た浄土世界がここに甦る。
花が咲き、四季が移ろう池泉庭園。日本の庭園史を彩る名庭の宝庫。
禅のもつ精神や自然観を作庭に反映した、抽象的で壮大な宇宙感が繰り広げられている禅の庭。本書は、京都の禅宗寺院の庭園を写真で紹介し、禅の基礎的な知識や座禅の組める寺、また宿坊などの情報も織り込む。
京都の雅やかな桜の風景を収めた写真集。京都を代表する写真家・水野克比古、水野秀比古による撮影で、有名社寺はもちろん隠れスポットまで、100点を超える桜の写真を収録。華やかな京の春の桜旅にご案内します。
京都は住んでも、いいところ。京都に移り住んだ著者夫婦が、京都のいいところを再発見。四季折々の食や催事はもちろん、何気ない日常にも心が弾む。夏暑くて冬寒いのもまた楽し。観光だけじゃ味わえない──京都は住んでも、いいところ。
平安時代末期、清盛たちが活躍した京都には多種多様な史跡や関連する社寺が残されています。当時の面影を残す現場(社寺)や、何も残されていませんが物語の舞台となった場所…著者の豊富なガイド経験を生かして13の散策コースをご案内。
幾度となく京都を訪れる人は多いが、なかなかココ!と、思うところに行ける人は少ないものです。テレビや雑誌には京都観光情報が溢れすぎて、かえって情報過多になり、いったいどこへ行けばよいのか、何を見たらよいのか迷っている人が多いのが事実です。そこで、京都の歴史的事件や伝説、物語、人物ゆかりの現場へ案内し、秘められた歴史の謎や不思議を紹介します。 各項目には「おや!、なるほど!、それは初耳!」という新知識となるようなエピソードを出来るだけ多く挿入し、実際に「行ってみたい」という興味を起こさせます。 基本的に1テーマ2〜4Pとし、写真と地図、データ等を入れて構成されているので関心のあるテーマから読めます。巻末には関連年表がつきます。