世界を写生=記録→サンプリングする文学。大型新人のデビュー作。群像新人文学賞受賞作。
古代インド。不老長寿が得られるという紅末利迦の樹。その樹を求め、ラ・ホーの国に向かった者は誰一人戻ってこない。冒険好きの若き王子・アーモンと従者・ヴァシタは、いくどもの危機をくぐり抜けるうち、何故かラ・ホーの国に招かれる。獣を操り、幻力(マーヤー)を使う妖しく美しいラ・ホーの正体とは!?今まさに、紅末利迦の下で、“儀式”が始まろうとしていた。
朝鮮水軍を率いて、秀吉の軍と野望を撃破した李舜臣が、乱の最中に記した日記。壬辰倭乱の中の人とモノと心の動きを生き生きと伝える稀有な史料を口語訳し、詳細な注を加う。
現代の企業組織は急速に進化しいま現代経営学が面白い!様々な組織変革の中で、組織が企業の壁を超えてダイナミックな広がりを展開している。こうした現象を“超企業・組織”と捉え、現代経営の最新動向を20の項目で読み解く、斬新な「現代経営キーワード事典」。
ベストセラー『蒼空の河』続篇。大空の死闘百余回、撃墜スコア三十九機に及ぶ「隼」戦闘隊のエースが描く最後の空戦。いかなる窮地におちいるも、決して屈せず、自らの頭脳のあらん限りを駆使して危機一髪で生還する。“運の穴吹”の異名を持つ弱冠二十歳の撃墜王が不撓不屈の空の戦いを綴る勇気と感動の空戦記録。
ジャンボ鶴田闘病ストーリー。「最強」のプロレスラーは、もうひとつの敵にも挑んでいた。B型肝炎、涙のリング復帰、大学院、アメリカ生活、そして…。最期まで前だけを見て歩いた男の素顔を今、夫人が綴る。
「男なら、誰しも美しく生きたいと願っているはずだ。イモを引いて無様に生きるくらいなら、美しく死にたいと願っているはずだ。その美学をひとつの覚悟として腹の底におさめているかどうか。男の値打ちは、その一点に収斂される」裏社会から総選挙まで、八面六臂に跳梁する突破者・宮崎学の「楽しく生き、楽しく死ぬ」生き方の原点がここにある!衝撃&爆笑エピソードも満載で贈る、元気の湧く痛快人生のすすめ。
ゆとり教育推進VSゆとり教育反対。「教育改革の旗手」と「受験の神様」による大論争。
女はコワイが、勉強になる。熟年夫婦が出合茶屋(ラブホテル)へ通う訳は?自由奔放な浪速の性愛を描く異色時代小説。
高橋尚子、山口衛里、市橋有里、小幡佳代子、弘山晴美、有森裕子…1年有余をかけた徹底取材。国内外40ヵ所、約4万kmを並走して初めて書きえた同時進行ドキュメント。
ニューギニアの部族から核競争に走る大国まで、精神分裂症患者から学習するイルカまで、発生中の卵から進化の歩みを続ける地球生命圏まで、「生きた世界」をまるごと考えることで、諸学の進化をもたらしたベイトソンが平明に説く、マインドの宇宙の統一的ヴィジョン。
第二次世界大戦前後のアメリカ。ヘンリー・チナスキーは、楽な仕事を求めてグレイハウンドバスで全米を駆け巡り、酒と女と競馬に溺れる日々を送っていた。何度も新しい職についてはクビになるか、もしくは自分から飛び出し、女とベッドに入ってはワインを浴びるように飲む毎日に、彼は何を見出したのか!?伝説の無頼派作家であり詩人のブコウスキーが、放蕩に明け暮れた20代を綴った最高傑作。
伝統的な枠組みを継承しつつ、ゲーム論など新しい成果を取り入れ、現実との関連を重視した待望の新テキスト。企業行動や政策を考えるための理論的な基礎を丹念に解説。
「こいよ、あばずれ。おれと一緒に地獄へこい」-精神病棟の静寂のなか、頭の奥から悪魔の囁きにも似た「声」が響く、他の誰にも聞こえない声が…17歳の夏、“優等生のロリ”が突如病魔に襲われた。苦悩と錯乱の毎日。だが彼女は負けなかった。勇気と希望をもって病に立ち向かい、ついには心の平安を取り戻したのだ。ロリ自身が綴った貴重な体験日記と、家族や友人、医師の証言をまじえて描いた感動の闘病ドキュメント。
市場構造ー行動ー成果を大枠とする伝統的体系をベースにゲーム理論、範囲の経済性、コンテスタブル市場論等、新理論を豊富な事例で紹介。新しい時代に対応する最新の入門テキスト。