地方都市行政政策の「かたち」につながる新アプローチとして「包摂的発展」を提案し、持続可能な社会の構築論に一石を投ずる。
序 章 包摂的発展の意味を探る
---LORCのこれまでの研究と関わらせて
第1章 ストックを活かした都市デザイン
第2章 地域再生プロセスにみる包摂的発展
第3章 ローカルファイナンスが拓く包摂型社会
第4章 包摂的発展に向けての人材育成
第5章 職業的意義を有する大学教育の課題
第6章 限界都市化に抗する共感型コミュニティの必要性
第7章 〈つなぎ・ひきだし・うみだす〉ための
コミュニケーションデザイン
■進化するものづくりの職業能力開発
匠の技や技能五輪入賞者などの熟練技能者がもつ、ものづくりに求められる技能に対して、その見える化や高度化のための科学的アプローチとして、工学に加えて社会システム科学や教育学、人間情報学などの方法論の適用を紹介し、いま求められる職業能力開発の姿を明らかにする。
第1章 技能科学総論ー技能、技術そして科学
第2章 技能の見える化1 -IE的アプローチ
第3章 技能の見える化2 -身体性認知科学的アプローチ
第4章 技能五輪における技の見える化ー言語プロトコル・教育工学
第5章 技能伝承の容易化ー習熟理論
第6章 知識・技能・技術のモデルデータ化
第7章 職業教育訓練のスピード化ーVR、AR 技術の活用
第8章 技能の普遍化の工学的アプローチ1 -自動化設備を支える技能とその応用
第9章 技能の普遍化の工学的アプローチ2 -高齢者・障害者の生活を支える匠の技
第10章 技能の普遍化と工学的アプローチ3 -電気分野における技能の定量化・形式知化
第11章 技能の普遍化と工学的アプローチ4 -材料・器具および工具開発による省力化
第12章 技能の普遍化の工学的アプローチ5 -光をプローブとした計測技術
第13章 技能の普遍化の工学的アプローチ6 -複合材料とエコマテリアル
第14章 技能の普遍化の工学的アプローチ7 -平削り加工の切削面性状の評価技術
第15章 技能の普遍化の工学的アプローチ8 -打音検査と構造損傷検出技術
第16章 機械との協働による弱点補完とキャリア形成
第17章 機械との協働による技能の高度化
第18章 「機械+AI+人」による新たな価値の創造
第19章 職業能力開発の教育研究と技能科学
本書は基礎編。第1章 不完備契約の企業倫理(飯島裕胤) 第2章 政治的エージェンシー・モデルとその応用(堀宣昭) 第3章 著作権を中心とした知的財産における経済学的論点(中泉拓也) 第4章 進化ゲームと法ルール(佐藤茂春・細江守紀) 第5章 行動経済学とエネルギー消費(依田高典・牛房義明) 第6章 都市化と生活の質(石川路子)ほか。
発信する英語教育に直結するプロジェクト型言語活動の集大成!児童が創る、伝えたい、理解したいという思い、伝わった、わかったという体験、創造的な言語使用が可能となる課題解決型言語活動の理論と実践集。
変化が激しく複雑で予測困難な現代社会において重視される創造性と批判的思考。21世紀の生徒に求められる独創性や新しいアイディア、物事を論理的に考えるスキルを明らかにし、学校教育で育成や評価ができるかどうかについてOECD調査をもとに考察する。
働き手として、大学経営の調整弁として留学生が利用されている実態の報道が耳に新しい。本書は、留学生の受入れ機関(大・中・小規模大学)と11にわたるアジア諸国・地域の送り出しの実態を紹介し、持続可能な留学生政策の確立へ向けた考察を行う。
20世紀後半に活躍したイタリアの建築家、アルド・ロッシ(1931-1997)のプロジェクトを参照しながら、その設計思想を軸に、理論・建築・ドローイングの3つを対象として論じる。今なおポストモダン時代の建築家として括られることの多いアルド・ロッシ。本書では、ロッシを中心に形成された「合理主義建築」を標榜する1973年の「テンデンツァ」運動と、その背景にある「幾何学」の設計思想を、同時代の建築家たちーーカルロ・アイモニーノ、マンフレッド・タフーリ、ジョルジョ・グラッシ、ジャンウーゴ・ポレゼッロらとの協働を通して読み解く。ここから、イタリア戦後建築と社会思想が辿った道筋について新たな見方を提示する。ロッシの手記やドローイング、著者による実作写真、図面・立体モデルの豊富な資料を盛り込み、被覆材の貧しさ、幾何学形態の理論的なアプローチ、それらをつなぐ「記憶」の在り方に着目し、理論とイメージが抱合される場を見出す。ロッシ/テンデンツァ研究書として、既存の一面的な理解ではないロッシ像を現代によみがえらせる。理論のみならず、創造的活動の端緒ともなる設計者必読の書。
多くの大人の生徒さんを教えているピアノの先生方に、大人の方がどんな曲を弾きたいと思っているのか、現場でのご意見をお聞きしながら一緒に選曲しました。やさしくアレンジしたものではなく、あくまでも原曲をそのままの調性とサイズで弾きたい方が多いとの声から、ピアノ曲に関しては原曲をそのまま掲載しています。ぜひチャレンジしてみてください。
GTP01097854※この商品は「ピアノの先生が選んだ 大人が弾きたいクラシック名曲集(GTP01081202)」と同じ内容です。
教育の民主主義を創造する。民主主義が「選ばれた独裁」に姿を変え、平和の名で「戦争ができる国」へと傾く時代に、あらためて問われる“教育”の重要性。
創立125周年を迎えた早稲田。知の蓄積が先端研究を切り拓く、独創的な領域への挑戦。24人が語る学問の魅力。
身近な環境問題に向き合うには、まず何よりも、私たちが地域に存在する問題・課題を知る必要がある。本書では、映像やワークショップ、ボードゲームなどのツールを用いて、地域の諸問題を〈見える化〉し、その過程で、人と自然のつながりが再構築されていく様子を描き出す。
はじめに(近藤康久)
第1部 異なるまなざしから対話を生む
第1章 記憶を可視化し、可能性を顕在化する
--「100才ごはん」と「三才ごはん」をめぐる映像とインスタレーション(寺田匡宏)
第2章 環境教育としての映像
--土と暮らす陶芸家の自然観から学ぶこと(三村豊・竹田優哉)
第3章 地域に根ざした自然の恵みと災いを再考する
--滋賀県比良山麓の地域文化をとらえた映像が生みだす対話
(吉田丈人・長岡野亜・深町加津枝)
第4章 空から流域を俯瞰する
--琵琶湖とラグナ湖における水を通した人と自然のつながり(上原佳敏)
第5章 変えるもの、変えてはならないもの
--宮崎と東ティモールで「日常」を撮る(阿部健一)
第6章 まなざしを共有する
--ブータン王国の食農システムの近代化に関する映像上映の事例から(金セッピョル)
第2部 対話から協創を仕掛ける
第7章 「私」の問題から「私たち」の問題解決へ
--ザンビアの子どもクラブのデジタル・ストーリーテリング(片岡良美・山内太郎)
第8章 分散した研究のプラットフォームを作る
--ニホンミツバチ・養蜂文化ライブラリーと、伝統養蜂の映像化(真貝理香)
第9章 専門化と非専門家の「わからなさ」の可視化
--「同位体座談会」を通して(中原聖乃)
第10章 社会課題をボードゲームにする
--コモンズの悲喜劇、マナーな食卓、サンタチャレンジ
(太田和彦・井上明人・藤枝侑夏・大谷通高・小田龍聖)
第11章 超学際研究でルーブリックを使う
--コミュニケーションと自己評価(太田和彦・金セッピョル)
第12章 アイディアを可視化し、発想を育む
--オンラインワークショップの基本プロセスと実践例(大西有子)
おわりに(ハイン・マレー)
医療現場での診療や研究活動は,患者の命や健康に直接関わるため,何よりも倫理が求められ、特に利益相反の管理や透明性の維持は,医療の信頼性を守るために不可欠である。
本書は,医学研究と診療における公正性の確保と,生命倫理の重要性を中心に,利益相反の仕組みとそのマネジメントについてまとめられている。
はじめに
利益相反Q & A
序章 なぜ「利益相反」なのか 平井昭光
1 研究,診療,教育の場での公正性と生命倫理 朴 成和
国際化の渦中にある医学・医療の特殊性と生命倫理
医学・医療における利益相反状況
医師・研究者は利益相反状況を何故開示するのか?
2 歴史的変遷と背景 平井昭光
我が国の利益相反事案とそこから学ぶこと
3 産学の連携活動における利益相反状況の現状 飯田 香緒里
利益相反状況に対する指摘の概要
4 研究機関・組織団体が持つ利益相反状況の実際と対処
大学・研究機関 谷内一彦
公益性の高い学術団体(専門学会など) 朴 成和
企業関連の法人組織等 平井昭光
5 利益相反管理の現状
臨床研究法における利益相反管理基準と措置 飯田香緒里
製薬産業と透明性の確保 田中徳雄
6 利益相反マネージメントの実際
研究の企画,立案と実施 谷内一彦
診療ガイドライン策定 中山健夫
7 利益相反マネージメントの国際基準
行動責任と説明責任 平井昭光
国の大学発ベンチャー起業推進 平井昭光
ベンチャー企業との連携に伴う臨床研究と
経済的関係の透明化 平井昭光
巻末資料
用語の定義について
グローバル化の進展の今日、すでに1970年代初頭、従来の「白豪主義」を一擲し、国是として「多文化主義」を推進してきたオーストラリアの歩みは、今や全世界にとって貴重な経験である。同国の言語教育政策の詳細な分析・考察を通じて、多文化主義が内包する「多様性」と「統一性」との矛盾・葛藤、さらにその持続的努力が拓きつつある「共存」の可能性を具体的に描き出した労作。
本書は、外航海運企業の船舶乗組員を対象とする国際人的資源管理に焦点を当て、企業内教育・訓練とキャリア・マネジメントの観点から、組織社会化戦術としての概念的枠組と、成果の導出プロセスを提示する。本書は、筆者による長年のインタビュー調査に基づいた事例研究から、同業種および職種の特性を踏まえた議論がなされる点に特徴がある。
序 章 本書の概要
第1章 外航海運企業における船舶乗組員の人的資源管理ー組織社会化の重要性ー
第2章 外国人船員の海事教育と予期的社会化ー商船大学による教育・訓練の内部化ー
第3章 外国人船員の予期的社会化と組織適応ー入社前教育・訓練における社会化教育ー
第4章 外国人船員の予期的社会化と規範的統合ーCADET SHIPによる乗船研修ー
第5章 クルーズ客船のサービス・マネジメントとグローバル統合
第6章 学習環境デザインと組織社会化ー外国人クルーズ客船サービス・スタッフの入社前教育・訓練ー
第7章 OFF-JTにおける協同学習と組織社会化
第8章 本国人船員の経験学習とキャリア・マネジメントー陸上部門への配置と組織内キャリア発達ー
第9章 外国人船員の組織内キャリア発達とキャリア・マネジメントー船員から船舶管理者へのトランジションー
第10章 外航海運企業における船舶乗組員の人的資源管理ー組織社会化戦術としての概念的フレームワークー
双極性障害の治療は、薬物療法だけでなく、患者の家族や社会的な人間関係の観点にも考慮しなければならない。そうした考えから開発された家族焦点化療法(Family Focused Therapy:FFT)という心理教育的介入法について、本書では1この治療の開発を進めた研究と臨床の背景について、2評価の実施法、心理教育、コミュニケーション・トレーニング、問題解決モジュールの実施に関するマニュアルについて、の2つの面に分けて解説する。