地域社会活性化にとって学生はいかなる役割を果たせるか。全国各地の地場産業の事例を交えながら産学連携、参加型学生教育のあり方を展望する。
最終巻発刊に寄せて…阿部圭司
1 企業と学生の連携による金融教育の実践…阿部圭司
2 産学連携による地場農産品販売活性化の取り組み…久宗周二
3 地域ブランド形成における産学の連携…石原慎士
4 産学協同による水産業の持続的生産システムの構築…久宗周二
5 新地場産業と「高崎市産業創造館」の役割…武井昭
6 市民団体活動と地域貢献…貞光宮城
7 群馬県民球団と大学・学生の参加…糸井丈之・武井昭
あとがき…久宗周二
ますます緊急の度合いを増す地球環境問題に対し、社会科学はどのような貢献が出来るのか、地球環境問題の解決のためには既存の社会経済システムの変更が求められる以上、社会科学的な知見は不可欠である。本書は地球環境問題解決の鍵を握る企業の環境経営を理論と実践の両面から多角的に分析、新しい学問分野である環境経営学の体系を提示する。
ヘルスプロモーション、健康寿命、聞いたことがあるけれど、いまひとつよくわからないキーワードをわかりやすく解説。指導のポイントも示唆した「読む」用語集。
「言語力」を高める生活体験に不可欠な力を育てる!基本的生活習慣、集団生活のルール・聞き方・話し方、自尊感情、他者理解・自己理解、コミュニケーション能力などを、小・中学校9年間を通して育てる授業のすすめ。総合的な学習の時間の一部として、時間割に位置づけ、通知票に欄を設け、組織的に実践する方法を、実際の学校教育課程、年間カリキュラム、推進の手順で紹介。やり方を学び、練習をした子どもたちは、体験活動で試し、ほめられることで、自信を高めていく。確かな学力は、落ち着きのある学校で伸びていく。
映画・放送・アニメ・ゲーム…他国には容易にキャッチアップされないコンテンツ産業で国際的にも優位に立つ日本。「知的創造サイクル」の好循環システムをいかにして構築するかが今後ますます問われてくる。本書ではその方法論を「知的財産」と「コンテンツ産業」にわけ、政策学・社会学・経済学などさまざまな学術的アプローチにより課題と展望を浮かび上がらせる。
教師の「能力・専門性」を問う。今日の激しい「教育改革」時代、教師はどのようにして自己の「教職アイデンティティ」を確保し、生徒の前に立ち続けるのだろうか。3年間の比較・調査実証・歴史研究と、締めくくりの国際シンポジウムの内容を収録。
どうしたら向学心を常に高めた状態で勉学に励むことができるのか?ウェブを使ってレポートを書くのにどうしたらいいのか?宿題はどうさばいたらいいのか?-まさに痒いところに手が届く勉強ノウハウが満載。また論文執筆の準備法から研究データの取り方・見方についても詳述ー学生だけでなく、教師にとっても有益な「学ぶ技術・教える技術」のすべて。
「ストップ・ザ・無知ゆえの傷つく性」。「性」を学ぶことを若者たちから奪わないで!「10代の性」と向き合って25年、性教育「受難」時代に生きる子どもたちの“いのちと生”のSOSに応えたい。
こころの襞の解きほぐしー子どものかすかな動きが告げる世界の豊かさに気づくこと。現象学の視点から教育現場に長年関わってきた著者が、そのエッセンスをやさしく説く。
中国の教育と経済成長との関係について、さまざまな側面から分析。各種統計資料から新たに推計した系列による経済分析に加え、独自のフィールド調査によって得られた情報なども踏まえて中国の現状とその問題点を明らかにしている。またコラムではフィールド調査やインタビューを通して得られた話題や著者自身の滞在経験等を紹介。
日常生活の中にはたらく「学習の法則」の力。心理実験や動物実験から何がわかるか?ヒトの基本的な行動原理はこんなにも面白い。
システム開発の現場では、ITエンジニアがITの専門知識を素人同然のプロジェクト関係者に教えなければならない場面がたくさんある。後輩のITエンジニア、システムの利用者であるユーザー、システム開発の発注者である顧客、そして技術に詳しくないプロジェクトマネジャー…。ITに明るくない彼らに対して、専門知識や概念を教えるのは非常に難しいもの。ITの専門家であっても、「教えるノウハウ」がなければ、正しく伝えることができないからだ。本書は、そんな「教え方の悩み」を抱えているITエンジニアを対象とし、体系立てた教え方の理論(ノウハウ)を説明。そのうえで、ケーススタディとして練習問題に挑戦してもらう。それにより、現場で役立つ実践的な「教える力」を養うことができる。
●リハビリテーション看護のエキスパートに必要な知識と技術を示した実践書.
●リハ看護師にできることや,他の看護領域と異なる役割などについて具体的に整理し,エキスパートとしての実践に必須の知識と技術を具体的に明示.リハビリテーション専門病院や回復期リハビリテーション病棟の看護師には必携の書.リハ看護の実践者には,日常の看護を見直して,更なるレベルアップができる1冊.
●執筆陣は,臨床経験豊富なリハ看護の実践者,リハ看護研究の第一人者,10数年来リハ看護師の継続教育を行っている教育者たち.リハ・チームのなかにおける看護師の役割と位置づけについて悩むリハ看護師たちの疑問に方向性を教示.
●リハ看護に関連する認定看護師資格を目指す人にとっては,リハビリテーション看護の全体像を把握するのに最適.
●初学者には,既刊『リハビリテーション専門看護』と合わせて読むことを推奨.
第1章 看護行動を支えるリハビリテーション・マインド
第2章 リハビリテーション看護に必要なヘルスアセスメント
第3章 リハビリテーション看護基本技術
第4章 リハビリテーション過程に生じやすい問題と看護アプローチ
第5章 リハビリテーション看護に関連する政策・制度,社会状況