「主体的・対話的で深い学び」を実現する問題解決的学習過程&二段階思考。全教科実践例掲載!全36実践紹介!
科学を「開く」!科学は頼りになりますが、なんでも解決してくれるわけではありません。ときどき暴走もしてそうです。「科学」を過信せず、しかし科学を活かす社会とは?
「日本の組織」のための人的資源管理がわかる!企業の経営資源のうち、人的資源と情報資源に焦点を当て、人的資源管理の基本的諸理論を解説。
ラジオ工作少年やフリーランサーの技術者、中小の部品メーカーなどの役割を中心に展開する、日本のラジオ、テレビ、オーディオの歴史。図版457点収録。
ホスピスはいかにして死にゆく人とその家族を支えるのか?ホスピス管理者、緩和ケア医、理学療法士、ボランティア、心理療法家、チャプレン、看護師、ソーシャルワーカー…。12人のベテランのホスピス臨床家たちが、“スピリチュアリティ”あるいは“スピリチュアルケア”をどのようなものとして理解しているのか、自身の経験を交えながら率直に語り合う。「近代ホスピスの母」シシリー・ソンダースが創設したセント・クリストファー・ホスピス50周年記念として編まれた論文集。
対人関係療法(IPT)は、近年、うつ病患者に治療効果のある心理療法として急速に普及しつつあり、米国精神医学会のうつ病治療ガイドラインに認定され、わが国においても厚生労働科学研究に採り上げられている。IPTについては、基本的なマニュアルはあっても、その「本質」を理解し、臨床応用するための実践書はまだ少ない。実際の臨床現場においてIPTをどのように取り入れるべきかを、IPT成立の歴史から他の精神療法との違い、IPTが適用される精神科的障害に対するケーススタディを通して、専門家「ならでは」の関心と疑問から明確にしたのが本書である。
経済的にも環境的にも豊かな欧米の住宅政策とは対照的に、営利主義に走りスクラップ・アンド・ビルドを繰り返してきた日本の住宅建築。ここに至る原因は、人文科学的な知識を無視した明治・大正期の建築教育にあるとし、これについて多角的視点で考察するとともに、わが国が取り組むべき建築教育および住宅建築設計、都市計画のあり方について詳述する。
特別寄稿「明治一五〇年、建築をめぐる言葉の迷走」(建築家・東京大学名誉教授 内藤廣)収録。
やむことのないいじめ・不登校・自殺。子ども、教師を追いつめる管理主義教育体制の実態を浮き彫りにし、そのなかで保護者・地域の人々と協同しながら新たな学校づくりに挑む教職員の実践から、学校の未来を展望する。
近年、日本は急速に父性化が進んでいる。従来の平等的価値観が衰退し、代わりに能力主義が拡がっている。このパラダイムシフトにあわせ、著者は父性を「自己教育」の機軸とすることを提唱する。教育の最高責任者は「自分」である。若いうちに、自分で自分を鍛えること(自己研鑽に励むこと)それが、将来を生きる糧となる。
第一章 「無教育」は無自覚の難病
第二章 父性の目的
第三章 画竜点睛の教育
第四章 天才は一芸に秀でる
第五章 教育に体罰は必要
ある一家「高槻家」の日常に起こるできごとを通して、医療にどのような技術が関わり、それぞれの技術がどのように関連しているのかをみていく。
「ピア・ラーニング(協働学習)」は今や世界的潮流となった。アジア各地では従来の教育の変革が大きな課題となっている。そこで、日本語教育協働実践研究者たちが、アジア地域でピア・ラーニングを理解し実践するための実践研究拠点の構築に取り組んだ。本書は、そのプロセスと成果を報告した本。日本語教育のみならず教育関係者に必読の書。
執筆者:池田玲子、舘岡洋子、近藤彩、金孝卿、トンプソン美恵子、朱桂栄、羅曉勤、金志宣、木村かおり、スニーラット・ニンジャローンスック、ナイダン・バヤルマ、アリアンティ・ヴィシアティ、荒井智子、張瑜珊、菅田陽平、駒澤千鶴、房賢嬉、小浦方理恵
序章 池田玲子
第1章
日本語教育の協働学習(ピア・ラーニング)
ー定義と基盤理論ー
池田玲子
第2章
協働実践研究のための海外拠点構築のプロセス
ー拠点づくりに作用する要因ー
池田玲子
第3章
講師提供型教師研修から対話型教師研修へ
ー自律的な学び合いコミュニティの創成へ向けてー
舘岡洋子
第4章
中国の日本語教育における協働実践への探求
朱桂栄
第5章
台湾での協働実践研究のための教師研修
羅曉勤・荒井智子・張瑜珊
第6章
韓国の日本語教育における教師研修
ー韓国協働実践研究会での執筆・出版の取り組みー
金志宣
第7章
タイでの日本語教師研修
ー日本語教室のピア・ラーニング環境をデザインするー
スニーラット・ニャンジャローンスック
第8章
モンゴルにおける協働学習と実践報告
ナイダン・バヤルマ
第9章
共同体間の境界を越える教師協働の場の構築
ーマレーシアの日本語教師の学び合いからー
木村かおり
第10章
協働実践研究会インドネシア支部の活動
ー支部設立の経緯および現状と展望ー
アリアンティ・ヴィシアティ
第11章
海外の日本語教育現場における教師たちの学び
ー対話型教師研修における「ティーチング・ポートフォリオ」の可能性ー
金孝卿・トンプソン美恵子・羅曉勤・張瑜珊
第12章
台湾日本語教師の協働学習に対する期待と不安
ー台湾の日本語教育における協働学習の発展を目指してー
トンプソン美恵子・房賢嬉・小浦方理恵・ 荒井智子・張瑜珊・
羅曉勤・池田玲子
第13章
教師研修を通じた協働学習のひろがり
ー「ケース学習」を中心としたネットワーキングー
近藤彩
第14章
「学び合いコミュニティ」を目指した北京協働実践研究会の歩み
ー「体験」を基礎とする活動という視点から考えるー
菅田陽平・駒澤千鶴
おわりに
執筆者一覧
研究会紹介