この本は、日本や世界のお話の中から、児童文学に精通した著者による厳選のもと、強くて勇気がある男の子のお話やゆかいなお話など、男の子がわくわくして読めるお話を、35話集めました。
白川静博士の膨大な研究成果をもとに教育漢字全1006字を網羅した初の字典。学年配当五十音索引と教育漢字五十音索引で教室でも家庭でも検索しやすい。
明治6年、16歳のときに官営富岡製糸場の伝習工女となり、技術の習得につとめた著者の回想。一族の歴史を背景に近代の礎の時代を懸命に生きた一女性の物語。
「勉強ができていい学校に行き、経済力のある自立した大人になること」を長男に対して親は求めがちですが、意外なもろさをもっている長男、はじめての子の性質を知り、その子らしさを育んでいくことが、子育てでは最も大事。子どもが何にも頼らず、すべてを自分一人でやるというのは、自立ではなく“孤立”です。上手に頼り、頼られる、本当の自立心・依存心をもった子どもを育てる母親が心がけていること、そして父親の役割を紹介。
基本編の次は日々のおかずのバリエーション。母の味わいの記憶を元に作り出した味わい。
「この人の弟子になる!」高校生の決断はアッという間だった。師匠志ん朝が逝ってはや十年、ひたむきに走る噺家稼業。一年間の「ケータイ日記」併録。
フィートははしる。はしるのがだいすき。あさからばんまで、はしってる。ところが、きょうはいつもとちがった。なにかがじゃましてすすめない。フィートははしりたいんだ!銀の石筆賞受賞作2011年オランダ「全国読み聞かせの日」推進図書。
「大震災」「政治空白」の日本を狙う中国、ロシア、韓国…。知られざる「反日」ネットワークの闇を暴く。
懲役12年。この絶望的長期刑に服していた著者を支え、励ましつづけたのは、母の愛だった。荒れて駄々をこねる息子を一喝したかと思えば、ある時には看守の目をかいくぐり、雑誌グラビアを獄内に差し入れる。家に帰れば、息子が書いた細かい悪筆の小説原稿を、疲れた身体にむち打ち清書する…。母と息子が二人三脚で奮闘する、笑いと感動の獄中記。
パリ警視庁付の精神科医ラセーグが診断した美少女は、万国博覧会に浮かれた華の都で、恐怖に身を震わせていた。ラセーグに病的につきまとう貴婦人と、連続誘拐事件はどう繋がっているのか。被害者の女性たちに共通項はあるのか。日本ブームに沸く華の都で、精神科医の異常な二百日が始まった!パリを熟知した著者ならではの大作。
いつでも女の人に甘え、その場をずるく言い逃れ、迷惑という迷惑をかけ通しだった。でも実は、身をよじるようにして、この国と、国民のことを案じていた。十五歳の「私」を見つめる時、まぎれもなく、母にすがる目をしていた。玉川上水に女と身を投げたあの人は…。一人の女生徒が物語る、優しくて汚くて、誇り高くて品がなくて、「無頼派の旗手」と呼ばれた小説家の「死」まで。
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好きな車に触れていたいから、ずっと生産工場の現場で働きたいー他に欲を持たない黒澤圭吾が人材派遣会社の面接で出会ったのは、代表取締役の大嶋智幸という男。射るようなその視線に魅入られて入社した黒澤は、やがて大嶋の裏の仕事に関わるようになる。大嶋への信頼と無欲さゆえに修羅の世界を躊躇いなく渡っていく黒澤に大嶋も心を許すのだが!?-。
なぜ、「カワイイ」と言われたいの?-女の子や男の子の中で、ジェンダー意識はどうつくられるか。女性学研究者の母から娘への愛情あふれる語り。
岡本太郎の目がとらえた生身の両親。未発表の原稿と写真を多数収録。
娘の身にあまる贈物をのこして、母は突然逝った。大いなる個性、過激な母に対峙する娘として過ごした20年、その殆んどを母に抗い続けることで自己を確立しようとした日日は音とたてて崩れ落ちた。それから4年半、己が身にかえてのこした母の贈り物の意味を考える娘にやっと一筋の光が射してきた…。鮮烈な母と娘の物語。
母・森瑤子の愛と真実。次女マリアによる、初めての回想録。書下ろし350枚。