洋服感覚でキモノを楽しむ。アーティスト・もこなが繰り広げるハイセンスなキモノワールド。モダンなオリジナル・デザイン作品やかわいいコーディネイトが満載。コミック&エッセイをはじめ、すべてCLAMP描き下ろし。
ミシンで作る「あるといいな」、付け帯、かっぽう着、ステテコ他多数。裄直し三種、袖丈直し他、寸法直しを自分でする。
“変わらないものなどないというのならー運命にも変わってもらうとしよう”。迷子の小学生・八九寺真宵。阿良々木暦が彼女のために犯す、取り返しのつかない過ちとはー!?“物語”史上最強の二人組が“運命”という名の戦場に挑む。
「雨月物語」は江戸期怪異小説の白眉であるばかりでなく、日本文学史上屈指の名品とたたえられる。中国明代の作品「剪燈新話」をはじめ、いくつかの小説集を下敷に書かれたが、作者秋成の豊かな感性と学殖に支えられて、原作をはるかに越える高度な文学的完成を示す傑作となった。
クラシック音楽との深い係わり、外国語上達の方法、患者さんとの対話のコツ、生いたち、両親、家族、友人、師のこと、著者の知られざる一面が率直に語られる。
ご主人ののらくらどんにこき使われて、もうくたくたのあひるどん。めうしや、ひつじや、めんどりはとうとうみかねて…。
亜熱帯の戦場で、氷雨の原野で、深夜の書斎で、一本の指となり、創造の起爆剤ともなるライター、パイプ、万年筆、ジーンズ、帽子…。時間と空間と、生と死の諸相の中を旅する作家。そしてそこにはいつも、物言わぬ同行者(小物たち)があった。死物を生物に変える日々の回想。
さまざまな生き物をキーワードにして次々あふれ出す抱腹絶倒46編。そのうえイラストはオールカラー。エッセイ最新作。
欲望と執念が渦巻き、愛情と怨念が交錯する近世怪異文学の金字塔、上田秋成の『雨月物語』は、卓抜した発想・構成などあらゆる面で、近代文学のあり方を予告した作品でもあった。巨匠石川淳が、奔放な想像力と流麗な文体を駆使し、この不朽の傑作を現代に蘇らせる。〈この『新釈』は、作家石川氏の一つの作品と見るべきである〉(中村幸彦「解説」より)。岡田嘉夫の妖艶にして絢爛たる描き下ろしイラストを満載した、待望の文庫版。