本書は、平成9年度から平成17年度の過去問を収録しています。
兵庫芸術文化センターのオープニング・コンサートのライヴ映像。佐渡が芸術監督を務めるオーケストラに、CSOのトランペッター、ハーセスやVPOのトロンボニスト、シュトレッカーが参加した、熱狂のライヴ。
佐渡裕率いる兵庫芸術文化センター管弦楽団が、本拠地のオープニングでついにデビュー。世界11ヵ国での厳しいオーディションで選ばれた若手奏者たちが、佐渡の指揮のもと一世一代の第九を披露。
34年ぶり。ついに期間限定で帰ってきたフォークルだが、はしだのりひこがいない。あの震えた声もフォークルでは重要なポイントだった。しかし、この作品はいい。ノスタルジックでノスタルジックでない。(6)の加藤、こんなにギターが上手かったのか!
名録音技師、デイヴィッド・ルイストンがバリ島の各地を訪ね歩き、伝統音楽を録音したアルバム。幻想的なガムラン音楽と躍動的なケチャの魅力を、世界中に知らしめた名盤だ。
日本列島津々浦々、南から北へ、隈なく櫻を追って愛機が走る。明るい櫻、元気な櫻、暗い櫻、妖艶な櫻…名木と謳われる全国の一本櫻から百本を厳選。風景写真の第一人者竹内敏信の心眼は日本人の魂の櫻を、さまざまな表情で余すところなくとらえている。一人一冊、日本人の心にふれる必携の現代櫻絵巻。
“無意識的なるものとしての芸術とは、問題にしかすぎない。無意識的なるものの社会的解決としての芸術は、そのもっともありうべき答えなのだ。”独自の内言論で知られ、精神発達や芸術理解のメカニズムを、個人心理の枠組みからではなく、広く社会的・文化的な観点から考察を重ねた著者の初期の著作2篇を収録し、ソヴィエト心理学の基礎を築きながらも、スターリン体制下で黙殺された高名な心理学者の、その思想的エッセンスに迫る。
ランパルに次いでフルートの黄金時代を築いたゴールウェイの偉業を8巻15枚のディスクで俯瞰するシリーズのvol.1。ケルティックの笛の音が、カラヤン時代のベルリンの首席奏者、類稀なきソリストとしての経歴まで一貫する、稀代の音楽家の快演を堪能。
ひさびさのゴジラもの(91年)と東映アニメの名作(63年)が並んでも実に調和がとれていて奥深い展開が連関しているのはさすがというほかない。どちらも2003年晩夏の録音。情景全体、空の動きと人や動物の脈動さえも描き出されている。偉大なる音楽家ゆえの作。
「復活」は録音時の歪みがわずかにあるとは言え、オーケストラをこれだけきちんと磨き上げ、豊麗に鳴らしたオーマンディの手腕にはあらためて感服した次第。前半のブラームス、ワーグナーとも同様に瑞々しく新鮮な響きに浸ることができる。ヴァーレットの独唱も良い。
最高の音で楽しむために!