本巻は、鎌倉市域について、『鎌倉市史 近世通史編』にひき続き、現代に至るまでの時期を対象に叙述したものである。
源頼朝による開幕以来八百年、古都鎌倉にも徐々に再開発の波がおしよせ、その過程で鎌倉地域一帯に眠る多くの中世遺跡が発掘調査されることとなった。本書は、膨大に蓄積されたその研究成果を踏まえ、全国から歴史・民俗・考古の研究者を招いて開かれたシンポジウム「中世都市の成立と展開」の全記録である。
原始時代から開国まで、明治維新から敗戦まで、そして現代という大胆な時代区分により、石器に始まる諸々の手工業から原子力工業までを俯瞰する。
江ノ島で猟奇殺人事件が発生した。被害者は、修学旅行で訪れた札幌・明光学園高等部の土屋玲子。死体を発見したのは引率教諭の玉木章一と津島昌代だった。捜査本部が置かれた藤沢署の真部宏警視は谷藤警部らと早速札幌に飛ぶが同校では岡部美留教諭と塚本美代子が一カ月前から失跡していたのだ。数日後、今度は鎌倉山で、水車にくくりつけられた中辻はるかの惨殺死体が見つかる…。長篇本格ミステリー。
本書は、三年前に一応完結した「鎌倉遺文」の補遺第一巻であり、文治元年より建歴三年(西歴一一八五年より一二一三年)までの分を収める。
数々の失態のためにIKAIYO本部で日本支部の撤廃が決議されようとしていた。極東担当代議員からの連絡でその事実を知った甲州屋以下日本支部の面々は閃光戦隊に総攻撃を掛け一気に汚名挽回を計る。そのため、甲州屋はジュエル・ルビーの崑崙八卦拳を封じた甲州屋一族の大祭司にも協力を依頼、閃光戦隊に対し万全の布陣で臨んだ。一方,正面から堂々と挑戦されたジュエルスターズはルビーが欠け大幅に戦力がダウンした状態ながらIKAIYO日本支部と戦うことを決意した。
読んで知り、歩いて実感する。はるばると海をこえて古都・鎌倉を訪れた人びとの足跡をたどる。“世界とのかかわり”というテーマにこだわった歴史散策のガイドブック。
「主イエス・キリストの恵みに生きること、それは、何よりも教会に生きることです」教会生活のありようを問い直すことの中から生まれた287の問答。教会の制度・礼拝・説教・聖餐・洗礼・結婚・葬儀・諸集会・教会学校など、どのように考え、どのように行ったらよいか、鎌倉雪ノ下教会の実例に則し、具体的に分かり易く解説。『雪ノ下カテキズム』姉妹篇。
文献・考古・地名・絵巻・伝説・歌謡などの資料を駆使し、日本列島を豊かに包み込む海とそこを舞台に、アジア大陸まで奔放に活動した中世人の生活と心を風景として描き出す。
鎌倉仏教を論理や体系でなく“生きた宗教”として捉えた気鋭の一書。